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お財布と風水
最近はカードで買い物をする人が多くなったとは言え、まだまだお財布は必要ですよね。
いつも使って出し入れしているお財布。
そんなお財布を買い換えるとき、みなさん、どんな視点で選びますか? 使いやすさ? デザイン? それとも…
今回は、新しいお財布を買うのなら、風水の視点から金運・財運を考えて選んでみましょう!というご提案です。
管理人も近々お財布を買い替えたいので、真剣に調べてみました!
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風水の基本
風水はすべてのもの、形あるもの、ないものを、気で判断するものです。
風水で気を把握するには陰陽五行を用います。
陰陽は森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰と陽に分けて考える思想です。
陰と陽は、それぞれ単独では存在できず、陰があれば必ずそれに対する陽があります。
例えば闇と光、女性と男性、夜と昼、悪と善などは、代表的な陰陽のペアです。
五行は、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素、または性質からなるという説で、それぞれの関係があります。
上記の図を見てください。
この5つを右回りに行くのが、創造のサイクルで「相生(そうせい)」と呼ばれます。
この順番は、「木を摩擦すると火が発生する」→「火から生じた灰は滞積して土に還る」→「土が滞積した中から金属が生じる」→「金属は冷える事により表面に水を生ずる」→「水は木々を育成させる」というように、相手を助けるサイクルになっています。
一方、同じ右回りでも一つおきに行くのは、破壊のサイクルで「相克(そうこく)」と呼ばれます。
「木は土に根を張り養分を取る」→「土は水を塞き止めて澱ませる」→「水は火の勢いを消す」→「火の熱は金を溶かす」→「金は刃物となり木を薙ぎ倒す」という流れです。
風水にはこれ以外にとても大事な八卦(はっけ、はっか。八掛とも書く)があります。
陰陽思想だけですべてを2つに分かるのには無理があります。
例えば善意の嘘といった「陽の陰」があります。
これと「陽の陽」「陰の陽」「陰の陰」を合わせて四象と言います。
この四象を再び陰と陽に分けて8つになったのが八卦です。
風水ではこの五行と八卦を組み合わせて、方位や年を見ていきます。
また、風水は色にも結びついています。
お財布と風水の関わり
今年の風水ラッキーカラー
今年の風水ラッキーカラーはこれで、その色のお財布を買うとよい、などと時々言われます。
しかし、管理人が調べた結果、このラッキーカラーと風水がどう結びついているのか分かりませんでした。
風水に本命掛(ほんめいか。本命卦と書くこともあり)という、生年月日を元に計算し、その人がどの八卦に属するかを示すものがあります。
八卦にはそれぞれ色が結びついているので、そこから何年のカラーは、というのは言えるかもしれません。
とは言え、本命掛は同じ日に生まれても男性と女性とでは違います。
風水とちょっと似ている九星気学に、本命掛に近い考えの本命星があり、2017年の風水ラッキーカラーと言っているサイトでは、実は九星気学を基にしていたりしました。
この本命星には男女の区別がありません。
結局、2016年や2017年の風水ラッキーカラーと言われているのは、生まれた時刻まで分かって初めて判断できる風水本来の考え方が、とことん簡略化された結果として生まれてきているのではないかと思われます。
そのため、今回のお財布選びには特定年のラッキーカラーは使いません。
五行からお財布の色を考える
お財布の色を何にすると金運がアップしそうかは、風水的に考えるのなら五行から考えるべきでしょう。
まずお金は五行の何に属するかというと、紙幣は紙だから「土」とする人と、硬貨は金属だから当然「金」だとする人がいました。
しかし、硬貨に比べて紙幣の歴史は浅いし、何より、硬貨も紙幣もひっくるめて「お金」と呼ぶわけなので、お金の五行は「金」でいいのだと管理人は思います。
そうなると相生の関係から、それ自身の「金」、そして金に良い影響を与える「土」の属性を持った色が、金運を高めるお財布には向いていると言えます。
五行の金を表す色は「銀〜白〜金」と移り変わっていく一連の色です。
この辺りが財運を良くしたいなら定番の色のようです。
少し引用してみましょう。
まず金色のお財布に関してです。
安定の色。お金が入ってくるというよりは、計画的にお金を使える堅実性が身につくようです。貯金をしたいという人にはもってこいです。
次は白。
白い財布には清浄化作用と同時にお金を貯めこむカがあります。
また、リセット効果が高いため、今までの金運を変えたい、
新たな金運を得ていきたいと思う方にお勧めです。入ってくるお金も大きくなりますが、使い方が悪かったり、
古くなり過ぎたりすると、お金が出ていきやすくなりますので、注意が必要です。引用元: 財布風水で金運アップ
最後は銀色。
銀色の財布は金色よりは金運効果は低いものの、財運の向上を助けます。財運とは、お金以外の財です。つまり、株式や所有不動産などの財産の運気です
