部屋のインテリアを考えた時、イメージを大きく左右する事の出来るカーテンって、割と大きな買い物で悩みますよね。

風水におけるカーテンの役割も、結構重要なものです。
方位やカラーにより、相性の良い、センスの良い買い物ができれば、なにかしら運気が上がるといいますので、買うのであれば、風水のポイントを抑えて買いたいものです。

とはいえ、風水の考え方も、方角で合わせれば良いのか、色を重視すればよいのか、他のインテリアとの調和を重視すれば良いのか、あまり詳しくない一般人にとってみると、基準が難しいかもしれません。

そこで今回は、カーテン選びでは何を基準に考えると選びやすいか、一つの方向を提案してみましょう。

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カーテンはなぜ風水で選ぶと良い?

もしも家にカーテンがなかったら、外から丸見えになってしまいますよね。
また、家の中が殺風景に感じられます。
窓からの日差しを遮るものが無いので室内の温度は上がりやすく、夜は下がりやすいものになり、夏はおそろしく暑く、冬は寒い部屋になってしまうでしょう。

という事は、防犯上、なくてはならないものであり、部屋の印象を決めるものでもあり、室内の温度調整も担っている大事なものという事になります。

何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、これらの条件は、実は風水的にも大きな意味があります。

家の中を守り、風水において大事な空気や湿気の流れ「気」の流れを調節し、太陽などの自然エネルギーをカットしたり取り入れたりできるのが、カーテンなのです。

風水の考え方の基礎となる自然エネルギーの良い気を効率よく家に取り込み、流し、吸収するためや、邪気を防ぐには、窓にカーテンが必要なのです。

風水は、古くから積み重ねられてきた環境学や統計学でもあり、家にとって、何が良いのかを研究してきた学問でもあります。
そのため、理にかなった考え方も多くあり、単に占いや縁起担ぎと片づけるのはもったいなく、実践的で役に立つ部分がかなりあるのです。

新しく模様替えをしたい時や、引っ越しをした時などに買おうと思う人がほとんどだろうと思いますが、何を基準に選びますか?

もちろん、好みの色や柄はあると思いますが、カーテンって、色も柄も素材も実に多種多様で探すのも大変ですよね。

風水では、物や色、方角にもつかさどる運気や意味があり、それに合わせる事で開運できるとされる考え方があります。

特に現代では、今の家や気候風土にマッチした風水を取り入れられているインテリア会社や、建築会社も出てきたほどです。

前述したとおり、風水においても重要な位置をしめるカーテンなので、その運気アップの効果も高いとされています。
せっかく少々高いインテリアグッズを買うのですから、どうせなら自分の目的とする運アップを狙えるようなものにすると気持ちがワクワクしてきませんか?

風水の力を借りて、スムーズにカーテン選びをしたいなら、何に気を付ければ良いのでしょうか。
次から詳しく説明してきます。

色と方角、部屋の方角どちらに合わせて選択すれば良い?

インテリア風水の場合、これを選ぶとマイナスになるよ、という場合は、気や性質による調和が崩れるからという理由で、それ以外は基本的に、カラーと、相性の良い方角とセットで考えると効果がよく現れるとされています。

そうでなくても、カラーや模様だけでも、それぞれに運の意味があり、それを選んだだけでも効果が発揮できるとされています。

つまり、窓の方角に合わせ、相性の良いカラーを選ぶと、それらの持つ運気をより良く呼び込めると考えられます。

一方で、部屋の間取りでも方位を中心に考えた場合、凶方向には吉となるインテリアカラーを使う等して、作用を和らげるという説もあります。

本格的にすべてをパーフェクトにしよう、などと考えると、風水師に鑑定を依頼した方が早く確実なのですが、そこまでではなく、カーテン選びの選択範囲を狭めたい人や、ちょっとだけ運アップを狙ってチョイスしてみたい人の場合は、何を基準に考えると良いのか迷ってしまいますよね。

そこで一つの方法としておすすめなのは、それぞれの方位にあるNGカラーを最低限はずし、それ以外のカラーで自分の目的の運気アップを目指すか、好みの色で決めるというものです。

