カラッと晴れてさわやかな天気が続いたと思ったらあっという間に訪れるのがジメジメとした梅雨。
雨が続くと気分が憂鬱になるだけじゃなく、普段の生活にもいろんな影響が出て梅雨がキライだという方多いですよね?
Contents
梅雨のこんな所がキライ!!
梅雨のイライラ、こんなことありませんか?
- 髪がまとまらない!
- 傘を持ち歩かないといけない!
- じめじめして気分が憂鬱・・・
- 電車で濡れた傘が当たる!
- ・・・などなど
などいろいろありますが、梅雨時期に一番のストレスを感じる部分と言えば、「洗濯物が乾かない!」ってことじゃないでしょうか?しかも生乾きのあの臭い、イヤですよね。
ジメジメした時期は汗もかきやすく、ただでさえ春に比べると毎日の洗濯物の量も増えてしまう上に、乾きも遅い。何とかしたいと考えている人は多いはず。
管理人もその一人です。
日々溜まっていく洗濯物を見るたびにイライラしていました。
そこで、今回何かいい方法はないかとリサーチしてみると、実はクリーニングのプロは天日干しよりも断然部屋干しをオススメしているそうなんです。
天日干しと比べると劣っているような気がする部屋干しですが実は良い所がたくさんなんです!!読み終わる頃には部屋干しが好きになるかもしれない?ような、知ってたら得するテクニックもまとめてみましたので読んでいただけたら嬉しいです。
管理人ももっと早く知りたかったー!
天日干しのメリット・デメリット
まずは一般的に言われる天日干しと部屋干しのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット①乾きがはやい
真っ先に思いつくメリットはやはりすぐ乾くという点ですよね。
カラッとしていてほどよく風のある日であれば一日に数回洗濯してもしっかり乾いてくれるので大助かりです。
メリット②除菌効果がある
屋外に干しても早く乾く天日干しは雑菌の繁殖を抑えることができるうえに、直射日光を受けることで紫外線による除菌効果が期待できます。
ちなみに天日干しをした後の独特の匂いは紫外線によりオゾンが発生し、そのオゾンにより殺菌・漂白された繊維の匂いなんだそうです。
デメリット①柔軟剤の匂いが残りにくい
天日干しすることによりオゾンが発生する「おひさまの匂い」のおかげで柔軟剤の匂いをあまり感じられないというのはデメリットと感じる方もいるかと思います。
お気に入りの柔軟剤の匂いを残したいのであえて一年中部屋干しをしている方もいるみたいですね。
デメリット②生地の種類によっては衣類が傷むことがある
シルクや綿、麻などの天然繊維は紫外線のダメージを受けやすいと言われています。
生地の直接的なダメージの他にも、洗濯で落ちきれなかった汚れを酸化させ生地の黄ばみの原因にもなります。これら天然繊維の衣類は天日干しを避けるようにしてください。
また、色柄ものは天日干しすると色褪せの原因に繋がるので、天日干しをするのであれば裏返して干すなど注意が必要です。
デメリット③花粉や黄砂などで汚れてしまう可能性がある
天日干しをする事で花粉や黄砂などのアレルゲン物質や、呼吸器系疾患などのリスクがあると言われているPM2.5が衣類に付着してしまいます。
また道路沿いの家であれば排気ガスで衣類が汚れてしまう心配があります。
部屋干しのメリット・デメリット
メリット①天気や時間に左右されない
天日干しに比べると乾くスピードが劣るものの、強風で洗濯物が飛ばされたり急な雨に濡れる心配もないので安心して干す事ができます。
一年のほとんどを部屋干しで済ませている管理人が夏場に天気が良いからと天日干しをすると風で飛ばされないかと気になってソワソワしてしまい、取り込むまでに常に洗濯物の事を考えてしまうので落ち着きません。
また、忙しくて朝から洗濯ができないという方でも部屋干しであれば時間を気にすることなく洗濯をする事ができます。
メリット②衣類の色褪せの心配がない、外気に触れることがないのでほこりの心配がない
部屋干しであれば紫外線の影響を受けることはありませんから色柄ものの衣類でも色褪せを気にせずに干すことができますし、花粉や排気ガスの影響も気にすることがないのは安心できますね。
メリット③防犯面でも心配が少ない
洗濯物の数や種類によっては家族構成が外に丸わかりになってしまいます。
特に女性の一人暮らしの場合は防犯面でも部屋干しの方が安心できそうですね。
デメリット①乾きが遅い。生乾きの臭いが気になる
洗濯物が乾くまでを5時間以内に抑えることができれば生乾きの臭いが発生しにくいというデータもあるようなので、いかに早く乾かすかを考えることは重要です。
しっかり乾くまで時間がかかるという事はそれだけ雑菌が繁殖しやすい状態といえます。
せっかく洗濯をしてるのに実は雑菌が増えているだけだった!なんて悲しすぎますね。
管理人は以前住んでいたアパートはベランダがない物件だったので一年中部屋干しだったのですが、とにかく日当たりが良く窓の多い角部屋だったので洗濯物が乾かないという事も部屋干しのイヤな臭いというのも経験した事がありませんでした。
ところが、日当たりの良くない今の部屋に引っ越してきてから洗濯物が乾かないという事に悩まされ人生初の「生乾きのイヤな臭い」に直面したのです。
一人暮らしをしていた当時の自分が、日当たりの点ではとっても恵まれていたんだと気づかされました。
デメリット②洗濯物に場所を取られる
一人暮らしの方でこまめに洗濯をしている方であれば一度の洗濯で干す量は多くないと思いますが、「一人暮らしだから洗濯は週に一度まとめて済ませる」「家族がいるから毎日大量の洗濯物を干す」という場合は結構なスペースを洗濯物に奪われてしまいますよね。
ここまで天日干しと部屋干しのメリット・デメリットを挙げてきましたが、忙しい方はやっぱり部屋干しに頼ってしまいがちだと思います。
そこで今よりももっと快適に部屋干しができるよう管理人の経験をふまえてご紹介したいとおもいます。
洗濯物の悩みを解決して、めざせ部屋干しの達人!
