やはり自宅は落ち着くものです。できるだけ居心地良く過ごせる空間づくりを心がけたいですよね。
そのために大切なのが、湿度の管理。
湿気が多いと、気が付かないうちにカビが発生してしまいます。カビは見た目も嫌ですが、それだけでなく病気の原因にも。こんなことにならないようにちゃんと湿気対策をしましょう!

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室内を除湿したい

湿気対策というと、押し入れやクローゼットのような締め切った狭い空間のことを思い浮かべがちですよね。
もちろん、家全体を考えたらそれらの場所の除湿も大切ですが、私たちが日常的に暮らしているのは、押し入れではありません。

もっと自宅を快適にするために、私たちが多くの時間をすごすリビングルームやベッドルームなど、お部屋の除湿ができないか、考えてみました。

除湿剤は密閉空間のみ?

湿気対策で、もっともお手軽な方法と言えば、除湿剤ではないでしょうか。

ところが、一般的な除湿剤のひとつである、据え置きにするタンクタイプの除湿剤は、密閉空間には有効だが、お部屋には向かないとメーカーサイドが解答しています。

これは、使用している塩化カルシウムの性質が理由です。
塩化カルシウムは、なだらかな吸湿を長時間かけて行う性質を持ちます。
次々と入ってくる湿気をスピーディーに吸湿するのは苦手です。
実際に使っているという声もありますが、何個も置かねばならず美観がよくないのと、倒して廃液がこぼれるのではとの意見も。
確かに、ペットや小さなお子様がいるご家庭なら、心配ですよね。

お部屋の除湿に、除湿剤は使えないのでしょうか。

お部屋で除湿剤を使うなら

確かに、除湿剤は広い空間の除湿には向いているとはいえません。
しかしお部屋の中で湿気の発生源となりそうな気になる場所を、除湿剤でピンポイントに除湿していくことはできます。

例えば、結露して湿気のもとになってしまいやすい窓際。
また、梅雨時にはやってしまいがちな室内干し。
家具と家具の隙間などは通気が悪く、湿気のたまりやすいところです。
そして、趣味で楽しんでいる大きな観葉植物、熱帯魚の水槽なども、湿気の原因に。

これらのように、お部屋の中でも特に湿気が気になるポイントや、湿気を発生させる原因となっている物に対して使用することで、お部屋全体の湿度上昇の予防が期待できます。

この場合、湿度の上昇に合わせてスピーディーに吸湿し、除湿量も高い多孔質構造物質により物理的除湿をする除湿剤のほうが、お部屋の除湿向けと言えるでしょう。
つまり、B型シリカゲルや炭を使用した除湿剤が良いということになります。

 

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お部屋の除湿に使えるもの

B型シリカゲルや炭を使用した物理的除湿による除湿剤の他に、お部屋の除湿に向いているものは何があるのでしょうか。

除湿に使える素材別に、メリット・デメリット・使い方をチェックしてみました。

B型シリカゲル(お菓子の乾燥剤など)

市販の除湿剤に広く使われている、B型シリカゲル。
乾燥剤としてお菓子や海苔に封入されている小袋のB型シリカゲルも、もちろん除湿剤として使えます。
また、猫のトイレの砂として売られているB型シリカゲルも除湿剤になります。

B型シリカゲルのメリット

B型シリカゲルは吸湿量が多く、室内が一定の湿度になれば吸湿し、湿度が下がれば逆に湿気を放出するので、乾燥し過ぎてしまうことがありません。
生活空間の快適な湿度管理に向いているといえるでしょう。

さらに、お部屋の湿気だけでなくにおいも吸着して取り除いてくれます。

B型シリカゲルのデメリット

B型シリカゲルは最初はブルーです。
湿気を吸ってもう吸湿できない状態になると、ピンクに変わります。

ところが、これはB型シリカゲルの状態をわかりやすくするために、後から色をつけたもの。
中には透明なB型シリカゲルもあり、吸湿状態がわかりにくいものもあります。

B型シリカゲルの使い方

袋や容器に入れて、気になる場所に設置します。
吸湿して水分でいっぱいになると色が変わるので、その時は天日干しにすれば再び使うことができます。

竹炭や備長炭などがあります。

竹炭は竹を加工した炭で、表面積が広く除湿剤に向いています。
備長炭は樫などを加工した炭で、とても堅いのが特徴です。

炭のメリット

炭には除湿だけでなく、消臭、空気清浄の効果もあります。
お部屋の空気を全体的にクリーンにしてくれる感じですね。

ほぼ半永久的に使えるという炭もあり、買い換えの手間がありません。

炭のデメリット

炭は材料となる素材によってはかなり高価なものもあります。
また、使い方によっては色移りすることもあるので、注意が必要です。
吸湿量はB型シリカゲルのほうが優れています。

