目が乾く、ゴロゴロする、目やにが出る・・・ドライアイの症状は様々でどれも不快な物ばかり。

特にコンタクトレンズを使用している時の目の乾きを訴える方は多く、目薬を手放せない!という方も多いかと思います。

今回はそんなコンタクトレンズを使用した際に感じるドライアイの症状を和らげる効果が期待できるおすすめの目薬を紹介したいとおもいます。

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ドライアイの人が使いたい目薬の条件

「コンタクトレンズをつけたままでも使える」これだけを条件に選んでいるかもしれませんが、注意してほしい点がいくつかあります。

ドライアイと目薬

ドライアイは眼球全体が乾燥しているわけではなく、「ドライスポット」という点があちこちにたくさん現れることで発生しています。このドライスポットに目薬によって水分が送り込まれることで、ドライアイの症状は緩和されます。しかし、眼球が保持できる水分はごく少量です。そのため、通常の目薬では、すぐに乾燥して元の状態になってしまいます。ドライアイ目薬は、水分を維持する機能に優れています。

ドライアイ目薬は、眼球表面に留まりやすくするための成分が配合されているのが特徴で、通常の目薬よりも粘度が高くなっています。特にヒアルロン酸ナトリウムといった、粘り気があり身体の潤いを維持する効果のある成分が含まれているタイプのドライアイ目薬は、病院で昔から処方されてきました。

ヒアルロン酸ナトリウム

眼科でドライアイを治す場合、従来から、ヒアルロン酸ナトリウムを主成分とした点眼薬が使われてきました。ヒアレイン点眼液はその代表です。ヒアルロン酸には、水を保持する効果や組織に弾力を与える効果があり、元々私たちの身体の中に存在しているものです。そのため、ドライアイ対策としては最適な成分なのです。

従来、ヒアルロン酸を主成分にした点眼薬には、医師の処方箋が必要でした。そのため現時点(2017年11月)の市販の目薬では、ヒアルロン酸を少量配合したものしか出ていません。しかしこれからすぐ、医薬品から市販薬に転換した「スイッチOTC薬」として、ヒアルロン酸が主成分の、市販の目薬が出て来ると言われています。ただ、市販薬は保険が効かないので、価格的にちょっと高めになりそうです。

人工涙液

このようにヒアルロン酸が主成分のものはまだないのですが、目薬の使用頻度が高い人は、人の涙液に近い成分を持つ、人工涙液と呼ばれる目薬がおすすめな場合もあります。実際、眼科でも、涙の分泌量が極端に少ない患者に対して処方されています。

塩化カリウム・塩化ナトリウムが配合され、ヒトの涙の浸透圧に似た働きを持つ液に、ヒアルロン酸または他の方法でとろみをつけて、かなり涙に近づけた製品が出ています。こうした目薬は、目の刺激を抑えることができる、目に優しい目薬といえます。また、多用してもドライアイの悪化を引き起こしにくいという利点があります。

防腐剤が入っていないもの

市販の目薬には開封後も長期間の保存がきくように、菌の繁殖を防ぐため防腐剤が含まれていることがあります。

目薬に使用されている防腐剤の成分はパラベン・クロロブタノール・塩化ベンザルコニウム・ベンゾドデシニウム・クロルヘキシジンなどがあります。

健康的な目であれば涙の分泌も多く、涙で防腐剤の成分が洗い流されるので問題はありませんが、涙の分泌量が少ないドライアイの場合は防腐剤が目にとどまってしまい使い続ける事で目に悪影響を及ぼす可能性があります。

ただし、防腐剤が入っていないので日持ちはしません。使う際には使用期限を守るようにしてください。

血管収縮剤が入っていないもの

目薬の用途の中で大きいものに、目の充血を取るというのがあります。疲れ目をリフレッシュするわけです。

疲れて充血した目を治す目薬には、通常血管収縮剤が入っています。これは文字通り、血管を収縮させて目の充血を取るものですが、これで一時的に充血が取れても、連用すると返って充血しやすくなる場合があります。そもそも目の充血というのは、目の傷や細菌の侵入などの問題を解決しようと、血液が目に集まって起こる症状で、それを一時的に血管を収縮させて充血をとっても、元の目の問題は何も解決されていないのです。

ドライアイのために目薬を購入する場合、血管収縮剤は入っていないほうが良いです。目薬に第3類医薬品と表示のあるものは、血管収縮剤が入っていません。 第3類医薬品は規制が厳しいので、防腐剤を成分に含めることもできません。血管収縮剤には、塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸フェニレフリンなどがあります。

使用上の注意

ドライアイで目がごろごろするからといって、目薬を使いすぎるのは逆効果です。目薬の使いすぎは、自前の涙を押し流す結果に繋がり、ドライアイに対処する自分本来の力を悪化させる恐れがあります。

