女性と海

 

ここ数年、毎日必ず何かしらの写真を撮るようになりました。

食べたもの、見た景色、行った場所、家族のスナップ、メモ代わり・・・スマホを使いだしてから特に写真や動画が増えてきました。

結構な容量を使うので、整理しようかな、とも思いますがかといって写真を捨ててしまうのもなんだし。特に家族が写っていたりするとなおさらです。たいして上手にとれてなくても、変な顔してても消せません(笑)。

それなのに、うっかりスマホを水没なんてさせたら、泣くに泣けないですよね。

そこで、大切な写真を守るためのツールとして、おすすめのクラウドサービスをご紹介します!

 

写真保存の基本はバックアップ

多くの方はスマやデジカメで撮った写真をそのままメモリーやメモリーカードの中に入れっぱなしになっているのではないでしょうか?

これは一番画像をなくしてしまう可能性の高い方法です。

メモリーカードのデータは操作ミスで消してしまう可能性があるほかに、機器のトラブルや故障でデータもすべて消えてしまった、新しいカードと入れ替える時に紛失してしまった、スマホ/デジカメごと水没させてしまった!など常に危険にさらされています。

 

一番良い方法は、「データを他の安全なところに移動させる」ことです。

 

ピンとこない、よくわからない、面倒くさそうと思う方も多いでしょう。

でもスマホ/デジカメ内のデータはそのままで、同じ内容を別の場所に何らかの方法でコピーするのであればそんなに難しくありませんし、データの安全度が飛躍的に高まります。

この方法は、[同じデータを2か所に保存する]ことになります。

2か所以上の場所に同じデータを保存しておけば片方のデータ壊れたり、機器が故障しても、もう片方のデータは救うことが出来ます。いわゆるバックアップというヤツですね。

では具体的な方法をご紹介します。

 

クラウドサービスを使って複数の場所にデータを保存する

一番簡単な方法は何らかの「クラウドサービス」を使う事です。

「クラウド(cloud)」とは雲のことですが、インターネットの世界では、クラウドコンピューティングのことを指します。インターネットを介して、さまざまなサービスにつながっていると考えてください。

具体的な使い方のイメージは、スマホからアプリを使ってクラウドサービスにアクセスし、そこにデータを保存するのです。

大抵の場合、必要な画像や動画を選んで、SNSに投稿する時のようにクラウドサービスのアプリを選択するだけです。

こうすればデータはスマホ内とクラウドの2か所に同じ物が保存されることになります。

 

クラウドサービスのメリットって?

こうしたクラウドサービスのメリットは、無料でいつでも使えるものが多いという点です。

しかも、設定次第では自動的に同期をとってくれます。

お手元のスマホで写真を撮ると、自動的にクラウドサービスに追加してくれるような設定ができるので、先ほど書いたような画像を選んでアプリを選択する作業も不要です。

 

また、クラウドの保存サービスはその会社がサービスを止めない限りデータが消えるという心配が殆どありません。何故かというと、厳重に管理されたプロ用の複数のディスクにデータが保存されるからです。

 

また、使い方によっては、あなたの写真を遠隔地の親類や友達とシェアすることもできます。

 

おすすめのクラウドサービスは?

いずれも最低限のIDとパスワードを設定するだけで、無料で使えるサービスをピックアップしてご紹介します。

 

DropBox

無料の基本サービスは最大2GBまで使えます。さらに、友人を一人紹介するたびに500MBの容量をもらえ最大で16GBまでもらえます。

有料サービスもありますが、個人で使うのでしたら無料プランでも十分かと思います。

スマホからの同期速度も十分な早さなので、快適に使うことができます。

 

GoogleDrive

Googleが提供するクラウドの保存サービスです。IDとパスワード設定は必要ですがAndroidを使う人ならばすでにGoogleのアカウントを端末に設定済のはずなので、後はアプリをインストールするだけですぐに使えます。Androidではなくても、もちろんiPhoneでもPCでも使えます。

