いつの間にか現れてくる首のシワ。顔は念入りにケアをしても、首のケアは意外と見落としてしまいがちです。シワができてしまってからでも、やはり対策を取ることが大切!美しい首にするためには、どのようなケアがいいのでしょうか?原因別に、オススメのケア方法を紹介します!
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Contents
原因は色々、ケア方法も色々
首にシワができる原因は、沢山あります。加齢はもちろん、日々の生活習慣からもシワができてしまうことがあり、その原因によってケアの方法も異なってきます。自分に合った方法を見つけて、コツコツと一歩ずつケアをしていきましょう。
紫外線対策!こまめに日焼け止めを
紫外線の影響は、誰しも油断がなりません。まずは日焼け止めをこまめに塗り治すことが大切です。特に首は、他の部分よりも気をつけた方がいい場所です。なぜでしょうか?
もともと首は、他の場所の肌と比べて、汗腺が多いという特徴があります。つまり、汗をかきやすいということですね。また、首の後ろ側・頭皮・顔には皮脂腺が多く、そこで分泌された脂質が首全体に回ります。そのため、せっかく日焼け止めを塗っても、汗や皮脂で崩れてしまうことが多いのです。
ですから、首は念入りに、何度も塗り治していきましょう。
乾燥させないよう、しっかり保湿!
先ほど、首は汗や皮脂が多いとかきましたが、ここでもう一つ気をつけたいのは、肌の乾燥です。汗をかいてそのままにしておくと肌が乾燥して、シワができやすくなってしまいます。
首は皮脂が多いので、一見乾燥していないようにも感じられますが、皮脂の多さと水分の多さは必ずしも比例するわけではありません。皮脂が多く、水分が少ない「インナードライ肌」になっている可能性が十分にあるのです。
そのため、首に何かを塗るとすれば、油分を含むクリームよりも、水分を補う化粧水の方が効果的です。顔のケアをするタイミングで、一緒に首まで化粧水を浸透させて、乳液やクリームは肌に触れてみて必要を感じたら塗るくらいでかまいません。
沢山汗をかいたあとも、保湿を心がけて
また、汗をかいたあとの対応も大切です。首に汗をかいたあとは、まずはきちんと拭き取ること。その際、ゴシゴシこすらないよう気をつけましょう。摩擦で肌にダメージを与えないように、柔らかなハンカチをそっと当てて、優しく汗を吸い取っていきます。
こうして汗を除けたら、できれば続けて化粧水で保湿をすることがオススメです!外出先には小さな化粧水入りボトルを持ち歩いてもいいですが、もし詰め替えて使うなら、スプレータイプのボトルが便利です。100均の旅行グッズコーナーでもお手軽に買うことができます。首にシュッと一吹きしたあと、ハンドプレスでなじませます。そうすれば、塗るときに液ダレが起きにくく、また首全体に行き渡らせることが簡単にできます。暑い夏は特にひんやりとして気持ちよく、心のリフレッシュ効果も期待できます。
寝るときの枕も大切!
人は、人生の四分の一から三分の一ほど、寝て過ごします。寝ているときの姿勢で、首にシワができやすくなってしまうこともあります。
よく原因とされるのは、高い枕。必要以上に枕が高ければ、寝るときに首がカーブをしてしまい、たるんだ部分にシワができやすくなってしまいます。また、大人も子どものように何度も寝返りを打てればいいのですが、なかなか難しい人が多いのです。寝返りを打たず、同じ姿勢を続けて寝ていれば、シワが寄っている部分がさらに定着しやすくなってしまいます。そういったことから、なかには寝るときに枕を使わないという人までいるほどです。
それでは、枕を使う場合はどのようなものを選んだらいいのでしょうか?
枕の選び方のポイント
枕選びのポイントとして大切なのは、まずは高さが高すぎないことです。首が自然な角度となるよう、じっくり選びましょう。また、枕の形もポイントです。オススメは、中央が少しくぼんでいて、両端にやや高さがあるもの。これは、中央のくぼみ部分が仰向けで寝てちょうどいい高さとなっていて、その枕の両サイドは横向きで寝るのにちょうどいい高さになっています。これを使えば、寝返り時の首への負担も少なく、楽に姿勢を変えることができます。
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日々の生活習慣と姿勢
猫背になっていたり、いつもスマホが手放せなくなったりしている方は、要注意です!猫背になると、首への負担が大きく、リンパが流れにくくなります。また、スマホを触るときも、少しうつむき加減になるので、首の前側にシワができやすくなってしまいます。そのため、思い当たる方は普段から少し姿勢に気をつけましょう。
スマホだけでなく、仕事のデスクワークなどでうつむきながら業務に当たる場合も、途中で何度か少し休憩を入れるなどして、首にシワができるのを防いでいくことが大切です。
表情筋も関係している?
表情筋とは、顔全体の筋肉のことを指します。表情筋は、日々複雑で様々な動きをしています。しかし、加齢や普段の表情次第では衰えてしまうことも…。一見、表情筋と首とは関係なさそうですが、たるみが出て肌が下がってくると、首もそのまま影響を受けてしまいます。
そのため、普段からよく笑ったり話したり、あるいは表情筋トレーニングなどをして、できるだけ筋力をキープしましょう!また、食事中によく噛んで食べることも、顎周りの筋肉を使うので効果的です!
自分で行うマッサージはあまりオススメしません
よくシワにはマッサージをすればいいとも言われますが、マッサージは肌に摩擦を起こして負担をかける可能性が高いため、できれば自分で行うよりもプロに任せたいところです。
マッサージによる摩擦は、オイルを使えば多少は和らぎますが、やはり肌の薄い首や顔は、控えた方が無難です。
どうしても何かしたい場合は、鎖骨の上・あごのえらの下・こめかみなど、リンパがよく通る部分を軽く押すくらいにしておきましょう。
何より大切なのは、健康的な生活
こうして色々と紹介してきましたが、何よりも一番大切なのは、やはり普段からの健康的な生活です。
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忙しい現代社会ではなかなか難しいかもしれませんが、できればまず十分に睡眠時間を取ること、食事はバランス良くきちんと食べること、そしてストレスを溜めすぎないよう心もしっかりと休めること。これらのことは首のシワに限らず、肌全体に大きく影響を及ぼします。
無理をした状態が続くと、体内では活性酸素が次々と発生して、身体全体の老化を促してしまいます。体内の活性酸素は目で見ることはできませんが、肌の状態がひとつのバロメーターになります。普段からよく観察して、できることから少しずつ対応していきましょう。
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まとめ
このように、首のシワは原因別に様々なケア方法があります。何か思い当たる原因はありましたか?シワのケアは、日々の小さな積み重ねが大切です。美しい首を目指して、毎日できることをコツコツと続けていきましょう!