毎年台風の時期にはよく目にする光景ですが、羽田空港で欠航が出た時はカウンター前が長蛇の列となり、空港内も人でごった返してしまいます。
子供は疲れて泣き出すし、これが深夜ともなれば空港で夜を明かさなくてはならないの?となるので非常に大変です。
いざという時に冷静に対処するには、何をどう備えて置けばよいのでしょう。

 

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羽田空港で欠航理由ってどうやったらわかる?

羽田空港へ行く前に欠航がわかる場合もある

旅行会社を通じての予約なのか、自分で格安チケットを手に入れたかにもよりますが、国内線であれば、事前に欠航のお知らせをメールで送ってくれるサービスは、ほとんどの会社で存在します。

予約する時に、自分が持ち歩いている、連絡の取りやすい携帯のメールアドレスを登録する事で、各種連絡を受け取る事が出来るのです。

台風や、機材繰りが悪く早めに欠航が決定する場合などは、家から出る前に飛行機の欠航がわかる仕組みですので、ぜひ有効に活用しましょう。

羽田空港の掲示板やアナウンスをよく確認する

一方、羽田空港に到着して、飛ぶか飛ばないか微妙なラインで待っている場合は、ぎりぎりになって欠航が決まる事もよくあります。

その時は、もちろん空港内でアナウンスもありますし、掲示もされますので、しっかり内容を確認し、続いてアナウンスに従って手続きに入るなり、詳しい説明を係員に聞くなりしましょう。

また、各航空会社のホームページ上でも公開されています。

台風や自然災害による不可抗力による欠航なのか、機械トラブルや機材繰りの関係で、自社の都合によって欠航するのかで、補償される内容が若干変わってきたりしますので、理由についてもしっかり確認しておきましょう。
ただし、大きな遅延や欠航は、どちらの理由にしてもほとんどの航空会社で、払い戻しは手数料なしで受け取れるようです。

羽田空港で欠航が出た場合にホテルは泊まれる?補償は?

羽田空港にある便利な二つのホテル

羽田空港では、第一ターミナルに「ファーストキャビン羽田ターミナル1」、第二ターミナルに「羽田エクセルホテル東急」というホテルがあります。

深夜のキャンセルとなり、翌朝早く発ちたい場合なども、空きがあれば宿泊できますし、昼間も時間単位のデイユースもできるのです。
どこかでゆっくり休みたい。
空港ロビーで夜明かししたくないという方は、利用を考えてみるのも良いでしょう。

ホテルに泊まった料金の補償はレアケース

残念ながら、不可抗力による遅延や欠航でどこかのホテルに泊まる事になった場合、その料金は補償されません。
もちろん、食事代やそこまでにかかる交通費もです。

台風や突発事故などで欠航した場合、航空会社もどちらかというと被害者になりますよね。
それでも出発便の振り替えや各種説明など、キャンセル料なし、人件費を削って手続きしてくれるのですから、それだけでもありがたい事です。

自社都合で欠航となった場合でも、ホテル代まで請求できるかどうかは、ケースによるようで、全体の1%未満ともいわれています。
万が一の事を考えて領収書はしっかり保管し、念のため詳しい手続き方法などを確認しておくと、後日請求できるかもしれませんが、あまり期待しない方が良いでしょう。
会社の運行規約には載っていない本当にレアなケースなのです。

 

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羽田空港で払い戻しを受けたい場合の手続き方法

時間がある時は羽田空港で払い戻し手続きを待つ

時間的に少し余裕のある旅行などで、次の空席待ちができたり、違う航空会社の便へ変えたいために払い戻し手続きをしたい場合は、そのまま空港で手続きをしてしまいましょう。

かなり長い列に並ぶ事にはなりますが、空港カウンターも慣れていますので、その手続きはスムーズです。

並んでいる間に、電話で違う便の空き状況を確認したり、他社、あるいはほかの交通手段への手続きを済ませるという方法もありますので、時間は有効活用しましょう。

時間がない時は電話やネットを駆使し、後日払い戻し手続きを

払い戻し手続きは、基本的に出発日から起算して10日以内に行うなど、各航空会社で日数が決まっていますが、ほとんどの所が後日手続きを行っても対応できます。
とにかく目的地へ行くことを優先したいのであれば、空港カウンターで並ぶよりも、ネットで先に他の手段を確保してしまう方が良いです

不可抗力の場合は、自社の他の便への振り替えしかできません。
自社都合の場合は、他の会社への振り替えをしてくれる所もありますが、格安航空などでは自社しかできないなど、各社で違ってきますので、どちらの対応をしてくれるかは、説明を聞くかホームページ等でしっかり確認しておくと安心です。

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羽田空港で慌てないためにも連絡先はしっかり携帯しましょう

各種航空会社では、いざという時のコールセンターの電話番号を、ネット上などで公表しています。
Eチケットなどを利用する場合も、携帯電話がまず使えなくては確認にも、手続きにも時間がかかる事となりますので、充電には気を付けておきましょう。
ちなみに、空港にも充電スペースはあります。

できれば、いざという時の電話先だけでも印刷し、手元に置いておくと、トラブルで混雑する中、スムーズに手続きに進める可能性があります。
もちろん、携帯にメールが届くサービスを利用していれば、欠航時にどう手続きすれば良いかの案内も同時に送られてきます。

子供連れの場合は何かと大変ですが、特に最終便の欠航が予想される時には、最低限の身の回りのものは手荷物として持っておくなど、工夫も必要になります。
旅行であれば、次の手配を行い、待つ時間も楽しむくらいの余裕を持って計画が立てられると良いですね。

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