楽しく酒を飲んだ翌日、頭痛や吐き気がして、二日酔いだなと思って、ふと見るとスマホをもつ指先がプルプルと震えている……。

ドキッとしますよね。

何か病気なのかな?と不安になってしまいます。

もしかして、アルコール依存症?…なんて、お酒好きな方なら、ちょっと心配になったこと、ありませんか?

 

この手の震えって、いったいどうして起こるのでしょうか。

手が震えるときは、どうすればいいのでしょうか?

二日酔い対策とともに、まとめてみました。

 

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二日酔いの朝。手の震えの原因は……?

手の震えは、吐き気や胸焼けと同じで、二日酔いの一つの症状なのです。

結論を聞くと、とりあえずひと安心ですが、「手が震える」というのはどうにも気になりますよね。

せっかくですので、二日酔いの症状の原因や理由をしっかりと理解して、お酒と上手につきあうようにしたいものです。

 

どうして「二日酔い」になるの?対策は?

お酒を飲み過ぎた次の日に出てくる、吐き気や頭痛などの症状を「二日酔い」と呼んでいます。

二日酔いに苦しめられた経験は、お酒を飲む人なら一度や二度はあるでしょう。

 

いったいどうして、あんな不快な二日酔いになってしまうのでしょうか。

防ぐ方法ってあるのでしょうか。

二日酔いの原因について調べて、二日酔い対策を考えましょう。

 

アセトアルデヒドとは?

まず、二日酔いの大きな原因にあげられるのが「アセトアルデヒド」です。

お酒の主成分のアルコールは、胃や腸から吸収されて、血液に混じって肝臓に運ばれ、肝臓で次のような経路で分解されていきます。

 

アルコール



アセトアルデヒド



酢酸(アセテート)



水と二酸化炭素

 

この経路を見たら分かるように、アセトアルデヒドは、アルコールを分解する過程で生成される物質です。

アセトアルデヒドは、身体にとっては有害な物質で、二日酔いの症状である頭痛や吐き気、身体の震え、動悸、低体温などを引き起こします。

 

お酒の量が少ないときは、肝臓はアセトアルデヒドを十分に分解できますが、お酒を飲み過ぎると、分解し切れなくなります。

そのため、血中のアセトアルデヒド濃度が高くなってさまざまな症状を引き起こしてしまうのです。

二日酔いの朝の、頭ズキズキ、胸ムカムカ、体ブルブル、心臓ドキドキは、このアセトアルデヒドのせいだったのですね。

 

二日酔いの原因のひとつは、このアセトアルデヒドですから、不快な二日酔い症状を早くおさめるには、アセトアルデヒドをできるだけ早く分解する必要があります

アルコールとアセトアルデヒドの分解を促すためには、肝臓の働きを高めるような栄養素を摂取することが有効です。

 

脱水症状にも気をつけよう

二日酔いの原因は、他にもあります。

脱水」のために脳内の髄液が減り、頭痛を引き起こしていることがあります。

動悸や手の震え、めまいも引き起こされます。

 

アルコールを分解するときには大量の水分を必要とするため、体内が脱水状態になっているのです。

二日酔いのときには、水分を十分摂取しましょう。

 

「昨夜、あんなにビールを飲んだのに、脱水状態なの?」と不思議に思う人もいるでしょう。

しかし、アルコールには利尿作用がありますので、飲んだ量以上に尿となって排出されてしまうのです。

 

特に、カリウムを多く含むビールは利尿作用が高い飲み物で、脱水症状を引き起こしやすいのです。

ですから、お酒を飲んだ翌朝は、自分が感じる以上に体が乾いている状態だと思って、たくさん水分を摂取しましょう。

 

水分を摂取するときは、水だけを飲むのではなく、適度な塩分も必要です。

吸収が良く適度に塩分と糖分が含まれたスポーツドリンクは、オススメの飲料です。

 

みそ汁などのスープ類やフルーツジュースでもよいし、甘い飲み物でもよいのです。

吐き気を感じずに無理なく飲めるもので水分を補ってください。

 

二日酔い対策になる食品

肝臓の働きを高めて水分を補給できる、二日酔い対策になる食品には、次のようなものがあります。

 

目的

■摂るべき栄養素…含まれる食品 という表記になっています。

 

脱水予防

■水分…水・ミネラルウォーター・グレープフルーツジュース・トマトジュースなど

水分は、飲酒中も、たくさん摂りましょう。

■水分+塩分…スープ類(みそ汁など)

 

