健康のために時間をかけてウォーキングをして、健康的な効果を実現している方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、
- ウォーキングはどれくらいの期間続ければ、効果が現れるの?
- 毎日、どれくらいの時間をかけてウォーキングをしないといけないの?
と、これからウォーキングを始めようとされる方は不安を感じているのではないでしょうか。
また、既にウォーキングを始めているが、効果があるのかどうか判らないと言われる方もいますね。
そこで、ウォーキングの効果を出すためにはどれくらいの期間をやる必要があるのか、また、一日にどれくらいの時間をやればいいのかなどについて調べてみました。
Contents
ウォーキングは毎日どれくらいの時間やれば効果が出るの?
ウォーキングは、出来れば毎日やりたいですね。
それでは、一日どれくらいの時間、ウォーキングをやる必要があるのでしょうか。
よく、運動やウォーキングは10分やらないと汗は出ないとか、毎日30分は歩かないと効果はないなどと言われています。
確かに軽いウォーキングの場合は10分やっても汗が出ない方もいます。
でも、最初は汗が出なくてもいいんです。
最初から勢いよく30分以上も歩いていたら、筋肉が痛くなって疲れて次の日にはやりたくなくなってしまいます。
最終的には、毎日30分以上を目標としてウォーキングをするようにすれば、体が変化して素晴らしい結果が待ってますよ。
体が新陳代謝機能を高めて脂肪燃焼し易くしてくれるようになるのです。
でも、人の体には体質というものがあります。
体の脂肪を燃焼し易い人は汗がすぐに出てきますが、体質的に体が脂肪を燃焼することができなくなっている人もいますね。
それは体質的に改善していかなければ、汗はなかなか出ません。
ウォーキングは最初少しから始めて、だんだん時間を増やして行こう!
普段、ほとんど運動していない方の場合、体質的に汗が出にくくなっていますし、足の筋肉などが弱っています。
従って、まず、助走が必要です。
最初は、15分くらいゆっくり歩くことから始めましょう。
それに慣れてきたら、少しづつ歩く時間とスピードを伸ばしていきましょう。
そしていよいよ本格的にウォーキングです。
歩く30分くらい前にコーヒーをホットでしかもブラックで飲んでみてください。
15分くらいでも充分に汗が出てくれます。
少しづつ歩く距離を伸ばして、30分もウォーキングが出来るようになれば、ウォーキングそのものが楽しくなってきますよ。
だいたい1ヶ月から2ヶ月くらいかけて30分くらいまで伸ばしていきましょう。
それとともに、汗もよくかけるようになってきます。
体質も少しづつ変わってくるのです。
ウォーキングの前にコーヒーを飲む効果とは?
コーヒーには、カフェインという覚醒作用(目や体が覚める作用)と利尿作用(体内の老廃物などを排尿で体外に出してくれる作用)を持った成分が含まれています。
このコーヒーのカフェインは、ウォーキングの前に飲みますと、体が脂肪燃焼できる状態にしてくれる働きを持っているのです。
カフェインが効いてくるウォーキングの30分くらい前にコーヒーを飲みましょう。
ウォーキングを始めますと、早くから脂肪燃焼が始まり、汗もかなりかくことができます。
また、コーヒーにはよくテレビなどでも宣伝しているポリフェノールという成分も含まれています。
このポリフェノールの抗酸化作用は、体を疲れ易くする活性酸素を撃退して、血液をサラサラにして、血流も増加させてくれるのです。
血流が増加することにより、肥満の原因になる脂肪分や糖分などが血管の中で素早く流されて、体内の細胞に蓄積されなくなります。
ウォーキングをする前に、コーヒーを飲むことにより、体内の中性脂肪を燃焼させてくれるとともに、体内の血液中にある脂肪分や糖分を体に溜まりにくくしてくれるのです。
ポリフェノールの効果はすぐに効いてくるものではありませんが、ウォーキングと一緒に毎日行い、飲むことにより、脂肪分が溜まりにくくなる体質に変えていってくれます。
ウォーキングの時間は一度にやるの、それとも分けて歩いてもいい?
