年収が高いイメージのある銀行員。
当然というべきか、やっぱり退職金も高いらしい!
気になる銀行の年収と退職金、平均ではどのくらい?
銀行員は年収が高いイメージ?実際の平均年収は
信用第一、1円の誤差も許されない仕事であることから真面目・お堅い、かつエリート、といったイメージが聞かれる銀行員。
そんな理由も相まってか、詳しい事情は知らなくてもなんとなく年収の高いイメージはあったりするのが銀行員。
実際のところはどうなのかということで、平均年収を調べてみると・・・。
銀行の数とその分類について
と、その前に、日本の銀行の数と、それがどう分類されているかを書いておきましょう。
日本金融通信社の調べによると、2017年9月現在、日本には125行の銀行があります。
まず都市銀行という、6大都市(東京市、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市)のいずれかに本店を構え、広域展開している普通銀行が5行あります。
みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行がそれです。ときにはりそな銀行を1行と数えて、都市銀行は4行あるということもあります。
都市銀行の中でも預金残高が極めて莫大な、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループはメガバンクと呼ばれます。メガバンクの場合は銀行ではなく金融グループと考えるので、フィナンシャルグループになっていますが、慣例的に銀行と呼ぶ場合もよくあります。
こうした都市銀行とは別に、一般社団法人全国地方銀行協会の会員である地方銀行が64行、そして一般社団法人第二地方銀行協会の会員であり、金融庁の「免許・登録業者一覧」に於いて「地域銀行 / 第2地方銀行」とされている、第2地方銀行が41行あり、その他の銀行数は15行となっています。
参考までに、地方銀行の預金残高トップは、2014年の資料では横浜銀行の11.9兆円です。第2地方銀行だとトップは、北洋銀行の7.2兆円。これがメガバンクになると、こちらは2010年の資料になってしまいますが、三菱UFJフィナンシャル・グループは134.9兆円、みずほフィナンシャルグループは86.6兆円、三井住友フィナンシャルグループは85.6兆円となっています。
このそれぞれにおいて、当然平均年収も異なります。そちらを調べた資料を紹介しましょう。
全行ランキングから見た「銀行員の平均年収」は600万円以上!
東京商工リサーチによる2017年度のランキングによれば、国内92行のその平均年収は615万円。
もう少し細かく見ていくと、大手都市銀行7行で742.8万円、地方銀行54行の平均年収が632.2万円、第2地方銀行31行の平均年収が556.8万円。
ところで、都市銀行は5行と書いたのに、このリサーチでは7行となっていますが、ここでは、あおぞら銀行、新生銀行も加えています。この2行は「6大都市のいずれかに本店を構え、広域展開している」という条件に当てはまっているのですが、元々普通銀行ではなく、長期信用銀行という、ちょっと特殊な銀行であったため、正式な都市銀行の分類には入っていません。
話を戻しましょう。国税局の民間給与の実態調査結果によれば、同じく2017年の平均給与は420万円。銀行員の平均年収615万円と比較すれば、200万円近くの差があります!
ちなみに民間平均給与を男女別に見ると、男性521万円、女性276万円。正規、非正規の平均給与についてみると、正規485 万円、非正規171 万円となっています。サラリーマン男性と比べても、銀行員の年収は約100万円高いのです。
やはり、銀行員の平均年収は「非常に」高いです。
学部卒5年目27歳『年収560万円』
代理補に昇格。総合職であれば誰もが到達。
残業代・各種手当は別途あり、人によるが残業代込み年収660-700万円に。引用元: 転職・就活のまどサラリーマン
メガバンクでの年収想定イメージでは、残業代まで加味すれば、新卒で入行してわずか5年で平均年収に到達してしまうんですね。
「実質50歳で定年」と言われる銀行員、一握りではありますが最速出世組で執行役員まで昇格した場合の50歳(新卒から28年目)の想定年収は3,000万円~とも。
残業も多い激務、出世競争が厳しい、といった過酷なイメージも実はある銀行員ですが、少なくとも「年収が高い」というイメージは間違いないようです。
もしかして目指すなら都銀より地銀?意外な年収ランキング
平均を取ると、大手都市銀行>地方銀行>第2地方銀行とキレイに並んだ感のある平均年収ランキング。
ところがこの平均年収ランキング、よくよく見てみると、平均するとそう並ぶだけで、別の見方の銀行別で見てみるとちょっと様子が違いました。
【2016年3月期 国内94行の平均年収ランキング(東京商工リサーチ調べ)】
1位 三井住友銀行 830万円
2位 東京スター銀行 821万円
3位 スルガ銀行 798万円
4位 三菱東京UFJ銀行 787万円
5位 新生銀行 782万円
6位 あおぞら銀行 770万円
7位 静岡銀行 766万円
8位 横浜銀行 761万円
9位 みずほ銀行 757万円
10位 阿波銀行 745万円
三井住友銀行に関しては納得の1位という感もありますが、2位につけた東京スター銀行は第2地方銀行や三菱東京UFJ銀行を押さえて3位にランクインしたスルガ銀行など、平均では都市銀行よりも少ない結果となった地方銀行・第2地方銀行も負けてはいませんよね。
転勤も多い銀行員。
全国に支店のあるメガバンクよりも、エリアが限定されるぶん年収ランキング上位の地銀を目指した方が、もしかしたら結果的には幸福度が高かったりして?!