アルコールの分解を促進

■クルクミン…ウコン・カレー

■ビタミンB15(パンガミン酸)…アンズ・カボチャの種・ゴマ

 

アセトアルデヒドの分解を促進

■タウリン…イカ・タコ・貝類

■オルニチン…シジミ・ゴマ・ナッツ

■アラニン・グルタミン…シジミ・トマト

■Lシステイン…卵・豚肉

 

肝機能を高める

■コリン…はちみつ

■果糖…はちみつ・グレープフルーツ・柿

柿に含まれるカタラーゼとタンニンは、アセトアルデヒドの分解促進効果があります。

■アロエチン…アロエ

アロエは、アロエヨーグルトやドリンクとして売られています。

■ピクリン酸…梅干し

 

二日酔いの朝の食事は?

では、具体的にはどんな食事がいいのでしょうか。

 

「シジミのみそ汁」

二日酔い対策の食事として、有名ですね。

シジミの中のオルニチンと、味噌に含まれるコリンが肝機能を高めます

水分もたっぷりとれます。

シジミがなければ、タウリンを多く含むアサリでもかまいません。

 

「梅干し」「大根おろし」

サッパリした口当たりで、食欲がないときも食べられます。

「梅干し」のピクリン酸は肝機能を高め、クエン酸には疲労を回復させる効果があります。

「大根おろし」に含まれる消化酵素は胃のもたれに効果を発揮します。

食欲があるときには、柔らかい雑炊に梅干しもいいですね。

 

「コーヒー」

コーヒーに含まれるカフェインには、血管を収縮させる働きがあります。

アセトアルデヒドの働きで血管が拡張して頭痛が起きているときには、コーヒーが効きます。

ただし、ブラックで飲むと胃を荒らしますので、牛乳を入れてマイルドにして飲みましょう。

大量には飲まないでください。

 

「バナナ」「柿」「グレープフルーツ」

食欲がないときは、上のような果物を食べましょう。

夏ならば「トマト」もオススメです。

 

「グレープフルーツジュース」「トマトジュース」

固形物がのどを通らないくらい辛いときも、水分はたっぷり摂りましょう。

ハチミツを入れて飲むのもいいですね。

 

逆に、二日酔いの朝には、消化の悪いものは避けてください。

吐き気や下痢をひどくします。

たとえば、豆類・根菜類・固い麺類・肉類・シリアル・油脂などです。

 

二日酔いのもう一つの原因、低血糖

アセトアルデヒドや脱水と並んで二日酔いの原因としてあげられるのが「低血糖」です。

 

低血糖とは?

低血糖とは、文字通り、血液中のブドウ糖の濃度が低くなることです。

ブドウ糖は、体のエネルギーを生み出す栄養素で、血液の中に一定の濃度で含まれています。

 

人体は、血液中のブドウ糖をエネルギーとして利用しています。

通常、血糖値が下がると、肝臓に貯蔵されたブドウ糖が放出され、血液中のブドウ糖濃度が一定に保たれるようになっています。

「疲れた時は、甘いものが食べたくなる」と言いますが、これは、血糖値が下がったときには人間は糖分を欲していることを示しています。

 

ところが、お酒を飲んだ次の朝に二日酔いに苦しんでいるとき、人は低血糖状態に陥っていることがあるのです。

アルコールが血液中にある間、肝臓はアルコールを分解する仕事を一生懸命にやっていますから、その間は、通常の仕事ができません。

 

肝臓の働きの一つが、糖分の貯蔵と供給です。

「貯蔵」というと、糖分が豊富にあるように見えますが、実は、肝臓に蓄えられた糖分は、8~13時間分くらいしかありません。

ですから、肝臓がアルコール分解に集中していると、どうしても、必要な糖分が不足します。

そのため、二日酔いのときは血糖値が下がった状態、すなわち、「低血糖」になっているのです。

 

低血糖のとき、人体ではどんなことが起きるのでしょうか。

極端な例ですが、肝臓病などのために病的に血糖値が下がると、脳にエネルギーの元であるブドウ糖が届かなくなり、意識を失う、脳がダメージを受ける、という命に関わる状態になります。

 

もちろん、二日酔いのときの低血糖状態は、そこまで深刻ではありません。

それでも、手の震え、発汗、動悸、悪寒などが、低血糖によって引き起こされるのです。

 

こちらの記事でも二日酔い対策について、詳しくまとめています。ぜひご覧ください。

● 二日酔い即効で対処する方法ないの?二日酔い対策もバッチリ教えます。


手の震えを解消するにはどうしたらいい?


