吉野山の桜は1,300年前より、ご神木として崇拝されてきた歴史がある桜で、春になると約三万本と言う圧倒的スケールの山桜が見られます。
山一面が全部桜景色になり、その光景に感動します。
5kmという広大なエリアに桜が咲き、一番始めに下千本エリアから咲き始め、次に中千本、上千本、奥千本へと上に上がってきます。
ハイキング道もありますので、ウォーキングしながら桜を楽しめます。
日本一の名所となっている奈良県「吉野山桜祭り2017」をご紹介します。
見所満載の山桜祭りと観光スポット
下千本エリアから桜が咲き始めますので、このエリアより桜見物はスタートします。
このエリアには、下千本展望所やお野立ち跡があり、下千本エリアより見る桜風景がおススメです。
吉野山のシンボルとなっている世界遺産にも認定された「蔵王堂」も見られます。
中千本エリアは、世界遺産の吉水神社より見渡せる「一目千本」の桜景色が見ごたえがあります。
太平記ゆかりのお寺「如意輪寺」周辺の桜も歴史深い風情を感じられます。
上千本エリアは坂道が多く、体力を必用とするエリアになっています。
大変かもしれませんが昇った先には、大パノラマの吉野の桜風景が目の前に広がり感動することでしょう。
さらに高い場所から眺めたい人は、標高約600mの花矢倉展望台に昇ってみましょう。
一番山奥にある奥千本エリアでは、ひっそりたたずむ桜が見られます。
平安時代から鎌倉時代に活躍した歌人、西行法師が過ごした西行庵で静寂な桜を見られるでしょう。
夜になると桜がライトアップされますので、昼の桜景色とは違う幻想的な山桜が浮かび上がる風景を楽しめます。
4月11日と12日は「花共会式」が行われ、ご神木であるヤマザクラを蔵王堂にお供えする、千年以上も続く伝統行事が体験できます。
桜の花見を楽しめる期間は、4月上旬から下旬までの約1ヶ月近い期間となっています。
奈良「吉野山桜祭り2017」会場へのアクセス
電車で来る方は、近鉄特急「吉野駅」で下車して下さい。ロープーウェイに乗り換えて3分で到着します。
名古屋方面より車で来る方は、針ICを出て369号線を吉野方面へ左折、榛原で370号線になります。
「津風呂湖」方面へ入る道を右折し、「津風呂湖入口」交差点を右折して169号線へ入ります。
吉野川沿いを走り、「吉野大橋北詰」を左折して到着します。
大阪方面より車で来る方は、葛城ICを出てからインター出口下りずに、大和高田バイパスの終点へ、「小房」交差点を右折します。
「土田」交差点(T字路)に突き当たるのでそこを左折、吉野川沿いに走り「吉野大橋北詰」を右折して到着します。
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参照 : 吉野山観光協会 交通アクセス
まとめ
吉野山の山桜は、歴史の長さも見ごたえも壮大な時空を超えたスケールで、今を生きている私達にも昔と変わらない同じ景色で楽しませてくれるでしょう。