地方銀行の年収ランキングならどうなる?
都市銀行ランキングとして見れば上から三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行と並びますが、全行ランキングの上位10行のうち7割は地方銀行や信託銀行。
その地方銀行にフォーカスを当てると、ランキングはどうなるでしょうか?
先ほどの平均年収ランキングを地方銀行(第二地方銀行を含む)のみに絞ってみると上位はこんな結果に。
1位 東京スター銀行 821万円
2位 スルガ銀行 798万円
3位 静岡銀行 766万円
4位 横浜銀行 761万円
5位 阿波銀行 745万円
全体の平均としても、年収632.5万円という結果がでていた地方銀行。
都市銀行と比べれば少し地味な印象はあるものの、平均年収600万以上といえば上場企業なら三菱自動車工業やシャープと同レベルとも言われます。
銀行は年収が高いぶん「厳しいらしい」?
しかし一方では離職率が高いとも言われる地方銀行。
2016年度版就職四季報での地方銀行離職率ランキングでは、銀行年収ランキング上位にはいった企業は見受けられなかったものの、新卒3年後の離職率は公表されている銀行だけでも20~30%近い離職率です。
お金を預かる仕事ですので、厳格な姿勢が求められるのは言うまでもありません。
新入社員には、金融機関にとって当たり前のことが厳しく感じられる側面もあるかも知れません。引用元: Yahoo!知恵袋
質問サイトでは、この離職率の理由には銀行特有の厳しさがあるのではないかという意見、しかしそれは当然のこととする意見などが交わされていました。
確かに大切なお金を預ける以上は、他の業種や職種以上にしっかりしていてほしいというところはありますよね。
そんな業種や職種に対する期待の高さとそれに対応する仕事の厳しさも、銀行員の年収が高い要因のひとつなのかもしれませんね。
「銀行員」にも大きな差?総合職VS一般職の開きがスゴイ
平均では600万円を超える銀行員の年収。
すべての年齢・すべての職種で平均すれば、中小企業の社長並みの年収を誇る銀行員ですが、職種や年齢、もちろん役職によってもその平均は大きく変わってきます。
総合職でこそ、想定年収が入行からわずか5年で平均年収に到達してしまう銀行の世界。
実は一般職となると、ずいぶん変わってきてしまいます。
学部卒5年目27歳『年収368万円』
基本給23.0万円+ボーナス4.0ヶ月、残業代・各種手当は別途。
残業時間20H/月とすると年収407万円くらい。引用元: 転職・就活のまどサラリーマン
こちらの想定で行くと、途中で上司推薦で総合職に職種転換しない限り、出向などで実質50歳で定年と言われるその50歳になったころでもメガバンクであっても平均年収には届かないよう。
残業代などを加味せずに比較しても、入行5年で200万円近くの差が出ています。 ある銀行員はこんなことを書いていました。
私の場合、総合職として定期昇給が約束されている地方銀行に入行しました。
初任給は確か200千円程でした。
銀行員1年目の年収は3,000千円程だった記憶があります。
私の場合、少し特殊だと思いますが、銀行員2年目に年収が一気に上昇、5,000千円近い年収をいただいていました。
この人はそんなに給料が上がった要因を「営業係に配属されて残業手当が増加した」「結婚したことから手当が増加した」「子供が産まれたことから手当が増加した」「国家資格に合格して手当が増加した」と述べています。それにしても総合職、恐るべしです。
女性でも総合職では年収500万円くらいにはなるという見方もあり、全体的には他業種に比べて年収が高い傾向にある銀行員。
数年前に話題となったドラマ「半沢直樹」で垣間見えたあの銀行内部の雰囲気も、なんだかあらためて真実味を増して感じられるような気がしてきました。
ところで総合職と一般職の違いって何?