 

二日酔いの朝、手の震えなどの二日酔いの症状が出たときは、低血糖の状態を脱することが大事です。

脳のエネルギー源となるのは、ブドウ糖だけですので、早急にブドウ糖を補給する必要があります。

 

ショ糖・果糖・ブドウ糖

ここで、ブドウ糖や他の糖について、まとめておきましょう。

糖にはさまざまなものがありますが、よく耳にする糖については、簡単に言うと次の式で表わされます。

 

ショ糖(砂糖)= 果糖 + ブドウ糖

 
  • ショ糖…料理などによく使う砂糖のこと。果糖とブドウ糖の結合したもので、体内で果糖とブドウ糖に分解されて、その後、吸収される。
  • 果糖…果物の甘みの元。吸収もエネルギーとして使われるスピードも、穏やかでゆっくりとしている。
  • ブドウ糖…速やかに吸収され、すぐにエネルギーとして利用される糖。
 

さて、ここで質問です。

ショ糖と、果糖と、ブドウ糖では、低血糖の時に補給するのに最適なのは、どれでしょうか?

そうです、ブドウ糖ですね。

 

低血糖によって脳のエネルギーが不足して、脳が障害を受けることをまず防ぎたいので、ブドウ糖を摂取します。

脳が直接にエネルギー源として利用できる糖は、ブドウ糖だけですし、吸収のスピードも速いからです。

だから、まずブドウ糖を血液中に送り込むことが大事です。

 

ブドウ糖の次に有用なのは、ショ糖です。

ショ糖は果糖とブドウ糖が結合した物質です。

摂取されて血糖値を上げるために、酵素によって分解されることが必要になります。

つまり、ブドウ糖として吸収されるまでに、ひと手間がかかるということですが、分解されてできたブドウ糖は、すぐに血糖値を上げてくれます。

 

果糖は、ゆっくり吸収されて、最終的にはエネルギーとして利用されますが、血液中に取り込まれませんので、血糖値を上げません。(しかし果糖には、アセトアルデヒドの分解を助ける働きがありますので、二日酔いのときに果物を食べることは、オススメします)

 

「そうなんだ!それなら、二日酔いのときは『ブドウ糖』を摂取したら良いじゃない!」という声が聞こえそうですね。

はい、その通りです。

 

ラムネ菓子が効く!

健常な人が飲酒をした後の血糖の低下は、(中略)それを”癒す”ためにブドウ糖を摂取することは、理に適っているとおもう。

 

上は、埼玉医科大学の先生が、飲酒後にラムネのお菓子を食べることについて書かれたエッセイからの引用です。

 

引用元:埼玉医科大学救命救急センターの日常

 

このエッセイで書かれたように、おなじみのラムネ菓子は手に入りやすく、ブドウ糖が主原料となっているものが多いため、二日酔いによる低血糖を解消するためには、最適と言えそうです。

お酒を飲む前や飲みながら、ラムネ菓子を食べれば、二日酔いの予防にもなるという人もいます。

 

飲んだ後におなかが空いて、シメのラーメンを、というのはよくあるパターンですが、これも血糖値が下がって空腹感を感じるため。

ということは、お酒を飲む前後にラムネ菓子を食べてブドウ糖を摂取しておくと、空腹感を和らげるので、食べ過ぎを防ぐうえでも有効のようですね。

 

でも、間違えないでくださいね。

前述のとおり、二日酔いはアセトアルデヒドの影響も大きいので、「ラムネ菓子さえ食べれば、二日酔いとはオサラバ」なんてことはありません。

ご注意を!

 

ラムネ菓子でなくても、「ブドウ糖」として市販されているものもあります

通販でも、ドラッグストアでも購入できます。でも、くれぐれも食べ過ぎによるカロリーオーバーにはお気をつけください。

 

引用元:楽天市場

 

二日酔いの予防策はないの?

二日酔いで苦しい思いをするのは、もうコリゴリ!

でも、付き合いがあって、お酒を飲まない訳にはいかない!

 

二日酔いを防ぐ方法って、ないのでしょうか?

