スプレーにして万能効果を発揮するハッカ油。ハッカ油はお風呂に入れても、ミントの香りとスースーとした心地いい香りが気分爽快になり大活躍ですよね!そんなハッカ油をお風呂にいれる際のメリットや使い方をまとめてみました。

 

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ハッカ油ってなに?

みんなハッカ油がなんなのか知ってる?

ハッカ油は日本で自生しているミントの和種から精製され抽出した油になります。子供の頃よくハッカ飴という口の中がスースーする飴を食べませんでしたか?あれと同じハッカから作られているものなのです!

お手頃価格でドラッグストアや薬局などで簡単に購入することができます。身体へ直接使用することはできませんが、消臭剤や虫よけなど万能すぎる油として活用してくれますよ。

ハッカ油にはどんな効果があるの?

ハッカと聞いて思い出すのはやはりあのスースーした感覚ではないでしょうか。これはL-メントールを含むメントールという成分によるものです。この成分があることによって、ミント系ではすっきりとした清涼感を得ることができます。

そしてハッカ油は精油に比べるとこの成分が多く含まれているので、この清涼感が強めになっています。その強さから消臭や殺虫の効果がありスプレーにして気になる所へ吹きかけておけば、虫よけになると言われていますし、抗菌効果も期待されています。

覚醒作用があるので、ドライブで利用すれば車の消臭だけでなく眠気覚ましにもなるのです。ただ成分の強さゆえ、身体への利用はおすすめできません。しかし湿布でも利用されるように肌の炎症を抑えることができ、水に数滴まぜて口をゆすげば口臭にも効果を発揮する万能アイテムです。

 

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ハッカ油はなぜお風呂にいいとされているの?

ハッカ油を夏のお風呂で利用することが人気を集めているわけは、スースーとしたこの清涼感からです。涼しいと言ってもお湯の温度が変わるわけではなく、体感温度が変わるといった感覚です。ハッカ油が持つスーっとした清涼感が感じる温度をひんやり爽やかにしてくれるのです。

その上ハッカ油はお風呂でも殺菌効果を発揮してくれます。この殺菌効果は肌の油脂分を分解してくれるので、メントールによる働きと共にさっぱりしたように感じさせてくれます。夏になるとせっかくお風呂に入っても、あがったらすぐ汗をかいてしまうということもありますが、ハッカ油入りお風呂の後は扇風機にあたるだけでエアコン以上の涼しさを体感することもできますよ!

また、そのミント系の香りから、夏の暑さに疲れてしまった心と体のリフレッシュ効果が期待できます。涼しさの源であるメントールは毛細血管を刺激する働きがあり、血の巡りを良くしてくれる働きがあります。更に、体が涼しいと勘違いすることで脳は体を温めようと指令を出し新陳代謝も上がります。
元々入浴するだけでも温熱効果などのお風呂が持つ効果で体に良い影響を与えてくれるのですが、ハッカ油の作用によって更なる効果アップが期待できますね。

 

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ハッカ油のお風呂での使い方

ハッカ油はどれくらいの量使用する?

1番肝心なのは、どの程度ハッカ油をお風呂に垂らすかということですよね。風呂釜の大きさにもよりますが、基本的に数滴でも効果は絶大です。よく足りないかも?と思い入れすぎてしまいがちですが、適量は2~6滴の間にしておきましょう。

風呂釜の大きさにより変わりますのでまずは2滴入れ、様子を見て少しずつ足していくようにしましょう。ハッカ油を入れすぎるとお風呂の温度は普段通りでも、体感温度がすごく下がってしまって真冬並みの寒さを感じてしまうこともあります。入れすぎは十分注意するとともに、そうなった場合の対処法も一緒に見ておきましょう。

お風呂にハッカ油を入れすぎて寒くなってしまった場合の対処法

ハッカ油を入れすぎてしまうと、少し歩いただけでも受ける風がものすごく冷たく感じたり、身体がヒリヒリとしてしまうこともあります。

そんなときは布団に入ったり、厚着をしたり・・・など身体を温めようにするかもしれませんが、実はこれはNGです。自分は寒いと感じていても、体感温度だけなので、本当の身体の体温はきちんとお風呂で温まっている状態です。エアコンを切ったり厚着をしてしまうと、熱中症のような症状が出てしまうことも・・・。その上、夏の暑い日ではハッカ油の効果が切れると途端に暑くて仕方なくなることもあります。

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そのため、寒くても空調の温度を調節する程度で普段通り暑くしすぎず、水分をマメに摂って過ごすようにしましょう。

ハッカ油が混ざらないときの対処法

ハッカ油は油なので普通に垂らしただけでは水と分離してしまいます。そのままではハッカ油の濃度にばらつきがでてしまいますよね。うまく混ざらないときには次のようなことを試してみてください。

  • 塩に適量のハッカ油を混ぜてからお風呂に入れる
  • 重曹に適量のハッカ油を混ぜてからお風呂に入れる
  • キャリアオイルに混ぜてからお風呂に入れる

塩や重曹を使った方法としては、ビニール袋に塩や重曹を入れ、そこに適量(2~7滴程度)のハッカ油を入れて混ぜます。しっかり混ざったところでそのままお風呂へ入れて混ぜ合わせましょう。

ハッカ油にはこんな使い方も!

ハッカ油はお風呂に垂らすだけではなく、ボディーソープやシャンプーに入れても効果があります。シャンプーボトルの中にハッカ油を1.2滴入れると、髪の汚れや皮脂を落としてくれ、洗い上がりもさっぱりするため、わざわざメントール入りのシャンプーを買う必要もありません。また、洗濯の際にお風呂の残り湯を使っている場合でも、そのまま使うことができます。

ハッカ油は洗濯にも効果があり、なんと柔軟剤と同じ効果が得られるのです!通常洗濯に使う際は4.5滴垂らしますが、お風呂の残り湯であればプラスで柔軟剤を使用してあげましょう。

 

ハッカ油いかがでしたか?今すぐにでもやりたくなった方が多いのではないでしょうか?ハッカ油は少量であってもかなりの効果があるため、きちんと使用量を守って使う必要があります。また、肌の弱い方では身体に合わない場合もあり、そのような場合はできる限り少量から始めて自分に合った適量を見つけていくようにしましょう。夏の暑さでバテた日にはみなさんもぜひハッカ油ですっきりした気分を味わってくださいね。


 

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