当然のように総合職と一般職の言葉を出しましたが、就活し始めの方などは、その違いについてイメージが湧かないことでしょう。かく言う管理人も、モヤッとしか理解していなかったので、改めて調べてみました。
総合職は仕事内容に制限がなく、やりがいもあるけれど責任も重いのに対して、一般職は補助的な業務が中心となります。例えば、営業としてお客さんと直接交渉するのが総合職で、交渉に必要な書類を別な人が作る場合、その人は一般職、というイメージでしょうか。
総合職は、男女の区別なく、能力や適正で配属が決まります。最初に先輩の補助をしながら仕事を覚えている時期は、まるで一般職のようですが、これは総合職見習いの時期です。そして、一般職にはなくて総合職にある一番大きなことは、世界中どこにでも転勤があり得るということです。
一方、一般職では転勤があったとしても、自宅から通える範囲になります。ちなみに最近では、勤務地限定の地域限定総合職(エリア総合職)といった職種もあります。
男女雇用機会均等法により、募集・採用・配置・昇進で女性差別をすることは禁じられています。そこで生まれたのが、コース別採用です。全国型の総合職か、サポート業務中心の一般職か、どちらかを選べというのですが、その区別が会社によって違うし、そもそもコース別採用を行っていない企業もたくさんあります。
まったく男女の区別をしていない企業もあれば、同じ総合職なのに男女で業務内容が違うという企業もあります。男性はたいてい総合職ですが、就活女子はどちらにするか悩む人が多いようです。結婚・出産を考えると、一般職のほうが良いかな、と思うわけです。
しかし、銀行に限らず、総合職と一般職の給料の差は、入社後どんどん開いていきます。また、パートナーを失ったりしたとき、総合職であればそれまでに身につけたスキルを活かして、問題なく働いて行けるでしょう。
日本政府は、女性の管理職比率を2020年までに30%にするという目標を上げています。それに合わせて、一般職を廃止し、全員を総合職に転換するという企業も少なくありません。銀行の一般職もだんだんなくなって、エリア総合職になっていくのかもしれませんね。
年収が高いなら、退職金もきっと高い!
中途の求人情報などを見ていても、年収600万以上となるといかにも高い能力が問われそうな職種が並ぶライン。
600万円以上の年収を誇る職種というと、ある程度以上の規模の企業でなおかつスーパーバイザーやマネージャーなどといったそうそうたる肩書が並びます。
そんな職種と肩を並べる銀行員年収、その銀行員の退職金はどうなるのでしょうか。
職種や業界を問わない退職金平均は?
会社ごとにルールは違えど存在する退職金制度。
なかには退職金制度自体が存在しないという会社もありますが・・・。
2016年12月に東京都 産業労働局が発表した調査結果では、対象となった企業のうち70%弱で「退職金制度あり」の回答。
そのモデル退職金はというと、新卒で就職した場合の定年時の支給額は
高校卒 :1,082万円
高専・短大卒:1,030万円
大学卒 :1,138万円
という結果に。
勤続10年で自己都合により退職した場合でも
高校卒 :91万円
高専・短大卒:95万円
大学卒 :114万円
という結果になっていました。
では、銀行員の退職金平均額ってどのくらいなのでしょうか?
どのくらい違う?東京都平均VS銀行員
さすがにこれに関しては具体的な数字が出ていませんでしたが、大体のイメージとしてはこんな見方も。
”通常、メガバンクであれば50歳から出向が始まって、定年まで勤務する人はほとんどいません”
”50歳まで勤務すれば通常、加算のインセンティブもつきます”
”3,600万~4,500万円程度ですかね。55歳くらいまでで出向”
”平均的なメガバンク像なので管理職にはなっている前提”
”支店長や部長クラスだと当然もっと多いと思います”
そのほか質問サイトなどで散見される、銀行員の退職金の相場感として言われている金額は3,000~3,500万円はあるはず、というのがほとんど。
もちろんこの場合も、上級管理職となればさらにもっと・・・とのこと。
この想定があっているとすれば、東京都産業労働局のデータと比較してみるとなんと3倍以上の開きに。
老後の生活に必要な資金は3,000万円~とも言われますし、相場感と言われている金額だけでもなんだか安心感がありますね。
銀行員は定年が早いのに?
