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三大薬湯
日本にはたくさんの温泉があり、どの温泉も浸かるととてもリフレッシュできます。

なんだかんだで私たちは日々ストレス社会の中で生活しています。
嫌なことや辛いことはもちろん、どんなに楽しいことでも、身体や脳にはストレスがかかっています。そして心身を痛めたり弱らせてしまったりします。
また、最近ではアレルギーも持っている人がほとんどだと思います。
アトピー肌でお悩みの方も少なくはないのではないでしょうか?

そんな現代日本人にとって、温泉はどれも気持ちがよくリフレッシュできるものですが、その中でも有名な日本三大薬湯をご紹介いたします。

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三大薬湯とは?


日本の三大薬湯と呼ばれているのは、兵庫県神戸市の有馬温泉、新潟県の松之山温泉、群馬県の草津温泉の三つです。

草津温泉と有馬温泉は三大名湯としても有名で、「東の草津、西の有馬」といわれるほど、古くから有名です。
それに比べると松之山温泉は少し知名度が低くも感じますが、実は知る人ぞ知る穴場な温泉なのです。

三大名湯との違いは、その効能にあります。
いずれも、温泉に含む高い効能を持つ成分のため、病気やケガの治癒、アトピー改善などに効果が期待されています。

本来、「薬湯」とだけいうなら、薬効成分を溶かして効力を持たせた湯、となりますが、この三大薬湯は、もともとの天然温泉に薬効成分と同等の効能があり、「温泉法」で決められた明確な効果が実感できるようです。

有馬温泉

三大薬湯 有馬温泉
参照:有馬温泉

有馬温泉ってどんなとこ?

環境省の指針により療養泉として指定されている9つの主成分のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれています。世界的にも珍しいたくさんの成分が混合した温泉です。

金泉は、冷え性、蕁麻疹、筋・関節痛、末梢血行障害に効果的です。また、強い殺菌作用により皮膚疾患にも期待ができます。

銀泉は、食欲の増進や毛細血管の拡張により血流増量で高血圧や傷、機能性の障害に効果的です。飲むことで胃液の分泌を刺激してくれます。

湯量が少ないということをよく聞きます。しかし、そこがとても重要なポイントでもあります。加水・加温を一切していないので湯量が少ないのです。そのため浴槽は小さめに作られているのだそうです。

芸妓さんと楽しむ座敷も魅力の一つ?

温泉で素晴らしい効能を堪能したあとは、古くからの伝統を守り続けている、有馬の芸妓さんのお座敷遊びを楽しめるのも魅力の一つです。
団体のツアーなどでは組み込まれる事も多いのですが、宴会の席では、伝統の季節に合わせた美しい踊りと、お座敷遊びを披露してくれます。

4月にはさくらまつり、7月には浴衣会、8月の夏祭りなど、芸妓さんの舞いや踊りを身近にみられるイベントもありますので、温泉めぐりと共に楽しまれると良いかもしれません。

新しくオープンした太閤の湯も楽しもう

太閤の湯は、金泉、銀泉、炭酸泉のすべてを使用して26種類もの風呂と岩盤浴が楽しめるように2014年2月に改装してオープンした総合温泉施設です。

太閤秀吉の黄金の茶室をイメージした黄金の蒸し風呂、太閤の岩風呂、ひょうたん露天風呂、ねねの遊び場和風風呂など太閤秀吉にちなんだ風呂があります。又、フードコート、リラクゼーション、休憩コーナー、そして館外には官兵衛古道、ねねハーブの小径など各種施設が充実しています。”

観光としても、古い時代のロマンを感じながら薬効成分を楽しむのも良いかもしれませんね。

松之山温泉



参照:松之山.com

松之山温泉ってどんなとこ?

開湯は約700年前ととても歴史のある温泉です。
草津温泉と有馬温泉と、有名どころの温泉に並ぶ松之山温泉ですが、その知名度は残念ながら低いようです。

松之山温泉は非常に塩分が強く温まる温泉です。
その湧き出るお湯は約1200万年前の化石海水だともいわれています。
ニオイも独特なものがあり、中には油臭いという方もいるようです。
ホウ酸という薬効成分の含有量は日本一で、温泉の基準値のなんと15倍はあるのだとか。
ホウ酸は、目薬などにも使われている成分で、消毒効果や洗浄効果がありますので、火傷や切り傷にも効くとされているのもうなずけます。

また、松之山温泉は湯冷めしないということをよく聞きます。
これには含まれている塩分が関連しているようで、塩化物イオンが毛穴に入り、汗の蒸発を防いでくれているということです。

メタケイ酸という保湿成分も、高い含有量を誇っています。
化粧水と同じ効果ということになりますので、これらの成分のおかげで、お肌がツルツルにもなり、傷ややけどなどにも効果的な温泉だということがわかります。

その薬効成分の濃度のおかげで、浸透圧を利用して、人間の体にぐぐっと入り込んでくれる効能をじかに体験できるのが、最大の特徴といえるかもしれません。

しげの秀一さんの故郷?

松之山は漫画『頭文字D』の作者であるしげの秀一さんの故郷であるらしく、たくさんのポスターやサインが貼られている。

とあるとおり、峠の走り屋たちのアツい青春と車でのバトルを描いた、少し前の若者に人気の「頭文字D」の原作者、しげの秀一さんのサインがあちこちにあるようです。
アニメや漫画好きの方も、この風光明媚な自然からあの名作が産まれたのだと感じながら名湯を楽しむのも良いかもしれません。

湯めぐりするなら何が得?

