視力が低下した際、メガネでは生活しずらい方の必需品としてコンタクトレンズが普及していますが、そのコンタクトレンズにも様々な種類があります。ただ視力を補強するといったレンズの他にも種類豊富にあるため、どのコンタクトを選ぶべきか悩んでしまいますよね。その中でも今回は乱視用のレンズに注目して、一体どのようなコンタクトレンズなのか、そもそも乱視とはどのようなものなのかをご紹介いたします。

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乱視はどのような現象?

乱視用のコンタクトレンズを購入する前に、本当にあなたは乱視でしょうか?乱視にも強弱や種類があり、それによって選ぶレンズも変わってきます。眼科に行くとどのようなコンタクトがいいのか検査することができますが、まずはセルフチェックをしてみましょう。

乱視だとどのように見える?

乱視は方向によりどの程度見えづらくなるかが変わってきます。種類としては縦方向だと「直乱視」、横方向だと「倒乱視」、斜め方向では「斜乱視」と呼ばれています。

乱視の見え方は人によって様々変わりますが、代表的なものは1つのものが2つ以上に重なって見える、ブレて見える、光が上下左右に滲んだり伸びたりしてみえる、暗くなると視界がみづらくなるなどで、見にくいというだけでなく放っておくことで目の疲れの原因にもなります。

あなたも乱視かも!乱視のチェックリスト

  • 文字と文字が被っていて見にくかったり、判別がつかないことがある
  • 1本の時計の針が2本以上あるように見えて正確な時間がわからないことがある
  • 文字などを見るときに目を細めて見てしまう癖がある
  • 夜空を見たときに月が2つ以上に重なって浮かんでいるように見える
ひとつでも当てはまった方は乱視が原因の可能性があります。乱視かもと思った方は一度眼科医に相談してみてくださいね。

乱視になる原因

乱視は角膜や水晶体が歪むことにより引き起こされます。 角膜の歪みが原因の乱視を「角膜乱視」、水晶体の歪みが原因の乱視を「水晶体乱視」といいます。一般的には角膜乱視となることがほとんどです。

角膜がバスケットボールのように綺麗な球体となっていれば、どの方向から光が入っても屈折力は同じのため綺麗にものを見ることができます。しかし乱視の場合はラグビーボールのような歪んだ形になってしまっているため、光の入る方向により屈折力が変わってしまい、ピントをうまく一点に合わせることができなくなってしまっているのです。

このように角膜の形が歪んでいる乱視は「正乱視」と呼ばれ、眼鏡やコンタクトレンズで矯正することが可能です。

一方、角膜の自体は球体であっても表面がデコボコとしてしまったことにより起こる乱視もあり、こちらは「不正乱視」と呼ばれています。角膜の表面に外傷があった場合や、角膜を代表した疾患により引き起こしてしまう場合があります。不正乱視となってしまうと眼鏡やソフトコンタクトレンズでの矯正は難しくハードコンタクトレンズで矯正をすることになります。近年視力の回復治療として行われているレーシック手術でも強制することができます。

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矯正する必要のある乱視

乱視の中でも矯正が必要な乱視と、軽度で矯正をする必要のない乱視があります。矯正をする・しないは本人がどのくらいそのものを捉えることができるのかにより異なります。

乱視があれば見ているものはぼやけた状態で目の奥の網膜に映し出されますが、軽度の乱視であれば脳の映像を修正する力によりある程度クリアな状態で認識することができます。そのため、ある程度までの乱視であれば矯正をしなくてもきちんと判別して見ることができるのです。しかしこの乱視度数が大きくなり、強い乱視となってしまうと脳は映像を修正することができず、目に映ったときにぼやけた映像として認識してしまうのです。

また脳がぼやけた映像として認識をすると、ピントが合っていない状態だと判断し、少しでもピントを良くするために筋肉を動かし続けます。そのため目が疲れる原因ともなるのです。
よく目が悪い場合はその目にあったメガネをかけた方が視力の低下を防げるという話を耳にするかと思いますが、その原因はこういった目が疲れることにより視力が低下してしまうというところからもきていますね。

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乱視用のコンタクトを選ぶ!

乱視について見ていきましたが、正しい乱視用コンタクトレンズを選ぶためには「乱視の度数を合わせる」というだけでなく、最初にお話しした「レンズの方向を合わせる」ことも必要です。ではどのようなコンタクトを選ぶべきなのか見ていきましょう。

安定感のあるレンズを選ぶ

乱視用のコンタクトレンズを選ぶ際に何より重視したいのはレンズが安定しているかどうかです。 乱視用でない通常の近視用コンタクトレンズは目の中で自由に回転しており、初めに付けた位置と上下逆さまになっていても見え方に特に変わりはありません。

しかし乱視用のコンタクトレンズは正しい位置に固定されることにより本来の矯正力が発揮されるため、自由に回転しているようではいけないのです。そのためレンズの回転しないコンタクトを選ぶようにする必要があります。

また、乱視用コンタクトレンズは、通常の近視用コンタクトレンズよりもレンズが若干厚くなるため、付け心地が悪くなる傾向があります。選ぶ際は通常の近視用コンタクトレンズよりも薄さに注目してみてくださいね。

コンタクトの度数の見方

コンタクトを購入する際、箱を見てみると色々と数字が表記されているのでどれがどのような意味なのかわかりませんよね。度数の見方を下記にまとめましたので参考にしてみてください。

D(度数、「POWER」、「SPH」と表記されることも)
一番大切なのがまずこの度数ですね。
±0(度なし)から始まり、遠視であれば+1.00といったプラス表記で、近視であれば-1.00といったマイナス表記で書かれます。どちらも0から離れれば離れるほど度数が強いということを意味します。

BC(ベースカーブ)
コンタクトは通常カーブのある状態ですが、ベースカーブはそのコンタクトレンズのカーブがどの程度曲がっているのかというのを表しています。値が小さいほどカーブが大きく、
値が大きいほど、カーブがゆるくなります。ベースカーブが目のカーブ具合と合わないとコンタクトがずれやすくなったり、目が常にゴロゴロとして痛くなってしまうことがあります。
近視や遠視だけであればコンタクトを買うときに見るポイントはこの2つだけで大丈夫です。乱視用のコンタクトでは上の2つの他にもう一点確認する点があります。

CYL(乱視度数)・AXIS(乱視軸)
乱視度数は通常の視力とは関係なく、乱視がどの程度強いのかを表したもので、こちらも値が大きいほど乱視の度合いが強くなります。
乱視軸は乱視の角度のことで、全く乱視のない状態を0とし、0~180°までで表されます。
コンタクトを選ぶ際は上記の情報を見比べて選んでみてくださいね。

 


乱視用のコンタクトレンズについて見ていきましたが、まず自分で購入するコンタクトを決める前に眼科医に相談してみましょう。視力やベースカーブ、どの程度の乱視なのか感覚でわかっていたとしても正式なものはきちんと調べなくてはわかりません。また、眼科医にかかった際にはどの数値のコンタクトレンズを買えばいいのかを教えてもらえますのでその通りのものを使用することにより、目への負担も最低限で済むはずです。


 

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