風船 アーチ 作り方

風船アーチって見た事ありますか?
よく、新車セールとか、開店記念イベントとか、何かめでたいイベント時に店頭に飾られている、風船が山ほど組み合わされているアーチ状の飾りの事です。

バルーンアーチともいわれますが、風船アーチって、見た目は華やかで軽く、彩も自由自在に作れるので、結婚式の二次会や、誕生会でもお手製のアーチを作る人も結構いらっしゃいます。

でも、実際に作るとなると手間やコストはどんなものなのでしょう。
素人でも簡単に作れるもの?
など、疑問が湧いてくるのではないでしょうか。

どんな作り方ならしっかりとしたアーチができるのか、どんな注意点があるのかなどをまとめてご紹介いたします。

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何はともあれ作り方!初心者でも簡単にできる?

ユーチューブでいくつか参考になる作り方が載っていたのでまとめてご紹介します。

超簡単!横につなげてヘリウムいらず

小さい子供が通れるくらいの大きさで、骨組みとなる芯なしで作る場合ならこちらの作り方が簡単で可愛いです。


このように少し変わった、横につなげられる形の風船(リンクォルーン)を使うと、より簡単に作れて、アレンジしやすいかもしれません。

基本はこちら。丸いゴム風船を繋げるやり方

風船アーチの作り方の基本としては、4個同じ大きさのものをクローバーの葉のように組み合わせ、それを合体して結び付けていくのが主流のようです。


このように、骨組みとなる芯の形次第で、様々にアレンジができそうです。
ワイヤーや針金があるなら、大き目のかわいい、またはかっこいいアーチが、アイディア次第でできそうですね。

同様に、こちらはバルーンタワーの作り方にはなるのですが、4個の組み合わせ方がわかりやすいです。

やっぱり浮かせたい!ヘリウムガスを使うなら

ヘリウムガスがあれば、このようにシンプルに可愛く作ることもできます

一般家庭で作るには、ヘリウムガスを大量に使うのは抵抗があるかもしれませんが、大き目のイベントで使いたい場合は、購入も検討してみてはいかがでしょうか。
手間とコストとの相談になりますが、作り手の人数が少なくて、大きなアーチを短時間で作らなくてはならない場合は重宝します。

どのような場面で、どんなイメージで作るか、デザインが思いつかないという方は、こちらを参考にしてみてください。
プロの作ったものですが、どんな装飾をすると華やかになるのかなど、イメージできるかもしれません。

参照:バルーンアートで、季節を彩る装飾&ディスプレイ

かわいい風船の作り方?アーチのアレンジワンポイントにどうぞ

風船in風船の作り方

風船の形にはいろんなものがありますが、丸い透明の大きめのバルーンの中に、いくつも風船が入っているものなどを見かけた事はありませんか?
あれって、どうやって作るのか素朴な疑問だったのですが、こちらの動画で解決です!

コンフェッティバルーンの作り方

コンフェッティバルーン(コンフェティバルーン)って知っていますか?
風船の中に紙吹雪(コンフェティ)を入れて作る、手作り風船(DIY風船)の事です。
結婚式の二次会などで、新郎新婦が入場、あるいは退場するような盛り上がった時にパーンと割ったら紙吹雪が落ちてくる、なんて演出にも使えます。
もちろん、風船アーチの要所要所に飾っても、見栄えもぐんと上がります。

チュールバルーンの作り方

チュールバルーンって、聞きなじみない方もいらっしゃると思いますが、コンフェッティバルーン同様、チュールで包まれた、優雅なイメージを持つ綺麗な手作り風船の事です。
チュールとは、女性のドレスやスカート、ベールなどの布地として使われる事も多い、多角形の網あみで透けている、レース地の一種です。
今では、主にナイロン素材の大量生産ものが多いのですが、高い物になると、絹や綿で手編みされているものもあります。

それらの、新婦をイメージさせるようなきれいな布地で風船を包めば、あっというまにお洒落で高級な空間に早変わり。
こちらは、それをさらにアレンジさせ、風船飾りを作っている様子が撮られています。
二次会の飾りにも使えますし、アーチの中央にぶら下げても、楽しいかもしれませんね。

材料とコストはこんな感じ

1.風船

風船は、100均でももちろん売られています。
バルーンアーチに使うなら、やはりラテックスバルーン(ゴム風船)でシンプルなものを選ぶ方が作りやすいです。
可愛いヘリウム充填用アルミ風船もあったりしますので、ダイソーで購入するのもアレンジ枠が広がって楽しいかもしれません。

