今時の文化祭って、どんな出し物が人気なのか、リサーチしました。
大がかりなアトラクションや、おもしろい出し物など、いろいろあります。
みんなでアイディアを出し合って、思い出に残る文化祭にしましょう。
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Contents
ステージでの出し物を紹介!
ステージ上での演劇やライブなどは、良かれ悪しかれ、それを見た生徒やお客さんに強い印象を与えます。
練習は大変ですが、それだけに、上手くできたときの喜びは、とても大きいですね。
演劇
本格的な演劇は、演劇部に任せるとして、一般のクラスやサークルが演じるとしたら、「桃太郎」「浦島太郎」「マッチ売りの少女」といった童話・昔話のパロディーがやりやすいでしょう。
元の話をうまくアレンジして、ユーモアをまぶしていきます。
おもしろいマッチ売りの少女、鬼に負けてしまう桃太郎など、「あれ?」という思いもよらぬ展開が観客を楽しませます。
その際には、衣装・背景画には、思いきり凝りましょう!
いくら一生懸命やっても、素人です。
「演技」に過剰な期待は禁物です。
おそらく舞台に上がってセリフを忘れたり、とちったりするメンバーが出るでしょうが、それで、いいのです。
それもご愛嬌です。カリカリと神経質に演じても楽しくありません。
演技を補うのが、衣装・背景画・小道具・大道具などです。
それらがちゃんとしていれば、演技も上手に見えます。
劇では、役者さんだけがライトを浴びますが、役者以外の人に頑張って作ってもらえば、全員参加の劇になります。
下の動画の劇は、大道具や小道具などにも凝って作られています。
ダンスも楽しいですね。
たくさん練習したのだろうなあと思わされます。
卒業して何年たっても、「あのときは……」と語り合える劇ですね。
YouTube:「日田高2−5『新白雪姫物語』(2014)」
映画
ストーリーのある映画でも良いですし、イメージ動画のようなものでもいいですね。
台本づくり、撮影、編集などに時間がかかりますが、いったん完成させれば、当日は上映するだけでよいですし、青春の思い出として、映画が残ります。
下の動画は、冒頭の先生(数学の先生?)の演出が最高です。
高校や中学の文化祭では、先生(特に、日頃は厳しい先生)に出演してもらえると、大ウケけします。
YouTube:「田川高校文化祭2013 オープニングムービー」
ヲタ芸
アイドルの公演でファンが応援のために始めた手拍子や声援から生まれた「ヲタ芸」。
今や、立派なアートとなっています。
学校の体育館でも、暗幕で暗くしてサイリウムを光らせると、とても舞台映えします。
暗くすると、誰がやっているのかわからないから、恥ずかしさを感じない、という利点があります。
ダンスとは違って、動き自体は難しくはありませんが、フリとタイミングを間違えないように練習を積みましょう。
YouTube:「文化祭でヲタ芸@鶴城祭2016【サマータイムレコード】」
お笑い
下の動画は、プロのお笑い芸人のネタのコピーなのですが、しっかり練習してマスターしているので、まるで自分たちの持ちネタのように自然で、楽しめます。
お笑いをしようとしたら、無理にオリジナルのネタを作らなくてもいいのですね。
どこかに「自分達らしさ」を加えれば、みている人は、まるでオリジナルをみているような気になります。
YouTube:「高校生の文化祭がガチ過ぎて(  ̄▽ ̄)スゲェェェ面白いw」
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※大学の学園祭といえば、芸能人!ライブにお笑い!誰がどの大学に来るの?
マジック
体育館のような大きなステージで大がかりに行うマジックは「イリュージョン」と呼ばれ、文化祭では一般の生徒がやってみるのは難しいかと思います。
しかし、教室のような狭いところで、コインやカードを使って行う「テーブルマジック」ならば、練習をすれば、友人を驚かすくらいのレベルに達するのは、さほど難しくはありません。
マジックの本を読んで、できそうなものを試してみましょう。
それから、「マジック・グッズ」にも頼りましょう。
玩具売り場に行くと数百円から数千円で、さまざまな手品の道具を売っています。
でも、いろいろ買うとなったら大変ですから、まずは、クラスのメンバーに尋ねましょう。
すると「父親が会社の忘年会で使うために買った」というような理由で、家にマジック・グッズを持っている生徒がいたりします。
そういう道具を貸してもらえるなら、ありがたく借りましょう。
ただし、本格的なマジック・グッズは、数万円もするものもありますので、あまり高価なものは借りない方がお互いのためです。
次の動画は、高校の文化祭でのマジック。
演じているのは、マジックの動画を何本も公開している、実力のある高校生マジシャンです。
YouTube:「高校生マジシャン 文化祭でコインの移動・テーブルが浮くマジック!!」
体験型の出し物も人気!
お客さんに何かを体験してもらう出し物も、お客さんを集めます。
ハンドメイド
簡単なアクセサリー作りなどを体験してもらいましょう。
アクセサリー作り以外にも、竹細工・ペーパークラフトなども適しています。
材料や道具をまとめて購入できるので、意外に安い費用でできます。
自分で作って持って帰ると、お客さんにはとても楽しい思い出になります。
大がかりな準備は必要ないので、あまり手間をかけられないクラスでもできるのが利点です。
スイーツデコ作り
粘土を使ったスイーツデコでマグネットを作ってみましょう。
小さなお子さんでもできます。
スイーツだけだと女の子向けになってしまうので、寿司などの食べ物のマグネットも作るようにすると、男の子も喜んで参加します。
YouTube:「スイーツデコ・アイスマグネットの作り方#13」
ブレスレット作り
ビーズのブレスレットを作りましょう。
簡単です。
ビーズの他に金属のパーツなども入れると、費用はかかりますが、豪華になります。
YouTube:「ゴムの結び方 処理方法 ブレスレット簡単作り方 リクエスト」
遊園地のアトラクション!
教室の中に遊園地の遊具を作ることが流行しています。
しっかりつくらないと、お客さんを危険な目に遭わせてしまいますので、安全には十分注意を払いましょう。
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どちらかというと、工業高校など、設計や木材加工に自信のある生徒さん向けといえるでしょう。
メリーゴーランド
遊園地系のアトラクションの中では、比較的、動きがゆっくりですので、作りやすいです。
YouTube:「2015.9.12-13 銀杏祭中学3年A組「メリーゴーランド」」
ジェットコースター
スピードが出ますので、半端な気持ではできません。
下の動画のコースターは、設計が緻密なので、工業科のクラスなのかと思いましたが、普通科の生徒さんたちだそうです。
YouTube:「高校の文化祭でジェットコースターを作ってみた」
コーヒーカップ
可愛いコーヒーカップがくるくると回転する様子は、見ているだけで心がウキウキしてきます。
YouTube:「文化祭 コーヒーカップ紹介動画」
上のコーヒーカップの作り方を質問されることが多いので、解説動画を作ったとのことです。
YouTube:「文化祭 コーヒーカップ解説動画」
まとめ
ステージでのパフォーマンスにしろ、体験型アトラクションにしろ、みんなの協力でひとつのものを作り上げた一体感と達成感は、とても大きいものがあります。
たとえ上手くいかない部分があったとしても、何年もたてば、笑い話です。
みんなで、一生の思い出になるような素晴らしい出し物を作り上げましょう。
他にも、文化祭・学園祭の出し物についての記事はあります。ぜひ、参考にしてください。
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