クローゼットは、大切な衣類を守ってくれる、大事な収納グッズですよね。
それなのに、クローゼットの内側にカビが生えた!とか、なんとなくかび臭い~とか、服にまで影響してしまった事ってありませんか?

酷い場合には、クローゼット自体が湿気でボロボロになり、穴が開いてしまうような事例もあります。

それだけ雑菌が繁殖しやすい環境にあるのですから、当然、ダニなど害虫類にとってもありがたい環境という事になりますので、虫対策も心配なところですよね。

とりあえず大元の原因である、湿気が溜まりやすいこの環境、どうすれば改善できるのでしょう。
湿気を逃がす?それとも、湿気取りグッズを使う?
あれこれ方法はあるのですが、何が有効なのでしょうか。

大事な衣類を守るためにも、湿気を取るための方法を研究してみましょう。

何はともあれ開け閉めしてみると


収納と言えば、押し入れも結構気になる所ではありますが、日本家屋に昔からある、木造建築の代表的な収納である押し入れは、結構隙間が空いています。
つまり、風の通り道があり、大きさもソコソコ大きいため、クローゼットほどは湿気が溜まりにくいかもしれません。

ただ、クローゼットにもいろいろあるため、カーテンなど布で閉めるタイプや、オープンなものについてはそれほど心配はいらないかもしれません。
木製の、ぴったり綺麗に閉まるものについては、風の通り道も少なく、ずっと閉めっぱなしにしてしまうと、外気との温度差により結露し、湿度が高くなって湿気が溜まりやすい場所という事になってしまいます。

そういった気密性の高いクローゼットの場合は、とりあえず毎日開け閉めしておくだけでも換気され、溜まった湿気は外へ出て行きます。
人が家にいる間だけでも、開け放しておくとかすると、空気が通って湿気の溜まりは減ると思われます。

それでも、普段家にいる時間が少ない人や、お客様が頻繁に出入りするようなところでは、この対策は難しいですよね。
そんな時には、次の方法を試してみましょう。

まずは、湿気取りグッズを購入し、クローゼットの下の方へ置いておきます。
あるいは、重曹などを適当な容器へ入れ、湿気取り代わりにクローゼットの下の方へ置いておきます。
新聞を敷くだけでも違うかもしれません。

この方法は、長期間閉め切ったクローゼットでならば、ある程度効果が見込めます。

頻繁に開け閉めする場合は、外と中の湿度がそれほど変わらないので、この方法は不要だと思われます。
「いつまでたっても湿気取りが水を吸い取り続けるけど、効果があるのかないのかわからない」という状態になってしまいます。
どの程度気になるのか、中のジメジメ具合と相談しながら、対策を練ってみましょう。

エアコンや扇風機ってどうなの?


除湿と聞くと、代表的なのがエアコンですよね。
除湿機能があるエアコンを使えば、当然クローゼットの中も除湿してくれそうな気がします。

ただその場合、気を付けなくてはならないのが、エアコンの除湿を行う場合、気温も下がる事です。
クローゼットの中と外の温度差により、結露が起こるのですから、湿気を取りたくて除湿をONにしたのに、中の湿度がかえって上がってしまう、なんて事も起こり得ます。

そこで、もしエアコン等でクローゼット内部まで除湿したいのであれば、扉は開けておきましょう。

同様に、扇風機等で湿気を吹き飛ばしたいのであれば、扉を閉めていてはできませんよね。

定期的に風を送って湿気を飛ばせば、中の服もカラッとしていて気持ちよいかもしれませんが、扇風機の弱点は、その風の強さにあります。
やわらかな素材の服をハンガーにかけて吊るしているだけのような場合は、物によってはしわになったりするかもしれませんね。

自分の家にある除湿できそうなものと、手間とを天秤にかけ、できるだけ楽な方法で洋服に優しい湿気対策を考えてみましょう。

クローゼットなんだから仕舞って何が悪い?


クローゼットで湿気対策をする時に、まず考えた方が良いのは、中の収納スペースにある空気の通り道です。

収納なので、これでもか、とたくさん詰め込んでいる方も多いのではないでしょうか。

仕舞うこと自体は悪くはないのですが、たくさん詰め込み、その結果空気の層ができ、中の温度が下がりにくくなって外との温度差が生まれやすくなります。

また、それにより中で結露してしまうと、当然湿度も上昇してしまいます。

他にも、脱いですぐの服を直後にハンガーなどにかけてクローゼットへ入れてはいませんか?

この行為も、汗を吸っている服を中に入れる事で、クローゼット内部の湿度を上昇させてしまう原因の一つです。

どうせ湿気対策を兼ねて開け閉めする必要があるのであれば、次のように作業をすれば、一石二鳥ではないでしょうか。

夜寝る前などに、一度はクローゼットを開け、溜まった湿気を逃がすついでに湿気取りが交換時期にきていないかを確かめます。
同時に、脱いですぐの服などは、部屋の中でしばらく干すか広げるかして、乾かしてからクローゼットへしまうようにします。

季節ごとに一度は、クローゼットの中がいっぱいになっていないかチェックし、適当な隙間ができるように、物を少なくして風通しを良くします。

これで、カビカビになる心配はかなり減ると思われます。

ただし、クローゼットと壁との隙間については、別の対策が必要になってきます。
段ボールや新聞を挟んでみたり、部屋自体の湿気対策をしたり、少し隙間を広くとって風通しをよくする、などの方法が有効です。

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まとめ


クローゼットでカビが生えてくると、普段の服にまで臭いがついてしまったり、カビが生えていないか気になってとてもテンションが下がってしまいますよね。
一旦生えてしまうと、対処の方法も限られなかなか大変なので、ぜひ、生えてしまう前に湿気を減らして予防しましょう。

まずはクローゼット内に入っている物がいっぱいギュウギュウに入っていないかを確認します。
詰め込みすぎているなら減らし、空気の通り道を確保します。
次に、可能な限り定期的に開けて、換気します。
それでもなお湿っぽい感じがするとか、湿度計で測っても高い数値が出るようなら、エアコンが使える部屋なら、扉を開いて除湿機能を使用しましょう。
ない場合は、湿気取りグッズを試してみましょう。

湿気取りグッズは、新聞や塩などあまりお金のかからないものから、数百円で購入できる、重曹や専用グッズのうち吸湿性が高いものなどを、状況に合わせて試します。
引き出し等には、シートを敷くという方法もあります。

これらを組み合わせて試すと、ほぼカビには悩まされなくなると思われますが、そもそも、脱いですぐの服をクローゼットへ入れていたりすると台無しです。
水気のあるものは極力入れず、換気に気を遣う事が大前提です。

服を綺麗に保管し、家具も傷めないようにするために、ほんの少しの整理整頓が何より有効かもしれません。
様々な方法がありますが、家の状況に合わせて、有効なものがどれなのか、湿気予防策を一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。

参照URL:除湿剤(湿気取り) – 製品情報 | エステー株式会社
クローゼットや押し入れの湿気取りの必要性と効果的な置き場所


 

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