登別温泉 地獄谷

登別温泉観光の予備知識

登別温泉は、北海道を代表する温泉地ですが、温泉街の範囲は南北1km東西350m、宿泊施設は14しかありません。

その地形のためにコンパクトな温泉街となってはいますが、泉質はなんと9種類もあり、ひとつのホテルの中で複数の泉質を楽しむ事も出来ます。このような温泉地は全国的に見てもとても珍しいです。

札幌市内から現地までのアクセスも良く、狭い温泉街だからこそいろいろなものがぎゅっと集まっていますので、工夫次第で短い時間でも効率よく楽しむことができます。

今回はそんな登別温泉の観光スポットをご紹介します!

 

かなり具体的なネタになりますので、行ったことのある人は、「そうそう、あったよね」と思い出すかもしれません(笑)

 

登別温泉街を探検しよう!

車でのアクセス

車で行く場合、登別駅から道道350号線を登って来て「JOHO登別病院」を過ぎると直ぐに、直進道と右折道に分かれた分岐道路に出ます。

どちらの道も「登別温泉通り」と同じ名前が付けられていますが、右折道は通称「極楽通り」といい、こちらが温泉街の中心に向かう道路です。観光バスや路線バスも「極楽通り」を通りますので、車で行かれる方は要注意です。

分岐道路を右折して400mほど走ると、ホテル・土産屋・飲食店が立ち並ぶ、登別温泉の中心街となります。ちなみに、分岐道路を直進したとしても、「登別グランドホテル」、「ホテルまほろば」、「登別温泉郷滝乃家」、「パークホテル雅亭」といった巨大ホテルがありますので、最初の目的地が宿泊施設の場合には目的地にあわせて分岐してください。

 

観光しながら奥地まで行ってみよう

登別観光協会観光案内所

「極楽通り」のほぼ中間付近に、北に向かって左手に「登別観光協会観光案内所」があります。ここには多くのパンフレット等が置いてあり、英語、韓国語、中国語でも対応してくれます。またFree Wi-Fiも使えますので、立ち寄って目的の施設の確認をするのもいいです。

閻魔堂

一番奥からやや手前右側に「閻魔堂」があります。

巨大な閻魔様が鎮座していて、1日に6回「エンマ大王のからくり時間」という「地獄の審判」を無料で眺めることができます。少々ノスタルジックな温泉街の娯楽施設ではありますが、話のタネにはちょうどよいですよ(笑)。

泉源公園の間欠泉

そして「極楽通り」の一番奥左側には「泉源公園の間欠泉」があります。
道路から一段下がった場所でコンクリート製のほろ穴の中で3時間に一度間欠泉が豪快に噴出します。

この間欠泉は建物の中にあるので、空高く吹き上げる様子を見ることは出来ませんが、煙がもうもうと出ていてゴボゴボと音がしているので、いつ噴出すか分からなドキドキ感があって楽しいです。

登別地獄谷

その間欠泉の斜め前には「湯澤神社」があり、この右手奥が「登別地獄谷」です。
登別地獄谷までは間欠泉からわずか280m、徒歩でしたら3分ほどの場所となり、源泉の煙が立ち上る大自然の絶景を楽しめます。昔の人が「地獄谷」となずけたのも、気持ち分かります。木々が生えないのでむき出しになった黄色や灰色の岩肌のあちこちから煙が出ていて、「登別だー!」という感じです。
付近には多くの遊歩道があり散策を楽しめます。特に秋は美しい紅葉も楽しめます。

ちなみに、地獄谷の入り口には「地獄谷駐車場」(有料)がありますのでマイカーで来ても安心です。

時間があるならロープウェイでクマ牧場へ

「極楽通り」のほぼ中間地点、「滝乃家別館玉乃湯」を右折して登っていくとロープウェイ乗り場があります。(乗り場正面に有料駐車場あり)
そして高低差300mのロープウェイに乗ること7分、山頂に着くと目の前にはクマ牧場があります。

人間の檻

ここには、「人間の檻」というのがあり、人間の方が檻に入って檻の中からガラス1枚隔てただけの距離でクマを観察することが出来ます。

クッタラ湖展望台で倶多楽湖を見下ろす

また山頂には「クッタラ湖展望台 」があります。登別温泉街の東には国内屈指の透明度の「倶多楽湖」(クッタラ湖)があり、ちょうど見下ろすようなパノラマを楽しめます。

他にはアイヌ文化を体験できる「ユーカラの里」、リス村などがあり家族で楽しめます。

なおロープウェイ乗車料金にはクマ牧場の入場料が含まれています。

⇒ 参照: のぼりべつクマ牧場

登別の足湯

登別温泉街には人工の足湯がありません。恐らく冬の厳しい寒さを考えてあえて作らないのだと思います。しかし、「大湯沼川天然足湯」が温泉街から北に約1kmほど行った森の中に、に全国でも珍しい天然の「川の足湯」があります。

自然のままの川に温泉が湧き出て流れているので、川岸に敷いてある丸太に座ってもいいですし、寝転んでも楽しめます。

ここは無料で楽しむことができて、冬も入ることが出来ますが、特に深い雪の時には閉鎖されることもありますのでご注意を。

 

気になるグルメはどうだ?

登別温泉街は小さな温泉街ですが、美味しいものがたくさんありますよ。

温泉市場

特におすすめしたいのが、極楽通りの閻魔堂隣の「温泉市場」です。ここは昼食時は大変な混雑になる事もあります。

ここで食べられる海鮮ちらしは絶品の旨さ!さすが北海道ですね。それと、濃厚でとっても美味しい「生ちちソフトクリーム」もで絶対食べてほしいです。

洋食ポプラ

また、間欠泉隣の「滝本イン」ホテル1階のレストラン「ポプラ」は隠れた洋食の名店です。

ポークケッチャプ、山の幸スパゲッティ(海の幸もあり)などの洋食が食べられます。お子様にはいいかもしれませんね。

 

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以上でしたがいかがでしょうか?
規模は小さいけれど中身はとても濃いのが登別温泉です。
ぜひ探検に出かけてみてくださいね。

 

参照:登別観光協会オフィシャルウェブサイト

 

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