除湿機のおかげで家事ストレスが大幅に減りました
部屋干しの洗濯物が乾かない理由は湿度が高い事や、空気の流れがない事にあります。
朝干した洗濯物が夕方になってもちっとも乾いてない!
このイライラをなんとかしたくて管理人宅では除湿機を用意しました。
一口に除湿機と言ってもタイプがあり、それぞれ得意分野が分かれています。
購入の際に勉強した事を簡単にまとめてみましたので、これから除湿機の購入を考えている方の参考になるかもしれません。
<コンプレッサー式>
部屋の空気を冷やして除湿をするコンプレッサー式は冬場には除湿能力が落ちてしまいます。
消費電力は小さいですが動作音が大きいと言われています。
<デシカント式>
乾燥材が水分を吸収して除湿をするデシカント式は気温の引く冬場の除湿も得意です。
ヒーターが内臓されているので夏場に使用すると室温を上げてしまいますし、コンプレッサー式に比べると消費電力が大きいと言われています。
管理人の場合日中出かけている時に除湿機を使う事、日当たりが悪い家なのでほぼ一年中除湿機を使うことが想定されていたのでデシカント式の除湿機を購入しました。
コンプレッサー式のものよりも消費電力が大きいのはネックですが
- タイマー運転をして長時間の運転は避ける
- 除湿機を使う時には部屋を閉め切る
- 洗濯物の下に除湿機を置き、風が当たるように工夫する
などを普段から意識しています。
より乾きやすいように干し方を工夫してみる
<太めのハンガーを使う>
太めのハンガーを使うことで濡れた衣類の間に空間がきて、より乾きやすくなります。
また、洗濯物を等間隔に干して空間をもたせるのも早く乾かすコツになります。
<アーチ干しをする>
角ハンガーを使って部屋干しをする際にオススメの干し方が「アーチ干し」です。
角ハンガーの両脇に長いタオルなどを干し、真ん中に短い洗濯物を干すことで洗濯物に下降気流が発生し乾きやすくなるというのです。アーチ干しをした洗濯物とそうでない洗濯物の乾く時間を比べると、アーチ干しをした方が30分早く乾いたというデータもあるようなので洗濯物を干す際にはこのアーチ干しを意識してみてください。
部屋干しは見た目が気になる・・・
部屋に人を招いた時など、室内に洗濯物が干しっぱなしだったりすると見た目が気になりますよね。
そうでなくとも帰宅した時に室内に洗濯物が干しっぱなしというのは生活感が丸出しでなんだか見た目もよくありません。
そういった時には浴室内を利用するのはいかがでしょうか?
浴室内には換気扇がついていますしお風呂に入る時以外は使う事のないスペースなので、お風呂上りに洗濯物を干して次の日お風呂に入る時に洗濯物を取り込むことで部屋を洗濯物に占領されるという事もなくなります。
浴室内が狭かったり、洗濯物が多い場合には向かない方法かもしれませんが急な来客があった場合などの緊急避難先に浴室を活用してみるのも良いかもしれません。
あると便利かも?お役立ち洗濯グッズを紹介します
部屋干しが増えるこれからの時期にオススメの部屋干し用便利グッズを見つけたのでいくつか紹介したいと思います。
エアコンの風を利用して洗濯物を乾かす!
エアコンの風を利用して洗濯物を乾かす道具ですが、高さもあるのでタオルやズボンなどの丈の長い洗濯物を乾かす場合特に活躍しそうですね。ただ、エアコンの内部はカビやホコリなどのハウスダストが発生しやすい環境になっているので先にエアコン洗浄を済ませてから設置した方が良いでしょう。
※ そのエアコン、中はホコリやカビの温床かも!?自分でできるエアコンクリーニング方法
一気に洗濯物を取り込んで時短!
洗濯物を取り込む際に面倒なのがピンチを外す作業。
特に洗濯物が多いと一個一個外していくのは時間がかかるし指も疲れてしまいますね。
そんな時にオススメなのがこのひっぱりハンガーです。44個のピンチの先端部分がローラーになっているので衣類を引っ張るだけで簡単にピンチから外すことが出来ます。
ちょっぴり割高な感じはしますが、日々の洗濯の負担が少しでも軽くなるのではないでしょうか?
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夏の夜に洗濯物を取り込む際には、虫の侵入にも気を付けるといいみたいですよ。こちらも参考にどうぞ↓
※ ヤツは絶対に入れたくない!虫除け対策。その網戸、開け方間違ってませんか?
まとめ
それぞれのメリット・デメリットを挙げてみて思ったことは、その時の天候な状況によって上手に部屋干しと天日干しを組み合わせることが家事の負担を減らすための近道のように感じました。
管理人の場合は、天日干しをする機会はめったにないのでいかに部屋干し生活を快適な物にするかという事に力を入れています。
もっと日当たりの良い物件だったら・・・
もっと家にいる時間が長かったら・・・
と、ないものねだりをしている時期もありましたが、最近になってようやく今いる環境の中でどれだけ快適に過ごせるか工夫をするという事が大切なんだと気が付くことができました。
梅雨はまだ始まったばかりですが、今回ご紹介した方法で日々のお洗濯の負担がほんのちょっとでも軽くなって梅雨時期を乗り切っていただけると嬉しいです。