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自分の目的運アップと好みの色でカラーを決める時の例

例えば、南東に位置する私室のカーテンを決める時、南側と東側に窓がある場合が多いです。

方位のラッキーカラーに合わせるなら、ベージュか緑が南の窓にかけられ、青か黄緑かアイボリーが東の窓にかけられることになりそうです。
一つの部屋なのに、窓の位置だけで例えばベージュと青の無地をチョイスした場合、色は対極にあるわけではないのですが、統一感がイマイチないものになりますよね。

そこで、選ぶ時には、まずこの2方向のNGカラーである、黒、グレー、原色系の黄色や濃い茶色を避けるようにします。

そして、上げたい目的の運、例えば恋愛運を上げたいのであれば、ラッキーカラープラス花柄にするか、おもいきって薄めのベージュに近いようなピンクをチョイスして両方の窓にかけるのです。

どうしてもピンク色が苦手なら、他の運の中で自分の好きな色に近い物をチョイスすると良いでしょう。
どれか一つが目的に叶えば良いと考えると、選択の幅は程よく狭まり、かつ、嫌いな色になるのを防げます。

様々な目的から選ぼうと思えば奥が深くなり難しくなりますが、単純に、一つの目的のカラー、窓の方角のNGカラー、自分の好きな色や柄を基準にすると、より簡単に選べるようになります。

 

風水での目的・方位ごとのカラーの意味とは

カラーの意味

黄色  :金運アップ
ピンク :恋愛運アップ
   :健康運アップ
オレンジ:人間関係、人気運アップ
   :仕事運アップ
   :金運アップ・出世運
茶色・ベージュ:安定運

出典:開運!風水でカーテン選び!色や模様は方角によって変えよう

柄の意味

花柄   :恋愛運
水玉   :金運
星柄   :金運と仕事運
チェック柄:安定運

出典:運を引き寄せる! 風水によるカーテンの選び方

窓がある方角によるNGカラー

:原色系の黄色・濃い茶色
西:黒・赤
:赤・黒・グレー
:黒・グレー・紺(暗い色合い)・水色・赤

出典:風水で選ぶカーテン!「色別で変わる運勢」と「窓の方角で変わる運勢」

窓がある方角によるラッキーカラー

:青・黄緑・アイボリー(柔らかいイメージ)
西:黄色・ベージュ・クリーム色・ピンク
:ベージュ・緑
:ピンク・ベージュ・オレンジ(やさしい色合い)

出典:風水で選ぶカーテン!「色別で変わる運勢」と「窓の方角で変わる運勢」

部屋全体で運気アップを目指したい例外の場所

過去記事、「カーテンって重要?寝室で風水的に良いものはどれ?」でも書きましたが、寝室だけは、カーテンだけでは印象を左右し辛いので、布団カバーや枕カバーなどとトータルでコーディネートした方が効果的です。

風水では、寝室は夜に良い運気を吸収できる大事な場所となっているだけに、熟睡して健康を保つためにも慎重に選んだ方がよさそうです。

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まとめ

今回ご紹介した選び方以外でも、様々な視点があります。

ただ、部屋の全体的に陰と陽の割合が4:6くらいになっていれば調和がとれている状態、つまり部屋にとっても家にとっても良い気がめぐる、風水的に良いとされる状態になるそうです。
陰と陽は、単純に、見た目の色合いの感覚で考えれば良く、寒色系は陰、暖色系は陽、元気があるような柄なら陽、といった感じになります。

 

つまり、最終的には自分の感覚で、部屋がなんとなく落ち着いてリラックスして過ごせると感じるようなコーディネートになっていれば大抵何かしらの運気は上がると考えれば良いと思われます。

ちなみに、カーテンは二重が良いようです。
昼間はレースのカーテンだけにして、良い気を集め、夜はカーテンを閉めて良い気を逃がさないようにして、邪気を防ぎます。

ロールカーテンもカラーについては、同じように考えると良いようです。

いずれにせよ、かけっぱなしでホコリが溜まったり、カビさせてしまっては効果もなくなりますので、定期的に洗うなどして綺麗さは保つようにしましょう。

 

何かを思い立ち、行動した人には何かしらの運気の動きが出てきます。
楽しく、ちょっとだけ期待を込めて選ぶと、自分自身の心もポジティブになりますし、それだけでも何か運が上向くかもしれません。

カーテン選びで風水を取り入れるなら、楽しく取り組みたいですね。

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