家を建てる時や、これから住もうとしている時、ちょっぴり気になるのが「風水」や、「家相」と呼ばれている物ではないでしょうか。
日本では、なぜか方角を気にする場合が多いですよね。
北東ってなんとなく悪い方向?と、どこかで耳にした場合は不安になっちゃいます。
そもそも、風水と家相って何?って所も気になりませんか?
すでに住んでいる家の玄関が北東にある場合もありますよね。
そんなあなたに元気をプラスできる、いろんな情報を集めてみましたので一度ご覧ください。
また、他にも、自宅の玄関で出来る風水に関する記事はいろいろあります。
⇒ 「玄関でできる風水」の記事一覧はこちらから
Contents
玄関が北東にあったら何がだめ?風水と家相って何?
家の出入り口である玄関は、家の顔ともいうべき、大事な場所の一つですよね。
お客様を迎えるためにもいつでも綺麗にしておきたいものですし、気持ちよく家に帰れるかどうかは、玄関の快適さが一つの重要な鍵になっています。
最近では、風水も広く一般的に知られるようになり、気にする方も増えてきました。
なんだかよくわからないけれど「北東」は鬼門にあたるので「玄関には向かない、避けた方が良い」とどこかで耳にされた方もいるのでは。
そもそも、「鬼門」ってなんなんでしょう。
鬼門が北東の方角を指し、裏鬼門がその反対、南西の方角を指すという理由は諸説あり、はっきりとした理由は、実はわかっていません。
と言われている通り、様々な文献を見ても、呪術的な意味合いとしては一般的な用語ではあっても、その由来ははっきりしません。
呪術と聞くと、なんだか、第六感的な恐ろしい物のような気もして、縁起をかつぐ以上に何か悪い作用が起こるのでは、と危惧する人もたくさんいます。
確かに、多くの人が信じるものは、ある一種のパワーのようなものが生まれる事もあるかもしれません。
また、古来からの風習や信仰、言い伝えには何かしら真実が含まれている事もあります。
あんまり意味がないから無視していいよと言われても、なんとなく気持ち悪く感じてしまうのが人間です。
そんなところからも、鬼門=北東は避けた方が良い方角になってしまっているのかもしれません。
ただ、誤解してはいけないのは、「風水」では、鬼門については、特段避けるべきとはしていないところです。
鬼門を避けなくてはならないと言っているのは、「家相」の方です。
日本に昔からある「家相」は、奈良時代に中国から伝わったとされ、陰陽道における風水の一部が日本で独自に進化したもののようです。
一方、現在一般的に広まっている「風水」は、やはり中国が発祥の、陰陽五行説に基づいた思想で、環境学でもあり、運をアップさせるための学問の一つだとされています。
玄関が北東にあっても大丈夫な理由と解決策
陰陽五行説もつっこむと奥深いものになりますが、ざっくり言うと、すべてのものには「陰」「陽」二つの性質、5種類の「気」があり、これらのバランスによって運気は良くもなり、悪くもなるとされるものです。
つまり、家相がいくら悪かったとしても、そこに住む人の気や他の配置などによる性質バランスなど、総合的に見れば、結局は良い運を呼び込むとても良い家だった!という事にもなるのです。
単純に、北東がすべて悪いわけではありません。
ただ、昔からある忌むべき方角として言われてきている事と、風水的にも、他の配置や人の持っている気との相性によっても変りやすい事から、たまたま運が悪い方向へ作用した例もあるのかもしれません。
日本全国で、北東に玄関がある家って、結構あると思いませんか?
実は、この記事の筆者の家も北東に玄関があります。
特段厄除けの対策もしていないのですが、だからといって、家族にとんでもない災厄が降りかかってきた事もありませんし、それなりにみんな健康で働けて、お金持ちではないにしても仲良く食べて暮らしています。
それでも気になる人や、もっと運気をアップさせるために北東の玄関が気になるの!という方には、次のような方法で災厄を避ける事もできます。
まず、魔除け、厄除けアイテムを使う事です。
様々な神社で、「方位除けのお札」があります。
これを玄関に付ければ、災厄は逃れられるとされています。
「鬼門除け」としてネットで売られているものもあるようです。
安いものでも、充分効果は得られるようです。
次に、柊や、南天の木を玄関前に植えたり、置く事です。
これらも、古くから知られている方法で、幸運を呼ぶと言われています。
また、明るさは、どんな邪気も払ってくれます。
綺麗に掃除をして清潔で、いつも明るい玄関を心掛けていれば、それだけでも悪運は入ってきません。
光が差し込みにくい玄関なら、小さな明かりをいつも付けておくようにするだけでも、結構効果的なようです。
こんなインテリアで素敵な玄関を作ろう!
