玄関に鏡を置いている家って多いですよね。ただ出かける際の身だしなみをチェックできるというだけでなく風水にも効果があることをご存じでしたか?
一概に風水にいいと言ってもただ置くだけでいいというわけではありません。どう置くかなどにより効果も変わってきます。風水にいい鏡の置き方とはどのようなものなのでしょうか?また、玄関に鏡を置くとどのような効果があるのか見ていきましょう。

他にも、自宅の玄関で出来る風水に関する記事はいろいろあります!

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風水で運気を上げる!・・・例えば?

運気を上げるとして、ついつい気になってしまう風水。
風水で運気を上げるといったときに、どんなことが思い浮かびますか?

「あげたい運気」と言えばやっぱりまずは金運?!

金運を上げる風水って、割とどこでも見かけますよね。
「金運」の運気をあげる方法として定番というほどよく聞くのは「金運が上がる財布」ですね。
例えば黒の天然皮革の長財布が良いとか、いやいや心機一転のタイミングなら色は白でとか、2017年の金運財布は・・・なんて年毎に特集されていたり、2017年秋はこれ!のようなピンポイントな特集があったり。

そんな運気を上げる方法のひとつとして家の風水で真っ先にやるべき!とされるのが玄関。
鏡を置く、置物はこれを・・・などなどありますが、玄関風水の基本をまず確認してみましょう。

玄関はこれを押さえる!風水的ポイント

玄関に限らず、風水で一番やるべきと言われることがまずは掃除。
靴は出しっ放しにせずに、三和土も毎日水拭きしてとにかくきれいに!ということがよく言われています。
ドアノブなどよく触るところに汚れが溜まらないようになども言われますし、玄関マットは週に1度は交換するなどとにかく清潔に整頓された状態を保つ!というのが基本です。

玄関に置いて良いもの・悪いもの

「金」の運気は「汚れた水」や「多すぎる水」が大敵とされています。
そのために、金運を気にして玄関を整えるなら、水槽は置かない、傘立てもNGなどが言われていますね。
また外から悪い気を持ち込まないために、玄関マットを敷くというのも定番中の定番。

逆に玄関に置くと良いものとして言われているのは

  • クリスタル
  • ポットアロマ
  • 龍や虎、シーサーなどの置物

などが言われています。

良いもの1:クリスタル

すべての気を発生させ空間を刺激するという水晶。
これを置くことで玄関から入る良い気をより多く家の中に呼び込んだり、悪い気を寄せ付けない魔除けの効果もあるのだとか。
窓から下げたり壁にかけたり角に置いたり。
置物タイプなら入って右側に置くのが良いと言われますね。

良いもの2:ポットアロマ

ポットアロマなどは、匂いも大切な風水のなかでは意外と重要なアイテム。
良い運気は良い香りのする清潔な空間が好き・・・ということがよく言われています。
玄関の向きに合わせた香りの種類もあり、たとえば西向き玄関なら「金」の運気が特に好み相性も良い「花の香り」などが言われています。

良いもの3:水を飲む龍に虎、対のシーサー

置物の類では、龍の置物を置いて毎日おちょこくらいの小さな器に1杯の水を与え続けていると、そのうちその水を龍が飲むようになるなんて話もありますね。
水が減り始めたら「運気が上がり始めた」サインなんだとか。
シーサーなら対のものを置くと良いといったことも聞きますね。
しかし動物の置物などを置くときの一番のポイントは、実はその置物に愛着を持ちかわいがってあげることなんだそう。

良いもの4:八角形?凹凸?定番の鏡

玄関風水といえば定番なのが「鏡」。
形や種類はこれが良いと言われたり、サイズはこのくらい、向きは、方角は・・・など意外と考えるべきポイントも多くあります。
玄関に鏡を置く場合には、鏡の置き場所や形・大きさなどどんなものが良いのでしょうか?
鏡のもたらす効果から種類、鏡の位置まで見てみましょう!

