部屋のなかで占める面積の広さから、寝室の印象だけでなく運気アップにも大きな影響を与えるカーテンの色。
寝室のカーテン選びで運気アップを狙うなら、色や柄はどんなものをチョイスすればいいの?
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Contents
運気別、方位別、寝室のカーテン選びはココ重要!
「この色なら何でもいい」ではない色選び
風水の運気アップ&ダウンに影響する代表的な要素である、色。
方位別に「相性が良い」とされる色があったり、運気別に「この色で開運!」という色があったり。
その「色」、単純に「金運アップで西に黄色!」と言いたいところですが、風水が重要視するのは単純な色の種類だけではありません。
たとえば金運アップといえばの黄色でも、西に強すぎる黄色のカーテンをかけてしまうと、入ってくるものも増えますが出ていくお金も増えて結局お金が貯まらない・・・といったことが起きます。
割合と無駄遣いしてしまいやすい・・・という人なら、黄土色や茶色といった金運アップのカラーのなかでも落ち着いた色を選ぶ方が実は金運アップに有効、など。
色そのものだけでなく色味、もちろん部屋全体のバランスで色を考えることも大切です。
陰陽のバランス
風水で色や材質などとあわせて重要視されるもの、「陰陽」。
陰と陽のバランスは「陰:陽=4:6」がベストバランスと言われます。
これが具体的にどのように影響してくるのか?
というと、たとえばまっさらな新築の家では陽の気が強いものの、築年数がたつにつれて陰の気が増えていきます。
そうなるとバランスを取るために、古い家ほど明るい色のカーテンを選んでバランスを取る、といったことが考えられます。
また部屋のなかのバランスそのものも無視できないところ。
明るい色のカーテンを選んだら、家具は濃い落ち着いた色のものを選ぶ、といった具合に理想とされる4:6のバランスを考えることでより効果を発揮してくれるわけですね。
目的にあわせて色を選んだら、部屋全体での陰陽のバランスにも注目してみましょう。
方位によるNG
風水では方位ごとに持っている運気が違います。
たとえば北と西はともに「金運」に関連しますが、このふたつの「金運」の性質は別のもの。
北のもつ「金運」は「貯める」運気、西のもつ「金運」は「入ってくる(お金の出入りを左右する)」運気。
その結果ひとくちに「○○運アップ」といっても、選ぶべき色やアイテム、取り入れるうえでの注意点が変わってきます。
そしてさらに、相性のよい色や運気アップに効果的な色がある一方、方位ごとにNGな色もあります。
どの方位でも良くないとされる色は黒、特に北の寝室や北向きの窓にかける黒やグレーのカーテンは悪い気をため込んでしまいます。
南ではもともと持っている火の気が強くなりすぎるとして「赤」や「黄色」、とりわけハッキリとしたキツイ色味だとNG。
木の気をもち成長をつかさどる東では枯れ木のイメージの濃い茶色、西では金の気を溶かす火の気の色がNG。
それぞれの方位の特徴や五行のうちで方位がもつ強い気を、必要以上に強めてしまったり弱めてしまうカラーをカーテンに取り入れてしまうと、運気アップのために取り入れた色でかえって運気ダウン、なんてことにもなりかねません。
柄による効果
色と合わせて考えたいのが、方位別や運気別での「相性のよい柄」。
それぞれの気をもつ柄の例はこんな感じです。
「木」の気・・・ストライプ、リーフ柄、花柄、植物
「火」の気・・・星、三角形、ダイヤなどの尖った形
「土」の気・・・ボーダー
「金」の気・・・丸、水玉、フルーツ柄など曲線的な柄
「水」の気・・・ウェーブストライプなど水の流れを想起させる柄、雲
火の気の強い南などでは「木」の気を柄で増やしたり、金運と縁の深い西や北西に向きを合わせてボーダー柄のものを配置したりという取り入れ方ができます。
またチェック柄は「安定」をあらわすため、「金運を安定させたいので茶系・黄色系のチェック」「今の付き合いを長続きさせる恋愛運が欲しいからピンク系のチェック」などといった活用の仕方もあります。
金運には色だけでなく柄にも着目
金運アップには単色だけでなく組み合わせの発想も
金運アップの色といえば黄色が有名ですが、プラスアルファでぜひ取り入れたいのがグリーンと白。
黄色と白の組み合わせや、黄色と緑の組み合わせでさらに金運アップが期待できます。
白は枕カバーに取り入れるだけでも金運アップの効果があるとされる色。
リセットの色でもある白を取り入れることで、悪い運気を断ち切ることができますから「これから金運を上げたい!」というタイミングならぜひ白×黄色のカーテンを。
また健康運を上げるカラーであるグリーンとの組み合わせなら、上げた金運を生かすうえで必要な健康運をバックアップ。
健康であれば仕事などにも意欲的に取り組めますから、相乗効果で金運も上がっていくとのこと。
またはブラウン系やアイボリーで落ち着いた雰囲気にするのも寝室にはおすすめです。
寝室に黄色はちょっとうるさく感じるなという人には、クリームやベージュでもOK。
金運を上げる「丸いもの」を柄に取り入れて
西側の窓に黄色のカーテンを使う選び方は風水で最も金運に効果的とされています。
もし寝室の西側に窓があるなら黄色を取り入れて金運アップを狙いたいところですが、さらに柄にもポイントが。
金運アップを狙って柄を決めるなら「水玉」をチョイス。
水玉模様は風水では「良いできごとを運ぶ」とされています。
小さなドット柄や地色と同系色の水玉が入ったカーテンなら、寝室でもそれほどうるさく感じずに使えそうです。
きらきらしたものが好きな「金」の気を呼び込むには、シルバーやゴールドなども取り入れたいところ。
金糸や銀糸でさりげない刺繍の入ったカーテンなら取り入れられそうですね。
またカーテンそのものではなくても、カーテンを束ねておくタッセルでゴールドなどの金運アップカラーを取り入れるのも有効。
寝室の方位別に金運アップするカーテンは?
