抜け毛が減ったり、ツヤがでた、やわらかくなるなどの髪質改善。
そんな効果があるという湯シャンで気になるのは臭い問題。
シャンプーなどを使わない湯シャン、ホントに大丈夫?
臭いで迷惑をかけたなんてことのないように、取るべき対策はある?
Contents
湯シャンで怖いもの、それは臭い問題・・・。
湯シャンを始めたはいいものの、気になるのは臭い。
一人暮らしの家から一歩も出ない生活であれば気にしなくても良いのでしょうが、職場や学校、もちろん家族。
知らず知らずのうちに臭いで迷惑をかけていた・・・なんてこと、ないんでしょうか?
パート仲間の、若い女性のA子が湯シャンの愛好者
夏場は、かなり臭いました
誰も「臭う」とは言えませんでしたが、本社から視察にきた正社員の男性が注意引用「発言小町」
そう、これが怖いんですよ!
周囲は思ってても言わず実は迷惑になっていた・・・というパターン。
しかも自分の臭いに自分で気づくというのは難易度も高いですよね。
臭いの元となるのは皮膚常在菌が足りないために処理しきれなくなっている悪い菌。
本来は頭皮の上で皮膚常在菌が悪い菌を食べていることで結果的に臭いの発生を抑えていますし、湯シャンもシャンプーで過剰に洗い落とされてしまっている常在菌を復活させる目的もあるもの。
逆にいえば、湯シャンを始めて間もない時期には特に臭いの心配があるということですよね。
落とすべき汚れがそもそもきちんと落とせていなければ、もちろんのこと。
湯シャンをしているという人たちは、どうやってチェックし、どんな対策をしているのでしょうか。
頭皮や髪からの臭い、チェックする方法は?
やり方やタイミングなどもあり、「湯シャンをしていて臭いと言われたことがある」という人の中には、美容院でドライヤーのときに臭っていて「誰も言わないけど、美容師さんたちもみんな『この人クサイ』と思われていたんだろうな・・・」と思い至るという衝撃体験をしたという人も。
そんなことにならないために、湯シャン経験者はどんなチェック方法を採用しているのかをリサーチしてみました。
頭皮を指でコスコスとこすって、そのニオイを嗅いでみて下さい
もしくは、恥を承知で家族に嗅いでもらって下さい
皮脂を洗い落とせないと、ニオイが発生する引用「発言小町」
はじめたころは、実際にかかわらず、気持ち的に「におっているのではないか」と気になり
娘や妻にチェックしてもらっていました
髪の毛が長かったので、自分でもチェックしました引用「オルタナティブ・ブログ」
シャンプー後1日過ごしてお風呂に入る前に彼女に臭いを嗅いでもらって確認
引用「理系男子のシンプルライフ」
臭いのチェックについては、家族や彼女にチェックしてもらったという人がやはり多いです。
髪が長ければ髪からの臭いは自分でもチェックはできますが、自分で確認するとなると後は頭皮をこすった指を嗅いでみることくらいになりますよね。
美容院で衝撃体験をしたという人の例からすると、ドライヤーのときの臭いもチェック対象にはなりそうですが、自分の髪にかけているドライヤーの風の臭いをチェックするというのはなかなか難しそうです。
⇒夏のスキンケアとメイク術!崩れないよれない&秋に後悔しない肌ケアを
湯シャン派のための臭い対策とは?
シャンプーなどを使わないぶん、香料などで実質臭い消しされている・・・ということのない湯シャン。
自分でもチェックのしようはあるとはいえ、自分の臭いだけにほかの人からは思ったより臭いと思われていた・・・ということも起こりえます。
そのため、湯シャンをしている人には臭い対策をしているという人もたくさんいます。
まずはキッチリ落としきる!