玄関に置物やアイテムを置くならこちらの記事で詳しく紹介しています。

※ 風水で見る玄関の置物はこれだけは守ろう!いい置物とは?

また、玄関にグリーンを置いて癒しの空間にする方も多いでしょう。どんな観葉植物を置けばいいのかについてこちらの記事で解説してます!

※ 玄関の風水が気になる!観葉植物ならどこに何を置くの?

鏡と玄関にはどのような風水効果があるの?

鏡がもたらす効果とは

風水の中では鏡は水を表します。さらさらと流れる小川や湖のほとりにいると癒されるのと同じように、鏡は使い方によっては、ストレスを和らげ、安らぎをもたらしたり恋愛運や仕事運をあげたりことができるアイテムです。また、鏡はダウンしている場所にエネルギーを与えたり、悪い気を跳ね飛ばしたり、家を広くみせたりすることができます。他にも風水では柱などのでっぱりや、部屋の欠け、変形を嫌うのですが、そういった風水上凶の意味を持つ欠けを封じることもできます。しかし使い方を間違えると逆効果になってしまうのでその使い方が難しいアイテムでもあります。

凹面鏡と凸面鏡

風水では普通の鏡の他だけでなく凹面鏡と凸面鏡を使うこともあります。凹面鏡は吉を集める力が上がると考えられ、凸面鏡は凶を跳ね返す力があり風水の一派では玄関の外にかけたりします。強い風水アイテムではありますが、その反面気を乱反射する働きがあります。室内で使うのは要注意で、室外でも取扱いには注意したいアイテムです。その家に合った使い方がありますが、素人が使うと対人運を落としてしまうこともあります。信頼できる風水の専門家の方のアドバイスをもらって使用する必要があるため、基本は普通の鏡を置きます。
凹面鏡の使い方としては、近くに山や台地がある方向に向けておくと良い気が入りやすくなるのだとか。
玄関というよりは家の中心に置くのに向いた鏡です。

一方で凸面鏡はといえば、窓越しや玄関外の「上」に向けて飾るとも言われます。
外なので風などでフラフラしないようにしっかり固定することや、凸面鏡の向いた家や車に悪影響があることもあるので何もなければOKなどの条件も。

なんだかちょっと難しい凹面鏡と凸面鏡。
その「悪い気を跳ね返す」凸面鏡の効果を小さくしたものが平面鏡、つまりは「普通の鏡」です。
そういうわけで、特に専門家のアドバイスによるのでなければ「普通の鏡」が一番無難と言われるんですね。

玄関は幸せの入り口

恋愛運、仕事運、金運、健康運などなど・・・全ての運は玄関から入ってきます。玄関は良い運気を通すだけでなく、それを増幅させて家の内部へと緩やかに引き込み、悪い運気をブロックする関所の役割も担います。風水ではその玄関は広く明るくしておくことによりたくさんの幸せが入ってくると考えられています。

風水では良い気が入ってくる方角と、悪い気が入ってくる方角があると言われています。
良い気が入ってくるのは「東」「東南」「南」。
この方角に玄関がある場合には鏡を置かなくてもよいとさえ言われるほどの方角だそう。

特に鏡が必要になるのは、反対に悪い気が入ってくる方角。
「北」「北東」「西」「南西」がその方角です。
玄関の正面に鏡を置くことはNGとされている風水ですが、この場合に限っては邪気の侵入を防ぐために、あえて玄関に向かって鏡を置くという風水師さんもいるとか。

しかし近年の住宅環境では玄関にスペースを大きく取れないことが多く、いかに広く見せるかも運気改善の重要なポイントとなってきます。鏡はインテリアとして広く明るく見せることができるので玄関には欠かせない存在となっているのです。

