社会人を数年経験してきて、どうもしっくりこない、違う世界に行ってみたい!
もしくは、個人的な事情で働き方を変えたいということもあるでしょう。

特に、ちょっと興味あるとか、手に職をつけたいという理由でIT業界への転職を希望する人も増えています。

未経験者のIT業界への異業種転職は実際可能なのでしょうか?
可能ならばどうやって進めればいいのか、上手な進め方があるのかをご紹介したいと思います。

また、現役ITエンジニアに実際の異業種からの転職者についての実状をインタビューしてみました。

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異業種からIT業界への転職は可能なのか

IT業界×未経験者OKの求人の割合

IT業界と言えば、プログラミングやWebデザインなどの知識やスキルを必要とする専門性の高い業種です。そもそも、そんなIT業界の求人で「未経験者でもOK」なんてあるのでしょうか?

マイナビ転職の調査によると、「職種(仕事の種類)未経験者歓迎」という求人の割合はITエンジニアで48.6%、さらに「業種未経験者歓迎」という求人の割合ではIT・通信・インターネット業で82.3%という結果に。

「ITエンジニア」と具体的な職種で募集しているにも関わらず、未経験者OKという求人も半数近くあることから、「未経験者には無理」なんてことはないようだ。

参照 マイナビ転職『未経験から転職しやすい職種・業種は? 企業は未経験者に何を期待してるん?』

実際に異業種からIT業界に転職している人の割合

求人では未経験者OKなんて書くけど、実際は違っていたりして・・・とちょっと意地悪な想像をしたのですが、調べてみると、次のようなデータがあります。

IT業界未経験者の転職受け入れ
出典 DODA『5000人の転職事例から探る 異業種転職を受け入れる可能性の高い業種は?』


これは、その業界が異業種からの転職者をどれくらい受け入れているのかという割合です。

あくまでも異業種からの受け入れなので、必ずしも「未経験」とは言えませんが、普通に考えればほぼ未経験者と考えていいでしょう。

ここに挙げられた業種の中では、IT/通信業界は最も低い割合になっているとはいえ、その41.2%は異業種からの転職を成功させているのです。

 

さらに、IT業界へ異業種から転職した人の元の業種は次のようになっています。

IT業界へ異業種から転職した人の元の業種
出典 DODA『5000人の転職事例から探る 異業種転職を受け入れる可能性の高い業種は?』


最も多いのはIT/通信からの同業他社への転職ですが、それ以外が約4割もいます。

4割を多いと思うか、少ないと思うかはひとそれぞれだと思いますが、未経験者の多い異業種からそれだけ採用されているなら、可能性はかなりあると考えていいと思います。

実際、口コミや質問サイトなどでも次のような人がいます。

手製薬会社に7年勤めた後、退職して、30歳の時に、SE・PGに興味を持ち、未経験ながも、SE・PGの会社から2社内定をもらいました。
引用 教えて!goo

異業種からIT業界へ転職するにはどうすればいいのか

基本は即戦力の補充が中途採用ですが・・・

転職者の応募する中途採用枠での募集は、基本的にどの会社でも「即戦力」を補充したい、強化したいというのが目的です。

とは言え、IT業界は技術革新が早く、既にITエンジニアとして活躍している人でも次々に新しい技術のスキルを習得しなければいけません。また、開発プロジェクトによっては業務知識も不可欠です。そのため、開発プロジェクトが変わると、技術スキルや業務系の知識を新たに学ばなくてはならならず、「定年まで同じ技術と知識で食っていく」なんて人は皆無なのです。

となると、たとえ経験者であっても未経験者であっても、新しい知識を学び習得しなければならないタイミングが必ずあるので、会社によっては経験者でもどうせ教育するのだから未経験者も採用してみるか、という話になります。

こういう例もあるので、必ずしも年齢や経験だけで選んでいるわけでもないのです。

26才未経験については OKだよ。
うちの会社では雑誌に載せるのは25までだけど
熱意で32歳を雇った事もあります

引用 教えて!goo

正攻法でいくならとにかく経験を作れ!

第二新卒と言えるような、若い年齢層でIT業界への転職を考えているのであれば、比較的まだ「未経験者でもOK」なポテンシャル採用は多く、採用される可能性も高いと思います。ところが、20代後半以降になってくると、とたんに厳しくなってくるのは事実。

この方は面接官をされているそうですが、こんな厳しいご意見も。

20代後半になると「実務経験ナシ」では採用は難しいので、とにかく1年以上の実務経験が必要だと思います。
引用 教えて!goo

とは言え、大事なのは後半の「1年以上の実務経験」という部分です。今から1年後を見据えて実務経験を積めば、転職の際に「経験者です」と言えるということなので、実務経験を自分で作ってしまえばいいのです

