長距離を走っている途中でガス欠になったことがある人は多いですね。
ガス欠になる前に症状が出ることがあります。それはどんな症状なのでしょう。
一般には給油ランプが点灯して燃料計でわかるはずですが、その燃料計というのはどうしてガス欠が近いことがわかるのでしょうか。
また、給油ランプなどがガス欠の症状になってもすぐにガス欠になるわけでもありません。
盆休みなどで車を長距離は知らせる際にはいろいろな車についての疑問が浮かびますね。
それらについて調べてみました。
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ガス欠になると車はどうなるの?
ガス欠は、皆さんご存知のように、ガソリンなどを燃料としている自動車が走行中に燃料切れを起こしてエンジンが停止することですね。電気自動車などの場合は電欠と言うようです。
通常は、ガス欠は燃料計などのメーターを見ていれば判ります。
しかし、給油ランプを見逃したり、点灯してから少なくとも数十キロは走れるため、油断しているといきなりガス欠が襲ってきます。
また、計器の故障やタンクから燃料が漏れていた場合なども原因になることがありますので、長距離を走る時には注意が必要です。
自動車は、電気自動車を除いてガソリンで走ります。
ハイブリット車もガソリンを使っていますね。ハイブリット車の場合は、一定以上の速度で走る場合は、モーターで走るため、余計にガス欠を見逃し易いです。
ただ、ガソリンがなくなってもある程度はモーターで走れるため、ガソリンスタンドまで持たすことは可能ですね。
ガス欠はエンジンの音やその他の症状でわかるの?
一般に、ガソリンが残り少なくなりますと、エンジンがガクガクとスムーズに働かなくなり、加速も極端に悪くなります。
短い間隔でエンジンが停止してはまた再スタート、また停止と何回も繰り返すのです。
その後にエンジンは完全に止まってしまい、メーター内のランプは一斉点灯してパワステも効かないため、ハンドルが重たくなってしまいます。
その状態でも少し車を動かさず、放置していますと、タンク内で気化していたガソリンや側面に残っていたガソリンなどが集まり出して、再びかかるようにはなります。でもすぐにまた同じガス欠になってエンストです。
そのような場合には、周りにガソリンスタンドがないか確認して、なければ、早めにJAFや損害保険会社のロードサービスを呼びましょう。
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ガス欠が事前に判る給油ランプはどうしてガス欠が近いのがわかるの?
給油ランプがガソリンの残量がわかる仕組みは、燃料タンク内にフロート、すなわちウキのようなものが備え付けられているからです。
そのフロートの上下量から燃料の残量を燃料計に表示しています。これはバイクなどでも同じです。
フロートの上下量が少なくなりますと、動けなくなるため、燃料残量が少ないと判定し、給油ランプが点灯することになります。
だいたいの目安としては、ガソリン残量が10リットルを切ったときに給油ランプは点灯します。
ただ、給油ランプが点灯しても、先ほども書いた通り通常は10リットル程度、すなわち、燃費が20kmであれば、200km走ることが出来ますので、すぐに慌てる必要もありません。ですが、街中などでは信号などが多く、ストップ&ゴーで燃費は下がりますから、走行距離数は100km以下になってしまう場合もあります。
ですので、「まだ200Kmまではあるから大丈夫」と油断していますと、知らない間にガス欠間近に迫っている事態になっていることもあります。早く目に給油するにこしたことはありません。
ガス欠のような症状が出てもガス欠じゃないことがあるらしい
自動車ではたいてい、ガス欠の症状が出れば、ガス欠の前兆ですが、バイクなどの場合には、ガソリンはあるのにガス欠のような症状が出る場合があります。
これは燃料ホースの途中についている燃料フィルターが詰まったりした場合に起こるようです。
また、燃料タンクのキャップは中の気圧が一定になるように弁がついていますが、これが汚れて詰まってしまうと燃料タンクの気圧が変動してガス欠同様の症状が出ます。
ガス欠の時、ガソリンの代わりに水を入れてもいいの?
油断していてガス欠したと言う場合に、水をガソリン代わりにして走ることが出来るなんて話が広まったことがあります。本当でしょうか?
これは燃料タンクに少し水を入れることによって、水よりも上に浮かぶ性質のある燃料タンクに少し残っているガソリンをタンク内のガソリン吸出し口まで底上げして使うということです。
従って、この方法を使わなくてはいけない場合にも、水はせいぜい1リットル程度にしておいた方がいいそうです。水を入れ過ぎますと吸出し口まで水が来ますので、その時には車は走りません。また、ガソリンと混じってエンジンが壊れたりする場合も多くみられます。
あくまでも、すぐ近くにガソリンスタンドなどがある場合の最終手段として考える必要があり、極力使わないようようにしてください。
ガソリンの種類を間違って入れても車は走る?
ガソリンにはレギュラーとハイオクがありますね。
車によって、ハイオク仕様の車とレギュラー仕様に分かれていますが、レギュラー仕様車にハイオクガソリンを入れたり、ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れた場合支障はないのでしょうか。
そもそもハイオクって何?という人のために一言でいうと、ハイオクガソリンの基本効果は、ノッキングしずらいということです。
ハイオク仕様車はハイオクガソリンにより圧縮比を高くして性能を高めています。そのハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れた場合、ノッキングが起き易くなって、しかもパワーが落ちたり、燃費が悪くなったりします。輸入車の場合には、最悪の場合燃焼室が溶けると言うこともあるようです。
極力、ハイオク仕様車の場合は、レギュラーガソリンを入れないようにすべきでしょう。
逆に、レギュラー仕様車にハイオクガソリンを入れた場合は、故障したり、燃費が悪くなると言うことはありません。しかし、パワーが上がることもありません。
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ただ、高性能なエンジンの清浄剤を配合されていることが多く、エンジン内部の清浄には効果的です。
従って、レギュラー仕様の車の場合は、入れても支障はありませんが、ガソリン単価が上がるだけで、メリットは少なく、コストが高くなるだけと言えます。
間違って入れてもそのまま乗り続ければよいでしょう。(間違って高いハイオクを入れる人もいないとは思いますが・・・)
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まとめ
ガス欠は、通常は給油ランプがガソリン残量の少ないことを知らせてくれますので、通常はなかなかガス欠は起こさないはずです。
しかし、JAFなどを呼んでいる原因としては、バッテリーの上がりとともに、ガス欠が多いと言われています。
給油ランプがついても、ガソリン残量はまだ10リットル近くあり、100km程度は走れるため、つい油断してしまうケースが多いようです。
ガス欠の直前になりますと、車がガクガクとなって止まったりしますので、ある程度ガス欠の予測はつきますので、近くのガソリンスタンドに早めに入るようにしてください。