熱海シリーズもいろいろ書いてきましたが、今回は車で行ってみようという方に向けてまとめました。お役に立てればと思います。
家族連れでワイワイ行くなら車で熱海に行ってみよう!
熱海に行くとなると、自然と新幹線利用が思いつきますよね。東京からも大阪らからも短時間で来れて非常に便利ですから。
でも大人数の家族連れ、特に小さなお子様やお年寄りがいらっしゃると駅での乗換が大変だったり、トータルの交通費がとんでもない額になってしまう事もあります。特に大人数での電車賃はホテル代に匹敵する値段になることが多いです。ましてや新幹線を使うとビックリする値段になりますよね。
そこで、熱海に行くには周辺道路含めて渋滞がはげしいイメージもありますが、今回はあえて車で行くことを考えてみます。
熱海に行くなら道路のルートはこれだ
東京駅付近からだとすると、一般道を走っても東京~熱海間は105km程度なので、国道1号線と134号線を使ってずっと走って行っても、距離的には大したことではありません。ですが、国道134号線は1年中混んでいますのでやはり避けたいですね。
となると、東名高速~厚木JCT~厚木小田原道路~小田原西IC~西湘バイパス~早川JCT~石橋IC~国道135号線(必要と状況によって真鶴道路経由)~熱海駅前というルートになります。所要時間としては、渋滞が無かったとして1時間半くらいです。
大阪/名古屋方面からだと、東名高速で沼津ICまたは新東名高速の長泉沼津ICで降りてからは、伊豆縦貫自動車道~函南IC~県道141号線~県道11号線~熱海駅前というルートで約37km程度。沼図ICから熱海駅までは、時間にすると渋滞が無かったとして、50分くらいです。
熱海市街地に着いたら
まずは車をさっさとホテルの駐車場に入れてしまいましょう。チェックイン前でも、荷物をフロントに預けて身軽になってしますのがベストだと思います。
もしペット同伴で泊まる予定だとしたら(近年、熱海はペット同伴可のホテルや飲食店が増えています。老舗の旅館でもペットOKの宿があります。)、場合によってはケージに入れた状態でペットを預かってくれるホテルもありますので、事前に確認しておいた方がいいでしょう。
と言うのも、「せっかくマイカーで来たのに直ぐに車を預けてしまうなんて・・・」と思うかもしれませんが熱海市内で車での移動はおすすめできません。
道が狭いこと、車(特にタクシー)が多いこと、一方通行が多いこと、日帰り入浴施設は宿泊者しか駐車場を使えないなど、制約があまりにも多くコインパーキングも思ったより少ないからなのです。
しかも海沿いの135号線は、伊豆方面への車が多いので時間帯によってははげしい渋滞になったり、横道から135号線に出るにも信号が変わってもなかなか合流できなかったりします。
熱海は狭い街ですので、歩けるところは歩いて、無理ならばバスやタクシーを使いましょう。
その方が時間の節約になることも多いです。
熱海ではバスが使える!どんどん使ってみて
特に熱海はバスが便利です。街中の各方面行きのルートがあって、しかも本数も多いです。さらに、料金も安いので家族連れでもそれほどの負担にはならないと思います。特に東海バスが運行している「湯~遊~バス」はとても便利ですよ。
この「湯~遊~バス」は、熱海駅前発着で市内主要観光地を循環運転しています。1日に18便も運行されていますので、日中は9時45分の始発から16時15分の最終まで1時間に2本利用出来ます。料金は、1日乗り放題の「フリーきっぷ」で大人700円、子供350円と大変にリーズナブルです。上手に使うといいですね。
もしも「フリーきっぷ」を買ったなら、主な観光施設の料金が割引になります。遊覧船、熱海城、トリックアート、ロープウェイなど多くの施設で利用出来ますのでとってもお得。(上記料金と運転本数は2017年2月現在の情報です。)
「湯~遊~バス」が直接行かない場所もありますが、それでも熱海の主要地はほとんど通るので、バス停から歩いても大した距離にならない、という場所も多いです。
例えば、来宮神社に行く場合、このバスは通りませんが途中の「大湯間歇泉」で降りて歩いても10分ほどの距離です。バスを降りた場所からはスマホで地図を確認しながら歩けば問題ありませんね!
1回乗車であっても大人250円、子供130円で乗れます。乗車距離は無関係です。
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いかがですか?
マイカーとバスを賢く使えば、交通費を抑えつつも熱海を存分に楽しめるのです。
さて、浮いたお金はその分美味しい食事とお酒に使いますかね!