実は50~55歳で実質的な定年を迎えると言われる銀行員の世界。
その年齢が50代と一般的な企業より10年も早いそのわけは出向や転籍によるもの。
45歳をすぎ、50歳が近くなるころに「黄昏研修」と呼ばれるものがあるのだとか。
名前の響きはなんだかロマンチックな感じすらしますが、内容はシビア。
退職前の心構えの様なものや、第二の人生に役立つ資格などを紹介され、
この研修の案内が来ると、いよいよ自分にも出向や転籍、定年が迫ってきていることを実感する銀行員が多い。引用元: 銀行員の転職NAVI
なんだか聞いている方が哀しくなりますね。
「役員のポストについた人ですらグループ会社に出向になった」など出向や転籍がある銀行員の定年事情。
50歳で出向や転籍がなかったとしても、次の55歳には「職位退職」というものが待っているのだそう。
これにより、定年「退職」自体は60歳だとしても、55歳で昇進・昇格がストップしてしまうのだとか。
定年「退職」するよりも前に実質的なストップがかかってしまう銀行員定年。
出世・出世と頑張って競争のなかを生き抜いてきた銀行員にとっては、確かに「黄昏」な事情ですね。
銀行員の退職金を計算してみた
世間でまことしやかにささやかれる、銀行員の退職金相場。
同じ「想定」だとしても、これってもう少し具体的な数字って出せないんですかね?と疑問に思ってしまった管理人。
ものは試しと計算してみました(笑)。
大半の企業では基本給と勤続年数から算出する方法をとっており、その計算方法は一般的に以下のようなもの
退職金 = 1月分の基本給 × 勤続年数 × 給付率引用元: 退職アシスト
給付率に関しては会社ごとに設定されるものですが、同サイトによれば勤続30年の会社都合による退職の場合の給付率平均は66%だそう。
一方、銀行員の「定年」と言われる50歳の年収はというと、都市銀行において最速でかつ行けるところまで行った!という人の年収イメージが3,000万円。
学部卒28年目50歳『年収3000万円~』
・最速出世組で「執行役員」に昇格した場合の年収。引用元: 転職・就活のまどサラリーマン
ということならばと、勤続28年/年収3,000万円として先ほどの計算式にあてはめてみると・・・
(3,000÷12)× 28 × 66% = 4,620万円!!
ちなみに部長クラスでは2,000万円を越えるという推計データも言われている銀行員の年収。
2,000万円として計算してみるとその退職金は3,080万円。
つまり逆算的に考えると、世間的なイメージとして言われている退職金相場からすると、銀行員の年収は「定年のころには2,000万円以上はあるもの」というイメージも伺える結果になりました。
道理で「銀行員は給料が高いイメージ」と言われるわけですね。
銀行員同士でも開きが出る年収・退職金
「高い」というイメージがとにかく強い銀行マンの年収。
しかしその銀行員同士でも、年収には大きな差が出る世界でもある銀行。
例えばメガバンクである三井住友銀行支店長年収と地方銀行支店長年収として比べてみれば、同じ「支店長」でも開きは出ますし、部長や部長代理、次長・課長などの役職やその役職として与えられた責任によっても大きく開きが出ます。
年収に開きが出るということは、退職金にも開きが出るということ。
一定の年齢までに管理職まで出世できなければ、総合職でも年収1,000万円ほどで頭打ちになるという話もあります。
年収1,000万円として先ほどと同じ条件で計算してみると、その退職金は1,540万円。
「最速出世組で執行役員まで出世した」ケースでは4,620万円にもなった退職金と比べると・・・ちょっと引き算するのが申し訳ないような。
とはいえそれでも、東京都の大学卒のモデル退職金としてデータの出ていた数字よりは高いわけですし、50歳で転籍となったとしてもその転籍先にもきちんと退職金制度があれば、そのぶんの退職金はあるわけですけどね(笑)。
メガバンクは離職率が高い?
