いよいよ4回目となりました!
今年2017年公開予定のおすすめ洋画のNo.31―40までをご紹介します。
関連記事:No.1からNo.30まではこちら ⇒ No.1~No.10 No.11~No.20 No.21~No.30
Contents
- 1 Wonder Woman - ワンダー・ウーマン
- 2 Spider-Man: Homecoming - スパイダーマン・ホームカミング
- 3 The Mummy - ザ・マミー
- 4 War for the Planet of the Apes - 猿の惑星:大戦記
- 5 Dunkirk - ダンケルク
- 6 Valerian and the City of a Thousand Planets - ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ
- 7 Atomic Blonde - アトミック・ブロンド
- 8 The Dark Tower - ダーク・タワー
- 9 Baby Driver - ベビー・ドライバー
- 10 Logan Lucky - ローガン・ラッキー
- 11 まとめ
Wonder Woman - ワンダー・ウーマン
DCコミックスの女性ヒロインワンダー・ウーマンの第一次世界大戦中の活躍を描きます。
●1941年から現在まで連載が続くロングヒットのヒロイン
ワンダー・ウーマンはアメリカン・コミックの主人公だってことはご存じかとは思いますが、これ現在も連載が続いているってご存知ですか?
●ワンダー・ウーマン豆知識
名前は知っているけれど具体的にどういう女性か知らない方のために、実はこんな設定です。
・人間ではなく粘土から作られた
・女性だけの一族であるアマゾン族のプリンセスである
・能力は、高い耐久力、怪力、亜光速での飛行能力、動物とテレパシーで話す、あらゆる武術を会得
●主演はセクシー女優のガル・ガドット
ワンダー・ウーマンと言えば、力強いスタイルの女性。主演のガル・ガドットはイスラエル国防軍で戦闘トレーナーの職務に就いていた経験があり、今回の映画の役作りの参考になったのだとか。
セクシーなだけじゃなく、強いなんてすごい女優さんですね。しかも弁護士を目指していたといのですから、彼女こそワンダー・ウーマンです。
全米では2017年6月2日公開、日本公開は2017年夏の予定。
Spider-Man: Homecoming - スパイダーマン・ホームカミング
こちらもMarvelのアメコミ「スパイダーマン」シリーズの映画化。
●いったい何作作れるっていうんだ!?
トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』に続き、リブート作品としては3つめの今回の『スパイダーマン:ホームカミング』はトム・ホランドが主演。
この3作すべてがスパイダーマンの映画なのだけど、その舞台となるアースが異なるという設定。
これならいくらでも異なる世界の主人公を描けるわけだから、ちょっとずるいかも(笑)。
●アースって何?
アースというのは、マーベルユニバースの中の一つの世界を指しています。基本的に、アメリカン・コミックスのヒーローたちは一つの世界の中に共存していてるというのがベースの概念。それが、出版社ごとにあるので、Marvelのキャラクターたちは「マーベルユニバース」の世界に存在していることになります。
最近Marvelのヒーローたちが大集合して映画になっているのも、この世界感のおかげ。日頃は別々に活躍しているんだけれどいざという時には一斉集合して悪と戦うのです。
ところが、このベースになる世界とはまた別に、「もしも~だったら」世界でストーリーが作られたりすることもあります。そう、パラレルワールド。それらの世界はそれぞれに「アースXXX」と呼ばれています。
つまり、アースが異なるということは、その物語の世界がパラレルワールドの別世界ということ。
●ストーリーはヒミツ
内容はまだ明らかにされていませんが、シリーズ中で唯一、他のヒーローが登場することが分かっています。それはアイアンマン。すでに『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で共演しているので、もしかしたら、伏線があるかも!?しれません。
日本では2017年12月23日公開予定。
The Mummy - ザ・マミー
ユニバーサルピクチャーズがハリウッドの古典的モンスターを題材にした映画を作る「モンスターシリーズ」第一弾。
●トム・クルーズ主演のミイラ映画
