ふと歩いていると足の親指の付け根が痛むことがありませんか?少しの痛みなら我慢できるかもしれませんが、長い間痛んでいると歩くのもつらくなってきますよね。足の親指の付け根が痛む大抵の原因は、外反母趾か痛風かのどちらかだとされています。ではどのように見分ければいいのでしょうか?それぞれの特徴を挙げてみました。

 

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外反母趾の場合に考えられる原因と症状

外反母趾の症状

外反母趾とは、足の親指が変形し小指側に向かって「くの字」になる状態をいいます。この親指が折れ曲がる時に痛みを発症し、また、親指が曲がるときに外側に出っ張ってしまった骨が靴と擦れることにより痛みが生じます。

症状は徐々に現れるため、痛みも外反母趾が進行するにつれて酷くなっていきます。
それが常態化すると何年か我慢しているうちに痛みが無くなってくるといった場合もあります。ただし、放っておくと親指の変形は次第にひどくなっていき、老化とともに歩くことが困難になってしまうこともあります。

外反母趾の原因

外反母趾になる1番の原因と言われているのが女性の履くハイヒールやパンプスなどの靴です。中でも靴先に掛けてシャープになっていて、足を締め付けやすい靴であればあるほど外反母趾になりやすいと言われています。

人間は歩いている時には本能的に指で地面をつかみ、そして後ろに蹴り出すように動かしています。しかし、ハイヒールなどを履いているとこの動きが全く出来ず、足底や指の付け根の筋肉や骨格がどんどん弱くなってしまいます。そのため、外反母趾は女性になりやすい病気だと言われています。とは言え、男性であればならないのかと言われるとそうではありません。男性でも足に合っていない靴を履き続けていると外反母趾となる可能性が十分にあります。

また、原因は靴以外に遺伝から来ることも考えられます。外反母趾となった患者のうちおよそ8割が親族の中に外反母趾の症状の人がいると回答したそうです。その他にも病変性外反母趾と呼ばれるリウマチなどの他の病気が原因となる外反母趾もあるため、少しでも気にかかることがあれば整形外科などで詳しくチェックしてもらってくださいね。

 

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外反母趾を予防するには

まず挙げられるのが靴選びです。靴を選ぶ際にはヒールが5cm以上あるもの選ばないことが重要です。また、パンプスの用に先の細くなっているものは避け、ローファーのような幅広い靴を選ぶようにしましょう。スニーカーなどは歩く動作に特化した作りになっているため、普段からスニーカーを履くのも大変有効です。全ての靴に共通していますが、サイズのきちんと合った靴を選んでくださいね。

また、歩き方でも外反母趾を予防することができます。女性に多いペタペタ歩きは外反母趾を助長してしまいます。踵から地面につき、体重が踵⇒付け根⇒指先という順でしっかりと移動している歩き方が理想です。
普段の歩き方から気を付けて、しっかりと外反母趾を予防していきましょう。

 

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痛風の場合に考えられる原因と症状

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痛風の症状

痛風の症状は、突然足の親指が痛みだし、赤く腫れ上がっている、足を動かすことができないくらい酷く締め付けられるような痛みがするという症状が痛風の発作です。風が吹くだけでも足に激痛が走るということから、病名が「痛風」と名付けられました。

通常、痛風となった場合には1人で歩くのが困難なため、家族のどなたかに連れ添ってもらうか、救急車を呼ぶかして治療をすることとなります。痛風は治療をしなくても痛風発作は3日くらい続き、その後少しずつ痛みがなくなり1~2週間程で何事もなかったかのように回復します。

しかし、治療をせずに放っておくと、半年から1年ごとに繰り返し起こるようになり、痛風になる間隔が短くなるだけでなく、足の親指以外の関節まで腫れるようになります。そして関節が使い物にならなくなってしまったり、腎臓にも症状が広がり尿毒症となってしまう可能性もあります。

現在では、約60万人の痛風患者さんがいるといわれ、その90%が男性です。年齢は40~50歳代に多く、女性の場合はほとんどが閉経後になります。しかし生活習慣や飲酒量の多さなどから20代の患者も増えてきていると言われています。

痛風の原因

痛風は欧米諸国では古くから知られていますが、日本では明治時代以前にはなかった病気だと言われています。痛風が広く日本で起こるようになった主な原因として食生活が欧米化した結果、動物性タンパク質や動物性脂質を取りすぎるようになったことが指摘されています。他にも食べ過ぎ、ストレスが多い、飲酒量が多い、激しい運動をよくするといった生活習慣も大きく関係していると言われています。

お酒の中でも特に、プリン体が多く含まれているビールは飲み過ぎると痛風になるという話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?激痛のもととなるのが尿酸という物質ですが、これはプリン体を原料として生成されているのです。

また、痛風を起こす人は、起こさない人よりも心筋梗塞や脳梗塞になりやすいことも知られています。これは、痛風に肥満や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病が合併しやすく、動脈硬化がどんどん進展するためだと考えられています。

痛風になったときの対処法

痛風になった場合には、患部をビニール袋などに入れた氷や保冷剤などで冷やしながら、心臓よりも高くして、安静にします。あまりの痛さに、思わず患部のマッサージをしてしまう人もいるようですが、逆効果になるので控えましょう。冷やす以外は、なるべく患部に触らないようにします。

また、痛みを抑えるために、ロキソニンなどの市販の鎮痛剤を服用するのも効果があるとされています。ただし、鎮痛剤の中には症状を悪化させてしまうものもあるため、事前に確認をしておくようにしてください。当然のことですが、痛風となった際のアルコールの摂取は厳禁です。

痛風になった場合には何日か経てば治るという基礎知識を持っている方もいるため、病院に行かない方も多くいます。最初のうちなら大丈夫という認識は危険です。早めのうちに病院で診てもらい、再発を防げるようにしておきましょう。

 

外反母趾と痛風はその症状も、原因も全く別のところにあります。ま男性か女性かによってもどちらがなりやすい、なりにくいということもあるため、日ごろの生活を振り返ってみて、自分は大丈夫かどうかの確認をしてみるのもいいかもしれません。生活習慣や靴選び、歩き方など、普段から少し気を付けることにより事前に予防しておきましょう。


 

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