寝室の方位ごとで金運アップにつながるカーテン選びも変わってきます。
北の寝室のカーテン
北にある寝室では、暖色系の優しい色合いで暖かい雰囲気をつくるのが重要。
もともと暖かみのある雰囲気が大切な北の方位のインテリアですが、ここを大切にすると寝室での金運アップも効果が出やすくなります。
金運アップなら、クリームやピンクなどのカーテンが相性がよく、タッセルなどの小物使いの部分でゴールドを取り入れましょう。
北東の寝室のカーテン
鬼門である北東では、邪気を払う浄化の白を基調にするのが基本。
金運アップを意識したカーテンも、白にゴールドや黄色の柄が入ったものなどを選ぶと良いでしょう。
逆に北東で避けたいカーテンは派手な色柄や茶系。
白をベースに明るく清潔感のある色や目立ちすぎないさりげない柄のものを選んで。
東の寝室のカーテン
東と相性のよい白・青・赤・ピンクですが、東の寝室にかけるカーテンを金運を意識して選ぶなら白。
赤では健康運、仕事運には青、恋愛運ならピンクと相性が良いため、同じ金運でも「そのために健康運をアップしたい」「仕事で成功して財を得たい」「目指せ玉の輿!」など、「これが良くなった結果として得る金運がほしい」という内容に合わせて選んでもOK。
そんなときにはゴールドのカーテンタッセルや小物で金運アップのカラーを。
南東の寝室のカーテン
クリームやパステル調などの優しい色合いの黄色のカーテンで金運がアップ。
風と関連のある方位のため、花柄やリーフ柄など「風にそよぐもの」やそよいでいる絵柄なども相性良し。
金運や仕事運が「人付き合い」で広がっていく方位でもあるため、花柄のカーテンは人間関係の運気アップにもなり、南東の寝室で金運を上げたいときには特におすすめの柄です。
南の寝室のカーテン
火の気をもち、陽の気が強い南。
寝室のカーテンは金運アップを意識するなら白やベージュのほか黄緑、明るい色味のオリーブグリーンなど。
対になる緑との相性も良いため、ロールスクリーンやブラインドのようなものよりも、左右に開けられるカーテンが特におすすめな方位です。
金運ではゴールドが特に効果的ですので、カーテンタッセルなどで取り入れましょう。
また陽の気が強いので、全体を寒色系でまとめるなど陰の気を増やすことでバランスが取れますよ。
南西の寝室のカーテン
金運アップには茶色の色味が有効な南西の寝室。
カーテンも茶色をベースにゴールドやイエローが差し色で入ると良いですね。
「土」の気をもつ南西では、「火」の気をもつ星や三角形などの「とがった柄」を取り入れることで金運に良い影響が。
西の寝室のカーテン
ゴールド・白・黄色・茶色。
金運にもっとも強い影響をもつ方位である西では、カーテンの色も徹底的に金運にこだわるのが吉。
これからどんどん稼いでいこう!というときには黄色やゴールドといった強い色を。
楽しみごととも縁の深い方位だけに、散財しがち・浪費しがちなのが気になる・・・というときには茶色で落ち着きを。
あまりに派手になりすぎれば陽の気が強くなりすぎるため、陰陽のバランスを意識しつつ金運カラーでまとめていくと良いでしょう。
北西の寝室のカーテン
北西も西についで金運アップのカラーと相性のよい方位です。
ただし北西の場合には、より「落ち着き」が大切になります。
黄色やベージュといった明るめの色でも、高級感のある品のよい色味や素材を選ぶとよいでしょう。
また淡い色のカーテンを選ぶときには、光沢感のあるもの、立体的な織り柄のものなどを選ぶことで金運アップに特に効果的。
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仕事運アップは冷静さの青だけでなく緑で健康も
仕事運には「青」・・・とは限らない?
