腰痛 ツボ 手

腰痛で悩んでおられる方は多いですね。
これも現代病といえるかもしれません。
私も何回かぎっくり腰をやって、今では軽い腰痛が慢性化した状態になっています。
このつらい腰痛に対して手にあるツボを押すと効果があるといわれています
腰痛のときに、足とか、直接腰のツボを押すのであれば、かなりつらいものがありますが、手のツボであれば、比較的楽に押すことができますね。
今すぐにでもやりたいものです。
手のツボどこにあり、どうやって押せば良いのかなどについて調べてみました。

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腰痛とは?

腰痛は、腰に痛みが出たり、炎症が起こった場合のことを指しています。
腰痛には、さまざま症状、原因があります。
ぎっくり腰といわれるものから、椎間板ヘルニアなども腰痛といわれるものの一つです。

また、慢性的に腰が痛いという状態もあり、特に高年齢になるほど多く見受けられます。
私の場合は、ぎっくり腰を何度かやっているうちに、腰痛が慢性化してしまいました。
特に、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアの場合には、動くこともままならない場合もあり、非常に厄介なものです。
また、寒くなりますと、体が硬くなり、腰痛は起こり易くなります。

腰痛に効く手のツボがあるの?

ところで、このようなやっかいな腰痛に対して、痛みを軽減してくれる手のツボがあります。
寒くなった時に腰痛になり易いのは、気温が下がることによって筋肉が硬直して血流が悪くなり、それがさらに筋肉をこわばらせる悪循環により腰痛になり易くなるのです。

このようなとき、筋肉系の腰痛に効くツボがあるのをご存知でしょうか。
そのツボを押すことで痛みが和らいで、非常に楽になりますよ。
腰痛は、私のように慢性化させると非常に厄介です。
症状が出たら、すぐにツボを押して痛みを和らげてやってください。

腰痛に効く手のツボはどこにあるの?

腰痛には、それ以外にもツボがありますが、やはり、押し易いのは手のツボです。
手のツボを2つほどご紹介しましょう。

後谿(こうけい)

「後谿」は、鈍い慢性的な腰痛や、急に痛くなった腰の激痛に効果が見られる手のツボです。
手のひらで通常感情線といわれる線の小指側の終点に位置しています。
手を握り締めて握りこぶしを作ったときに小指側で深いシワになっている部分です。
下の図の赤い点の部分です。

腰痛 ツボ 手
出典:ツボ辞典

腰腿点(ようたいてん)

「腰腿点」は、難しい呼び名のツボですが、ぎっくり腰や腰痛によく効くツボです。
腰痛点とも呼ばれているらしいです。
手の甲の人差し指の筋と中指の筋の間、それに中指と薬指の筋の間の二か所にあります。
次の画像で位置を確認してください

腰痛 ツボ 手
出典:ツボ辞典

腰痛に効く手のツボはどのように押せばいいの?

二つの手のツボがありますが、それらをどのように押せばいいのでしょうか。
それぞれについてご説明しましょう。

後谿の押し方

「後谿」についてその押し方をご紹介しましょう。
まず、左手のひらを上に向けて、逆の右手にある親指以外の4本の指で左手の小指を握ります。
次に、右手の親指の先で「後谿」のツボを押してください。
このツボを押しますと、小指の関節に当たりますが、少し重く感じるような圧痛が出ます。
この「後谿」のツボを10秒ほど押してから5秒離します。
そしてまた、10秒ほど押すというぐあいに繰り返してください。

これを5分間繰り返していると、腰痛が和らいできます。
都合20回ほど繰り返すことになりますから、結構大変です。
でも、腰痛で動けないよりは良いでしょう。

腰腿点の押し方

次に「腰腿点」についてその押し方をご紹介しましょう。
こちらは比較的簡単です。
まず、右手の親指と人差し指を「腰腿点」に当てて、指の方向に向けて押し揉むようにします。
これを一日に2~3回、それぞれ1~2分程度行ってください。

こちらの方が楽かもしれません。
これを知ってからまだぎっくり腰になっていないので使ったことはありませんが、基本的にぎっくり腰などで動きづらいときだけに大変かもしれませんね。

なぜ、そのツボは腰痛に効くの?

腰痛の場合、なぜ直接腰ではなく、手のツボがいいのでしょう。
腰痛などの場合、ほとんどが筋肉が硬くなって血管が圧迫されることにより、血流が悪くなって腰痛につながります。
血流が悪いと、酸素や栄養分が行き渡りにくくなりますので、痛みや重だるさというものを感じてしまうのです。

ツボというのは神経が交わっている場所であり、その神経に沿ってリンパ液や血液などが流れています。
手のツボは腰との血液、リンパ液、神経などがつながっています。
そのため、手のツボを圧迫して刺激を与えてやることにより、腰に向かう血管の血流などが良くなって、筋肉がほぐれていくことにより、腰痛が和らぐのです。

直接腰痛の患部を指圧しますと、かえって血流が滞る場合があります。
むしろ、腰痛の患部から離れた手のツボで楽に指圧できた方がいいですね。
私も「後谿」をやってみましたが、慢性の腰痛が少し楽になっています。
「腰腿点」はこれからですが、次にぎっくり腰になったときに試してみたいと思います。

手のツボ以外に腰痛に効くツボはあるの?

腰痛に効くツボは、9つほどあります。
ただ、「後谿」や「腰腿点」以外は、足にあるため腰痛になった際には自分では指圧しにくいでしょう。
また、通常の腰痛とは違う(生理痛などに伴う腰痛など)ケースのツボもあったりします。
簡単にご紹介します。

  • 外関(がいかん) 手首にありますが、万能のツボです。
  • 中渚(ちゅうしょ) 手の甲にあり、全身のバランスを整えるツボです。
  • 三陰交(さんいんこう) 足首にあり、女性ホルモンのバランスを整え、生理痛に効きます。
  • 崑崙(こんろん) これも足首にあり、血の通りを良くして、腰痛、ぎっくり腰に効果的です。
  • 委中(いちゅう) ひざの内側にあり、腰痛やぎっくり腰のツボとして有名です。
  • 承山(しょうざん) 足首の少し上にあり、ぎっくり腰や腰痛の痛みを和らげます。

(参照:覚えておくと便利!つら~い腰痛に効く手のツボ足のツボ9つ
 

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辛い腰痛を自分で改善!足にあるツボはどこ?

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腰痛に効く手のツボ押しの映像例

Youtubeに「腰痛点(腰腿点)」の事例の映像がありましたので、ご紹介します。

「腰痛点(腰腿点)」の押し方

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まとめ

腰痛というのは、いきなりやってきますので、非常に厄介な症状です。
強烈な痛さのぎっくり腰もいやですが、慢性の腰痛になりますと、朝起きるのが非常につらくなります。
仰向けに起き上がれませんね。
このような腰痛の症状に対して、手にあるツボを押してやることで痛みを和らげることができます。

腰が痛いときに足首などのツボを押さえるのはつらいものがありますが、手であれば、比較的簡単に押すことができるので楽です。
私も慢性の腰痛と数年に一度来るぎっくり腰に怯える日々ですが、この手のツボでやり過ごしたいと思います。
是非、一度試してみてください。


 

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