どうせ銀行員を目指すのなら、全国展開しているメガバンクに、と考える人は大勢いるでしょう。
しかし一方では、メガバンクは離職率が高いなんて噂も聞きます。
そこら辺がどうなのか調べてみました。
ある人の事例
Aさんはメガバンクのひとつに、運よく就職できました。同期で採用された総合職は500人以上。それなのに、入行8年目ですでに、その3割程度しか残っていないというのです。始発に乗って出勤し帰りはサービス残業で終電。それに休日出勤も多いという激務に加えて、たまの休みには上司のゴルフなどの趣味のお供があるとのことです。それを断るとパワハラなどを受け、多くの同僚が職場に嫌気を出して、辞めたと言います。
確かに、こんな状況は堪えられないですよね。でもAさんは、辞めたら他に職はなさそうだし、他の会社に比べて給料がいいので、やはりメガバンクにしがみついているとのことです。
Bさんはメガバンクのひとつの、エリートコースをたどっています。同期の総合職は約350人程度で、彼は運よく23区の支店に配属されましたが、同期の中には島根支店に配属されて、田舎生活に苦しんでいる人もいたということです。東京育ちから地方に行くと遊ぶところに困るようです。こんな風に、配属・異動される地域によっても、離職の可能性が高まったりするのでしょう。
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この人の職場では、3年で50人くらいが辞めていくけれど、証券の営業に比べると少ないのではないかと言っています。
AさんとBさんがそれぞれどのメガバンクに入ったのか分かりませんが、とりあえず離職率は、低くはないというのは確かなようですね。その具体的な退職理由を調べたサイトがあります。
メガバンクを退職する理由3選
「「育児休暇OK」「残業少なめ」働きやすいのにどうして? メガバンクを退職する理由3選」では、転職した人の口コミから、次の3点が退職する大きな理由としています。
1位 上司、支店の雰囲気に耐えられない
2位 ノルマがきつい
3位 覚えることが多すぎる
2位、3位はどこの企業でも退職理由として出てきて良いものですが、1位はいかにも銀行特有の理由です。
上記サイトで紹介している口コミの中から、一番印象的なものを紹介しましょう。
支店の法人営業をしていた時、スーパーエースと呼び声の高かった30代半ばの課長代理が転勤してきました。確かに仕事ができて人当たりもよく周りから評価が高かったのですが、2~3か月経った時から、当時の支店長と折り合いが合わなくなり、その後、潰されてしまい、病欠→降格となりました。私はそれを見て悟りました。銀行の評価は運だと。パワハラ防止が世間でどんなに叫ばれても、銀行の支店自体は支店長を社長とする中小、零細企業のようなもの。本部(人事部)の目などいくらでもかいくぐれます。ひとたび支店長や副支店長、課長と些細なことで折り合いがつかなければ、それまでどんなに出世コースを歩んでこようともあっという間に潰されてしまいます。(30代前半 男性 法人営業)
全国各地に支店をもつメガバンクだからこそ、各支店の雰囲気はかなりバラバラなのでしょう。その中のどの支店に属するかで、離職率はかなり変わるのだと思われます。
メガバンクの離職率は、やや高めと言っていいのでしょう。そして、メガバンクに入って勤め続けられるかどうかは、配属された支店に馴染めるかどうかに大きく左右される、ということです。
思ったより高い?安い?銀行員の年収と退職金の平均
いかに銀行員の年収は高いイメージといっても、「じゃあいくらくらい?」という具体的なイメージはないことも。
実際にそれぞれの平均額をみてみると、確かに高いなという感想もありますが、職種別などで見ていけば激務で出世競争が厳しいという側面なども垣間見える結果に。
やはり年収が高い職業には、高いなりの理由もシッカリありそうです。
最後に、退職金と同様、老後の生活を考える際に重要となるのが「保険」です。
私たちは、生命保険や医療保険に、自宅の火災保険など、実は、いろいろと「保険」に加入しています。
これらが、契約当初からそのままで一度も見直しをしてないようでしたら、この機会に、見直しを検討してみるのがおすすめです。時間が経てば、年齢に応じて必要なものも変わってきますので、いろいろとお得になるケースも多いようです。
最近では、FP(ファイナンシャルプランナー)と言われる保険のプロの方に、気軽に相談できますので、興味がある方は是非、下記の公式サイトにて詳細をチェックしてみてくださいね。
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この記事以外にも、「退職金」についての記事はたくさんあります。ぜひ参考にされてください。