炭の使い方

炭そのものを置いて使ったり、細かく砕いた物を袋に入れて使ったりします。

吸湿量が落ちてきたら、水でよく洗います。
干して完全に乾燥させれば除湿効果が復活します。

新聞紙

新聞紙の表面には、細かい凹凸がたくさんあります。
そのため表面積が広く、水分をよく吸うのです。

新聞紙のメリット

とにかく家にたくさんあってすぐに使え、コストパフォーマンスが良いことがメリット。
廃棄も簡単です。

新聞紙のデメリット

見た目があまり良くないことがデメリットです。
周囲にインクがついてしまうおそれもあります。

新聞紙の使い方

新聞紙を除湿に使うには、まず丸めてくしゃくしゃにします。
こうすることで、表面積がさらに広くなり、除湿効果があがるのです。

ダンボール

ダンボールは、波状の構造を持っています。
新聞紙の凹凸と同じように、この波状の構造による表面積の広さが、ダンボールの吸湿性の高さの理由です。

ダンボールのメリット

入手と廃棄がしやすいのがメリット。
丈夫で加工しやすいので、工夫次第でいろいろな使い方ができます。

ダンボールのデメリット

ダンボールは保温性の高い素材。
そのため、害虫の発生源になってしまいやすいというデメリットがあります。

ダンボールの使い方

家具と家具の間、壁と家具の間などに立てておくと、こもった湿気を吸湿してくれます。

重曹

膨らし粉やお掃除でおなじみの重曹も、除湿剤として使えます。
食品用と工業用がありますが、どちらでもOK。より安全性に気を使うなら、食品用を。コストパフォーマンスは工業用のほうが良いです。

重曹のメリット

においも吸収してくれます。
除湿以外にも、用途の多い薬剤であることもメリットです。
除湿に使った後の重曹は、再びお掃除などに使えます。

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重曹のデメリット

粉状なので、ひっくり返すと大変なことに。
容器を工夫する必要があります。

重曹の使い方

容器に入れて、お部屋においておきます。
湿気を吸って固まってきたら、交換しましょう。

おしゃれな除湿剤

三大美肌の湯でリラックス

お部屋で使うものなので、見た目の良い、インテリアにもなる除湿剤が嬉しいですよね。
でも、なかなか見つからないもの。
そんな時には、除湿に使える素材でハンドメイドしてしまうのも方法のひとつです。

B型シリカゲルの除湿サシェ

お菓子の乾燥剤をリサイクルして除湿サシェを作ります。

  1. お好みの布で巾着を縫う
  2. お菓子などから取り出したB型シリカゲルの小袋をいくつか巾着へ入れる

重曹のアロマ除湿剤

重曹とアロマオイルを使った除湿剤を手作りしてみましょう。

  1. ガラス瓶に重曹を入れ、お好みのアロマオイルを少量まぜる
  2. ミニオブジェを入れてアレンジする
  3. 瓶の上部をオーガンジーやガーゼなど薄い布で蓋をして輪ゴムで留め、リボンを飾る

竹炭の除湿キャンディ

竹炭の色移りを防ぎ、洋風のインテリアにも似合うアレンジです。

  1. 竹炭のサイズに合わせてオーガンジーやガーゼなど薄い布をカットする
  2. 布で竹炭をキャンディ包みにする
  3. 両端をリボンで留める

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※ 除湿に便利!重曹を使う方法

※ お部屋に使える除湿剤って何?身近なあれが除湿剤になる?

除湿に使えるもの、いろいろ発見!

お部屋の除湿に使えるものがたくさん見つかりました。
いろいろ試して、自宅でのくつろぎをもっと快適にしたいものです。
ハンドメイドできるのも、楽しみが広がりますね。

 


 

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