日本での超が付くほどの有名温泉地、群馬県の草津温泉。

実は東京近郊からであれば日帰りでも十分すぎるほど楽しむことが出来ます。

都内からであればJRまたは車を使って3時間前後ほどの距離です。

時間的制約が大きいからこその日帰りの楽しみ方もあります。

今回はこんなスポットどうでしょうか?という場所をお教えします。

 

何はなくともまず温泉!なら

 

草津には、無料で気楽に利用できる足湯の他、日帰りで入れる大浴場のある施設もたくさんあります。

温泉のお風呂はどこも似たり寄ったり・・・という方には、たまにはこんなのはどうでしょうか?「西の河原露天風呂」です。

草津温泉 西の河原露天風呂

 

湯畑から西に700m、徒歩10分ほどの「西の河原公園」にある草津最大規模の非常に大きな露天風呂で、美しい山々を見ながら泳げるほどの広大な露天風呂を楽しむことが出来ます。

脱衣所から出ると目の前に大規模な浴場が広がります。建物の中にある浴場ではありません。池のような大きさです。
お湯につかりながら、夏には森林の緑が目を癒し、秋には紅葉に染まる木々を楽しめます。
冬には雪景色とともに空から落ちて来る雪を見上げながらの入浴ができます。これは心に残るものとなるでしょう。

洗い場はありませんので、入浴がメインです。源泉は、万代源泉になります。
草津温泉を日帰りではしごしたい方向けの、「三湯めぐり手形」の利用も可能です。

「西の河原公園」の入り口付近には、草津ホテルに併設して、片岡鶴太郎美術館もあります。年齢に関係なくちょっと立ち寄るにはちょうどいい感じです。

車で行きたい場合、天狗山第1駐車場(無料)が近いです。湯畑側の反対側になりますのでナビで調べていくといいです。

 

また、お子様がいらっしゃる家族連れの方にお薦めなのは、広いお風呂でたっぷり遊べる「テルメテルメ」はいかがですか?

湯畑から北東に徒歩15分の中沢ヴィレッジ内にある施設で、多彩な温泉と温水プールがあり1日中楽しめます

プールゾーンは水着を着用する必要があり、水着をレンタルで借りることもできます。
子供を温水プールで遊ばせながら、大人はプールサイドでリラックスしたり温泉ゾーンで入浴してくるということもありです。

また、水着でプールは次回のお楽しみにして温泉ゾーンだけを利用するということも可能です。

ここは、湯畑中心部からも離れ、中沢ヴィレッジという大きなリゾート施設の一部になるので、駐車場はあまり困りません。

 

また「草津ビッグバス」は湯畑から北北東に徒歩で15~20分ほどにある施設で、大露天風呂・ジャグジー・プールもあるので、こちらもご家族連れ、友人同士、カップルには最適です。

 

歩かないでなるべく湯畑付近の中心街で済ませたい、という方には、湯畑正面にある「御座之湯」がおすすめです。

歴史ある木造の湯治場を再現した風情ある建物で昔の草津を忍ぶことが出来ます。

こちらは家族連れはもちろんですが一人旅にも最適だと思います。

ここは、「湯畑源泉」と「万代源泉」の2種類の源泉を一度に楽しめます。
湯畑の温泉を見たことはあるけど入ったことはないという方、ここで入れます。

「御座之湯」も「三湯めぐり手形」の利用が可能です。

ここに車で行く場合、最寄りの駐車場は「湯畑観光駐車場(有料)」になります。

 

お腹が空いたらなら食べ歩きかお蕎麦がおすすめ

 

色々な温泉施設に併設のレストランで食べるもよし、街中で探してみるのもよし、どちらも地元の素材を生かした料理を楽しむことが出来ます。

草津は狭い地域でありながら比較的お店の数が豊富なので、多彩な味が楽しめるお店が満載です。

食事処の殆どは湯畑を中心とした半径500mほどの場所に集中しています。

おすすめのひとつは、温泉街を散歩しながらの食べ歩きです。

湯畑を取り囲むように点在するお店を、湯上りにぷらぷら散歩しながら、おいしそうなものを少しずつ色々食べるというのもよいかもしれません。

温泉まんじゅうであれば湯畑正面の「山びこ温泉まんじゅう」(特にあげまんじゅうは絶品)、その並びの「ちちや」、温泉卵は「ちちや」のとなりの「頼朝」、食べ歩きの焼き鳥を楽しめる「やきとり静」などが有名でいずれのお店も味は決して裏切りません。

とりわけ、地元の方御用達の「松むら饅頭」は上品なお味です。その場で出来たてをいただけると大満足間違いなしです。

 

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椅子に座ってゆっくりという方も、選ぶのが困るほどたくさんのお店があります。

湯畑の北東側にある「西の河原通り」は非常に多くの飲食店が立ち並んでいます。

草津は食べ物のほぼすべてのジャンルを楽しめますが、蕎麦は特におすすめしたい逸品です。

お店の数も多いのですが、その分どのお店も外れのない蕎麦を食べさせてくれます。

「柏香亭」はとくに有名で草津は蕎麦の名産地では無いですが、風味の良い蕎麦とサクッと揚げた野菜の天ぷらを堪能できます。

場所は湯畑から北東に徒歩で1~2分です。

 

豪快な串焼きや岩魚や鮎などを食べるのであれば「山マタギと海番屋というお店が「西の河原通り」にあります。

牛串や岩魚の丸焼きなど1本の串だけでお腹がいっぱいになってしまうほどの量があります。

どちらかというと食べ歩き用ですが、店内で食べることもでき串焼き以外にも猟師料理やお酒なども楽しめます。

 

柏香亭(はくこうてい)
TEL:0279-88-2208
営業時間:11:00~17:00(L.O.16:50)
※途中、麺打ちの為に準備中時間あり
定休日:木曜日

山マタギと海番屋
TEL:0279-88-7515
営業時間:9:30~24:00(季節変動あり)
定休日:なし

 

日帰りだとちょっと気になる天気と気温

 

旅行先の天気は気になるものですよね。

特に日帰りとなると、使える時間がたった1日しかありませんので、なるべくならば天気の良い日(月)を選び服装のためにも気温を知りたいですね。

草津は標高も高いのて、1月~3月はかなり寒くなり、平均気温は-1~-4度、最低気温だと-8度くらいまで下がります

そしてこの時期は雪が降りますので、冬場に訪れるなら雪国に行く服装と靴が必要です。

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4月からは徐々に気温が上がり、平均気温も10度を超え7~8月は平均で18度前後、最高気温で25度くらいとなります

山の中なので冬は寒いですが、その分夏は快適に過ごすことが出来ます。

ただ6月~9月は梅雨の影響などもあり降水量は多くなりますので日帰りと言えども雨具は必須です。

 

寒いのが苦手な方は3月以降が良いかもしれませんが、雪が舞い落ちる中の露天風呂は、寒さにも代えがたいなんともいえない絶景です。

また、地元の方が一押しなのが、5月の新緑の季節です。群馬県の北部では、ゴールデンウィーク前後に桜が咲きますので、それが過ぎると、あたりの山々の木々が緑いっぱいに溢れてきます。都会では味わえない魅力の一つです。

 

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日帰り草津旅行のまとめ

東京から片道3時間前後で行ける近さも魅力ですが、現地についてからはバスなどに乗らなくても全て徒歩数分~20分程度の範囲に温泉、グルメ、お土産、温泉街のそぞろ歩きなど全てが集まっているのが草津の最大の魅力と言えます

思い立ったらいつでも充実した日帰り温泉旅行を楽しむことが出来るのです。

 

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