お金の「金」に対して、それを助ける五行の「土」に関する色は「黄〜茶〜柔らかな黄緑」です。
この黄色のお財布は、その色合いが若干難しいようです。
あまりに鮮やかな黄色だと、木ではなく金に属してしまい、たくさんお金が入るのはいいけれど、たくさん出ていくお財布になってしまいます。
お金を安定させたいなら、もっと土の木を混ぜた色にするよう書いてあるサイトがあります。
黄色は金の気を持つ色。 財をもたらしてくれる効果があります。
ただし真っ黄色だと、金運を招く力が強い分、出ていく勢いもあります。
つまり、お金が入ると使いたくなってしまう、浪費癖がつく色なのです。
これをおさえるには、安定を司る土の気を混ぜること。
やや黄土がかった黄色を選ぶと、財布の中でお金が安定します。
またお金を増やすには、水の気が入った淡い黄色が最適です。
引用元: 財布風水で金運アップ
貯蓄の王道は茶色のお財布です。
黄土色は土の色と同じです。土は金との相性が良いそうで、金運にとって良い色とされています。土地をイメージすることから、落ち着いていて安定感のある金運といえるそうです。
黄土色の財布はお金を貯蓄するパワーがある財布です。
茶色やベージュも貯蓄運を上げる色です。浪費家や、お金を貯めたい人には、おすすめの色です。引用元: 風水で財布の色を選ぶ
五行の金に対して相克の関係に当たる火は「紫〜赤〜オレンジ」の色と結びついていますが、これらの色のお財布は明らかに金運アップには向きません。
例えば赤のお財布は、こんな風に書かれています。
金運アップにはNG! 本来その人が持つ金運を燃やし、出費が増えてしまいます。
みなさんも火の色のお財布を持つのは止めましょう。
水の「黒〜群青〜空色」の色のお財布は、淀んだ色はお金を保ちますが、明るい色になると水の性質でお金が流れやすくなり、あまりお財布としては良くないようです。
木に関連するのは「深緑〜緑〜鮮やかな青緑」の色ですが、悪い色ではないけれど、地道に働かないとお金は貯まらない色のお財布と言われます。
ひとつちょっと注目したい色として、ピンクがあります。
この色は火と土の中間のようなものです。
だからなのか、この色のお財布を持つ人は、風水的には他力本願でお金が増えていくと言われています。
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※かわいいだけじゃない、ピンクのお財布に隠された風水パワー!
財布を買い替え 運気を上げるには素材も重要?貯蓄するにはどんな財布がいいい?
布・ビニール・合成皮革・・・一般的なお財布の素材というとこれらが挙げられますが、金運に効果があるのは本革だと言われています。
本革は他の素材に比べて丈夫で長持ちしますし、使い続けることで風合いが出てくる事が魅力的です。
このような理由の他にも使われている動物それぞれの特徴が金運のアップに効果があると言われています。
お店には様々な皮のお財布が並んでいますが、特に金運アップに効果があると言われている素材をご紹介します。
蛇皮
昔から財運の象徴として、大きな財産をもたらすと言われてきた蛇皮には、人脈を広げてビジネスチャンスを呼び込み、社会的地位を高めるということから自営業の方が好んで選ぶようです。
ただし、蛇皮は大きなお金が入ってきますが、その反動でお金が出ていくのも早いと言われています。
牛革
豊かさの象徴とされている牛は蓄財を意味し、お金が貯まると言われています。
堅実にお金を溜めていくという意味合いが強く、貯金したい人や会社員の方におすすめの財布です。
ワニ革
一度噛みついたら決して口を開けず、飲み込んだ物は絶対に吐き出さないという習慣を持つことから、手にした金運を維持すると言われているので、これからお金を貯めたいと考えている方よりは、ある程度まとまった財産を持っている方にオススメの財布です。
オーストリッチ
オーストリッチには蛇皮と同様にとても強いパワーがあるので、経営者など大きなお金を動かすことに慣れている方に向いている財布です。
こんな物いれてない?風水的に財布にいれるとNGな物
スポーツクラブのカードや交通機関のICカード
財布に入れていると便利だからという理由でつい入れてしまいがちな物ですが、これらには「動」の気があり、お金が安定しなくなってしまうので注意しましょう。
また、ポイントカードやキャッシング専用のカードも、お金の気を散らしてしまいお金が出て行ってしまうので財布には入れないようにしましょう。
ビニール製のもの
ビニールは風水で「火」の気でお金を燃やしてしまうと言われています。
病院の診察券などをビニール製のケースに入れている方がいますが、ケースに入れるのであれば財布からは抜くようにしましょう。
レシート
気が付けば増えているレシートですが、沢山のレシートで窮屈になった財布には新しいお金が入りにくいと言われています。
たしかにお金持ちの方の財布にレシートがパンパンなんていうのは見た事がないような気がします。
財布はお金が入る場所なので、お金以外の物は入れないように意識しましょう。
他にも気を付けたいお財布の選び方・使い方
いつもコンパクトなお財布を使っている
長財布と違いコンパクトな二つ折りの財布は、お金の出し入れをスムーズにできないという事からお金を生みだす力が弱いと言われています。