皮脂がきちんと落としきれていなければ、それだけでも既に臭いのモトに・・・。
湯シャンの場合はシャワーで10分位は念入りに洗わないといけません
はじめのころは15分位時間をかけて洗っていました。今は7分位引用「発言小町」
落としきるための対策として多かった方法は
- お湯の温度をやり方として言われている温度より少し高めにした
- お湯で流す時間を長めにした
- 3日に1度など「臭いが気になる」と家族などに教えてもらった期間を目安にシャンプーを使った
といったものがありました。
お湯の温度を高めにする
皮脂を落としすぎないよう、お湯の温度は低めにするというやり方のポイントがある湯シャン。
しかしこのお湯の温度、実は一概には言えません。
例えば乾燥肌で皮脂の分泌量が少ない人であれば、設定温度は低めにしておかないと残るべき皮脂が残らず頭皮トラブルの原因になってしまいます。
しかし同じ湯温で皮脂が多めの人が湯シャンを実践すると、今度は逆に、落ちるべき皮脂が落ち切らずに残ってしまいます。
そうなれば頭皮トラブルの原因になるだけでなく、湯シャンで問題になりがちな臭いの発生源となってしまうんです。
頭皮に限らず皮膚には良い菌と悪い菌がいます。
これらがバランスを保っていることによって健康な肌や頭皮が保たれるわけですが、皮脂が多く残りすぎている状態は悪い菌に多くのエサを与えてしまうことに。
そうなれば悪い菌が元気に増えて行きますから、当然、臭いの元にもなるというわけです。
お湯で流す時間を長めにする
お湯の温度調節と同様、特に湯シャンを始めて間がない人によく推奨されているのが「言われている方法よりも長めに流す」という方法です。
湯シャンで問題なく過ごせるようになるだけの環境が整っていないという理由も挙げられますが、これにはどうやら慣れの問題もあるよう。
湯シャン経験者からの初心者向けの臭いやフケ・かゆみ対策を見ていくと、指摘されているのは「きちんと落とせていない」というポイント。
慣れてくるとコツも掴み、やり方としてよく言われている10分以内などの短い時間で済ませられるようになる湯シャン。
しかし何事も最初のうちは誰しもがそんなに器用にはできないものですよね。
そうしたことから、要領やコツを掴んでしっかりと汚れが落としきれるようになるまでは少し長めに時間をかけて流した方が良いですよ、という経験者からのアドバイスが目立ちます。
シャンプーを使う日を作る
「せっかく髪や頭皮のために湯シャンに切り替えたのに、結局シャンプーを使うの?!」
と思ってしまいますよね・・・。
しかし、湯シャンでの臭いだけでなくフケやかゆみなどが出るという人に意外と多い対策方法が「シャンプーを使う日を作る」ということなんです。
日本の芸能人で湯シャンをしているという人では、タモリさんだけでなく福山雅治さんも有名ですよね。
その福山雅治さん、実は「まったくシャンプーや石鹸を使わないわけではない」と発言しています。
海外でいえば、ノー・プー派として名前が挙がる一人でもあるジェシカ・シンプソンさん。
この方も、普段は湯シャンをしていますが月に一度はシャンプーを使うのだそう。
一般の湯シャン派でも、数日に一度など自分に合ったペースでシャンプーを使う日を作っているという人は意外と多いようです。
最近では、そうした理由もあってか湯シャン向けの商品も出てきています。
湯シャンのメリットともいえる、強い洗浄剤による「洗いすぎ」による頭皮や髪のダメージを防ぐ、ということに特化した処方の商品であれば、やめたはずのシャンプーをあらためて取り入れるのも抵抗がありませんよね。
プラスアルファのものを使って対策!
