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失敗から学ぶ、綺麗な写真の撮り方は?
今はほとんどの方がスマホで気楽に写真を楽しんでいると思います。もちろんデジカメも使っているでしょう。
でも「あれれ、失敗しちゃった」、「せっかくの思い出が」ということ、ありませんか?
実は専門的な事を知らなくても、一工夫するだけで、失敗せずに素晴らしい写真を撮ることが出来ます。
どんな失敗が多いか例をあげながら、それぞれ具体的に説明していきます。
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失敗例①ブレがひどい
写真がぶれてしまった場合、その原因のほとんどは「脇を開けている」、「光が足りない」のいずれかです。もちろん被写体が動いてしまったという場合もあります。
モデルがカメラを片手で持っている写真を見かけますが、これは一番ブレやすい持ち方です。カメラは必ず両手で持って脇を絞めて持たないと相当な確率でぶれた写真になります。スマホの場合も、もう片方の手でボディを支えながら撮るようにしましょう。
また光が足りない=暗い場所ではシャッタースピードが遅くなるのぶれやすくなります。
これを防ぐにはフラッシュやライトを使うのです。スマホだとデジカメのようなフラッシュが付いていない機種も多いですが、撮影用のライトはたいてい付いていますので積極的にライトをオンにして使いましょう。
失敗例②ピンボケが多い
画面でピントを合わせる点を決めた後で構図を変えるとこうなります。また上記の「ブレがひどい」と同じ理由の時もあります。落ち着いて確認後にシャッターを押しましょう。
失敗例③顔が暗くなる
逆光で撮影すると顔が暗くなります。極力カメラを持った人の後ろに太陽(光源)が来るようにして撮影しましょう。(これを順光と言います)
場所やいっしょに入れたい背景の関係からどうしても逆光になる場合は積極的にフラッシュや撮影用ライトを使いましょう。
失敗例④フラッシュを使うと目が赤く写る
これは赤目現象と言って眼球の網膜の毛細血管に光が反射して赤くなるのです。暗い場所だと目は少しでも光を取り入れようとして瞳孔を開くのでこの現象が起きやすくなります。
スマホやほとんどのデジカメには赤目を防ぐ機能が付いています。赤目防止機能をオンにするとフラッシュが二度光り赤目が軽減されます。(完全に無くなる事は保証されません)
また撮影後に赤目を軽減する修正アプリもありますのでその場で赤目になっても慌てることはありません。
失敗例⑤いつも人物を見下ろした写真になる
撮影者と被写体の人が同じ高さに立って撮影すれば問題ありませんが、被写体の人が座っていると見下ろした写真になりがちになります。
対策は簡単です。撮影者も腰を屈むか座って被写体の人と同じ高さの目線で撮影すればよいのです。
屈むと手振れが起きやすくなりますので先に述べたように脇を絞めて両手でしっかりとスマホやデジカメを固定して静かにシャッターを押しましょう。
失敗例⑥背景といっしょに撮った人物がとても小さく写る
広大な風景と人物をいっしょに撮影しようとすればこれはかならずおこります。決定打の対策はありませんので、構図を気にしてみましょう。全体を一枚におさめたければ「風景と人物を一緒に」、人物をよりよく映しておきたければ「風景が全部入らなくても人物が大きくうつるように入れる」の2枚を撮影すれば、思い出も残ります。
また、撮影者が被写体よりも高い場所から撮影できるのであれば、少し高い場所から人物と風景(背景)を見下ろすように写すとすべての風景をとまでは行かなくても人物を手前側に入れながら風景(背景)もバランスよく写すことが出来ますよ。
失敗例⑦画面全体の明るさが適正でない
全体が暗くなったり明るくなりすぎて白くなってしまう事がありませんか?
オートで撮ってもこのようになる場合は露出補正をしましょう。難しい事ではありません。スマホやデジカメの設定ボタンや設定メニューに[+/-]とかのマークがあるはずです。
画面の明るさを見ながら「+」又は「-」を押して適正な明るさになるようにしてからシャッターを押します。
失敗例⑧頭の上の方が切れる
画面を見てきちんと構図を確認しているにもかかわらず、いつも頭の上が切れる、ギリギリに写ってしまうとお嘆きの方もいます。原因はほぼ間違いなく以下のはずですので一度自分の撮影スタイルを再確認してみましょう。
スマホ撮影の時:シャッターアイコンにタッチする時に、無意識にスマホ本体または自分の腕を引き寄せようとしている。
デジカメ:シャッターボタンを押す時に、デジカメ本体をシャッターボタンといっしょに押し下げている。
これはスマホであっても、シャッターボタンが本体横についている機種でも同様に起こり得ます。脇をしっかり絞めて撮影しましょう。
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まとめ
「あるある」という現象、ありませんでしたか?
でも、これらはちょっとした心がけでとてもきれいな写真になります。
「オートで撮っているから」と思っても構図や逆光などでは思いのほかうまく撮れないものですが、ほんの少しだけ意識するだけで見違えるほど綺麗な写真になります。
後で見た時に、「お父さん、写真じょうず~」となるといいですね(^-^)