さらに、風水的に良いパワーを呼び込みやすいとされているインテリアアイテムを使って、玄関から良い気を取り込み、うまく流せるようにできれば、北東に玄関があっても怖くありません。
いくつかご紹介してみますので、気に入ったものに絞って、相性がよさそうなものを取り入れてみてください。
植物
玄関に置いた花瓶に、華やかで綺麗な花が飾ってあったら、それだけで気持ちが良くなりませんか?
お客様として入る時にも、なんとなく花があれば、緊張がほぐれたり、気分が良くなったりします。
毎日水をこまめに入れ替え、花を明るく元気な状態に保てれば、運気アップできます。
これが、しおれたままだったり、水が濁ってくると悪い気が集まってしまいますので、できるだけ早く換えるようにしましょう。
その点、枯れにくい鉢植えの観葉植物を置くのは、賢い方法です。
下駄箱の湿気には注意が必要になりますが、いつもきれいな空気を保ってくれる植物には、良い作用があるそうです。
玄関にグリーンを置いて癒しの空間に!どんな観葉植物を置けばいいの?こちらの記事で解説してます!
表札
現代では、防犯の意味からも、表札を出さない人が増えています。
ですが、風水的には、次のように言われているようです。
表札がないと、人が住んでいないとされ良い気が家の前を通り過ぎて行ってしまいます。
玄関ドアの右側でも左側でも良いのですが、正面上部に置くのは避けた方が良いようです。
また、細かく言うと諸説あるようですが、凹ませて作られる文字ではなく、凸部分が文字になっているものを選ぶと良いようです。
マット
日本では、家の中で靴を脱ぐ文化があるため、屋外に置くタイプの玄関マットを使われている家庭も少ないのではないでしょうか。
玄関マットには、外からの邪気を落とし、良い気を増やす効果があるのだそうです。
外で日光に清められながら置いてあるのが望ましいのですが、家の中でなければ置けない状況の場合は、家の中を明るく見せられるような色のインテリアマットを選ぶと良いようです。
その場合も、自然をイメージしたデザインで、自然素材のものを選び、キャラものや幾何学模様は避けた方が良いようです。
玄関に鏡を置かれる方も多いと思います。鏡を置く時に気を付けるべきことは?
スポンサーリンク
玄関に絵を飾ると何かいいことがあるの?詳しくはこちらの記事で紹介してます!
まとめ
玄関は、家に入ってまず目にする場所でもあり、人も気もここから出入りするものと考えられているため、風水でもここを綺麗にしておく事が重要とされています。
良い気は、綺麗で明るい場所を好むという考えがあるからです。
家相では悪いとされている北東に玄関がある場合も、他の要素で悪い気や災厄を逃がす事ができます。
縁起や「運気」をどのくらい気にするかは人によって違いますが、万人に共通して言えるのは、玄関は綺麗に保つ方が何事にもプラスになる、という事です。
今では風水グッズもたくさん売られていて、パワーがあるからと、なんでもかんでも玄関に設置すればいいというものではありません。
鏡や水晶などもその一つですが、扱いが難しいものでもあります。
そもそも、風水自体、ものすごく細かな陰陽五行説と統計学に基づいていて、総合的に判断しなければならないものです。
毎日の生活を楽しく気持ちよいものにするためにも、あまり神経質にならず、掃除や整理整頓を心掛けてみてくださいね。
他にも、自宅の玄関で出来る風水に関する記事はいろいろあります!
まずは、しっかりと情報収集してみてはいかがでしょうか?
⇒ 「玄関でできる風水」の記事一覧はこちらから