筋トレは重い軽いに関わらず休養日作らんと効かんよな、それは間違いない。
俺は糖質制限は大雑把だが、湯シャンの方が超ガチで体にほとんど何もつけないので、匂い対策は自分でこれならまあ許せると判断したミョウバン水(ハッカ油入り)でケトン臭とか消してるわ、効くで!— ムーミン毛玉 (@motoraiV3) 2017年8月29日
頭皮だけでなく体臭対策にも使われるミョウバン水。
抗菌・殺菌・消臭といった効果や汗を抑制する効果があるといわれています。
ミョウバン水の作り方
ミョウバン水は原液を作って薄めて使用します。
- 水・・・500ml
- 焼きミョウバン・・・15~17g
材料はこの2つだけで、水にミョウバンを入れたらよく振り混ぜて、1~2日透明になるまで寝かせます。
プラスアルファでレモン汁を入れたり、ハッカ油やデオドラント効果のあるアロマオイルを足して作ることも可能。
使用するときは、原液を10倍ほどに薄めて使用し、使用後はミョウバンが肌表面に残るようできるだけ自然乾燥させるのが良いようです。
酢リンスでも消臭効果が
湯シャンをする人で、洗いあがりのキシみを軽減するために使用している人もいる酢リンス。
この酢リンスでも、お酢の殺菌効果で臭い対策ができます。
砂糖や塩などの調味料が入っていない穀物酢などを洗面器1杯の水に対して大さじ1~2杯入れたものを髪に塗布して2~3分ほど放置します。
この放置タイムに頭皮マッサージをすると効果的ですね。
終わったらしっかりと洗い流しましょう。
重曹、ヘナ、シカカイ(インドハーブ)
少し脂っぽくなったかなと思う時は重曹やヘナ、シカカイ(インドハーブ)などで洗髪、クエン酸リンス
10日に1回位
夏、頭皮に汗かいた時は1日2回湯(水)シャンしてスッキリ引用「発言小町」
湯シャン派の臭い対策というとミョウバンや酢リンスが有名ですが、なかにはちょっと耳慣れないものを取り入れているという人も。
シカカイというのは、天然の石鹸成分「サポニン」が含まれる洗髪トリートメントハーブ。
何ともコメントしがたい外見をしていますが、インドではブドウのような香りがして櫛通りのよいしなやかな髪になると親しまれている実。
トリートメントとしての効果もありつつサポニンによる洗浄効果もあるため、湯シャンでの臭いなどのトラブル防止になるのだそう。
身近に発見!湯シャン実践者の体験談
この記事を書いた時は知らなかったのですが、その後、筆者の友人に湯シャン実践者がいることが分かりました。そこで、彼女に聞いた話を追記します。
続けてどれくらい? -約10か月ほど。 ずばり、臭いはどう?何か対策してるの? -臭いは気にならない。たまに実家に行った時に家族に臭いをかいでもらうけど、特に臭わないと言われている。ちなみに、母親はクサイ臭いに敏感な人。 -対策らしい対策はしていないが、きちんと湯シャンすることを意識している。 湯シャンの方法は? -まず毛のブラシでブラッシングは必須。必ず、TVを観ながらとか、2~3分はかけてしているので、おそらく100~200回くらいはブラッシングしているかも。地肌までブラシの毛が届いていることを感じるようにしないと、地肌の汚れが浮かないので、しっかりと地肌への刺激を感じるようにする。 スポンサーリンク -湯シャンを始めたころは、秋から冬だったこともあって、やや熱めの40度程度のお湯で湯シャン。でも、細かいフケが出たりしていたのが気になっていた。お湯の温度が高すぎて乾燥していたのかも。だんだん暖かい季節になって、36度程度のお湯で湯シャンしたところ、フケもでなくなり、すこぶる地肌も快調。 -湯シャンをしたら、なるべくすぐにしっかりと乾かすようにしている。 たまにはシャンプーするの? -どうしても汚れが気になるときや、脂っぽさを感じてきた時だけ、髪の毛だけシャンプーをする。地肌にはシャンプーがつかないように、髪の毛だけにシャンプー剤をなじませて流す程度。 -ロングヘアで毛先がかなりダメージヘアなので、週に2回程度は毛先だけトリートメントをしている。 これからも湯シャン続ける? -もともと、市販のシャンプーだとどうしても頭がかゆくなってしまったり、冬場の頭皮の乾燥が激しくて湯シャンを始めてみた。今は、かゆみもなく、頭皮の乾燥やフケもなくなって快適だから続けるつもり。 |
管理人が聞いた話によるとこういう事でした。
もしも他にも聞いてほしいことなどあれば、コメント欄から質問してくださいね。 可能な範囲で、また聞いてみます。
夏場などは要注意!湯シャンの臭い対策
自分ではなかなか気づきにくい体臭、それが頭皮からとなればなおさらですよね。
特に夏場の汗をかく時期などでは悪化しやすい臭い問題。
頭皮環境を改善するための湯シャンでかえって頭皮環境を悪化させたり臭いで周囲に実は迷惑がられていた・・・となってはあまりに残念。
気になる臭い対策、お肉や油っぽい食べ物を避けたりといった食生活の面にも気をつけるとより安心ですよ。
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