明日試験だけどほとんど勉強していなかったので、一夜漬けで勉強しないといけない場合ってありますね。
また、どうしても明日までにこの仕事を仕上げないといけないので、今夜は寝られない。
朝から重要な会議なのに、眠気が出てきた!
こんな場合、どうされていますか?
濃いコーヒーを用意して、頑張っている方が多いようですが、コーヒーのカフェインには副作用があるので注意が必要です。また、近年にはカフェインの過剰摂取で中毒となり志望した例もあり、農林水産省でも注意を促しています。
そこで、副作用の無い眠気解消方法としてツボの指圧があるのをご存知でしょうか。
今日は、この眠気解消に効果のあるツボについてご紹介しましょう。
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Contents
眠ってはいけない時、どうしていますか?
眠ってはいけない時は、いろいろありますね。
一番危ないのは居眠り運転です。
その他にも、会議に参加していて突然眠気に襲われる場合があります。重要な会議なのに瞼が開かないということ経験していませんか(苦笑)足をつねってみたり。
また、今夜は徹夜で仕事を仕上げないといけない場合もよく生じています。
そのような眠ってはいけない時に、皆さんはどうしていますか。
筆者は、昔、会議で眠くなった時によくやったのは、瞼にメンソレータムを塗って目を覚ますということでした。でも、やり過ぎると瞼の皮が剥けてしまいます。
日本人は居眠り民族?
今夜は、徹夜で仕事を仕上げないといけないから、眠れないなんて場合には、よくコーヒーを飲んだものでした。濃いコーヒーはカフェインの覚醒作用があるので、良く効きます。
ところで、日本人はよく居眠りをする民族と言われているのはご存知ですか。
理由の一つは、長い期間、農耕民族としてリスクのない社会で暮らしてきたことで、遺伝子的に居眠りし易くなったという説があります。いつ居眠りをしても危険はなかったからです。
科学的にも証明されているのです。居眠りの中には、ナルコレプシーという過眠症と言われる病気があり、日本人には遺伝子的にこの病気にかかり易い人が多いのも原因の一つと言われています。
ナルコレプシーは、緊張するような局面においても本人の意思に関係なく眠り込んでしまう過眠症と言われる症状の一つです。
いずれにしても、我々は居眠りをし易い民族だけに、眠たくなった時に対処する方法を用意しておく必要がありますね。
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眠ってはいけない時、効果のあるツボがあるのを知っています?
眠ってはいけない状況で眠たくなった時、眠気を覚ますには、頭と体の血の巡り、すなわち、血流をよくしてやることが必要です。
コーヒーの場合、カフェインの覚醒作用による働きもありますが、体中の血管が拡張して血流がよくなることも目を覚ましてくれる要因の一つになっています。同じように、ストレッチなどで体を柔らかくして、血流を良くするのも解消法になります。
そして、体の血の巡りをよくするために、眠気防止のツボを指圧して、血液やリンパ液の流れを良くしてやることもできます。それによって目が覚めてくれます。
眠気防止のツボが我々の体にはあるのです。
この眠気防止のツボを覚えておくことで、会議などで眠たくなった時、手などのツボを押してツボを刺激してやりますと、目が覚めて会議にも積極的に参加することができます。
手のツボであれば、テーブルの下でツボを刺激してやるだけで済みますから、最適な眠気覚ましですよね。誰にもばれずに人知れず眠気を治す方法なので、いいですよね。
その他にも自分ひとりの時や時間のある場合には、頭の後ろなどのツボを指圧するのも良いです。
眠ってはいけない時のツボはどう押すの?
それぞれのツボは、押し方は違いますが、まず一般的な指圧の仕方からご説明します。
「痛いッ、でも気持ちいい」と言う程度の強さでゆっくり押すのがコツです。
数秒押しては力を抜き、また押すという繰り返しをリズム良く行なってください。
強過ぎますと、逆効果になってその場所が痛くなることがありますので、力を入れ過ぎずにやりましょう。
それぞれのツボについては次のように押してやってください。
眠ってはいけない時のツボ4つ
ここでは、手と顔周辺の4つのツボについてご紹介しましょう。
晴明(せいめい)
左右の目頭から少し鼻寄りのくぼみのところにあります。疲れ目のときに思わず押さえてしまう場所ですね。頭痛や眠気防止に効果があるツボです。
親指の腹をツボに当てて外れないように固定し、やさしく押しこむように刺激しましょう。
風池(ふうち)
耳の後ろにある骨と首の後ろの中心との中間の位置にあるツボになります。ここも眠気覚ましには良いツボです。
親指の先をツボに当てます。
そして、残りの指を使って頭を包み込むようにして頭の体重を親指で支えるように強めに刺激してやります。
中衝(ちゅうしょう)
手の甲を上にして、中指の爪の親指側の付け根になります。眠気解消にとっても効果があると有名なツボです。
会議などで眠気が出たときには、机の下で押してみると効果的です。
反対の手の人差し指を中指の下において、反対の手の親指で強めに刺激してやります。
テーブルの下でも簡単に出来ます。
合谷(ごうこく)
合谷は、「万能なツボ」と言われています。
眠気覚ましだけでなく、頭痛に肩こり、神経系にも効果があるとされています。手の甲の、親指と人さし指の付け根にある骨間にあるツボです。指で押すと痛みを感じる場所です。
これも会議や仕事中などに眠気が出たときに机の下で押してやると眠気が吹っ飛びます。
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これも中衝と同じく、反対側の人差し指でツボの下側を支えて、親指で強く、長めに刺激しましょう。これもテーブルの下で出来ますので、中衝とともに両手を刺激してやれば、眠気がとれますよ。
眠ってはいけない時のツボはどうして効くの?
人間の体には、さまざまなツボがあります。
このツボを集中して通る血液やリンパ液、神経は、さまざまな体の臓器や組織とつながっています。従って、眠気が生じる場合は、脳の中枢神経の血流が悪くなっていることを示しており、そこにつながるツボを刺激することで、血流がよくなり、眠気がとれるのです。
血流が悪いと、酸素や栄養分が行き渡りにくくなりますので、脳は眠気というものを生じさせてしまいます。手のツボも脳の中枢神経と血液、リンパ液、神経などでつながっています。
そのため、手のツボを圧迫して刺激を与えてやることにより、脳に向かう血管の血流などが良くなって、目が覚めるのです。
眠ってはいけない時のツボ指圧の映像例
ご紹介したツボの押し方について、Youtubeに映像例がありましたので、ご紹介しておきます。
これを参考にそれぞれのツボを押してみてください。
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まとめ
大事な会議なのに、眠くなってウトウトということはありませんか。
徹夜で仕事を仕上げないといけないのに、いつの間にか寝てしまったという経験をしていませんか。
我々日本人は世界の中でも特に居眠りをし易い民族と言われており、居眠り運転もあまり減りませんね。
このような寝てはいけない時に役に立つのが、眠気覚ましのツボです。
手のツボであれば、テーブルの下で揉んでやることによって、眠気がどこかに行ってくれます。
高速道路のサービスステーションで顔や頭の後ろのツボを刺激してやることで、居眠り運転も解消できます。
ぜひ、一度試してみてください。