置く位置により効果が違う

外から玄関に入ってきたときに、右に鏡を置くと人気運や地位・名誉運をあげ、入って左側に設置すると人間関係を良好にし金運を上げる効果があります。ポイントとしては鏡を見る時にかがまないような高さに置くことです。
玄関に鏡を飾る際の注意する点としては、左右どちらにも置くことです。欲張って2つ置いてしまうと合わせ鏡になってしまい、逆効果です。
二兎追うものは一兎をも得ず。どちらか1つ、最も必要な方に置いてくださいね。

鏡のサイズもチェック

鏡のサイズは小さい物より30cmを超える大きいサイズのものの方がいいとされています。また大きさについては形によって変わる側面もあります。
丸い鏡はエネルギーなど良い運気の出入り口となっているため、できるだけ大きい方が良いと言われています。
しかし姿見以上のサイズの鏡となると諸説あり、良いと言われる事も多い反面、人間関係やケガなどのトラブルを起こしやすいとも言われています。ベストなサイズとしては30cm超で姿見より気持ち小さめなものを選ぶといいでしょう。全身ではなく、顔や上半身のみなど、身体の全てが入らないサイズもものを置く際はかがまない位置に設置するよう気を付けてくださいね。

鏡のかたちもいいものを選ぶ

鏡のかたちも選ぶものにより、風水の効果が違います。金運をあげたい方は、八角形のものがおすすめです。
楕円形の鏡は特に女性向き。
女性の象徴として使われていて、女らしさが出て好かれやすくなるといった効果も。
心を落ち着かせるのは横長、気の流れを整えるのは縦長、といった形ごとの特徴があります。

鏡のフレームはゴールドや黄色などお金を連想させるカラーにすると尚効果があります。人間関係を良くしたいという方には丸い鏡や楕円形の鏡がおすすめです。風水全体を通してベストなかたちは八角形で、フレームがプラスチックの素材をできるだけ避け、木の素材でできているものを選ぶようにしましょう。また、金運を上げたい、人間関係を良くしたいなどの目的がなければ正方形の鏡を選んでも問題はありません。しかし四角い鏡だと「角」が運を切ってしまうため、角の丸まっているものを選ぶことにより効果は一段と上がります。ただ、風水に合わせて無理やり鏡を選ぶよりは自分の好みに合わせた鏡を置く方が環境は良くなっていくので、それも合踏まえた上で鏡を選んでみてください。

家に鏡を置くときに注意するポイント

玄関に置く以外でも様々な効果を発揮してくれる鏡ですが、その置き方によっては悪い気をたくさん取り入れてしまっているかもしれません。置き方の注意点を確認し、家にある鏡が今どのように置かれているのかチェックしてみてください。

鏡を玄関の正面に置かない

前述した以外にも玄関に鏡を置き時に気を付けるポイントがあります。それは鏡を玄関の入り口である正面に置かないということです。鏡を玄関の正面に置いてしまうと玄関から入ってきた幸運を跳ね返してしまうため凶相となってしまいます。正面に鏡が置いてある場合には使わないときは布を被せて鏡を見えないようにしておくなどで対処することは可能ですが、撤去できるようであれば別の位置にずらしてしまった方がいいでしょう。

また賃貸住宅などでは特にあるのが「最初から鏡がある」パターン。
問題のない場所やサイズの鏡があるぶんには良いのですが、玄関の正面にあるといった場合も。
また鏡と同じように対処しなければならないのが同じ位置の窓です。
特に窓に関しては「浪財宅(ろうざいたく)」と呼ばれ、文字通り財産が漏れる家。

これらを解決するのには、衝立を置くという方法があります。
玄関と窓・鏡の間に衝立を置いて仕切ってしまうことで「玄関の正面」から外すことができます。
ただし惜しいのが「のれん」「透けるカーテン」。
見栄えは良いのですが、これらでは逃げきれていませんのでしっかりと仕切る対策を。

部屋のドアや窓の前に置かない

部屋の内側であっても外側であっても関係なく、鏡はドアの前には置かないようにしましょう。特にトイレのドアの前は要注意で健康運がダウンしてしまうだけでなく、家全体の
運気にも影響を与えてしまいます。同じく窓の前に置くのもNGです。玄関同様、外から入ってくる幸運の気を跳ね返してしまいます。また、部屋や窓の前に置くのは運気を悪くするというだけでなく、霊の通り道となりやすいとも言われているため注意してください。