 

お酒は、食べ物・水分と一緒に

空腹でお酒を飲むと、アルコールが急激に吸収されて酔いが回りますし、胃が荒れる原因になります。

これから飲み会だ、というときには、何かを食べておきましょう。

 

チーズやバターのような脂肪分の多いものを食べておくとアルコールの吸収が遅くなります。

飲み会の最中は、食べ物を食べたりジュースや水などを飲んだりしながら、お酒を飲んでいくようにしましょう。

 

スポーツドリンクやトマトジュースは、二日酔いの時に飲むのに適していますが、お酒を飲んでいる最中に飲んでも、二日酔い予防効果があります。

ビタミンとタンパク質を含む枝豆や、高タンパク質の豆腐、鶏肉などのおつまみなどを食べましょう。

食べながら飲むと、お酒の量を抑えることになりますし、肝臓の働きを助ける成分を摂取すれば、アルコールの分解を促進することができます。

 

強い酒をストレートで飲むのはできるだけ避けて、水やお茶などで割るようにしましょう。

炭酸はアルコールの吸収速度を早めますから、炭酸水で割るのは避ける方がよいです。

コーラなどの炭酸飲料も、同じ理由でお酒と一緒に飲むのは控えましょう。

 

二日酔いの予防策として、一番良いのは「飲み過ぎない」ことです。

「適量をゆっくり」飲むようにしましょう。

 

「チャンポン」って、悪いの?

「ビールを飲んだりワインを飲んだり、日本酒を飲んだり…」と、お酒の種類をいろいろ飲む「チャンポン」って、どうなんでしょうか。

「チャンポンは悪酔いする」と聞いたことがあるのですが…。

 

複数の種類のお酒を飲むこと自体が悪いという根拠は、ありません。

ただ、ビールに飽きた頃、ワインが出てくれば目先が変わってついつい飲み過ぎてしまいますし、その次に別のお酒が出てきたら、また飲んでしまいます。

それに、いろいろなお酒を飲んでいると、自分がどれくらいの量を飲んだか、分からなくなってしまいます。

 

このように、チャンポンで飲むと、結果として酒量が増えてしまう傾向があるので、「チャンポンは悪酔いする」と言われるようになったのです。

 

「酒に強い」って、どういうこと?

「酒に弱い」「酒に強い」という表現がありますが、訓練すればお酒に強くなって、二日酔いしなくなるのでしょうか?

 

アルコールをアセトアルデヒドに分解するときには、「アルコール脱水素酵素(ADH)」が、アセトアルデヒドを酢酸に分解するときには、「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)」が働きます。

酒に弱い、強いというのは、これらの酵素の働きの強弱で決まるといわれます。

 

まず、「アルコール脱水素酵素(ADH)」の働きの強弱で「すぐに酔うか」「すぐには酔わないか」が決まります。

ADHの働きが弱いと、アルコールが分解されにくいため早くアルコールが体内を廻り、脳が麻痺して酔った状態になります。

 

ところがお酒を飲む回数が増えてお酒に慣れていくと、ADH以外の酵素が働くようになり、次第にお酒を飲んでもすぐには酔わないようになります。

もし、「酒を飲んでもすぐに酔わないこと」を「酒に強い」と言うのであれば、「慣れ」である程度は強くなります。

 

しかし、ここからが大事なところですが、「二日酔い(悪酔い)しない」ことを「酒に強い」と言うのであれば、訓練で強くなることはできません。

「二日酔いするか、しないか」は、「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)」の働きの強さで決まります。

 

ALDHの働きが弱い人は有害なアセトアルデヒドの分解が遅く、二日酔いしやすいのです。

ALDHの能力は個人差が大きく、それは遺伝で決まります。

訓練で二日酔いを防ぐことはできません

ですから、もともと二日酔いしやすい人が、もし酒に慣れて酒量を増やしたら、二日酔いがいっそうひどくなってしまいます。

 

実は、日本人には、ALDHの働きが弱い人が多いのです。

ALDHの働きが弱い人が、大量の飲酒をすると(させられると?)、大変に辛い状態に陥ります。

 

お酒の許容量は、人それぞれです。

ですから、よく言われることですが、他人に酒のイッキ飲みを強制するのは、とても危険なことなのです。

 

てっとり早く飲む前に飲んでおくドリンクやサプリメントで予防

日ごろから食事やお酒の飲み方などに気を付けておくことはもちろんですが、そうは言ってもお酒の席が続くときもありますね。そんな時は、てっとり早く肝機能に特化したドリンクやサプリメントを取り入れてみてはどうでしょう?


