運動している人も、していない人も、共通して使い過ぎになりやすいのが、手首や指を含む、「手」ですよね。

この記事の筆者もパソコンを使った仕事をしているため、よく手首が痛み、ほぼ慢性的な腱鞘炎になっています。
どうやったら治るのか、何をすれば痛みが取れやすいのか、予防はできる?など、実体験を交えながら気になるあれこれをまとめてみました。

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手首の痛みいろいろ辛いです

手首の痛み、と聞いたら「腱鞘炎」という言葉を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ただ、手首は、腕の骨と、手のひらの中にある複数の骨が複雑につながっている部分でもあるため、他にもいろいろな症状があります。

例えば、骨折、捻挫を代表とする外傷。
あるいは、筋肉痛、筋肉の炎症、関節の炎症など。
親指側が痛かったり、小指側が痛かったり、あるいは反らしたら痛むのか、握った時に痛むのか。
それぞれに名前もこ難しい病名、症状名が付いていたりますが、自己判断は危険です。

いずれも、大きな原因としては、問題の箇所に急激に負荷がかかったか、繰り返し同じ動作をする事による使い過ぎの二つが挙げられます。
よくある腱鞘炎なら、原因は、繰り返し同じ動作をする事による使い過ぎの方です。
パソコン、スマホ、マウスのクリック、ピアノやギターなどの楽器練習、手を使ったスポーツの練習、職業での同じ動作、育児で赤ちゃんを抱っこする動作など、日常生活には当たり前のように原因となる動作があふれています。

そのため、激痛ではないけれどおもだるい、少し痛い、同じ動作をする時にやや強く痛む、などの医者へ行くかどうか微妙なラインで迷う人も少なくありません。

どこへ行ったら治せる?

人によって症状は様々ですが、初めて経験する痛みであるならば、まずは整形外科で診てもらうようにしましょう。

レントゲンを使わなければ原因がわからない物があったりしますので、最初は医者のいる所で診てもらう方がベターです。
その後、軽めだったり、まったく同じ症状で対症療法やリハビリで治すしかないものだとわかった場合には、整骨院や接骨院、鍼灸院で治してもらうようにすれば、より痛みが適切に取れる場合があります。

鍼灸院などへ行くと、お灸をツボにしてくれることがありますし、整骨院では手だけではなく、筋肉はすべて繋がっているという考え方から、肩や背中も合わせて全体的に整え、痛みを改善してくれます。
接骨院では電気治療も行う所も多く、それぞれに特徴があります。
どれが一番効くかは、個人の体質や考え方に、合うかどうかによっても変わってきますので、ご自分に一番合った物を探してみてください。

なんらかの治療で収まればそれで良いのですが、腱鞘炎に代表される、手術や投薬はあまり必要ないけれど慢性化しやすいもの、自分の努力やリハビリで治せるものなどは、次からの方法で緩和され、治る場合もあります。
ただし、腱鞘炎といえども、悪化してしまったら、手術や注射などが必要になりますので、早めに医者にかかる方が良く、悪化させない事がまず重要になってきます。

自分で治すならこんな方法もありますよ

筆者もそうでしたが、腱鞘炎の初期や、軽い段階なら、どこかの治療院へ行くまでもなく、セルフケアを行う事で、一晩手を休めれば次の日には痛みを感じない程度には回復していました。

ユーチューブで紹介されていた、簡単なストレッチや痛み緩和の方法を見てみましょう。

筆者も、すぐに効果は表れましたが、やはり慢性的になっている場合は、しばらくすると痛みが復活してきます。

そこで、こちらの方法も試してみました。

総合的に紹介してくれているのでわかりやすく、一日に5分でも、気付いた時に休憩がてらでも、毎日続ける事で、かなり効果がありました。

サポーターの効果的な使い方

サポーターに関しては、様々なものが売られています。
筆者も、痛みが強い時は2〜3個購入し、問題の動作をする時には常時つけていました。

ただ、どれを買うか考えた時には、今では多種出ているため、手首だけをまくタイプか、指も含めるのか、どの程度の固定が必要なのか等、素人では選びづらいものがあります。
ひどくなった時に緩和してもらうためにも、症状が軽い内に整骨院などに行って一度診てもらい、専門家にどのタイプを選ぶと良いか、どうやって巻くかなどのアドバイスを受ける方が、より効果が高いです。

間違った使い方をすると、筋力が落ちてしまったり、余計にすじを痛める事もあり得ます。
ぜひ、一度は骨と筋肉の専門家にアドバイスを受けましょう。
適切に使う事ができれば、回復も早まりますし、痛みの感じ方、楽さ加減が驚くほど違います。

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こちらの方法は、とりあえず、腱鞘炎で手首が痛んだ時に応急処置として行うと、効果がありました。

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まとめ

手首に痛みが走る症状の原因って、結構いろいろあるのですが、中でも腱鞘炎は、酷くなる前の軽めの段階が長いものかもしれません。
そのためか、病院に行くまでもなく、自分でどうにかしようとする人が多いものでもあります。

確かに、肩こりや首こり同様、ある程度おもだるくなって痛みも出るのですが、休ませれば回復しますし、お風呂などで温めると血行がよくなり、改善します。

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急性の痛みが走れば冷やせば改善したりもするので、軽く考えがちなものかもしれません。

ただ、あまりにも慢性的になったり、痛みが強くなるようでしたら、ひどくなって手術も必要になってくるかもしれませんので、早い段階で一度医者には行ってみた方がよいかもしれませんね。

筆者の場合は、ある程度ひどくなってから整形外科へ行って腱鞘炎らしいと言われ、対症療法だけと言われたので通いなれている整骨院へ行き、体全体を整えるついでに手首も整えて貰ったら1か月ほどで治りました。
ただ、その後も、仕事などで同じ動作を繰り返し、疲れがたまってくると若干ぶり返しています。
普段はサポーターやテーピングを補助的に使い、姿勢を見直し、問題となる動作やポーズの負担を減らす道具を使ったり、毎日ストレッチやマッサージを行ってのりきっています。

どうしてもその動作を行わなくてはならない、という方も多いと思います。
どうぞ無理しすぎず、けれどここに書いたような内容が参考になるならしていただき、日々の負担を軽くしていってくださいね。

 

手首の痛みの原因はいろいろ。もっと詳しく知りたいならこちらもどうぞ。

 


 

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