毎年多くの人が悩まされる花粉症ですが、一方で「花粉症?なにそれおいしいの?」というくらいに花粉症と縁のない人もいます(笑)。
しかし、これまで何事もなく春を迎えてきた人がある年に突然花粉症になる、という事態が起きるということを聞いたことはありませんか?花粉症デビューですね。
このメカニズムは人間の免疫機構が関わる複雑な話なので詳説はここでは割愛しますが、今回の話題は「花粉症デビューしたての初心者の方々のための、花粉症対策グッズの初歩の初歩」についてです。
花粉症対策グッズの初歩の初歩:①花粉シャットアウトグッズ(マスク、空気清浄機など)
花粉により起こるアレルギーは多岐にわたり、クシャミや鼻水など鼻の症状、目がかゆい、涙が出るなど目の症状、あるいは両方有る人などさまざまですが、基本的にアレルギーをおこす物質(アレルゲン)を体内に入れないようにすることが大切です。
花粉症対策グッズの筆頭といえばマスク。最近はマスクもさまざまな種類が有りますが、大抵のマスクは花粉99%カットと表記されています。
たしかに正しいマスクの装着がなされていれば99%とはいかなくても、かなりの量の花粉をカットすることができます。このとき、すき間なく装着することが大切です。そして今のマスクは使い捨てです。何日も使用することのないようにして下さい。もしガーゼマスクを使用している人がいましたら、せめて毎日洗うよう心掛けて下さい。
帰宅時は家に入る前に外で花粉を落としましょう。家の中に花粉を持ち込まない事も大切です。空気清浄機を使用している人も多いと思いますが、説明書をよく読み正しく使用してください。空気清浄機なのに、正しく使用しないと花粉を家中にまき散らす事になるかもしれません。注意してください。
このほか、目の保護によいゴーグルなどもありますが、見た目があまりよくないので、そこまでしなくてもと思っている人には目を洗うグッズや目薬などもあります。症状にあったグッズや薬などを使いながら花粉の季節を乗り切ってください。
花粉症対策グッズの初歩の初歩:②花粉症の薬
花粉症による鼻炎の症状におすすめの薬としてCMでもおなじみのエスエス製薬のアレジオンや久光製薬のアレグロFXなどがありますが、どちらも最近一般的なドラックストアで買う事ができるようになった薬です。
鼻炎の薬は抗ヒスタミン成分と抗コリン成分の働きにより鼻炎の症状を抑えます。最近の薬は眠くなりにくい成分を使用しており、効き目も良いものにはなっていますが、眠気がなくなったわけではなく人によっては眠気を強く感じる人もいます。使用上の注意はよく読んでください。
内服薬でなく点鼻薬を使用している人もいるでしょう。点鼻薬も注意が必要です。
このときに注意しなければいけないのは長期連用してはいけないということです。一日に何回も使用する事もやめましょう。鼻の粘膜によくありません。鼻水を止めるどころか、より鼻水が出る事があります。使用上の注意をよく読む事が大切です。
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おわりに
残念ながら花粉症に一度でもなってしまうと、花粉の少ない地域に住まない限りは毎年その症状に悩まされることになります。
しかし、花粉症に悩まされる人が多いということは、対策のための商品開発の需要があり、日々進歩を続けているということ。
発展を続ける対策グッズを正しく使い、毎年の春を乗り切りましょう!