脱毛直後には、すぐに毛がごっそり抜けると思っている人も多いと思いますが、じつはそれって大間違い!実際には、脱毛効果が出てくるのは施術後2週間後くらいからとも言われますし、使う機械によっては次に毛が生え変わるたびに細くなるという感じで実感がほとんどないものもあります。そのため、脱毛したのになんだか毛が残っているなぁ・・・と思っても、あまり心配することはありません。実感がないだけで、きちんと施術されていることがほとんどなんです。

それについては、こちらの記事でも詳しくご紹介していますよ。

>>サロン脱毛したその日にツルツルになるの?

とはいえ、不自然に四角く毛が生え残っているような抜けない毛があるなどの場合には、ちょっと心配ですよね。これって打ち漏れかも?

そんな疑問を持った時、いったいどうすれば良いのでしょうか。クレームをつける?それとも、泣き寝入り?実際の声も合わせて対策を考えてみましょう。

脱毛後に毛が抜けない理由

サロンで脱毛してもらったはずなのに、なぜか毛が抜けない。実はこれには4つの理由があります。

理由1.脱毛直後は少ししか抜けない

脱毛サロンで多く使われているIPL方式の機械の場合、脱毛直後にするっと全部抜けるという事はありえません。でも毛根付近のメラニン色素が多い部分に熱ダメージを与えた時に、毛根からポコッと抜けてしまった数本は抜けていきます。じゃあそれ以外の残った毛はどうなる?と思うのですが、施術の時に成長期にあり、しっかり光でダメージを与えられた毛は、およそ2週間後くらいにごっそり抜けていきます。

詳しくはこちら>>光脱毛の後の毛の抜け方は?いつ頃抜けて抜けない毛はどうなる

また、最近増えつつあるSHR方式という、毛包全体にアプローチする機械の場合はさらにごっそり抜け感がほとんどありません。メカニズムが違うので、毛が徐々に細くなり、新たに生えるまでの期間が長くなり・・といった感じの穏やかな抜け方をするため、脱毛したのにしばらくは生えたままのようなイメージになってしまうのです。

詳しくはこちら>>SHR脱毛は私に向いてる?どういう仕組みか教えて

ちなみに、SHR脱毛は今のところもっとも痛みの少ない脱毛方式と言われています。痛みが弱く、肌にも優しいのでお子さんでも施術できるのです。そんなSHR脱毛ができてコスパがいいと人気のサロンはこちらで紹介していますよ。

>>ラココ(lacoco)の脱毛は痛くない、早いって本当?

理由2.しばらくして一定数ぬけたけどまばらに残っている

施術から2週間くらいたって、だいたいの毛はごっそり抜けてくれたけど、なんだかまばらに残ってる!という場合も特に心配はいりません。それで普通なのです。

なぜかというと、毛周期を利用して照射するIPL方式の場合は、成長期の毛であって、さらに施術時に皮膚の上に顔を出していた毛にのみ脱毛効果が表れるからです。

つまり、その時点でまだ皮膚の下で生えるのを待っていた成長期初期くらいの弱々しい毛や、休眠期にある毛がその後しっかりとした成長期に入り、2週間後くらいには新たに皮膚上に見えてくるのです。だからこそまばらに生え残っているように見えてしまいますが、これは光の照射回数を重ねるごとに減っていきます。

理由3.照射漏れ

1や2の状態ではなく、塊でしっかり生えていて抜けない毛がある場合は、照射漏れの可能性が高いです。

どんなにベテランの施術者でも、一定の割合で照射漏れは起こります。いくら脱毛エリアの印をつけつつ気を付けて打っていても、デコボコの激しいひじやひざ、粘膜付近などで皮もよじれやすいVIOなどは、どうしても打ち漏れが発生しやすい部位でもあります。

理由4.光のパワー不足

これはどちらかというとレアケースですが、全体的にパワー不足のまま照射し、結局脱毛効果が弱くて全体的に残ってしまっている事もあります。脱毛サロンでは、安全性を重視しているので、当日の肌の状態や体調によって光の出力を調整してから施術します。そのため、出力が弱すぎたという可能性もあります。

この場合はサロンに相談して、次の施術時にパワーを強くしてもらうように調整しましょう。

打ち漏れはどうやってわかるの?

脱毛からしばらくしたらひょろっと毛が生えてきてしまった。そんな経験をしている人はかなりいらっしゃいます。でもこれは、毛が抜けない理由の2.にあたりますので、心配しなくても大丈夫です。

では、どんな具合だったら打ち漏れだとわかるのでしょうか。例えば次の口コミのような場合ははっきり打ち漏れと言えます。

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この型のように、正方形とか長方形の不自然な形で、ごそっと芝生が生えているような感じで残っているとか、デコボコの多い所で凹の部分にもっさり生えているとかいう事があれば見分けやすいですね。

打ち漏れの判断は、プロでもなかなか見分けは難しいと言いますが、まばらではなく、定規をひいたように幾何学的な残り方をしているかどうかと、塊でごそっと残っているかどうかである程度簡単に見分けられるのです。

ただ、施術時に自己処理不足で毛が残っていて、その部分だけ避けて施術したかどうかは忘れないようにしておきましょうね。照射を避けた部分は、当然毛が抜けるわけがありませんので、照射漏れにはなりません。

では、次からは具体的に打ち漏れがあった時の各サロンの対応を見てみましょう。


 

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