ファンレターを、読んでくれるの?

ファンレターは、まずスタッフが開封し、中身を確かめ、渡してもよいと判断されたものだけが、タレントさんに渡されます。

ファンの個人情報(電話番号、メールアドレス、写真など)や、タレントさんに読ませたくないようなものは、タレント本人の手には渡りません。

 

事務所の人から渡された後、タレントさんがどの程度読んでくれるか、それは、タレントさんの忙しさや性格などよって、違うと思います。

一般論ですが、あまり忙しくない人は、時間があるので、読んでくれる可能性が高いですね。

 

タレントさんも、自信をなくしたり、気分が落ち込んだりすることがあるでしょう。

そんなとき、ファンからの励ましの手紙で元気を取り戻そうと思って、手紙を広げることもあるのではないでしょうか。

 

ジャニーズにはたくさんのタレントさんがいますが、その多くのタレントさんの中で、特に自分のことを応援してくれるファンの存在は、タレントさんにとっては、嬉しいはずです。

ですから、きっと読んでくれると思って、あたたかいメッセージを書きましょう。

 

読んでもらうために、封筒やはがきを目立つものにするという工夫をしている人もいます。

確かに、特徴のない白いだけのものより、かわいい封筒の手紙や、カラフルなはがきの方が、手にとってみたくなりますね。

 

ただし、封筒にシールやテープを貼る場合、はがれて他の郵便物についてしまうことがありますので、注意が必要です。

 

マスキングテープは、キレイな模様ですから貼りたくなりますね。

でも、本来、マスキングテープは、仮止め用で、はがれやすいものなのです。

マスキングテープだけで封をしてはいけません。

使う時は、ノリでしっかり封をしてから飾りとして貼ってください。

 

その際は、飾りに使ったマスキングテープが、はがれて他の郵便物を汚さないようにしましょう。

(上から、透明のセロハンテープでカバーするとよいようです)

 

同じタレントさんには毎回、同じ封筒で送る、という工夫もあります。

タレントさんが「あれ、この柄の封筒は、あの人のだな」と、覚えてくれることを期待して、同じ封筒で送るのです。

 

返事をもらうためには?

せっかく送ったファンレターです。

できれば、返事が欲しいですね。

一生懸命応援しているタレントさんから、返事がもらえたら最高です!

 

返事は送られてくるのでしょうか?

答えは「あまり期待しないでおきましょう」です。

 

人気のあるタレントさんには、たくさんのファンレターが送られてきます。

それこそ、山のようにファンレターが届くでしょう。

 

そのすべてに返事を書くことは、まず無理ですから。

でも少しでも、返事をもらいやすくするファンレターの書き方は、あります。

返信用の封筒・はがきを入れる 自分の名前は?

返信用に封筒かはがきを同封します。

封筒(または、はがき)には、自分の名前・郵便番号・住所を書いて、料金分の切手をはっておきます。

自分の宛名には、「様」ではなく「行」をつけます。

往復はがきでもよいですが、官製往復はがきの場合、返信用のはがきには、シールなどは貼らないでください。

ファンレターに同封された返信用封筒や返信ハガキは、タレントからのお返事やメッセージのほか最新情報等をお届けするのに使用させていただく場合があります。

と、公式サイトにも書いてありますので、返信用の封筒やはがきを入れておくと、タレントさんや事務所から、何らかの返信があるかもしれません。

(絶対では、ありません。「場合があります」ですからね)

事務所から届けられる「最新情報」といえば、次のツアーの案内とか、アルバムの宣伝などかもしれませんが、それでも、もし送られてきたら、嬉しいですね。

文章を工夫する

送るタレントさんの年齢や個性、趣味に合わせて文章を書いてみましょう。

素直な応援メッセージがファンレターの基本ですが、でも、それだけだと、他のたくさんのファンレターに埋もれてしまいますから、相手に合わせて内容を工夫するのです。

 

相手がある程度の年齢で、手紙をじっくりと読んでくれそうな人でしたら、具体的なエピソードを入れて書くと、読んだ人の印象に残り、結果として、返事を書いてもらいやすくなります。

 

「あの番組の、あの場面のトークが、とても面白かったです」「あのドラマのあのセリフが、心にずしんと響きました」などと書くと、「ああ、よく見てくれているなあ」と思ってくれるでしょう。

 

「私の家の隣の家に、78歳のおばあちゃんがいるんですが、そのおばあちゃんも、〇〇さんのファンなんです。このあいだ、CDプレイヤーの操作方法を聞かれたので、わかったんです!」

「学校の数学の先生も、〇〇さんをカッコイイっていっていました。『オレ、〇〇さんに似てない?』って言われたので、みんなで声を合わせて『似てない!』って言いました。」

なんてエピソードも、具体性があって、いいですね。

きっと、あなたにも、そのようなエピソードがあるはずです。

 

相手が、ものすごく忙しい人の場合や、10代前半の若いタレントさんの場合は、だらだらと文章を書いても、読まれない可能性もあります。

短めに、分かりやすく書いてください。

 

若いタレントさんには、難しすぎる漢字や崩し字は止めましょう。

やはり、相手の立場に立って、想像することが大事です。

 

文章は敬語を使って書きましょう。

スポンサーリンク

年下の子に送る場合でも、「です」「ます」を使ってください。

 

面倒がらずに、他の紙に下書きをしてから書きましょう。

私の経験では、思いつくままに手紙を書いていくと、途中で書き直したくなって、結局、便せんをムダにすることが多いです。

 

文字に心配りを

手紙の字は、ていねいに、大きめに書きましょう。

ごちゃごちゃせず、すっきりと書かれた手紙の方が、最後まで読もうという気になります。

 

ギャル文字のように、友達同士なら通じるけれども、他の人が見ると分からない文字がありますね。

他の人が解読できない文字は、ファンレターには使わないでおきましょう。

 

特に上手でなくてもいいので、ていねいな読みやすい文字の方が、好感がもてます

イラストの得意な人は、文字だけでなく、似顔絵を描いてもいいですね。

 

手紙のマナーとしては、読みやすい黒か紺色のボールペンで書くのがベストです。

カラーのボールペンやサインペンも、下線をつけたり、イラストを入れたりする時には役に立ちます。

さて、それでは実際に返事が来た人はいるのでしょうか・・・?


 

関連記事