腰痛は軽いうちに治せ!腰痛に効くツボを図解で紹介!

出典:Zigen

ぎっくり腰などによる激痛を伴う症状だけじゃなく、「なんか腰の辺りがズンとした感じで重い」や、家事などをしていいて、ちょっと腰をかがめたときに、「チリッとした痛みが走る」だけでも、気分は沈み、何をするにも億劫になってしまいますよね。「たいした痛みじゃないから」「そのうち良くなるはず」と、その痛みを我慢していると、その腰痛が慢性化してしまって治りづらくなるばかりか、症状が悪化してしまう場合もあるんです。「腰痛は、軽いうちに治そう!」ということで、ここでは、自分でもできちゃう、腰痛に効くツボの場所や押し方を図解で紹介します。

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腰痛は男性で1番女性でも2番目に訴えが多い症状!

腰痛って、厚労省の平成25年国民生活基礎調査によると、男性では1番!女性でも肩こりに次いで2番目に訴えが多い症状なんです。しかも、「圧迫骨折」や「椎間板ヘルニア」など病院で原因を特定できるのはわずか15%程度といわれていて、それ以外の85%はレントゲンなどで調べても原因が特定できないといわれているんです。もちろん、痛みが激しいときや痛みの出始めでは、病院に行って原因を調べてもらうこと重要ですが、何よりも大切なのは日ごろのケア。運動やストレッチも効果的ですが、「いきなり運動をするのもなんだし」という方もいるでしょう。そんな方にも、ちょっとした時間で効果も見込める「ツボ押し」はぴったりのケアです。
(参照:疼痛.jp)

血液の流れを良くするツボは腰痛にも効果あり!

「ツボを押しただけで、本当に効果があるの?」と思われる方も多いはずです。そうですね。結論からいうと、効果はあります! どうして効果があるのかというと、骨やじん帯、神経などが原因の腰痛以外の症状は「筋肉」に原因があるからです。腰痛は、生活習慣や姿勢、ストレスなどによって腰の周りの筋肉が硬くなることで、血管が圧迫されて血液の循環が悪くなることで、筋肉に栄養や酸素が行き渡らないために発生します。ツボ押しは、神経の集まっているところを押すことによって、神経の流れがスムーズになって、血液循環を良くする効果があるからです。
(参照:Zigen)

ツボ押しで効果のある腰痛はこれ!

ツボの場所を紹介する前に、ツボ押しで効果のある腰痛と、ツボの押し方について説明します。ツボを押して効果のある腰痛は、①腰が重くてだるい②腰に張りを感じる③腰に慢性的な痛みがある症状です。逆にぎっくり腰のように「優しく触っただけで強い痛みがある場合」は、ツボ押しを控えましょう。
(参照:Zigen)

ツボを押すときは呼吸が大事!

ツボを押すときは、呼吸と合わせながら3回ずつ行うのが基本になります。細かく紹介すると①鼻から息をたくさん吸います②口から「ふー」と息を細く吐きながらツボを押していきます③ツボを押し続けた状態で3回深呼吸します④3回深呼吸し終わったらツボから指を離します。①から④までが1セットで、一つのツボにつき、これを3セット繰り返してください。ツボを押すときの強さは、「痛(いた)気持ちいい~」の一歩手前。凝っている筋肉をぐーと指で強く押しすぎる方がいますが、これは一時的に痛みがまぎれるだけで、逆に筋肉が緊張して硬くなり、腰痛をさらに悪化させることにもなるので注意してください。ツボを押すときは、物足りなく感じるかもしれませんが「イタ気持ちいい~」の一歩手前。親指の腹を使って優しく押してください。
(参照:Zigen)

腰痛に効く足のツボ「湧泉」「腎臓」「坐骨」

出典:美容健康ツボ道場×邱淑惠

それでは、いよいよ、腰痛に効くツボを紹介していきます。まずは、「第二の心臓!」とも呼ばれ、重要なツボがたくさん集まっている足のツボから。足のツボで腰痛に効果があるのは、「湧泉(ゆうせん)」「腎臓(じんぞう)」「坐骨(ざこつ)」の三つ。「湧泉」は、体力や気力を高めて体全体を元気にする万能のツボで、土踏まずのやや上の中央、足の指を曲げてへこんだ場所にあります。両手の親指の先を使って強く押し揉むようにします。3秒間隔で押したりゆるめたりの刺激を交互におこない、湧泉が温かくなるまで繰り返してください。「腎臓」は内臓の要である器官の腎臓の働きを活発にするツボで、内蔵の働きが悪くなって腰痛を引き起こしている場合に効果があります。「坐骨」は、お尻の骨の座ったときに体重が最もかかる部分。なので、右腰が痛いときは右足、左腰が痛いときは左足というように、痛い方の足裏を重点的に刺激してください。両足を揉むと予防的な効果も期待できます。
(参照:美容健康ツボ道場×邱淑惠)

腰痛に効く腰のツボ「腎兪」「志室」「命門」

出典:サワイ健康推進課

次に紹介するのは腰にある腰痛の特効ツボです。いずれもおへそと同じ高さにあって並んでいる「腎兪(じんゆ)」「志室(ししつ)」「命門(めいもん)」の三つです。それぞれ腰痛に効くだけでなく、「腎兪」と「志室」は腎臓機能の活性化。「命門」は体力のアップにも役立ちます。まずは、「命門」から。「命門」はおへその真後ろにあるツボで、女性は右手を下に、男性は左手を下にして中指の先を重ねてあて、30回程度軽く押し揉んでください。「腎兪」は、命門から左右に指二本分離れたところにあります。腎兪に親指をあてて30回程度軽く押し揉むようにしてください。「志室」は「命門」から左右へ指4本分離れたところにあります。揉み方は腎兪と同じで、親指をあてて30回程度軽く押し揉むようにします。
(参照:サワイ健康推進課)

腰痛に効く手のツボ「腰腿点」

出典:サワイ健康推進課

手にも「腰に効く」ツボがあります。手の甲にある「腰腿点(ようたいてん)」という二つのツボです。この「腰腿点」を1日2~3回、1~2分ずつ刺激することで、腰痛がみるみる軽くなる効果があります。場所は手の甲の「人さし指と中指」、「小指と薬指」の骨の分かれ目のそれぞれ中央にある部分です。「腰腿点」を刺激するときは、腰腿点に親指と人さし指をあてて、親指と人さし指で手の甲をはさむように押し揉むようにしてください。つま楊枝の先で刺激するのも効果があります。
(参照:サワイ健康推進課)

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生活習慣を見直してつらい腰痛と「さよなら」しよう!

紹介したように「ツボ押し」は腰痛に効果がありますが、腰痛の原因を改善できるわけではありません。長時間、同じ姿勢でいたり、普段の姿勢が悪かったり、日常的に筋肉に負担が掛かっていたりなど、日常の生活が原因になっている場合は、一度、良くなった腰痛もぶり返したり、逆に症状が悪くなってしまう場合もあります。腰痛はカラダに過度の負担が掛かっているサインでもあるので、生活習慣を見直したり、カラダ全体の健康をこれまで以上に気に掛けるなどして、ケアを行うようにしてください。


 

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