このクラウドサービスにも無料と有料のプランがあり、無料でも15GBも最初から使えますのでこれは便利です。

前述のDropBoxに比べると速度は遅い気がしますが、写真でも動画でも問題にならないレベルなので一般的な使い方をする場合には気にする必要はないと思います。

 

OneDrive

マイクロソフトが提供するサービスです。こちらも無料で5GBを使うことが出来ます。

直感的で使いやすく、Windows OSのライセンスのタイプによっては、初めから有償プランがついていますのでそういう意味では、Windows PC派なら使わないともったいないかもしれません。

 

MEGA

無料プランでもなんと最初から50GBの容量が使えます。無料サービスではぶっちぎりの容量です。

ただし、処理速度が遅いことと、日本語の設定をしてもいつの間にか英語になっていたりするのが難点(苦笑)

しかしながら、データが消えたりするようなことは一度もなく(当たり前ですが)、安定しています。スマホからでもこの大容量を使えますので、動画などの保存先としては選択肢の一つにして入れておくサービスです。

 

※以上のクラウドサービスは全てスマホでもPCでも使えます。

 

 

クラウドサービスを使わない方法は?

インターネットが使えない環境の場合、クラウドサービスは利用できないので、アナログな方法でバックアップを取る必要がありあす。その代り、誰でも簡単に出来るのでぜひ覚えてみてください。

USBメモリーにバックアップをする

USBメモリ

一番シンプルな方法としては、データをUSBメモリーにコピーする方法です。

スマホの場合はデータ接続端子(マイクロUSBなど)にUSBメモリーをアダプター経由で挿してコピーするのです。写真のコピーをするには、スマホ画面で操作できるファイルマネージャーというものが必要ですが、これは無料で入手できます。

この方法は、インターネットやスマホなどの操作になれていない高齢の方にとっては一番やりやすいというのがメリット。

 

ただし、USBメモリーをなくしてしまったら、バックアップのはずのデータが無くなってしまうのがデメリットです。クラウドサービスの場合には、こうしたことが無いように何重にもバックアップがされているのです。

また、USBメモリーは誰でもアクセスすることができてしまうので、個人情報を特定可能な写真が入ったまま落としてしまったり、紛失してしまうと大変ですので保管に気を使う必要があります。

 

 

ハードディスクにバックアップをする

PC経由での作業が必要ですが、PCのディスクとは別に、外付けのディスクを接続してこれにコピーします。これもインターネットなどに不慣れな方でも、取り入れやすい方法です。

ただし、外付けディスクは数千円程度がコストがかかってしまうのがデメリット。

また、外付けディスクが壊れてしまえばそれまでなのはUSBメモリーなどと一緒です。

 

クラウドサービス vs アナログ 選ぶのはどっち?

いずれにせよ、クラウドサービスを使わずにアナログでバックアップを取るということは、クラウドサービスが提供してくれているデータの多重バックアップや、万が一ハードディスクがこわれた時のデータ復元など、これらのリスク回避や万が一の対応を全て自分でやらなければいけないということ。

これらが無料で使えるのですから、クラウドサービスを使ってしまう方が享受できるメリットは大きいと思います。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

いずれの方法にしてもかけがえのない写真を絶対に無くさないためにも、[大切なデータは必ず2か所以上場所に置くこと]を習慣づけたほうがいいですよ。

管理人は、クラウドサービスを使って、遠隔地にいる両親と写真を共有していたりもします。

以前は写真をメールで送っていたのですが、メールだと、両親二人に送らなければいけないのと、送った写真を携帯に保存したりと、お互いにやらなければいけない動作が多いのが面倒でした。

クラウドサービスを使うことによって、管理人は写真を選んでアップするだけ、両親はクラウドサービスとアカウント設定済の端末をインターネットにつないでおくだけなので、飛躍的に簡単になったのでした。

 

というように、クラウドサービスを使って便利になることは多いです。

今回は写真のバックアップの手段として5つのクラウドサービスをご紹介しましたが、使いこなせばもっと便利になりますよ。

 

 

 

 

 

 

 


 

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