恋愛小説は男女間などの恋愛をテーマとした小説ですね。
男女や同姓の恋愛における感情の機微や展開を書いた小説です。
恋愛小説は自身の経験を書くことも出来、恋愛経験が豊富な方ほどさまざまな実体験を活かした小説が書けます。
恋愛経験がなくても、身近に恋愛をされている方がいれば、観察すればよいのです。
あなたも書いてみませんか。
恋愛小説の書き方や勉強の仕方などについて調べてみました。

恋愛小説とは?

恋愛小説は、男女や同姓の恋愛を軸にストーリーが作られた小説ですが、比較的実体験的な内容が多く、本屋さんの棚にも多く並べられています。
純文学などにも恋愛小説はありますが、最近の恋愛小説は心理面よりもストーリー性が重視され、映画化などでも人気を集めている作品も少なくありません。
比較的簡単に読めるため、女性を中心に人気になっています。
映画では、ラブロマンスものが主流になっていますし、恋愛小説は別名ラノベ、すなわち、ラブノベルの略でも知られていますね。

私でも恋愛小説は書けるの?

恋愛経験がある人なら誰でも書けるというと言い過ぎですが、やはりストーリーや男女間、同性間の感情の機微やお付き合いの展開についてはかなり経験がものを言います。
ある程度文章力があり、恋愛経験があれば、書けるはずです。
自分の経験を私小説的にまとめていけばよいだけですね。
そのような恋愛小説かも多いようです。
恋愛小説を書く上において、これでなければならないと言うルールというものは存在しません。
小説の書き方教室などに行きますと、いろいろと書き方のルールというものを教えてくれますが、それが絶対というものではなく、自分なりの書き方で書けば問題はありません。
それが、読者の心を掴めるかどうかは共感性にあり、本来的には共感を呼ぶストーリーであれば、書き方自体に問題はないはずです。

恋愛小説の書き方

基本的に、恋愛小説に書き方などはルールと同じで無いと言えます。
たくさんのヒット作品を出している小説家などは、たいてい口を揃えて「小説に書き方などない」と言います。
小説自体が散文的に書かれた物語であり、自由な形式というものが原則です。
書き方などというものが出てくる時点でそれは小説の本質から外れていると言わざるを得ません。
但し、著名な小説家はみなさん自分で決めたルールというものを持っています。
ルールというよりもスタイルといった方がいいのかもしれません。
ストーリーの展開のさせ方、一人称で書くか、三人称なのか、それぞれ自分のスタイルと言うものを持っています。
ですから、恋愛小説を書こうと思ったら、自分なりにこういう書き方をしようと決めればよいのです。
自分の文章のスタイルとして合っていれば、どんな書き方をしても構いません。
ですから、小説の書き方教室などに行っても、講師によってかなり教える内容は違っています。
まあ、それが当たり前でしょうけどね。

恋愛小説の書き方のルールはあるの?

恋愛小説の書き方におけるルールというものはありませんが、一般的にこう書けばいいと言われている点をご紹介しましょう。
一つとして、人称についてです。
基本的には、自分の体験談的に書く場合は、一人称になりますし、ストーリー性を重視している場合は、三人称、すなわち、第三者が話をしているような書き方になります。
いずれにしても、恋愛小説の場合は、主観的に書かれている場合がほとんどであり、その場合は一人称で自分が主人公であると言う風に書きます。
また、恋愛小説の場合は、漫画チックな擬音はなるべく使いません。
漫画チックなると恋愛小説ではなく、ラブコメ(ラブコメディ)になってしまいます。
でも、それを売りにしている恋愛小説、まあラブコメを得意としてる小説家もいますね。
また、記号などについては、特に?や!などや「」『』などの使い分けについては、自分で統一した方法で書ければ問題はないはずです。
一般的には、?や!などの後には一つスペースを入れるようになっていますが、無視されている場合もたくさんあります。

恋愛小説のストーリー上の人物像の作り方?

また、ストーリーの作り方として、登場人物の人物像を明確にしておく必要があります。
また、特に主人公などの人物像、キャラクターを話の都合によって変えていくことはしないようにしなければなりません。
推理小説などの場合は、最初から登場している人物が犯人になるような場合、最後に来て一気にキャラクターが変わるということはよくあります。
しかし、恋愛小説においては、あくまで最初に設定した人物の性格は変わらない前提で書くのが原則です。
読者も違和感を持ってしまいますね。
ストーリーが人物のキャラクターを作るのではなく、人物のキャラクターに基づいてストーリーが展開していくイメージを大切にしてください。
特にハッピーエンドになる場合には大切なことです。

恋愛小説のルールは破るためにある?

いろいろと恋愛小説を書く上においては、ルールがあることは判りました。
とは言え、それらは知っていればよいだけで、それをかたくなに守る必要はありません。
ルールに縛られていては、いいストーリーも浮かびませんし、文章そのものが硬くなってしまいます。
それよりも、自由な発想で、自分の体験でも、創造したイメージでも、思うとおりに書いていくべきでしょう。
もともと、小説に分野などというものはありませんでした。
現代になって、さまざまな小説がたくさん書かれることにより、それらを分野でくくるようになっているだけで、分野に縛られることもありません。
自分のスタイルさえあればいいのです。
恋愛小説に、コメディタッチがあってもいいですし、ミステリー性があってもいいのです。
読者がそれを面白いと感じられればそれでよいと言えます。

恋愛小説はどうやって勉強するの?

これから恋愛小説を書きたいと思われる方のために、小説の書き方についての講座はかなり開かれています。
それらに通って書いてみるのも一つの手でしょう。
また、出版社などが主催して小説の賞が設けられ、誰でも応募できるようになっています。
腕試しとして自分で書いた小説を投稿してみるのも良いでしょう。
その中で、他の人たちの小説がどのように書かれているのかを見てみるも勉強になります。
そして、特に恋愛経験の少ない方の場合、自分の周囲の恋愛状況などを常に意識して観察していることもストーリーの材料を見つけるのに良いでしょう。

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まとめ

恋愛小説は、短編から長編、本格的に出版されるものから、ドラマの脚本的に書かれるものまでさまざまあります。
恋愛小説は多少の恋愛経験があれば、文章力のある方であれば誰でも書けるものです。
まず、自分の恋愛経験を文字にしてみてください。
自分で面白いなと思えたら、本格的に書くことを始めればよいでしょう。
恋愛小説には、一応ルール的なものがありますが、それにこだわってしまいますと良い小説は書けません。
自分でこのような書き方をすると決めれば、よいのです。
小説の勉強する機会はいくらでもありますし、出版社などの賞に応募してみるのも勉強になります。
頑張って、書いてみては如何ですか。
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