二つ折りの財布にこだわりがあるという場合には、余計なカード類は抜いて、小銭は小銭入れを使うなど工夫をする事をおすすめします。
猫のモチーフが入っている財布を使っている
猫は「火」の気をもつため、財布に猫のモチーフが入っていると金運低下につながります。
選ぶ基準を「安さ」にしない
財布を新調する時には、ディスカウントショップや中古品は避けるようにしましょう。
安さを優先して買ってしまうと財布に安っぽい気が染み付いてお金を生み出す力が弱まってしまいます。
また、中古品は買い替えの目安の3年を超えてしまっている可能性もあるので、財布に金運アップの効果を期待するなら選ばない方が良いでしょう。
財布に大金を覚えてもらう
財布を新調した時にぜひ取り入れてもらいたいのが「大金を入れておく」という事。
財布にお金を入れて使い始めた最初の9日間はいつもの倍のお金を入れて極力使わない事。
レシートなどお金に関係のないものは入れないようにして、財布に大金を覚えてもらう事で金運アップにつながると言われています。
財布の定位置を決める
買い物や仕事から帰ってからもバッグやポケットに財布を入れっぱなし、実はこれは金運ダウンにつながるんです。
風水では「動」の気があるバッグやポケットに財布を入れたままにしておくと、せっかく入ってきたお金が出ていってしまうと言われています。
バッグとポケット以外にも置かない方がいい場所がいくつかあります。
お金が出ていってしまうという理由から玄関もおすすめできませんし、台所やリビングのテーブルの上は「火」の気が強い場所なので避けたほうが良いでしょう。
風水ではお金は暗いところで育つという考えから、寝室の北側の暗い場所が最適とされています。
古い財布を捨てる時にも気を付ける
今までお世話になった財布を処分する時にはむきだしでゴミ箱に捨てるのではなく、感謝の心を込めて白い紙に包んで捨てるようにしましょう。
また、「水」の気に触れるとお金が増える性質があるので、雨の日を選んで捨てると新しい財布にお金が入る効果があると言われています。
財布の買い替え こんな事に注意すると運気がアップするかも?
これから財布を新しくしようと思っている方に試してもらいたい方法です。
財布の買い替え 風水的に良い時期はある?
財布は毎日使うものなので、3年に一度は買い換えるのが良いと言われています。
風水では特に買い替えの時期は決まっていませんが、「春に財布を新調すると良い」と言われることが多いです。
これは「春」と「財布がお金でパンパンに張る」という語呂合わせから来ています。
自分よりもお金持ちの目上の人に買ってもらう
お金には伝染力があるので、目上の方やお金持ちの方に買ってもらうと金運が財布にうつると言われています。
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お金持ちの人からもらったお札を入れておく
目上の方やお金持ちの方と手持ちのお札を交換して、種銭としてお財布に入れておくとお金が増えやすいと言われています。
月に一度は財布を空にする
財布の中身を全て出して財布の内側や表面を固く絞った布でふき、硬貨も水洗いしてリセットする事でお金が増えやすいと言われています。
純金を入れておく
小さなかけらでもかまわないので、和紙などに包み財布に入れておくとお金を呼び寄せてくれると言われています。
しまう時にはお金が直接ふれないポケットなどにいれると良いようです。
お札の向きを揃える
財布にお札を入れる時には、向きを揃えると良いというのは昔から聞きますね。
上向きでも下向きでもどちらでも構わないと言われていますが、お札の種類をバラバラに入れておくのは良くないようなのできちんと並べ替えしておくようにしましょう。
財布以外にもまだある金運アップのためにできる事
すぐに財布を新調できなくても金運をアップさせるにはこんな方法もあります。
トイレ・水回りの掃除をする
「トイレをキレイにすると運気があがる」なんていう話はよく耳にしますよね。
なんでもトイレにいる神様は家の中でも一番財宝を持っているんだとか。
金運をあげたいからトイレや水回りをキレイにする、というとなんだか下心まるみえで嫌な感じになってしまうかもしれませんが、最初はそれでいいんです。
下心から毎日の習慣になったら気分もスッキリ、もしかしたら臨時収入もあるのかも?
玄関を明るくする
玄関は人間だけでなく、運気の出入り口ともいわれています。
たたきが汚れていたり、クモの巣が張っていたり、ドライフラワーを飾っていたりするのは風水的には運気を下げることにつながるとされています。
毎朝ほうきで掃いたり、靴を出しっぱなしにしないなど清潔で明るい玄関を保つようにしましょう。
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まとめ
「お金が欲しい」みんなそう思ってますよね。
今よりラクな生活がしたい、子供の学費を用意したい、老後の備えをしたい、旅行がしたい・・・みんなそう思いながら日々を暮らしています。
確かにお金は大切ですが、その為に切り詰めた生活ばかりでは心がすさんでしまいます。
財布を新しくしたら生活が一変したなんて事はなくても、ゲン担ぎや風水を取り入れていつもの生活がちょっと楽しくなったら気分も明るくなりそうですね。