たくさん汗をかいたら、服まで汗でびっしょり!ということもありますよね。特に夏は大した運動をしていなくても、服が湿るほど汗をかいてしまうことも…。そんなときは洗濯をして、汗もにおいもスッキリ!…といきたいところですが、洗濯をしたのに、なんだかまだ汗くさい?ちゃんと洗ったはずなのに、なぜ?どうすればいいの?その原因と対処法を見ていきましょう!

この記事と併せて読むならこちらの関連記事もどうぞ。

※ ※製氷機にカビ!?製氷機をキレイにするのに洗浄剤は何がいいの?

なぜ服まで汗くさくなるの?どうしてとれないの?

実は、汗そのものはほぼ無臭です。しかし、汗に微量に含まれるタンパク質が、肌の表面の細菌によって分解されることで、あの汗特有のにおいが発生するのです。

服の汗のにおいは、この汗と細菌とが服に移ってしまったために出るもの。皮脂も混ざり合って、意外とがんこな汚れになるので、洗剤を使って洗濯してもすべて落としきれない、ということもあるのです。

それでは、服に着いた汗のにおいはどうすれば解消できるのでしょうか?洗剤、干し方、洗い方のコツなど、色々と対処法はあるので、ひとつずつ紹介していきます。

洗剤の選び方 洗浄力には差があった!

洗濯洗剤を選ぶとき、何を基準に選んでいますか?香りが好きなもの、使い勝手がいいもの、お得なものなど…洗剤によって個性がいろいろとありますが、実は洗浄力にもそれぞれ違いがあることをご存知でしょうか?洗浄力の強さとなる目安は、洗剤裏面の「液性」の表示でチェックします。ほとんどの洗濯洗剤は、中性か弱アルカリ性。それぞれの特徴は次の通り。

〈中性洗剤〉
  • 洗浄力が低い
  • 衣類を傷めにくい
 

〈弱アルカリ性洗剤〉
  • 洗浄力が高い
  • 除菌効果がある
  • 衣類を傷めてしまいやすい
いかがですか?どちらもメリット・デメリットがありますよね。普段、あまり汚れが気にならないときの洗濯なら、中性洗剤で十分なのですが、やはり夏場の汗や皮脂汚れが増える時期は、弱アルカリ性洗剤の方が、汚れやにおいのことを考えるとオススメです。

ちなみに、洗濯をするときに洗剤を沢山入れればいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、洗剤は推奨量より多く入れても、残念ながら洗浄力が強まるということはありません。むしろ洗剤の溶け残り・すすぎ残りが出やすくなってしまうので、やめておいた方がいいでしょう。

なぜ弱アルカリ性の洗剤は汚れやにおいがよく落ちるの?

では、なぜ弱アルカリ性洗剤には、このような効果があるのでしょうか?実は、汗や皮脂の汚れは、弱酸性。これに弱アルカリ性を合わせると、中和という化学反応を起こして、汚れが落ちやすくなるのです。なお、液体洗剤の弱アルカリ性のものよりも、粉末洗剤(粉末タイプは、だいたいすべて弱アルカリ性)の方が、洗浄力が強くなります。

つまり、洗浄力の強さで並べると…
液体洗剤(中性)<液体洗剤(弱アルカリ性)<粉末洗剤
ということですね。

しかし、洗浄力が強ければ強いほど、服に与えてしまうダメージも大きくなってしまいます。一番いいのは、洗剤をいくつか揃えて使い分けをすることです。普段の洗濯は中性洗剤を使って、汚れやにおいが気になるときは(もし気にならなくても、数回に1回は)弱アルカリ性洗剤を使う、という方法をオススメします!

洗剤を選ぶときの注意点

ということで、洗剤を選ぶときのポイントとして、中性か弱アルカリ性かを見ればいいという話をしましたが…もう1点、気にした方がいいポイントがあります。服を綺麗に保つために大切なこと…それは、蛍光漂白剤や漂白剤を使用していないことです。

蛍光漂白剤や漂白剤は、白い服や布をより白く美しく仕上げることができます。しかし、色のついた服や布だと、色落ちの原因となってしまいます。一度で変化が分かるほど色が抜けなかったとしても、繰り返し使うことにより、だんだんと色あせてきてしまいます。そのため、ここのポイントの確認も忘れないようにしましょう。

洗剤以外にも洗濯時に使えるもの


洗剤が色々とあって、使い分けができることは分かりました。でも実は、洗剤以外にも役に立つものがあるのです。まずは重曹。こちらは弱アルカリ性なので、汗や皮脂汚れに効果があります!

中性洗剤で洗う場合、一緒に加えることにより洗浄力をアップさせることができます。また、セスキ炭酸ソーダも効果的。こちらは、重曹よりもややアルカリが強くなります。また、水への溶けやすさも重曹より上です。どちらもドラッグストアなどで、粉状のものが数百円ほどで売られています。洗濯のほか、キッチンやお風呂場の掃除にも役に立つので、ひとつは買っておいてもいいかもしれませんね。

ぬるま湯で手洗いをする

また、洗剤に頼らなくても、しっかりと汚れやにおいを落とせる方法もあります。それは、服を抜いですぐに40度前後のお湯で手洗いをすること。汗や皮脂汚れは、人の体温に近い40度前後で落としやすくなります。わざわざ手洗いすると考えると、少し面倒な気がしますが、たとえばお風呂に入るときに、脱いだ服を一緒に持って入って、シャワーで軽く洗っておけば簡単です。

ちなみに管理人は、汗をよくかいた日など、お風呂に入るときに一緒に持って入り、お風呂に常備している重曹(粉をボトルに入れています。)でさっと洗って、よく絞って浴室に干しておきます。そして、翌日の洗濯の時に、一緒に洗濯機へ入れるだけ。こうしておけば、たとえ数日洗濯ができなくて溜めてしまったときでも、においが出にくいので安心です。

落とせるのは分かったけど…予防もできる?


そもそも、服に汗のにおいがつくのを予防できれば一番いいですよね。そのためにはどんなことができるのでしょうか?まず、汗のにおい対策の定番、制汗剤があります。最近はスプレータイプやロールタイプなど、多くの商品がでています。オススメは、殺菌効果のあるもの。ただし、あまり使いすぎると肌の常在菌(肌を守ってくれる菌)にまでダメージを与えかねません。朝に一度使い、出先でどうしても気になるときだけもう一度使うくらいに留めておくくらいにしておきましょう。

また、汗わきパッドもドラッグストアで購入することができます。これは、薄いシートを服のわきの部分に貼るもの。半袖・長袖用のものから、ノースリーブ用のものまであります。管理人も、冬のセーターなど洗濯しづらいものを着るときに使っています。

なお、少し手間ではありますが、やはり汗をこまめに拭き取ることも、においの予防につながります。汗をかいたら、菌の力でにおいが発生するまでに少し時間差があります。そのため、汗をかいたらすぐ拭き取ることを習慣にしておけば、においも発生しにくくなります。なお、汗ふきシートなども色々とありますが、肌に一番優しいのは、やはり綿のハンカチやタオルです。しかしこれらの汗を拭いて湿った面は、たとえ渇いても皮脂や菌は残っているので、折り返しながら新しい面を使うようにしましょう。

まとめ

服の汗のにおいの対策方法を色々と紹介しましたが、いかがでしょうか?ご自身に合った方法を選んで、ぜひ試してみてくださいね。もう汗のにおいに悩まされず、気持ちのいい生活を送ることができますように!


 

関連記事