ただ、やはり色を合わせるためたくさん欲しかったり、少し高級感を出したいとか、ラインナップが豊富な風船が欲しければ、専門店で探してみましょう。
こちらでご紹介した、横につなげられる形のリンクォルーンや、キラキラしたダイアモンドのような煌き加工のゴム風船など、種類も豊富です。
ワンポイントに使うのであれば、DIYを駆使してチュールバルーンや、コンフェッティバルーンも良いでしょう。
色もサイズもピンキリで、様々なものがありますが、風船の良い所は、その安さです。

色とサイズにこだわらないのであれば、カラフルで一般的なラテックス(ゴム)風船が100個で500円くらいで売っていますし、もっと安い所もあるかもしれません。
ただ、丈夫で割れにくいものがよければ、多少値は張るかもしれませんが、保存状態の良い専門店で買った方が良いでしょう。
柄やサイズ、カラーによって様々ですが、だいたい100個が1000円〜4000円前後で売られています。
同時に、ヘリウムガスやクリップなどの、風船アーチを作る上で便利なグッズもほとんど手に入りますので、一度ネットで検索してみると良いでしょう。

参照:楽天市場

2.アーチ状の骨組みにできるもの(ワイヤー、パイプなど)

骨組みとなるアーチ状の芯と重しだけの組み立てキットも、アマゾンなどで9000円前後で売られています。
作りやすいので芯を入れる事もありますが、芯なしでも作成は可能です。
ガーデンパーティーなどで、もともと門の所にアーチ状の骨組みがある場合などは、それを利用すれば芯は不要です。

文化祭などに使いたくて、とにかく安くて、ソコソコしっかりしたアーチの芯が欲しいのであれば、ホームセンターでガーデニング用のものとか、塩化ビニール製、アルミ製などのしっかりした、芯に代用できそうな曲げられる線状ものならなんでも良いと思われます。

色合いがうまく隠せるのであれば、針金でも良いのです。

3.水やペットボトルなど土台の重りにできそうなものならなんでもOK

風船に水を入れて膨らませて土台の重りにする場合もありますし、アイディアと工夫次第でほとんどコストがかかりません。
そのへんに転がっているものを利用する事で、コスト削減になります。

4.ヘリウムガス(必要に応じて)

ヘリウムガスは、ドン・キホーテや東急ハンズなど一部の店舗で売られていますが、一個のありふれたゴム風船を浮かせるには、およそ15リットルほどのヘリウムガスが必要になるようです。
一般的に売られているヘリウムガスは、よくあっても12リットルほどで、1000円前後で売られていますが、補充が目的のため、大量の風船を浮かせるにはコストパフォーマンスが悪くなります。

ネットで購入するなら、120リットル〜400リットルのものが、7000円出せば買えるくらいの値段で売られていますので、必要であればこちらを購入する方がよさそうです。

5.手動ポンプや電動ポンプ

手動ポンプは、風船売り場には大抵一緒に並べてあったりしますが、300円前後で売られています。
電動となると4000円前後と、ソコソコ高くなりますが、こちらはビニールプールなどの売り場には大抵あります。
ものすごく大量に膨らませたい場合は、検討するのも一つの手かもしれません。

その他、風船アーチを作る上で、最低限の必要な材料がそろった制作キットも、少々値段は張りますが、2万〜5万ほどで売られています。

参照:【風船:バルーン】クラスターバルーン:アーチキット(2ホワイト/ピンク/ライトブルー計70個) Wonder Land

このキットの出来上がり寸法から、購入する風船の数を推測しても良いかもしれません。

片付けにも気を付けよう

風船って、割れると当然かなり大きな音でバーン!と破裂音がしてしまいますよね。
でも、イベント等が終わって片付けの頃には、夜になっている事が多いでしょうし、昼間だったとしても、あまりにもバンバン割っていたらご近所さんから苦情がきてしまいますよね。

では、どのようなところに気を付けて処理すれば良いのでしょう。
簡単に言うと、結び口の近くを引き延ばし、そっとはさみで切込みを入れる、これだけです。

手をそっとはずすと、空気が徐々に抜けていき、他の作業をしている間にしぼんでくれます。
詳しい方法や、その他の注意点がわかりやすく書いてあるのがこちらの投稿です。

使い終わって空気を抜いたら、速やかに自治体のルールに従ってゴミとしてまとめて処分しましょう。

エコなのは紙製の風船?でもアーチには向いてない?