目薬は通常、涙よりも眼球表面に留まる力が弱い傾向にあるため、目薬の使いすぎで涙が押し流されると、眼球がより乾燥しやすくなってしまうのです。また、目薬を使うときにまぶたやまつ毛に押し付けると、無菌状態になっている容器内に細菌が入り込み、防腐剤の入っていない目薬を変質させてしまう恐れがあります。

では、ここらへんの注意事項を念頭に置いた上で、「オススメの目薬10選」を始めましょう。

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おすすめの目薬10選

アイリスCL-1ネオ 大正製薬

出典:大正製薬


全てのタイプのコンタクトレンズに使用できる1回使い切りタイプの防腐剤無添加の目薬です。涙の成分の塩化ナトリウム・塩化カリウムと栄養成分タウリンが配合されています。目にうるおいと栄養を与え、新陳代謝を促進する効果が期待できます。涙と同じ浸透圧で優しいさし心地です。30本入り。

オフテクス ティアーレW

出典:Ophtecs


こちらもどのタイプのコンタクトレンズでも使用できる1回使い切りタイプの目薬です。ヒアルロン酸ナトリウム・ヒプロメースを配合していて、角膜の表面で涙のとどまらせる効果があり、うるおいを長時間持続させることができます。コンタクトレンズを装着していなくても使用する事ができて防腐剤無添加です。30本入り。

出典:@cosme

ロート ドライエイド コンタクトa ロート製薬

出典:ROHTO


高分子の粘稠剤HEC(ヒドロキシエチルセルロース)を配合した、極めて粘度の高い目薬。独自の技術により製剤化に成功した一滴です。同社製品の「V・ロート」と比較して高粘度約60倍のとろみのある薬液が目の潤いをとどめてくれます。潤いを補給するだけではなく、潤いをキープするという発想です。

すべてのコンタクトレンズを装着したまま使用する事ができ、コンタクトレンズ使用時の不快感・かすみ目・疲れ目などにオススメできます。

新ロート ドライエイドEX ロート製薬

出典:ROHTO


ドライエイドコンタクトaと同様、同社製品の「V・ロート」と比較して高粘度約60倍のとろみのある薬液が目の潤いをとどめてくれます。こちらはハードレンズにのみ対応の目薬で、ドライエイドコンタクトaよりも涙の成分が多めに配合されています。清涼感のあるさし心地です。

スマイルコンタクトEX ドライテクト LION

出典:LION


「とろ~りベール処方」で適度なとろみと清涼感のある使い心地で全てのコンタクトレンズ対応の目薬です。こちらも防腐剤無添加です。「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」配合でうるおい角膜保護成分が涙の働きを補い、コンタクトが目に貼りついて辛い時や乾燥によるダメージから瞳を守ります。コンタクトレンズを外した後も使用する事ができます。

出典:@cosme

ロート Cキューブプラス モイスト ロート製薬

出典:LION


裸眼にも全てのコンタクトレンズにも使用できるマイルドな着け心地の目薬です。「うるおいベール ミネラル処方」の薬液はとろみがついており、レンズをしっとり包み込んでくれます。乾いた瞳に潤いを補給してくれ、ドライアイを改善します。クールなさし心地が苦手な方におすすめのやさしい目薬です。

出典:YAHOO! BEAUTY

ロートリセコンタクトw ロート製薬

出典:ROHTO


角膜保護成分「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」を最大濃度配合している目薬で、裸眼はもちろん、カラーコンタクトレンズを含む全てのコンタクトレンズに使用できる目薬です。目の乾きや不快感などの他、コンタクトレンズの装着液としても利用できるの便利な一本です。ヒアルロン酸Naの他、レンズうるおい成分の「ヒプロメロース」と栄養成分「ブドウ糖」を配合しているのでうるうるの目元にしてくれます。

出典:@cosme

サンテうるおいコンタクトa 参天製薬

出典:santen


水分を包み込んだ有効成分の「ポビドン」がうるおいベールを作ることでコンタクトレンズ装着中の異物感・貼りつき感・目の乾燥などの症状を改善します。すべてのコンタクトレンズに使用できますが、有効成分「ポビドン」は特に使い捨てコンタクトレンズによくなじみます。目にしみない、優しいさし心地です。

出典:YAHOO! BEAUTY

ロートジー コンタクトa ロート製薬

出典:ROHTO


ロートの目薬の中でも最高レベルの清涼感で目の疲れをスカッと吹き飛ばしてしまいそうなとってもクールなさし心地の目薬です。ハード・ソフトどちらのレンズにも使用できます。コンタクトレンズを使用中の目の乾きや不快感などの症状も改善しますが、瞳をリフレッシュしたい時にはぴったりの目薬です。自由な角度で目薬をさすことのできる「フリーアングルノズル」を採用しています。