Mummy(ミイラ)と言えば、大ヒットした『ハムナプトラ』シリーズを思い出す人もおおいと思います。「ハムナプトラ4を作るらしい」という噂がありましたが、実はそれはトム・クルーズ主演のリブート版となる本作でした。
リブート版なので、『ハムナプトラ』シリーズを観ていない人も十分楽しめる内容のはず。
●ストーリー
今度のトムは特殊部隊の対テロメンバー。イラクへ派遣されたところ、地下壕ですでにテロ組織が死んでいる。そこはナント、アッシリアの王墓があった場所で棺を開けてしまったのか・・・。
そう、「ファラオの呪い」というわけです。
トレーラーを観ると、いきなり墜落する飛行機、死体袋を破いて出てくるトムと、またもや無双トム。もちろん派手なアクションたっぷりです。
●今まででも一番ヤバイド派手アクション
今までも世界一高いビルから駆け下りたり、飛行機につかまって飛んだり、観てるだけでヤバそうなスタントをこなしてきたトムですが、そのトムですら今回のアクションシーンは「かなりヤバい」らしい。
これは期待できます。
●共演はラッセル・クロウ
実は意外なことにトムとクロウは20年来のお友達。そんなことから念願かなって?の大スター同士の競演となりました。
そんなクロウの役は「ジキル博士」。そう、『ジキルとハイド』のジキル博士ですね。と言うことは、今後のユニバーサル「モンスターシリーズ」の伏線なのかも・・・しれません。どうでしょうか。
●モンスターシリーズの今後
本作以外にも、『透明人間』の制作がジョニー・デップ主演で決まっています。『フランケンシュタインの花嫁』にアンジェリーナ・ジョリーが出演するという噂もありますが、アンジーは女優引退の噂もありますから、どうでしょうね。
全米では2017年7月9日公開、日本公開は未定。
War for the Planet of the Apes - 猿の惑星:大戦記
『猿の惑星:創世記』(2011年)、『猿の惑星:新世紀』(2014年)につづく三部作の完結編となる『猿の惑星:大戦記』。
●ストーリー
地球の支配者としての生き残りを掛けた人間vs猿、2つの種の戦いが決戦の時を迎える。主人公シーザーは、己の中の悪魔と向き合い、彼の種族を率いるために再び立ち上がる姿が描かれます。
●主人公シーザー役は“ゴラム” アンディ・サーキス
撮影にはモーション・キャプチャーが使われ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでゴラム役を演じたモーションアクターのアンディ・サーキスが演じています。
全米では2017年7月14日公開、見本公開未定。
Dunkirk - ダンケルク
クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルクの戦い」を実写化した歴史映画。
●ストーリー
1940年5月24日から6月4日までの間に起きた第2次世界大戦の西部戦線での戦闘の一つ。ダンケルクに取り残されたイギリス・フランス連合軍を救うため、イギリスの首相ウィンストン・チャーチルは大撤退作戦を発動した。
●キャスト
クリストファー・ノーラン監督の過去作品『インセプション』、『ダークナイト ライジング』に引き続き、英国俳優トム・ハーディが主要キャストとしてクレジットされています。
トムと言えば、『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015年)でオスカーにノミネートされた旬な俳優。
余談ですが、クリストファー・ノーラン監督が『007』シリーズの「監督やりたーい」、と言っていることから、実現した暁にはトム・ハーディはボンド役をやりたいのだとか。
全米では2017年7月21日公開、日本では2017年9月公開。
Valerian and the City of a Thousand Planets - ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ
フランスのSFコミックをリュック・ベッソン監督が映画化。
●ストーリー
28世紀の宇宙で、エージェントであるヴァレリアンとロールリンヌの二人は、タイムトラベルをしながら宇宙の平和を維持しているのだが。。。
●原作は20か国以上の国で翻訳されアニメ化も
原作は1967〜2010年まで連載され、20以上の言語に翻訳されている超ヒット作。実は2007年には日仏合作のアニメ化もされています。
また、本作劇中で登場する宇宙船は「LEXUS」がデザインを担当したのだとか。日仏協業はここでも行われています。
全米では2017年7月21日公開、日本公開未定。
Atomic Blonde - アトミック・ブロンド
女スパイに扮したシャーリーズ・セロンの超絶アクションがかっこいい!