こうしたドリンクやサプリは、大変便利なもので、これまでの説明をぎゅっとまとめてしまって、これで解決です!と言ってくれているようなものです。

二日酔いのお酒を飲んだ次の日にお酒が残りにくいのはもちろんですが、肝機能の働きが向上すると、同時に疲れにくくなる効果もあるといわれています。お酒を飲まない日にも、健康維持に役立つという願ってもない効果があるのです。

日頃の体調に変化を感じた時には、何らかのサプリメントなどで、サポートさせることがとても大事なことと思います。


こちらでは、最近テレビで話題の二日酔いに効くサプリメントについて、その評判や副作用などについて詳しく紹介しています。是非、参考にしてください。

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そこが知りたい、アルコール依存症との違い

二日酔いの日の手の震えと、アルコール依存症との関係はないのでしょうか?

お酒好きには関心のあるところです。

 

アルコール依存症とは?

そもそもアルコール依存症とは何かと言うと、飲むのをやめようと思ってもやめられなくなってしまうという、「飲み方のコントロール」ができなくなる病気です。

 

アルコール依存症とは、お酒の飲み方(飲む量、飲むタイミング、飲む状況)を自分でコントロールできなくなった状態のことをいいます。飲むのはよくないことだとわかっていても、脳に異常が起きて飲むことをやめられなくなります。

 

付き合いで日常的にお酒を飲む日が増え、二日酔いが続くと心配になってくるのが、アルコール依存症です。

毎日のように飲んでいると、アルコールに対する耐性ができて酔った感じがしにくくなり、徐々に酒量が増えてくる場合があります。

 

二日酔いとアルコール依存症の手の震えは、違うものなの?

アルコール依存症でも、手が震えるという症状が現れます。

アルコール依存症による手の震えは、体内のアルコール濃度が下がってくることによって起こる、「離脱症状」(以前は「禁断症状」と呼ばれていました)の一つです。

 

離脱症状とは、飲酒をやめて数時間すると始まる、手の震え・寝汗・吐き気・嘔吐・不整脈・幻覚などの様々な不快な症状のことです。

飲酒を止めて2~3日すると、幻視(見えないはずのものが見えること)や見当識障害(今いる場所や時間がわからなくなる)、発汗、震えなど、激しい症状が起きることもあります。

アルコール依存症の人は、離脱症状から逃れようとして、ますます酒を飲み続けることになってしまいます。

 

しかし、二日酔いの手の震えは、離脱症状の手の震えとは違うものです。

見分けるポイントは、「時間がたって、低血糖の状態が回復したときに、手の震えがおさまっているかどうか?」ということです。

 

ただの二日酔いによる手の震えであれば、時間の経過とともにアセトアルデヒトの分解が進み、何かを食べたり飲んだりすることによって脱水状態や低血糖状態を脱すると、症状がおさまります。

二日酔いがおさまったときに、スッキリとした気分で、いつもの生活を取り戻せているなら、大丈夫です。

 

また、お酒に振り回されず、飲む量、飲むタイミング、飲む状況を自分で決めることができているなら、「飲み方のコントロール」ができているので、アルコール依存症ではありません。

 

アルコール依存症かも?と思ったら

家族や友人が、飲酒を自分ではコントロールできない状態に陥っており、もしかしたら、アルコール依存症かもしれないと思われるときは、どうすればいいのでしょうか。

 

アルコール依存症の本人は、自分ではそれを認めようとしない傾向が強く、家族や周囲の人が、何とかして、治療を受け入れるように、本人を説得する必要があります。

しかし、周囲の力だけでは、なかなか治療へつなげることは困難でしょう。

 

そのようなときは、アルコール依存症の専門医療機関や、都道府県や政令指定都市ごとに設置されている精神保健福祉センターに相談することをおすすめします。

身近にある保健所でも、いろいろな情報を得ることができます。

 

本人が受診を拒否していても、家族がアルコール依存症の専門家に相談し、対応策を検討することは可能です。

アルコール依存症の治療の開始には、早すぎるということはありません。

疑わしいときは、できるだけ早期に専門家に相談することをお勧めします。

 

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まとめ


 

二日酔いの朝、手が震えていても、時間が経てばおさまってくるなら大丈夫!ということですね。

よーし、それなら安心だ!と飲みすぎにはご注意を(^-^)

 

習慣的な毎日の飲酒は、気づかぬうちに精神的・身体的依存を生み出してしまう可能性があります。

そして、一度アルコール依存症になってしまうと、そこから脱け出すためには、一切のアルコールを絶たざるを得なくなってしまいます

 

お酒は大好きで、たくさん飲みたいけど、家族や周囲の人に迷惑をかけるアルコール依存症になるのは避けたい、と思う人は多いでしょう。

休肝日をもちながら、ほどほどに楽しむことが大事なようですね。

 
レバリズム-Lは、肝臓の働きをサポートするサプリメントです。


 

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