出典:@cosme

ファーストマイティアCL-G 千寿製薬

出典:千寿製薬


とろみのある保水性高分子のが涙の蒸発を防いで目の潤いを保つ全てのコンタクトレンズに対応の目薬です。同社の他の目薬と比べてコンタクトが3倍乾きにくい持続のあり、とろみとひんやりとしたさし心地が特徴です。

老舗の定番ドライアイ目薬

さて、市販のドライアイ用おすすめ目薬を10点紹介してきましたが、実はまだひとつ、意識的にご紹介していない製品があります。というのも、こちらは1977年生まれの老舗目薬で、今更他の目薬と競わせるのも何かと思ったからです。そのロングセラーを最後に紹介しましょう。

ソフトサンティア 参天製薬

出典:santen


ソフトサンティアが登場したのはなんと、今から40年前です。最初は眼科処方の、ドライアイ用の目薬として出てきました。これが2010年から処方箋無しで購入できるようになり、現在はドラッグストアで普通に買えるようになっています。

人工涙液タイプの目薬ですべてのタイプのコンタクトレンズを装着したままの状態で使用できる目薬です。ドライアイや異物感・目の疲れ・かすみ目などの不快な症状を改善する効果が期待できます。5ml×4本入りです。

この製品について非常に有意義な口コミがあったので、それを紹介しましょう。

加齢とともにドライアイになり、眼科で勧められて購入しました。

〜中略〜

お医者様のおすすめがこの目薬と、これの上位版の「ソフトサンティアひとみストレッチ」。
日に何回もさすし、長期にわたって使うものなので、できれば防腐剤がない方がいいということでした。
すっきりする目薬の中には血管を拡張するような成分が入っているものもあり、それは一時的にはいいものなのだが、私のようなドライアイの人はやめた方がいいと。

〜中略〜

本当に穏やかな目薬で、すごくすっきりするとかではなく、最初はちょっと物足りなかったのですが(その前は、パソコン用を銘打ったもっとすっきりする目薬を使っていたので)、使い続けているうちに、他の目薬を使うとなんだか刺激を感じるように。
「ドライアイ」という目的には、これぐらいさりげない、まるで自前の涙のような眼薬がちょうどいいんだなーと感じるようになりました。

基本的に、朝起きたとき(目を閉じているのに、寝ている間に目が乾くそうですよ!瞼で覆ってるのに?!ヒドイ!)、昼休み、夜寝る前。
それから気になったときに1回くらいの、1日4回くらい指しています。
いつでも穏やかな差し心地で、足りないときは大目にさして目を動かしていると目のごろつきが軽減されます。
最初老眼だと診断されたときは電車での移動の際に目を閉じるようにしてみたり、ホットマスクをしてみたり、お湯を顔に当ててみたり色々したのですが、それでも目のゴロつきは改善されませんでした。
結局、目の中に水分を入れることでしか改善されないんですね。
当たり前と言えば当たり前なのですが、うーむ。目から鱗というか、感心です。

割合とどこでも売っているし、成分的にも安心だし、小さくて持ち歩きにも便利だし、悪いところなし。
というか、本当になくなると困るので、星は満点の7つで。

私のような年の方で、特に生活は変わらないのに目の疲れを頻繁に感じるようになった方は、ドライアイかもしれません。
個包装だからもし不要なら人にあげてもいいし(コンタクト使用の方なら使ってもらえる確率高いと思う)、ぜひ一度試してみてください。

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市販の目薬でダメな場合は

医療用医薬品の世界では、2010年以降、新しいタイプの点眼薬「ジクアス点眼液3%(参天製薬株式会社)」「ムコスタ点眼液UD2%(大塚製薬株式会社)」が出ています。これらは、今までの医療用、市販品目薬とは違った考えでドライアイを治そうとするものです。

涙の主成分である「ムチン」という粘液は、涙が目の表面を均一に分布するのを助けています。最近の研究で、このムチンが涙の安定性に重要な役割を果たしていることがわかってきました。

ジクアス点眼液の主成分ジクアホソルナトリウムは、ムチンと水分を増やします。また、ムコスタ点眼液の主成分レバミピドは、ムチンを増やす作用と、目の表面の粘膜の保護・修復をする作用があります。これらの成分はまだ市販の目薬には使えません。

市販の目薬では抑えられない重症のドライアイの場合、眼科に行って、こうした最新の点眼薬や、ヒアルロン酸ナトリウムが主成分の点眼薬を、医師の処方のもとに使ってみましょう。

他にも気になる目の症状があればこちらもどうぞ。

 


 

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