「もう歳なのに、さらに1年先なんて待てない」という人もいるかもしれませんが、経験を積まなければ1年後の転職も難しいので、そこは頑張りましょう。

IT業界への転職を見越した経験の作り方

簡単に言えば、「なんでもいいから業界に潜り込む」ことです。

いくつかの例を紹介します。

<アルバイトでもいい>

広告会社のアルバイトであれば、雑用と一緒にWeb関連の業務も任されることもあります。同じように、フードサービスや小売業、メーカーなどであっても、今やBtoBやBtoC向けのWebサイトを持っていることが多いです。

その様な会社で、独学でも自己流でもいいので、とにかくしばらくWeb担当者をやることです。
そうすれば、「独学ですが、Web担当として前職のサイト運営を中心となって行ってきました。」と言えますね。

<派遣社員として開発プロジェクトを経験する>

開発プロジェクトは、規模が大きくなれば大きくなるほど、プログラム以外の業務が増えていきます

例えば、テスト担当やPMO、データ集計や資料作成、会議の議事録を書いたりなど、パソコンができてOfficeが使えればいい程度の業務もたくさんあります。ITエンジニアじゃなくてもできる仕事ですし、そうした業務には派遣社員が当たることも多いので、まずは派遣社員として業界経験をつむのです。

こうした経験を積んで、業界の内情や知識を深めつつ、技術的な勉強もしていくことができます。

アルバイトと派遣社員で経験をつむというこの2つはどちらも、給料をもらいながら勉強できる」「経験を積める」という大きなメリットがあります。

 

「今の仕事を続けながらできる方法ないの?」という方もいるでしょう。
そう言う方におすすめなのが、スクールに通うです。

<スクールで技術を学ぶ>

スクールであれば、数か月の短期間で流行の技術を習得することができます。また、転職先の紹介やサポートもしてくれるところも多いため、現在の仕事を続けながら自習とスクーリングで知識を学ぶ人も多いです。

まったくの素人よりは、最低限の知識を習得してあって、簡単な開発なら一人でもできる程度になっていれば、企業としても採用しやすいです。

IT系のスクールもいくつかありますが、おすすめなのはWEBCAMP PROです。



WEBCAMP PROは「転職保証付き」という優れもののスクールです。学習期間3か月のコース終了後、3か月以内に転職できなければ学費を全額返金してくれるのです。

また、今のところきちんと学習コースを修了した人は就業率100%というから、驚きです。
その秘訣はいくつかあるようなのですが、詳しくはこちらで紹介していますので、こちらもどうぞ。

転職・就職保証のWEBCAMP PROを現役エンジニアがレビュー

「ITの勉強を学校でした、独学でしたけど、実務経験はない」となると、やはり年齢があがってからの転職は不利です。ですが、WEBCAMP PROでは、転職活動とリンクした学習プログラムになっているので、ただ学校で勉強しましたよというよりは、きちんと転職活動でアピールしやすいようになっているので、効率的に学習と転職活動を行うことができます。

「仕事続けながらのスクーリングなんて続くのかな?」という人でも、続きやすいようなサポート体制があるようです。今のところ、「ついていけないから辞めた」という受講生がいないというのもすごいですね。

ITエンジニアに聞く:異業種からの未経験者転職ってどうよ?


ここまで見てくると、たとえ未経験者であっても受け入れてくれる会社はあるようだし、ちょっとした経験を積めば経験者ともいえるので、今は異業種で働いているという人でもIT業界への転職はできそうな感じです。

では、実際に未経験者の採用はあるのでしょうか?

採用担当として採用面接も行うという現役ITエンジニアに聞いてみました。

未経験でも構わないけど考えてから来てほしい

(以下会話形式でお届けします。)

ライター:「未経験者が採用面接に来たらどう思います?」

エンジニア:「未経験者でも採用してもいいな、と思う人はいますよ。特に20代半ばくらいまでなら、あまり経験値は重視しません。経験があったところでどうせたいした仕事はしてないので、先を考えれば若いうちの経験値なんて“へ”の役にも立たないというか。ないよりはマシという程度ですね。」

―――なるほど、“へ”ですか・・・。どんな会社でも最初の2~3年は特に難しいことはしないかもしれないですからね。

ライター:「今までに未経験者を採用して失敗したなということあります?」

エンジニア:「これは私が採用したのではないですが、他の人が採用してしまった人がいましたね。アラサーの女性だったんですけど、入社したら嫌でも覚えるだろうからやらせてみようという理由でお試し採用をしちゃった採用担当がいました。」

ライター:「どうでした?」

エンジニア:「うーん、異業種からの転職って、きちんと考えている人か考えないで来た人かで全然違うと思います。この人は、あまり深く考えずに『頑張ります』だけで来ちゃったんで、自分の適性とか、IT業界がどんな仕事なのかも知らずに来ちゃった。だから、入ってからプログラム書くの嫌です、早く結婚したい、みたいになってしまって。」