バルーンリリースという言葉を聞いた事があると思いますが、何かのイベントで、開会式やこけら落としなど、屋外で行われる時に風船を空に飛ばす行為の事です。

あの飛ばされた風船って、どこかで回収しているのか?そのまま宇宙まで飛んでいくのか?と、子供の頃疑問に思いませんでしたか?

今時の風船は、土に返る天然素材を使っているので、ほとんどの風船が高い空で凍結し、バラバラに粉状に砕けた破片が風に乗って飛ばされたのち、土へ返っていくのだそうです。

そういった風船の素材も進化していて、今では水溶性で、エコロジーな素材である「紙」を使ったものもあるのだそうです。

こういった風船は、エコではありますし、片付けも楽そうではあるのですが、自前でヘリウムを充填するのではなく、専門店などで購入するのが主体のようです。
この紙素材のバルーンだけでアーチを作るには、ちょっと使い勝手が悪そうですので、やはり目的に合わせた使用をする方がよさそうです。

バルーンアーチに向いているのは、やはりしっかりと存在感があり、華やかさも演出してくれる風船という事になりますよね。
それなりにしぼまず、長い時間もたせたいものなので、綺麗さと華やかさを兼ねた、塩化ビニール素材の風船も人気のようです。
屋外で設置する場合は、特にそうですね。

また、メタリックカラーやパールカラーのもの、キラキラ光るような加工が施されたラテックスバルーンなども、飾り付けにおいては、人気のようです。

細長い風船で様々なバルーンアートを作り、組み合わせて飾ると、オリジナリティあふれる作品もできます。

ただ、シンプルなものでも、ちょっぴり大きさが不ぞろいな部分が手作り感を演出してくれて、かわいく見える場合もありますし、とりあえず初めて作るなら、シンプルなゴム風船を使って、二色ものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

とある店員さんがツイートしている、こんなアーチも結構素敵に見えませんか?

作り方をしっかり教えてくれる所がある?

アートもビジネスになる時代。
日本で初めてのバルーンスクールが1995年に開業しています。
「エミリーズバルーン アート ビジネス スクール」という所ですが、今までに1000人もの卒業生を出し、広く海外で活躍している方もいるのだとか。

その、日本にバルーンアートを広める事におおいに貢献した学校が、5日という短期間で、バルーンアートの作り方や技術を短期集中で教えてくれる、ありがたい講座があるのです。

もちろんその中には立体ディスプレイのノウハウもありますし、デザイン、ヘリウムガスなどの操作の仕方や知識などもしっかり教えてくれるようです。

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ステップアップ制なので、5日間すべてを受講できなくても、受講証をもらえる段階まで受けたら、次に受ける時は、その次の段階から続きを受けられるようです。

残念ながら今の所、東京と大阪でしか開かれないようですし、直近のスクールでは大阪は申し込み終了したようですが、近くにお住いの方で時間的にまだ余裕があり、興味がある人は一度受講してみてはいかがでしょうか。

一度身に付けば、いろんなシーンで応用が効き、就職にも活かせるかもしれませんよ。
また、この会社のホームページではバルーンの仕入れもでき、イベント装飾を依頼する事もできるようです。
知識も惜しみなく披露してくれているので、一度目を通されると参考になるでしょう。

参照:Balloon World

 

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まとめ

お誕生会や結婚式の二次会、運動会や子供会など、楽しいイベントでは風船があるとにぎやかで華々しくなります。
子供はもちろん、大人も少し心がうきうきするのではないでしょうか。

業者の作る風船アーチは、もちろんしっかりしていて凝っており、美しいのですが、やや不器用でも手作りの方が、ローカルで素朴な味わいが楽しめるかもしれません。

今回ご紹介したような作り方なら、初心者の方でもわりと簡単に作れそうです。
とりあえずは、小さな子供向けにでも、ちっちゃなアーチを手作りしてみて、それから自信を持てたら、大きなアーチや、骨組みを必要とするような凝ったものなど、レベルアップしていくと良いでしょう。

準備期間や材料の多さも、予想と実際では違ってくることも結構あります。
ざっくりとコストもご紹介しましたが、予定外のハプニングも起こり得ますので、数人で作るのであれば、じっくりと相談して決めると良いと思われます。

いずれにしても、出来上がりを予想しながら何かを作る事は、楽しいですよね。
カラフルで、世界に一つしかない風船アーチを、ぜひこのブログをきっかけに作ってみてくださいね。


 

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