友人や親戚などから結婚の報告が来たとき、何か結婚祝いのプレゼントを買わなければと思いますね。せっかくですから、プレゼントには何かメッセージを書き添えないといけません。
そのような時、そのメッセージをどう書けばいいのか、意外と悩む時があります。
そこで、結婚祝いのプレゼントに添えるメッセージの書き方について調べてみました。
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親しい人の結婚を心から嬉しいと思うけど上手く書けない
友達や親戚の結婚式が決ったと知らせを受けた時、喜ばしくもあり、心が明るくなるような気持にさせられます。親しい友達や親戚であれば、何かプレゼントをあげたいと思ってしまいますね。そして、そのプレゼントに何か言葉を添えてあげたいと思うのは、当然です。
でも、親しければ親しいほど、近くにいればいるほど、普段からよく話をしたりしているだけに、いきなり堅苦しくメッセージを書くというのは困まってしまいますね。うまく書けない・・・、なんてことも。
しかし、もっと気楽に考えて、気持ちが伝わればいいのです。
心を込めたプレゼントに、本当におめでとうと言う気持ちを一言添えてあれば、それで充分相手に伝わると思いますよ。
結婚祝いのプレゼントにメッセージはあった方がベター
心が伝われば十分とは言え、いい歳をした大人になるとやはり、結婚祝いのプレゼントにメッセージを添えないわけにはいきません。
心さえこもっていればいいんじゃないの、なんて若いころだけですね。親しい友達、親戚であっても、礼儀は必要となります。
「堅苦しいメッセージとか苦手なんだよな」と思う気持ちも分かりますが、そんなに四角張る必要はありません。短い珠玉の言葉で充分です。
心を込めたプレゼントとメッセージほど相手を感動させるものはありませんので、ぜひメッセージは添えてあげましょう。
結婚祝いのメッセージは具体的にどう書けばいいか
結婚祝いのメッセージについては、インターネットなどにも例文集がたくさん載っています。それらを参考に自分なりの思いを込めて書き足していけば、きっと相手の方も感動してくれるはずですが、あえて少し付け足してアドバイスをするならば、注意すべき心構えがあります。
結婚祝いのメッセージですから、結婚をされるご当人だけに出すわけではありません。新郎新婦、二人の良縁をお祝いするメッセージになりますから、あなたのお友達もしくは親戚の一人だけがわかるようなことを書くことは避けなければなりません。
また、結婚すると言うことは、長く一緒にいることになるわけですから、将来に渡って、共に二人が幸せに暮らすことが出来るアドバイス的なこともあればよいでしょう。
いずれにしても、一番大切なことは、二人に対する思いが相手に通じることです。
二人へのお祝いの気持ち、これからの二人の幸せを祈る気持ちを込めて書いてください。
でもここで注意を少し。堅苦しくなくても大丈夫ですが、結婚祝いのメッセージを書く上での注意点がいくつかあります。
注意1:結婚祝いのメッセージに入れてはいけない言葉
よく言われる、使ってはいけない言葉が結婚祝いのメッセージでもあります。いわゆる「忌み言葉」や「重ね言葉」というものです。
忌み言葉や重ね言葉は、離婚や再婚というイメージを相手の方に持たせてしまいますので、縁起が悪い、結婚祝いの言葉としては使ってはいけないことになっています。
以下に例を挙げます。
<忌み言葉の例>
別れる、離れる、切る、破る、衰える、終わる、失う、逃げる、遠のく、裂ける、割れる、飽きる、去る、消える、流れる、悲しむ、移る、色あせるなど
<重ね言葉の例>
再び、再度、またまた、しばしば、返す返す、ますます、いよいよ、重ね重ね、重々、再三、いろいろ、たびたび、次々など
「ますます」などという言葉は、意外とめでたい席でも使ってしまいがちな言葉ですね。良く意識していないと何気なく書いてしまいがちです。
こうした離婚や再婚にイメージがつながるような言葉は使わないように、注意しながら書いてください。覚えておくと、急なスピーチやビデオメッセージの撮影などの際にも役に立つと思います。
注意2:メッセージカードには筆ペンを使う
正式には、結婚祝いのメッセージカードには筆ペンで書きます。筆ペンがない場合は、万年筆です。
筆ペンと聞いただけで苦手意識のある人も多いですよね。普段書きなれていないのですから。日ごろはスマホやパソコンで文字は打つものの、実際に鉛筆やペンで文字を書くことすら減ってきているというのに、筆!ですから(苦笑)。
ただ、筆ペンなどが普及し出したのはここ20~30年で、本来は毛筆書きが正式です。万年筆は長く続くという意味でも良いと思います。
普段使うのはボールペンが多く、どうしても筆ペンには慣れていないという方は、黒で太目のボールペンにしてください。
例え字は下手でも、心を込めて書けば、相手に通じますよ。
注意3:結婚祝いのメッセージには句読点を使わない
メッセージの特徴として、句読点を使わないというものがあります。句読点は「、」や「。」のことです。ご存知でしたか?