ライター:「失敗ですか?」

エンジニア:「むちゃくちゃ失敗ですよね(笑)もっと考えてから来いよ、と。」

―――確かに、気軽な気持ちで業界のことを知りもせずに転職しては、本人も会社も困ってしまいますね。

社会人としての常識は必要

ライター:「成功例はありますか?」

エンジニア:「いっぱいありますよ。基本的に、社会人としてきちんとしていて、学ぼうという姿勢のある人なら、好印象です。あと、多少謙虚な人かな。こういう人は、入社してからもきちんと育っていきます。」

ライター:「社会人としてのマナーとか謙虚さとか、ITとは関係ないようですけど。」

エンジニア:「いやいや、IT業界ったって会社員でしょ。お客さんもIT業界じゃないし、自分の会社の上司すらITに疎いこともありますからね。そんな組織で教えてもらったり、仕事するんだから、最低限のお作法はできないと。」

ライター:「上司がITに疎いってホントですか?」

エンジニア:「だって関連企業から回ってくる人もいるし、そもそもIT業界じゃない会社の社内SEなんてそうじゃない。」

―――社会人としてきちんとしているかどうかはIT業界でも重要なようです。

こんな人は面接に来ても落とします


ライター:「異業種からの転職で、失敗する人は他にどんな人がいますか?」

エンジニア:「失敗と言うか、こちらでも落としてしまうのは、他力本願な人とか考え無しの人、あとは今と同じ給料くれっていう人ですかね。

ライター:「もうちょっと詳しく言うとどういう人ですか?」

エンジニア:「入社したらどいういう教育があるのかばかり気にしたり、経験も知識もないけどとにかく頑張るの一点張りの人とか、未経験のくせに新人並みの給料は困るという人です。

教育制度は会社によっては手厚い場合もあるんですけど、それは新卒のみ。中途で未経験で採用してもらうのはあくまでも『あなたの頑張りに期待してあたたかい目で見守るよ』という特例なんで、くれくれ言われてもこっちも出ない(笑)。

それに、何も予備知識を学ぶこともしないで、とにかく頑張ると言われても、信ぴょう性ないなぁってなります。ホントに頑張る気のある人は、最低限その会社で使いそうな技術については独学でも勉強し始めていたりしますからね。

年齢に応じた給与と言われても、何もできないのにね。自分の市場価値が分かってないというか、そういう人は報酬査定でももめるし自分の評価に納得できないとか言って辞めちゃうし、っていうのが見えてるので採用しません。『今あなたがいる業界にいればその給料もらえますよ。ITに来ない方がいいんじゃない』ってことですよ。」

―――なるほど。なんとなく分かりますね。では実際の仕事の仕方ってどうなんでしょうか?

IT業界の仕事はプログラムばかりじゃないしハードな時もある

ライター:「プログラマって、黙々とカチャカチャ(タイピング)しているっていうイメージなんですけど。」

エンジニア:「そういう時もあるね。でも、会議とか、資料作りとかも多いし、出世していくとプログラムより会議してる方が多くなったりもするし。」

ライター:「そういうもんですか。」

エンジニア:「だから、他の業界と同じですよ。若手の時は現場でプログラム、歳いってくるとお客さんとこに行ったり、管理したり、会議したり。営業に頼まれてセールス用の資料作ったりもする。

もちろん、永遠に技術に特化して技術だけをやってる人もいますけど、それは一部だけですね。」

ライター:「ハードな仕事って聞いたりもしますけど。」

エンジニア:「ハードですね。納期が迫ればそれまでに何とかしないといけないんで終電や徹夜続きなんて当たり前ですし、システム障害があれば夜中でも呼び出されて一刻も早く復旧しないといけない。銀行のシステムが止まったニュースなんて見てると気の毒ですね。

でもそれってIT業界だけじゃないでしょ。出版とか広告とか、納期のある仕事の人はみんなそうだし、少なくとも責任をもって仕事していれば、その責任を果たすためにはハードな時もある。

ライター:「まあ、そうですね。」

エンジニア:「そういう意味で、IT業界だって他の業界と変わらないんだから、社会常識があって、責任感や意欲があればいいのかなと思いますね。

ついでに、ちょっときれいな女の人だと、やっぱりいいなーって思います。セクハラとかじゃなくて、男が多い職場なんで、やっぱきれいな人がいると心が安らぐっていうか(笑)。」

 

―――えーっとそうですか(汗)、ありがとうございました。

 

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※ 仕事に向いていないと感じる6つのケースと対処法

 

異業種からのIT業界への転職心得3か条

ここまで見てきて、たとえ異業種からの未経験者であってもIT業界への転職は無理ではないということ。ただし、次のような心得は必要なようです。

心得その1:社会人としての常識を持つ
心得その2:なんでもいいから自ら経験を積む意欲を持つ
心得その3:未経験者は未経験者なりの給与から始まることを知る


これらを意識しながら、熱意をもって転職活動をすれば、きっと成功に近づくでしょう。

これを満たすなら、WEBCAMP PROもおすすめですよ。転職保証付きで転職活動のサポートも充実しています。

内容についてもレビューしてますんでこちらもどうぞ。

転職・就職保証のWEBCAMP PROを現役エンジニアがレビュー

 

 


 

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