日帰り入浴ができる施設もいくつかありますが、その中から3軒を選んで利用できる、お得な「湯めぐり手形」というものがあるようです。
1年の有効期限で、1枚1200円。
それぞれの日帰り入浴料は、だいたい500円以上なので、三軒めぐれるならお得ということになります。
松之山温泉里山ビジターセンター 松之山温泉合同会社まんま で購入できますので、行ってみてください。
ただし、定休日は火曜と水曜のようです。

最大の魅力は雪見風呂?

源泉の温度は90度以上と、さすがに人が浸かれない温度ですので、加水はされています。
それでもなお濃い成分と、冬は雪が降り、寒さの厳しいこの地域では、綺麗な雪景色を楽しみながら温泉に浸かるのがオツな入り方の一つです。

地元の人たちも、自分の家のお風呂よりも温泉を利用することの方が多いのだとか。
冷え切った体を温泉で温めると、心地よいぽかぽかが、夜寝るまで長く続くのだそうです。
かなりの温度差があると思われるのに、いつまでも冷えにくいというのは、その薬効成分のおかげかもしれませんね。

草津温泉

草津温泉の観光グルメ楽しみ方
参照:湯LOVE草津

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日本三古湯とは?神話と歴史のつまったロマンのお湯でリラックス

草津温泉ってどんなとこ?

草津温泉は古くから人々に愛され、人々を癒してきた名湯です。
現代では三大薬湯と呼ばれるだけあって、昔から優れた治癒効能を誇っていました。
戦国時代には多くの武将が湯治に訪れました。
江戸時代には、文人から歌人まで年間1万人以上の人々が訪れ、徳川八代将軍吉宗も草津の湯を江戸城まで運ばせて入浴したといわれています。
神経痛・リウマチ・冷え性・痔や汗疹など、様々な効能があるとされていますが、全て自然に湧出している自噴泉で泉質が強酸性硫黄泉ですので“美肌の湯”としても有名です。

湯もみってどんなもの?

テレビなどで、「湯もみ」をごらんになった事がある方も多いのではないでしょうか。
湯もみは、高温の温泉が大量に噴き出る草津ならではの、昔からの風習です。
温泉の中に大きな木の板の先を入れ、湯もみ唄を歌いながらかき混ぜ、温度を下げるという技です。
温度を下げるために水を足すようなことをせず、こうした伝統技法を守りつつ、濃度を保っているからこそ、薬効成分が高いのだとも想像できます。

今では、一つのイベントとして湯もみショーを見られるところもありますし、実際に湯もみを体験させてもらえるところもあります。
もし興味があるようでしたら、金額と、開催時期の最新情報をホームページなどから取得して、行かれることをおすすめします。

時間湯って聞いたことある?

また、「時間湯」と呼ばれる独特の、古くからある入浴法でも知られています。

その時代は古く、なんと江戸時代にまでさかのぼります。
幕末から明治にかけての激動の時代に確立され、今にいたるのですが、「湯長」と呼ばれる人の指導のもと、源泉をそのまま利用して湯もみをし、手桶でかぶり、3分だけ浸かり、蒸しタオルをまく、など手順があり、本格的なものになると長時間にわたって行う独特の入浴法です。

薬効成分を最大限に感じられる素晴らしい浸かり方ではあるのですが、なにしろ源泉の温度が高いので、心臓に自信のない方にはちょっとハードルが高いかもしれません。
一度だけの時間湯体験も行われているようですので、ちょっとだけ試してみたい方は、まずはそちらから行うことをおすすめします。

泊らなくても浸かれる?

古くからある名湯はたいていどこもそうですが、宿泊施設もずらっと並び、それぞれに源泉から温泉がひかれています。
宿泊客がそれぞれの旅館の湯をはしごできるようなサービスもあってうれしいのですが、それだけではなく、地元の住民が管理運営する共同浴場も多数整備されていて、白旗の湯、千代の湯、地蔵の湯の3カ所では、観光客も無料で利用できるようです。
日帰りのできる所も多数あり、どんなプランで行くか、観光ガイド片手に計画を立てるのも楽しみのひとつです。

いろいろある日本三大温泉

日本には他にも三大温泉があります。どんな三大温泉かというと、こんなものです。どこかに行かれる機会があったら、ぜひお話のネタにチェックしてみてください。

日本三古湯
日本三大美肌の湯
日本三大美人の湯

ちなみに、各地の温泉では、我こそが最古であると宣言しているところが多数あります。
それぞれに根拠があり、諸説あるのですが、古い書物に載っているからだとか、現存する昔の浴槽が一番古いとか、開湯がそもそも古いのだとか、さまざまな角度から根拠にされているようです。
とても古いものの中には、神話の時代にさかのぼるものもあります。
古代のロマンに想いをはせながら、昔の人も、あるいは天皇や武人も、同じ湯を楽しんでいたのかと想像すると、心の疲れも少し癒されるかもしれません。

普段はあまり気にすることがないかもしれない歴史ですが、温泉を利用したことをきっかけに、少しだけその地の歴史を調べてみるのも面白いかもしれませんよ。

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まとめ

「三大薬湯」と詠われるだけあって、どれも湯治には欠かせない温泉です。
それぞれに独自の高い薬効成分を誇っているので、どれが自分に合っているかは、実際に訪れて試してからでないとわかりません。
湯疲れを起こさないためにも、それぞれの温泉には、注意書きが各所にあると思われます。
それぞれに合った入り方というものも存在しますので、ぜひ、健康的に、かつ効果的に楽しめるよう、注意しましょう。

怪我や病気の治療でももちろん利用してみると良いですが、健康であっても、また、自覚がないような疲れを癒すためにも、たまには少し遠出をしてみましょう。

一人ゆっくり何も考えずに温泉に浸かり、身体や精神を癒すと、疲れも悩みも吹っ飛び、前向きになれるかもしれません。

 

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