かっては、ウォーキングは一度に30分以上やらないと効果が出ないと言われていました。
しかし、最近の厚生労働省の研究では、10分を3回に分けてウォーキングをやるのと、一度に30分ウォーキングをやるのとでは脂肪燃焼効果に差はないことがわかっています。
従って、時間が取れないと言う方の場合、一日の中で何回かに分けてウォーキングをしても良いと言えます。
会社に出勤するのに、駅まで毎日10分以上を歩いているのであれば、それで20分はウォーキングをしていると考えても良いのです。
帰ってから、家の周辺を10分以上ウォーキングをすればよいでしょう。
ウォーキングをどれくらいの期間やれば効果が出るの?
毎日30分以上ウォーキングを出来るようになってから、1~2ヶ月すれば、体質的にかなり変わってきます。
少し動いただけでも汗が出るようになり、体重も落ち始めますので楽しくなりますよ。
体に蓄積された中性脂肪がウォーキングによって脂肪燃焼されるようになり、体質的に燃焼し易くなるのです。
また、常に新陳代謝が活発になることで、体内の細胞に中性脂肪が溜まらなくなり、体内の老廃物や毒素が汗と一緒に体外に出すデトックス効果が働くようになります。
そのため、体内の脂肪の燃えカスも体外に出されますので、血流中に老廃物なども残らなくなり、健康な体に生まれ変われるのです。
ウォーキングは効果が出たら止めてもいいの?
ウォーキングの効果が出て、痩せてきたのでもう大丈夫とウォーキングを止めないでください。
コーヒーを飲むことまで止めてしまいますと、体には再び脂肪や糖分が余るようになり、次第に蓄積が始まってしまいます。
いわゆる、リバウンドです。
ウォーキングは、30分以上できるようになりますと、楽しくなってきます。
やらないと物足りないという感じですかね。
そのような状態になるまでは止めないでください。
体の体質が変わるとは?
ウォーキングやその前にコーヒーを飲む習慣を続けていますと、次第に、自然と体内で新陳代謝や脂肪燃焼が起き易くなります。
また、コーヒーも一緒に続けていますと、体内の血流が常に増加した状態になり、脂肪分や糖分が中性脂肪として細胞に溜まらなくなります。
この状態を体質が変わったと言うのです。
それまでは、少しウォーキングをしても汗がかけなかったのが、少し動いただけでも汗が出るようになります。
ウォーキングをし過ぎた場合の弊害は?
ウォーキングはあまり長い時間やらないようにしてください。
長い時間出来るようになっても、30分から長くても45分くらいにしてください。
1時間以上、1万歩以上を短時間で毎日歩き続けていますと、疲労がひざや腰に溜まるようになります。
その結果、椎間板ヘルニアやひざに水が溜まったりと言う状態になりがちです。
私も長く毎日一時間以上歩いていましたが、椎間板ヘルニアになってしまい、今は長くても45分くらいにしています。
楽しくなったからと言って、歩き過ぎも逆効果になります。
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何事も適度にやることが最大の効果を出すコツです。
夏場にウォーキングする上での注意
夏場にウォーキングは出来れば、気温の上がる前の早朝にした方が良いでしょう。
気温の高い中をウォーキングしていますと、熱中症になる可能性があります。
夏場のウォーキングでは保冷剤をタオルで巻いて首にかけたり、ペットボトルの水を持ち歩き、逐次飲むようにして、熱中症にならないように注意してください。
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まとめ
ウォーキングは、健康に悩まされる現代人にとって非常に効果的な健康法です。
毎日、出来れば30分以上ウォーキングしますと、1~2ヶ月もしますと、体質的に変化が生じて、新陳代謝がいつも活発で、脂肪燃焼による汗も出易くなり、痩せてきます。
しかし、普段ほとんど運動らしきものをしていない場合にはいきなり30分以上もウォーキングをするのは、体を壊す元であり、最初は短い時間から始めてください。
また、ウォーキングをする前にコーヒーを飲みますと、実際にウォーキングを始めますと、どんどんと汗が出るようになります。
但し、1時間以上を毎日歩くなど、過剰にウォーキングをしますと、ひざや腰を痛めることにもなりますので、適度に行なうようにしてください。
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