部屋の中に置く鏡としてよくある寝室の鏡。
ドレッサーの鏡や、姿見などがありませんか?
寝ている姿が映りこむような位置にあれば要注意。
悪夢を見たり運を吸い取られたりしてしまうと言いますから、布をかけるなどの対策が必要です。

鏡を清潔に保つ

鏡に水のアカがついていたり、指の指紋などがついて鏡が汚れている状況では鏡は開運アイテムとして役に立ちません。それどころか悪い気をため込んでしまうことにもなりますので、できるだけピカピカに保つようにしてくださいね。

ピカピカなら、あわせてその部屋の気もキレイになるという鏡。
玄関であれば、さまざまな運気が家の中に入ってくる最初の場所であるだけに、特にキレイに保ちたいですね。
玄関に限らず、洗面所の鏡などもピカピカにしておくだけでもビューティー運がアップするといいますから、ついでに家じゅうの鏡、ピカピカにする習慣をつけたらほかにもいろいろ運気を上げられてしまうかも?!

合わせ鏡にしない

合わせ鏡は気を反射し往復するためよくないとされています。
せっかく良い気が入ってくる入り口である玄関。
合わせ鏡のマイナスポイントとしては、「鏡同士で運気を吸収しあってしまう」という話もあれば、「鏡が運気を反射するので運気が散乱する」という話も。
吸収しあってしまうのも問題ですが、気の出入り口である玄関だけに、ここで気の流れが乱れてしまうとその先の部屋まで届くはずのものがまるで入ってこない・・・という恐れも。

また合わせ鏡の中に人が映ってしまうとその人の運気を下げてしまうので気を付けましょう。洗面台に付いている三面鏡なども使うときだけ開けるのではそんなに心配はいりませんが、開けっ放しにしていたり、右側の鏡と左側の鏡が合わせ鏡になるほどの角度にするはよくありませんので注意してください。

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置く場所ごとにも注意する点が

子供部屋:勉強机の上に鏡を置くと集中力が下がるとされています。鏡を子供部屋のドアに向けておくのもNGです。

リビング:部屋の角に鏡を置くと金運を下げてしまいます。しかしダイニングテーブルの正面に鏡を置くと良い効果が得られるとされているので置く位置には気を付けてください。

寝室:ベッドが映り込む位置に鏡を置いてしまうと、気を乱したり眠りを妨げてしまったり、寝ている間に気をうまく補充できないなどの悪い効果があるため気を付けましょう。基本的に寝室と鏡の相性は良くありません。そのため置く場合には向きや使わないときに布をかけるなど配慮する必要があります。

キッチン:基本的には鏡がNGなキッチン。水の気を持っている鏡はキッチンの炎が映るのは相性的にも良くないことや、増幅させる効果がある鏡だけに、ごみ箱などが映り込んだりとあまり良いところナシ。
正面に鏡を置くと気が乱れがちになりよくありません。
例外的に良いとされるのは、キッチンで作業するときに真後ろにドアがある場合で、その邪気を反射する目的の場合のみと言います。

天井:天井に鏡を置くとその下を通ったときに映る人の運気を下げてしまいます。
鏡を置く際には以上のことに注意をして置き場所を決めてくださいね。

鏡の風水や玄関に置くときのポイントについてまとめてみましたが、鏡は使い方により善にも悪にもなります。置くスペースがここしかないからここでいいや、といった感じで置く位置を決めてしまったことにより、幸運を取り逃がしていませんか?少しの改善でより良い運の持ち主となるかもしれません。置き場所に関して一度家の位置を振り返ってみてくださいね。

他にも、自宅の玄関で出来る風水に関する記事はいろいろあります!
まずは、しっかりと情報収集してみてはいかがでしょうか?

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