句読点というのは、文章などの終わりを意味しているため、末永く一緒にいる新郎新婦に対してお祝いにはふさわしくないと認識されているようです。
まあ、最近の若い方の場合は、あまり気になさらないと思いますが、中には気にされる方もいますし、ご両親の世代では気にする方は多いでしょう。
万が一を考えて、使わないようにしておく方が無難かもしれません。
注意4:結婚祝いのメッセージカードは新郎新婦の雰囲気に合うものを選ぶ
メッセージを書くカードにはお友達の新郎新婦の雰囲気に合いそうなものを選ぶようにしてください。
お友達の好きな色はわかりますので、その色を使うとか、好きなデザインを知っていれば、それに合うようなデザインのものを選びます。
メッセージカードにもさまざまなデザインがありますが、メッセージを贈る相手の好みを考えながら、選ぶようにすれば、喜んでもらえるでしょう。
結婚祝いのメッセージ文例
それでは、いくつか具体的にご紹介したいと思います。
ご結婚おめでとうございます
素敵なお二人ならきっとみんなもうらやましがるような
素敵なご家庭を築かれることと思います
ご結婚おめでとうございます
ほっこししたお二人のようなあたたかい家庭を
つくるのでしょうね
ご結婚おめでとう
これからは二人の人生が始まりますね
お幸せに
ご結婚おめでとうございます!
これからなつつがなくお幸せに
落ち着いたらぜひ新居にもうかがわせていただきます
幸せの空気をおすそ分けしてくださいね
おめでとう、本当にいいカップルの誕生に喜んでいます!
愛と喜びにあふれるいい家族を築いてください
お二人の末永いお幸せをお祈りしています
など、あまり堅苦しくない文面で大丈夫です。
素直な喜びとお祝いのメッセージを書きましょう。
結婚祝いのメッセージは相手によって変えるべし
結婚される方はお友達だけではありませんね。
親戚の方、会社の同僚、先輩、後輩などさまざまなケースがあり得ますので、友達も親戚も、いつも同じ書き方と言うわけにはいきません。相手によって、書き方は変えて書くようにします。
後輩であれば、自分の経験を添えてあげるのも良いでしょう。
例えば、
結婚おめでとう
人生を山登りに例えたらまだやっと2合目
これからは二人三脚で頂上をめざしてください
結婚おめでとうございます
守る家と守る家族があれば
もっとたくましくなることでしょう
今後の活躍を期待しています
などです。
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お友達や同僚のように対等の立場の方であれば、絵文字などを使うのも許されるでしょうし、比較的現代語調でいいでしょうけれど、自分よりも目上の方であれば、絵文字略語はなるべく使わず、丁寧な言葉遣いが必要になります。
基本は日ごろのあなたと結婚される方の関係性にもよりますが、先ほども書いた通り、このメッセージを贈る相手はあなたのお友達や親戚だけではありません。伴侶となる方のことも考えた内容にしましょう。
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みんなで結婚祝いを贈る時のメッセージは?
また、職場の同僚などの場合や、学生時代の友人である場合、同級生や同僚同士が集まって共同でプレゼントを贈り、メッセージもみんなで書く場合があります。
一つのやり方として、寄せ書き用の色紙を買ってきて入れてあげるのもいいです。一緒にプレゼントを選んで、その時にみんなで一言ずつメッセージを入れるようにしてください。
もしもどなたかが代表でプレゼントを選んだのであれば、普通のメッセージカードに一人が代表で書き、「一同」としておくのもよいでしょう。
結婚祝いのメッセージの封筒には何を書くか
メッセージカードを入れる封筒には、表には新郎新婦のお名前を、裏にはご自身の名前を書きましょう。お友達は知っているが、お相手は知らないという場合にはお友達の名前だけでも結構です。ただし、すでに招待状が届いていたり、結婚するお相手も良く知っている場合にはお二人の名前を入れるのが礼儀になります。
入籍していれば、新しい苗字で入れ、入籍以前であれば、旧姓にしてください。
まとめ
お友達から結婚の連絡が来て、招待状も贈ると言ってきた場合、まずは結婚祝いのプレゼントが思い浮かびますね。そろそろ友達や親戚が年頃を迎えている方の場合には、なおさらです。
結婚祝いのプレゼントには通常メッセージカードを入れますが、何を書くか迷ってしまう場合もあります。
どうやって書くのか、書き方のルールなども気になりますが、一番の問題は、心のこもったプレゼントに如何に「結婚おめでとう」の気持ちを伝えるかになります。
手書きで心を尽くして書くようにしましょう。
字の上手い下手を気にする必要はありませんよね。
いくつかの注意点はありますので、それらを注意しながら心を込めて書いてください。
短くても構いません。心をこめて書けば、それだけで相手に感動してもらえますよ。
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