右の 股関節が 痛い

歩き出すときに、なんだかズキッと股関節あたりが痛い!と感じている方、いらっしゃいませんか?

股関節と一口に言っても、右側だけに痛みがあるものと、左側だけに痛みがあるものと、その両方の場合とがあります。

その中でも、どちらか片側だけに痛みがある場合は、原因が違っていることが多いのだそうです。

では、そんな違いのある股関節痛の原因ってなんなのでしょう?
痛みの元がわかれば、予防することも可能かもしれません。

驚きのメカニズムと原因、対処法などをまとめてご紹介いたします。

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なぜ左右どちらかに痛みが出るの?

そもそも、体の右足と左足って、たいていの人は左右対称についているのに、役割が違うってことは知っていましたか?

利き手を意識している人は多くても、利き足を意識している人って、割合少ないかもしれませんね。

ほとんどの人は、右側の足で重心を保ち、左足で体を支えてバランスを取っているのだそうです。
これは、右足が効き足であることが多いため、右側が疲れてしまわないようになっているからです。

利き足である右足が衝撃を主に吸収し、左側はねじれを吸収することで、より疲れを感じないような姿勢を保っているのです。

この原理があるので、陸上競技のトラックなどは、左回りになっており、ねじれの波を吸収して、効率よく走りやすく作られているのです。

出典:だいたい療法HP 股関節の痛み

右側だけに痛みが出る場合は

足が、左右差を持って体を支えているのであれば、右側だけに痛みが出る場合は、衝撃を吸収するときに負荷がかかりすぎたために起こる疾患が多いということになります。

もちろん、他の病気も考えられますので断言はできませんが、よくあるのが、変形性股関節症や、サッカー選手によくみられる、グロインペイン症候群です。

左側だけに痛みが出る場合は

左側だけの場合、多くは、ねじれの吸収時に足先に負担がかかり、外反母趾になった結果、股関節に負担が出て、痛むケースがあります。
また、妊娠の場合はホルモンの影響で骨盤周りが緩むことから、ねじれの支えである左側に症状が出ることが多いようです。

左右どちらも出る可能性のある症状

今までにご紹介してきた例も、必ずしもそちら側へ100%出るというわけではありません。
ただ、どちらかというとその使い方や原理から、それぞれに該当する症状が出ることが多いのです。

他にも、股関節に関する症状や病気は多く、細菌の感染による股関節炎や、いつのまにか壊死してしまう怖い病気の大腿骨壊死症、リウマチ、先天性股関節脱臼、腰や仙腸関節のゆがみから来る股関節痛など、さまざまです。

これらは、生活習慣から来るもの、なぜそうなるか未解明の病気、スポーツや運動など、普段の動きで負荷がかかったときに起こるものなどがあります。
もちろん、妊娠など、婦人科系のホルモンの影響なども考えられます。

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股関節が痛い 原因と対処法は?

どう対処する?

原因がなんとなくわかったとしても、痛みをなくすためには何をすればよいのでしょう。

このブログを読まれているあなたは、既にどこかの病院へ行っていますか?
行っていないようでしたら、まずはどこがどう痛いのか、原因がどのへんにありそうかをつかむために、一度は病院で検査することをおすすめします。

中には、手術が必要な重篤な場合もありますし、レントゲンでないと状態がはっきりわからない(変形など)ものは、一度は自分の状態を知る上でも取っておいて損はないからです。
また、薬や注射などの方が痛みを取る療法として合っている方は、そちらをおすすめします。

でも、まだ痛くなりはじめでそれほど辛くないとか、一度は病院へ行ったけれどリハビリや運動療法で治そうと言われた方などは、ぜひ、カイロプラクティックや整骨院へ行ってみてください。

右の 股関節が 痛い

専門のトレーナーがいる所では、運動復帰できるまでの効果的なリハビリ方法も指導してくれますし、そうでなくても、姿勢と筋肉、骨に関するプロですから、痛みを取るための最善の方法で施術してくれます。

普段の姿勢や生活習慣が関わって痛むことが大半ですので、まずは自分の普段の体重のかけ方、歩き方、長時間固まった姿勢をとっていないか、座り方、足の組み方などを意識してチェックしてみてください。

どちらか片側だけに肩掛けカバンをかけたり、荷物を持つ習慣がついてしまっているなら、まずはそこを改善しないと、再発してしまいます。

予防できるかもしれない効果的な体操を紹介

ユーチューブでも、たくさんストレッチや運動リハビリの動画が紹介されていますが、中でも効果が高く、時間も短そうで注目されている物は、この二つです。

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他にも、骨盤まわりを矯正したり、体の歪みを取るためのグッズもさまざまな物がありますので、ご自分に合ったものを探して取り入れてみるのも一つの方法です。

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まとめ

股関節が痛くなるのは高齢者や女性に多く、もちろんスポーツ選手にも多い症状ではあります。
ただ、普段の生活習慣が原因で起こることも多く、誰でもなり得る症状でもあります。

右と左の足の役割が違うため、多くの人は、右側で衝撃を吸収し、左側でねじれを支えるのであれば、その関係が原因の痛みの症状が出ることも、さまざまな先生が説明されています。

やはり一度は病院などで検査を受けることをおすすめしますが、運動療法で治せるものや、原因が特定されていて、痛みを軽減する目的であれば、痛みを効果的に、長期間取れるような施術方法と指導が期待できる点で、カイロプラクティックや整骨院もおすすめです。

普段の生活習慣を見直すことで、体の歪みを直すとともに、股関節も健康的に、痛みを感じない期間を長く保てるようにしていきたいですね。

参照:笠原巖先生の股関節の痛み専門サイト


 

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