仕事運をアップする色といえば、冷静さや浄化作用を表す青。
寝室にかぎらず仕事部屋を青系統で統一してコーディネートする、といったことも風水では取り上げられることがありますね。
東や東南に窓がある寝室なら、青のカーテンが特に効果的だといわれています。
「木」の気をもつ仕事運は、青だけでなくグリーンも相性よし。
グリーンとオレンジなどのビタミンカラーの組み合わせも、健康面をサポートして仕事への活力を上げてくれます。
緑自体にはリラックス効果もありますので、まずはしっかり休みたいという人にはブルー系の中に深い色味のグリーンなど上手に緑を取り入れることで効果を発揮しそうですね。
仕事運にはストライプ、実は「星柄」もアリ
仕事運を上げるには、よく言われる柄としてストライプがあります。
このストライプ、実はちょっとしたことでかえって運気を下げてしまう柄。
全体としてはストライプだけれど横に太いラインが入っている、といったデザインを選んでしまうと逆効果。
かえって仕事運を下げてしまいます。
そして仕事運を上げてくれるのは、なにもストライプだけではありません。
きらきらの夜空を連想させる「星」のモチーフも仕事運には相性のよい柄。
深い青に星空が広がっているキラキラと輝く夜空を連想させるカーテンは、仕事運アップのみならず金運アップにも効果的です。
仕事で昇進・昇給を狙っている「いま仕事運が欲しい!」というときにはピッタリかもしれませんね。
白とピンクの優しい雰囲気で恋愛運アップ
恋愛運アップにはカラーだけでなく優しい雰囲気を
恋愛運といえばピンク。
とりわけ白と淡いピンクで優しい色合いが恋愛運アップには有効です。
カーテンで取り入れることで、部屋全体がグッと優しい雰囲気になり、恋愛運によい影響をもたらします。
とはいえピンクのかわいらしいイメージは苦手という人には、毛布やタオルケットなどで色を取り入れるという手もあります。
その場合にはカーテンをシャーベットオレンジなどのパステルトーンのオレンジを取り入れるのでも効果はありますよ。
方角でいえば、北側にある窓なら暖色系との相性もよく、恋愛運アップを狙って選んだカーテンをかけるにはピッタリです。
変化?安定?柄でコントロールする恋愛運
恋愛運に良い作用をするのは花柄やフラワーモチーフ。
その花柄にもパターンで傾向があり、出会いが欲しいときには大きな花柄、今のお相手と良い関係を続ける運気が欲しいときには小花柄。
同じ花柄でも状況に合わせて選ぶのがおすすめです。
そのほかではリーフ柄が縁をつなぐとされ、鳥の模様は良い知らせを運ぶといいますから、出会いを求めているときにはそうした柄を選んでみるのも良いですね。
さらにハートやリボンといったモチーフも恋愛運とは相性のよい柄です。
もうひとつ恋愛運アップのために何かをするなら、カーテンにファブリックミストやアロマオイルなどで香りをつけて。
良い香りが良縁をはこぶと言われる風水、優しい色合いのカーテンからただよう優しい香りは気分だけでなく恋愛運も上げてくれますよ。
健康運アップは素材にもこだわって
グリーンの癒し効果で眠りから健康に
健康運を上げる色はグリーン。
組み合わせとしてはアイボリーやベージュも適していますので、アイボリーやベージュの地にグリーンの模様が入った落ち着いたデザインなどは特に寝室向き。
グリーンやアイボリーなどのナチュラルな色なら、カーテンには比較的多い色味ですから選ぶ幅も広がりますね。
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癒し効果があるとされる緑の色味は、特に東側の窓にかけるカーテンにはピッタリで効果もアップ。
最近疲れや体調不良を感じるという人にはオススメです。
「木」の気に関連するグリーンモチーフが健康に
健康運アップを狙うなら、関連のある「木」の気を意識してリーフ柄がオススメ。
葉っぱや植物の柄は、それ自体が「木」のエネルギーをもっているうえ、健康運と関係が深いグリーンを取り入れやすい柄ですね。
そのほか、安定の性質をもつチェック柄もおすすめ。
チェックは健康運だけでなく、維持したい運があるときにも選びたい柄です。
また健康運なら色や柄だけでなく素材にもこだわりたいところ。
ナチュラルな素材は厄を吸収してくれるのでぐっすりと眠れます。
寝室のもつ「水」の気と相性のよい「木」の気をもつ綿などの天然素材は、カーテンだけでなく布団カバーなどのベッドリネンにもぜひ取り入れたい素材。
厄を吸収してくれる素材だけに、こまめな洗濯でキチンと吸い込んだ厄を落とすことも大切です。
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バランスも大切な「カーテン選び」
それひとつで部屋の雰囲気がガラッと変わるのが楽しいカーテン選び。
上げたい運に合わせた色や柄を選ぶことも大切ですが、布団カバーなどのベッドリネンとの組み合わせには注意が必要です。
カーテンとベッドリネンはともに大きな面積を占めるため、両方が柄ものでは寝室のコーディネートとしては少し散らかりすぎ。
また両方が色無地というのも、もともと「陰」の気が強い寝室ではバランスが取れずにかえって逆効果になってしまうことも。
カーテンに使いやすい万能カラーにはベージュなどの茶系の色味があり、窓の方角が上げたい運気のカラーとはあまり相性が良くないときなどにもおすすめ。
カーテンはベージュにしておいて、そのときどきの状況に合わせてベッドリネンで運気アップの色柄を入れるという方法もアリですね。