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太る原因は食べすぎ?
日々少しずつ余りたくわえられた脂肪は、使われる機会を失い、カラダにどんどんたまっていきます。
わたしたちのからだは、飢餓状態に備えて脂肪を蓄えておく仕組みを備えています。
このため、食事でとった糖分や脂肪はエネルギーとして使われますが、取り込んだエネルギーのほうが使われるエネルギーよりも大きいとき、余ったエネルギーは脂肪となって体に蓄えられます。
つまり、食べ過ぎによって使う以上に溜め込まれたエネルギーが「太る」原因であるということです。
分かってはいるのですが、でもやっぱりついつい食べ過ぎてしまうこと、ありますよね。
無かったことにしたい!
もうすぐ夏なのにヤバイ!
という方のために、リセット方法をリサーチしました。
食べ過ぎたら、12時間プチ断食でリセットを
食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしたときは、次の食事まで12時間はあける
食べ過ぎ・飲みすぎで働きっぱなしになる胃腸を休めるため、時間をあけて内臓を休ませると語るのは、人気トレーナーの木場克己さん。
「内蔵を休ませるというのはあくまでも私の感覚」と、木場さんは語っていますが、肥満予防や体調管理のプロの言葉には、確かに、と感じさせる説得力があります。
プチ断食というと、ちょっと大変なように感じてしまいますが、これは胃カメラやバリウムを飲む前にする食事制限として、夜8時からは、固形物を食べずに胃を空っぽにするのと似ています。ちょうど、朝食を抜くイメージです。
これなら案外と抵抗なく、やってみることができそうですね。
管理人のコメント:
食べ過ぎによって胃の中に長時間食べ物が残ると、胃腸は働きっぱなしの状態になり、疲れてしまいます。胃腸が疲れることによって、消化吸収力が低下、絶えず胃腸が動く必要があるため、からだは活動エネルギーを蓄積しようとします。蓄積されたエネルギーは、すなわち脂肪。
また、胃腸に負担がかかると肝臓へも負担をかけることに。肝臓に負担をかけると肌荒れ、たるみ、皮膚疾患、疲労などにつながります。
疲れ切ってしまったからだは、活発に動かせません。運動量が減れば、やはり消費エネルギーが減ってしまうので、エネルギーの残存量も増えてしまう=脂肪が蓄積されやすい状態となります。
太りやすくなる悪循環に陥ってしまうという、スリムな体型を維持したい人には悪夢のような状態ですね。
食べ過ぎの翌日はリセットデイ
食べるものでリセット
食べ過ぎた翌日のリセットの基本はひとつだけ。それは、「食物繊維を中心とした栄養価が豊富な野菜を、できる限りたっぷり食べること
管理栄養士・野菜ソムリエの岸村康代さんは、こう明確に言い切ります。食べ過ぎた翌日には、肉やごはんの量を減らして、毎食350g以上、生の状態で「両手の平いっぱい」の野菜を食べるのが理想です。
食物繊維が中心の栄養豊富な野菜は、エネルギーを補給し、免疫力を高めてくれます。
食べ方でリセット
「食べない」ではなく、「バランスよく少なく食べる」
疲れた胃腸を休めながらも、量は控えめに、しっかりと食べるのが鉄則です。
プチ断食のあとの体は、胃腸がすっきりしていますが、からだも飢餓状態。飢餓状態の時の体は栄養の吸収率が良くなっているため、いつもと同じ量を食べたとしても、よりたくさんのエネルギーを取り出しやすくなっているのです。
また、空腹時に甘いものを食べると、血糖値が急に上がり、糖が細胞へ運ばれます。消費されなかった糖はそのまま脂肪になり、こちらも太る原因となってしまうので、注意が必要です。
つまり、「プチ断食が終わったから甘いものを食べちゃう」というのは厳禁!プチ断食明けこそ、ヘルシーな食事を心がける必要があります。
過ごし方でリセット
ウォーキングなど、軽い有酸素運動をしてみましょう。
運動することで食欲が増すのでは……? という心配はご無用。適度な運動は、なんと逆に食欲を抑えるのです。うれしい事実です。
運動後は食欲が抑えられ、運動をしなかった場合に比べ、摂取カロリーが300kcal程度減ることが、英国のラフバラー大学の研究で明らかになった。
コツは、楽しみながら運動すること。
運動を楽しいと思っていると、間食やジャンクフードに手を伸ばす頻度が少なくなるという調査結果があるそうです。逆に、運動を、「しなくちゃならない」と感じていると、運動した自分にご褒美をあげよう、という誘惑にかられてしまうこともありそうですね。
ストレスを感じると、ついつい食べ過ぎてしまうこと、思い当たりませんか?
その反対に、ストレスを感じない生活では間食の頻度が減るということです。ストレス解消のためにも、楽しみながら運動をするのはもってこいなのです。
★カロリーが気になる方にはこちらの記事もどうぞ
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★メロンはアンチエイジング効果あり
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まとめ
食べ過ぎた翌日の、リセットのためのポイントは、次の通りです。
●食べ過ぎた後は、次の食事まで12時間はあけましょう。
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●一食に350g以上、生の状態で「両手の平いっぱい」のたっぷりの野菜を。
肉やごはんは量を減らして調節します
●量は控えめに、しっかりと食べましょう。
●楽しみながら軽い運動をしてみましょう。
食べ過ぎてしまったな……という時には、ぜひ試してみてくださいね!
管理人もさっそく明日から実行したいと思います(^-^)