●ストーリー
英国最高スキルの女エージェントである主人公ロレインは、かつての同僚エージェントの死の謎を追うべく、ベルリンに飛び、二重スパイを暴いていくというもの。
●スタイルを活かしたアクションシーンとホットなからみのシーンが見どころ
完璧なプロポーションのシャーリーズの長い脚が宙に舞うアクションシーンは、迫力満点。シャーリーズは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でもスキンヘッドにノーメークという体当たり出演でしたが、今回はルックスも美しいまま。かっこいいです。
また、トレーラー公開時に話題になったシャーリーズとフランス人ダンサーのソフィア・ブテラの女同士の“からみ”シーンも。
全米では2017年7月28日公開、日本公開未定。
The Dark Tower - ダーク・タワー
アメリカのモダンホラーの巨匠スティーブン・キングがライフワークとしてしている長編小説の映画化。
●ストーリー
荒廃した世界を舞台に、「最後のガンスリンガー」と言われる主人公ローランド・デスチェインと仲間たちの壮大な旅を描く。世界と宇宙をつなぎとめる「暗黒の塔」を探し出し、修復することで世界を荒廃から救おうとするのです。
●全3作の映画とTVシリーズをハビエル・バルデムが主演
2010年ころから映画化の話が出てきていて、ときおり主役は「ヒュー・ジャックマンかダニエル・クレイグだ」とか言われていたのですが、映画3作とTVシリーズでスペイン俳優のハビエル・バルデムが契約。
ハビエル・バルデムと言えば、『ノーカントリー』で見せたどこまでも執拗に追ってくる殺し屋や、『007 スカイフォール』での最強最悪な適役など、アクの強い役をこなす俳優ですが、今回の役どころもぴったりではないでしょうか?
ハビエル最大の代表作になる予感です。
全米では2017年7月28日公開、日本公開未定。
Baby Driver - ベビー・ドライバー
クルマ好きを唸らせる、音楽とカーアクションを同時に楽しめるクライム映画!
●ストーリー
主人公の“ベイビー”は、幼いころの交通事故の後遺症で耳鳴りに悩まされるように。そこで、彼は耳鳴りが気にならないように常に自分の選曲した音楽を聴いている。その彼の生業は凄腕ドライビングテクニックを使った「逃がし屋」。そんな彼はある日運命の女の子に会ってしまい、足を洗おうとするのだが・・・。
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●主要キャスト
主演のアンセル・エルゴートは日本ではまだあまり知られていません。役柄通りの童顔にもかかわらず、伸長190cm以上のビッグサイズでこのギャップがいいという女子が多いのだとか。今後期待ですね。
また、ベイビーがガツンと出会ってしまったキュートな女の子には、リリー・ジェームズ。『ダウントン・アビー』のお転婆娘役が出世作です。とってもキュートなルックスで『シンデレラ』で主演したのも記憶に新しい。今ホットな女優。
全米では2017年8月11日公開、日本公開未定。
Logan Lucky - ローガン・ラッキー
ダニエル・クレイグ主演、スティーブン・ソダーバーグ監督のコメディ映画。
●ストーリー
ストックカーレースのNASCARが行われるイベント中に強盗を働く兄弟の物語。
●金髪刈上げに入れ墨のダニエル・クレイグ
『007』シリーズのエレガントなタキシード姿から一変、シマシマ囚人服を着こんで入れ墨ばりばりな上に、金髪刈上げヘアーへイメチェン。
うーん、なんともチンピラな臭いがします(笑)
スティーヴン・ソダーバーグ映画監督復帰作『Logan Lucky』撮影現場画像!ダニエル・クレイグ、チャニング・テイタム、アダム・ドライバー、ライリー・キーオら共演 https://t.co/mEzJxd7j9s #HIHOnews pic.twitter.com/nmh6vPBSh7
— 映画秘宝 (@eigahiho) 2016年9月2日
『007』シリーズの続編の高額オファー(2作で100億円以上とも言われる)を断ったという噂もあるので、クレイグのボンドは降板か?と言われています。
今後は今まで以上にいろいろな役でみせてくれることと思います。
全米では2017年8月18日公開、日本公開未定。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したのはこの10作品です。
1 Wonder Woman - ワンダー・ウーマン
2 Spider-Man: Homecoming - スパイダーマン・ホームカミング
3 The Mummy - ザ・マミー
4 War for the Planet of the Apes - 猿の惑星: 大戦記
5 Dunkirk ― ダンケルク
6 Valerian and the City of a Thousand Planets - ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ
7 Atomic Blonde ― アトミック・ブロンド
8 The Dark Tower - ダーク・タワー
9 Baby Driver - ベビー・ドライバー
10 Logan Lucky - ローガン・ラッキー
アメリカでは夏休みシーズンの公開映画が多いためか、どれも話題性の高い作品や大物俳優を使った作品が多いようです。このあたりの作品は、日本でも公開されやすいのじゃないかと思います。
個人的には、
3 The Mummy - ザ・マミー
7 Atomic Blonde ― アトミック・ブロンド
8 The Dark Tower - ダーク・タワー
の3作品が楽しみですね。
この記事をご覧になった皆さんも気になる作品がみつかるといいですね。
それでは。
関連記事:No.1からNo.30まではこちら ⇒ No.1~No.10 No.11~No.20 No.21~No.30