緑いっぱいの軽井沢。自然の中をサイクリングするのはとっても気持ちが良いです♪自分の自転車を持って行ってもいいですし、それが難しいようであればレンタルすることも可能です。
ぜひカップルや家族でのサイクリングを楽しんでみてほしいところですが、気になるのが「コース」ですよね。
今回は、軽井沢サイクリングでのおすすめコースをいくつか厳選してご紹介します!緑の中を駆け抜ければ、開放感たっぷりで嫌なことも忘れられちゃいますよ。
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新・旧軽井沢コース
新・旧軽井沢コースは、軽井沢のサイクリングコースとして代表的なコースと言っても過言ではありません。走行距離は12.3kmで、豊かな自然を始め重要文化財なども目にしながらサイクリングを楽しむことができます。
出発は軽井沢駅入り口の交差点。1km弱程度東に進んでから北へと自転車を走らせます。途中車の通行量が多いところがあるので注意しましょう。
まず最初に到達するのが、軽井沢観光会館です。どこか懐かしさを感じさせるような木造の建物が目印で、軽井沢の見どころや名所を知りたいならぜひ足を運びたいところ。入館料は無料です。
そこからさらに自転車を走らせ、二手橋を通り過ぎた地点でUターン。旧軽井沢銀座を横目に通り過ぎると見えてくるのが聖パウロカトリック教会です。
作家である掘辰雄の「木の十字架」に登場する教会で、軽井沢の歴史的建造物に指定されています。もちろん、実際に挙式をすることも可能!厳粛な雰囲気を味わいたいカップルは必見です。
次に通るのは三笠通り。北へ自転車を走らせると見えてくるのが、旧三笠ホテルです。旧三笠ホテルは国の重要文化財に指定されており、純西洋式のどこか趣を感じさせるようなホテルです。
スタート地点まで戻る間の最後の見どころが、雲場池です。ただ眺めるだけでももちろん、池の周りを1周してみるのも面白いですよ。1周にかかる時間はおよそ25分です。
中軽井沢・星野コース
出典 ハルニレテラス公式HP
軽井沢の自然を満喫したいなら、中軽井沢・星野コースがおすすめです。走行距離はおよそ10km、途中でショッピングも楽しめるのが魅力のコースです。
スタートは中軽井沢駅。南へ向かって走るとまず最初にたどり着くのが、湯川ふるさと公園です。自転車を降りれば、フットサルや大型の遊具などで楽しむことができます。子連れでのサイクリングなら特に外せないポイントかもしれませんね。
塩沢までたどり着いたら、塩沢通りを通って北へ向かいます。途中車通りの多い場所があるので注意しましょう。しばらく走っていると、右側に見えてくるのがハルニレテラスです。
ハルニレテラスは14もの店舗が並ぶショッピング街で、その名前の通りハルニレの木が生い茂っているのが特徴です。自然の中で、休憩がてらショッピングを楽しんでみてはいかがでしょうか?
千ヶ滝南から折り返して南に向かうと見えてくるのが、田崎美術館です。この美術館は、以前文化勲章を受章した画家の田崎廣助の作品展示のために作られた美術館ではありますが、講演会などで利用されることも多いようです。
建物の外観は、屋根がまるで雲のようになっているのが特徴です。斬新ではありながらも、軽井沢の自然にうまく溶け込んでいる、そんな不思議な魅力を持っています。
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塩沢湖周辺コース
走行距離は12kmで、豊かな自然はもちろん、美術館やスポーツなども楽しめるのが塩沢湖周辺コースです。
スタートは中軽井沢駅。そこから南へと自転車を走らせます。塩沢以降は坂道とカーブが多く、車の通行量も多いので走行には十分注意しましょう。
まず初めの見どころは、ムーゼの森です。絵本の森美術館、エルツおもちゃ博物館、ピクチャレスクガーデンの3つが楽しめます。子供が楽しめるのはもちろん、大人でも、一歩足を踏み入れれば子供の頃の心が戻ってくるような、魅力満載のミュージアムパークです。
また、付近には風越公園があります。五輪会場にもなったことがあるアイスアリーナがあり、フィギュアやホッケー、プールなどを楽しむことができます。
そこからさらに南に向かうと、風越公園前交差点に入ります。ここから先は急な坂道になっているため、自転車は下車して通行しましょう。
道なりに走行していると見えてくるのが、ほたるの里です。その名前の通りほたるを鑑賞することができる場所で、季節や時間帯によってはほたるによるきれいな風景を目にすることができるでしょう。
ほたるの里付近をぐるっと1周して来た道を戻ると、左側に塩沢湖が見えてきます。季節によって違った顔を見せてくれる塩沢湖、湖畔に建てられている建造物にも注目です。
南軽井沢・発地コース
走行距離は15.3kmで、単なるサイクリングだけでなくレジャースポーツやショッピングなども楽しめるコースです。
スタートは軽井沢駅入り口交差点。プリンス通りを通り、成沢、南軽井沢交差点を越えてゴルフ場に囲まれた道を進みます。もちろん、ゴルフを楽しむことも可能!
そこから女街道を通り、風越公園へ。ここではアイスアリーナやオリンピック記念館、それから軽井沢町植物園を楽しむことができます。特に植物園は見どころの一つで、およそ1,600種類もの植物が集められておりゆっくりと見学できます。
ムーゼの森や塩沢湖を越えたら、軽井沢グリーンラインを通過しスタート地点に戻りゴールです。軽井沢駅の南側には軽井沢・プリンスショッピングプラザもあるので、サイクリング後に買い物を楽しんでみるのも良いかもしれませんね。
追分コース
軽井沢の歴史に触れたいなら、追分コースで決まり。スタートは軽井沢の中心部からは少し西に離れた信濃追分駅で、様々な歴史を感じることができます。走行距離は8kmと他のコースに比べると短めなので、サイクリングにあまり慣れていない人にもおすすめです。
スタートから西に向かって、まず最初にたどり着くのが堀辰雄文学記念館です。「風立ちぬ」などの作者としてご存知の方も多いかもしれません。生前に残した原稿など、ファンにとってはたまらない資料がたくさん残されています。堀辰雄が実際に過ごしたという家や書庫なども見られるとのこと。
追分宿交差点を少し過ぎると見えてくるのが、シャーロックホームズ像。どうやら翻訳家がシャーロックホームズの物語を翻訳したのが追分の地で、ホームズの登場から100年経過したのを記念してこの地に建てられたそうです。あまり有名ではありませんが、観光名所として足を運ぶ人も少なくないようです。
そこから東に進むと、追分宿郷土館にたどり着きます。宿場時代の茶屋と問屋などを模型や資料で体験することができます。宿場町としての風情が残っているので、軽井沢の昔を味わうことができるでしょう。
借宿交差点から信濃追分駅に戻ったらゴールです。
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好みのコースで軽井沢サイクリングを楽しもう
今回は代表的な5つのコースをご紹介しました。どれも自然を満喫できるコースには違いありませんが、歴史に触れられたり、ショッピングができたりと、コースによって特化した部分があります。
どのコースも魅力的なので、あとは自分が行ってみたい施設や名所、それから走りやすさなどを重視して選んでみてください。思い出に残る軽井沢サイクリングを思う存分楽しみましょう!
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