よく、入社から「とりあえず3年は続けた方がいい」とも言いますが、どうしてもその仕事が合わない、入社してみたらブラック企業で身体も心ももたない、などの理由で転職を考える人もいるでしょう。

さらに、同業他社への転職を希望するだけでなく、そもそも職種を変えたいという異業種への転職の場合、同業他社への転職よりもハードルが高くなるように感じますよね。

さらに、年齢が上がると・・・実際のところはどうなのでしょうか?

実はあるポイントをきちんと考えて転職すれば、異業種でもあっても、比較的年齢が上になっても転職は成功します。

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異業種への転職って可能なの?

異業種への転職が難しいと言われる理由

そもそも、中途採用を募集する企業からしてみれば、即戦力を求めています。もしくは、その会社の中核社員として将来の幹部候補となりうるような人材を求めているのです。

新卒採用者であれば、新人向けの教育プログラムがあるケースも多いですが、中途向けの教育制度が整っていないことや、中途社員を採用する条件が明確になっていないこともあり、ある程度その業界の知識や経験のある同業種からの転職者を求める傾向があるのです。

そのため、ある程度教育する人員やプログラム、その評価などの教育制度の仕組みが整っていないと、他業種からの未経験者を採用することはなかなか難しいと言ったところが企業のホンネです。

 

全体の約6割が異業種への転職が成功

それでは、そもそも経験のない異業種への転職は可能なものなのでしょうか?
いえいえ、そうでもありません。

求人情報・転職サイトDODA(デューダ)が25〜39歳の約10,000人に対して調査した結果によると、なんと全体の59.1%もの人が転職前と異なる業種への転職を成功させています。

年代的には若手ということもありますが、未経験の業種であっても、チャレンジは十分に可能なのです。

参照 DODA『未経験の業種・職種に転職できる可能性はどれくらい?』

 

異業種への転職理由

主な転職理由は、具体的にあげればいろいろとありますが、転職しようと決めるのは、大きくは6つのケースです。

ケース1.この仕事が好きではないと感じる
ケース2.周囲に比べて上手にできない
ケース3.モチベーションが上がらない
ケース4.精神的に追い詰められている
ケース5.人間関係がうまくいかない
ケース6.他のことをしている時の方がイキイキしている

⇒ 仕事に向いていないと感じる6つのケースと対処法

その仕事に向いていないと感じたり、会社や職場とアンマッチというようなことになります。例えば、報酬や人事評価に納得できない、頑張ってもやりがいが無い、と言うような場合には、モチベーションが上がりにくくなります。

安易な転職はおすすめできませんが、熟慮の末であれば、きちんとチャレンジすることで異業種への転職を成功させることができます。

異業種への転職は何歳まで?

バックグラウンド×選んだ異業種によって限界年齢は変わる

転職そのものにも限界年齢があるという噂を聞いたことありますよね。
一説によると、28歳だとか、35歳だとか言われています。

これは、そうとも言えるしそうではないとも言えます。

例えばですが、今あなたが30歳で食品メーカーの総務をしていたとします。ところが、そんなあなたがいきなり自動車販売業の営業に転職したいとします。希望するのはいいのですが、採用する側の立場になって考えてみると、そんなあなたを採用するのにはリスクを感じます。

ところが、同じ30歳の人で保険代理店の営業をしていた人なら、もしかしたらリスクが低いと感じるかもしれません。たとえ業界は違っていても、営業経験がそれなりにあるということが強味なのです。

 

この様に、同じ年齢でもその人のバックグラウンドや転職したい職種によって、異業種の転職が成功するかどうかの分かれ目となります。

 

先ほど、異業種への転職が約6割成功していると言うデータをご紹介しましたが、その異業種への転職成功者の内訳をみると、66.1%もの人が異業種ではあっても「同職種」への転職を成功させていました。

やはり、業界は違えどある程度はその職業のバックグラウンドを持っている人の方が有利と言うことになります。

反対に、まったくの未経験の業界でさらに未経験職種である場合、会社にとっては第二新卒のような扱いになります。第二新卒は、「入社してから覚えてくれればいいよ」というポテンシャル採用になりますので、若ければ若いほどいい、会社の社風に合いそうな人が好まれるということになります。

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選ぶ職種によっては限界年齢があまりない

例えば、運送業のドライバーや、タクシードライバー、建設業などのように、常に人手不足と言われているような業界であれば、比較的異業種での転職のハードルは低めです。

また、英語が話せてなおかつあまり人が行きたがらない地域への海外駐在を受け入れる人なら採用される確率はかなり高いです。最近ではバイリンガルやそこそこ英語が話せる人も多いとはいえ、海外駐在は希望しない人も増えていますので、人材不足と言えるでしょう。

その他であれば、若い年齢層の人でも管理職になれるような職種や超実力主義で個人プレーの成果主義といった職種でも、年齢は問わず募集している職種はあります。その代わり、競争が激しかったり、自分より年下の上司の元で仕事をすることがあるということを理解しておく必要があります。

年齢があがれば募集が減ることも理解しておこう

この様に、あなたがもっているバックグラウンド、スキル、経験、人脈などが活かせるのであれば、仮にある程度年齢が上になっても、異業種への転職が可能です。

こうした「スキル・経験・人脈」などはあなたの武器のようなもの。これが多ければ多いほど、異業種であっても即戦力になりうるとして転職が有利になりますし、少なければ難しくなります。

また、年齢が上がれば上がるほどその傾向は強くなり、それ相当の人脈や顧客、部下となるお抱えの人材を持っているような人でなければ採用されませんし、そもそも募集自体が少なくなってきます。

そのため、限界年齢というよりは、ごく少数の限られたポストを奪い合うことになるので、実質的に転職が難しくなるということなのです。

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異業種転職の成功のポイント


ここまでご紹介してきたように、異業種転職は決して難しくはありません。ただし、次のようなことをじっくりと考えて、成功しやすい業種や職種を選ぶことがポイントになります。
  • あなたのバックグラウンドは何か(スキルや経験、人脈、顧客、人材など)
  • これらからあなたにとって有利な業種や職種は何か
  • その募集ポストが求めるものにあなたのバックグラウンドが当てはまるか
これらが当てはまった時に、あなたの異業種転職は何歳になっても成功するはずです。

まだ今は具体的に転職を考えていないと言う人も、これらを意識しながら経験やスキルを積んでいくと、将来の転職で有利になるということも言えます。今の努力が将来につながると考えれば、仮にやりたくない仕事内容であっても、頑張れるかもしれませんね。

 

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