家相では玄関・トイレと合わせて特に注意しなければならない三備に数えられる場所でもあるキッチン/台所。
健康運だけでなく金運にも影響が強く、位置する方角や気のバランスの調整にも注意が必要です。

キッチンにベストな方角と避けた方がよい方角、整えるうえで注意すべきポイントをまとめました。

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風水において「キッチン」はどんな場所?

水回りでありながら火を使い調理家電なども多いために「水」と「火」という相反する気をもつキッチン。
方角的にはどうなのでしょうか?

キッチンのベストな方位は「東」

理想的とされる方位は東、または東南
朝日が昇る方角である東は生き生きとした気にあふれるため、この場所で食事を作る主婦に良い影響を与えるからという理由があるのだそう。

一方で良くないとされるのは西。
西と言えば陽が沈む方角であり、西日によって食品が腐りやすいということが言われています。

そのほかキッチンのある方角としては、北は冷え込むために主婦の作業場としては良くないということもいわれています。

これらのほかに、同じ北は良くないとする説にも「北風がかまどに吹き込み火事を起こしやすい」という現代の日本の住環境としては少しピンとこない説などもあります。

しかし風水においてキッチン/台所のある方位としては「東は良い」「西は悪い」「北は今ひとつ」「南は無難」というのが一般的なようです。

西のキッチンは金運に要注意

もともと金運に強く関連するといわれる方位である「西」。
キッチンが西にあるのが良くないとされる理由には、金運に関連した問題もよく言われています。

西にあるキッチンが金運に与える影響として言われることには

  • 無駄遣いが増える
  • 浪費や衝動買いをしやすくなる

といったものが多く、どうやら「出ていくお金が増えますよ」ということのよう。

西という方位がもつ「金」の気は、良い方に作用すればお金が入ってきたり貯まったりという影響を受けられます。
しかしこの金の気が悪い方に作用すると、浪費や思わぬ出費など「お金が出ていく」方へ影響します。

良い気は清潔な場所を好むといいますから、西にキッチンがある場合には悪い方へ作用しないようほかの方角に比べて特に掃除など気を使う必要がありますね。

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風水的「キッチンのOKとNG」

アイテムやカラーで調整することも大切ですが、もともと気が乱れやすいという性質をもつ場所であるだけにキッチンでは特にキレイに保つことと、気の性質を考慮した収納方法などが必要です。

まずは風水的OKなキッチンを目指そう

良い気はキレイな場所を好み、悪い気は汚れた場所に溜まるとされます。
たとえ方位的に最も良いとされる東にキッチンがあっても、悪臭漂う油汚れでベタベタのキッチンではせっかくの吉相も生かされません。
コンロや換気扇の油汚れなどはこまめに掃除しておきましょう。

キッチンに多い「ゴミ」には要注意

日常生活のなかで「最もゴミの出る場所」といっても過言ではないかもしれないキッチン。
またゴミはキッチンにまとめている、という人も多いのでは。

そんなキッチンのゴミ箱は、ステンレスなどの金属製でフタがついているものがオススメ。
生ゴミなどの悪臭がキッチンに漂ってしまうと、それは同時に悪い気が漂ってしまうことに繋がります。

ただし同じフタ付きでもNGなのがプラスチック素材

キッチンはもともと「火」の気をもつ場所。
そこに火の気をもつプラスチック素材のものを置いてしまうことで強まってしまい水の気とのバランスが崩れる原因になってしまいます。

キッチンの収納は気の関連性でまとめる

シンクやコンロの下にある収納は便利ですが、気が乱れやすいキッチンではどこになにを収納するのかにも注意が必要です。

コンロは「火」の気をもつため、コンロ下には常温保存が可能な食材を収納しましょう。
お米やパン、パスタやじゃがいもなどの収納に適していますので、米びつなどはコンロ下が良いでしょう。

一方シンク側は「水」の気を持っていますので、鍋などの調理器具はシンク下がおすすめです。

これが逆になってしまうと、火の下に「金」の気、水の下に「火」の気となってしまい気の乱れの原因になります。

キッチンの調整役には観葉植物

キッチンにある「火」と「水」の気を中和してくれる調整役となるのが「木」の気です。
また観葉植物や生花であれば、場の浄化にも役立ちますので一石二鳥。

ポトスやアイビーといった観葉植物のほか、万年青(おもと)は開運効果抜群とされている観葉植物。
万年青はさらに気の調整力が高いとされていますので、気の乱れやすいキッチンにはおすすめです。

また観葉植物だけでなくバジルやミントなどのキッチンハーブであれば、気の調整役としてだけでなく実用性もありますね。

意外な調整役?キッチンマットを活用

観葉植物のほかにも、天然素材のキッチンマットは気の調整役として有効です。

キッチンマットならカラーや柄も選べますから、方位ごとのカラーや柄に合わせたり火や水の気が強くなりすぎるなどで悪影響が出ているときに鎮めるカラーを選ぶなどのコントロールが可能。

ただし汚れているようでは悪い方へ作用しかねませんので、こまめに洗濯するなどのお手入れは必要です。

方位別、キッチンマットのカラー

風水,寝室,カーテン

調理器具やキッチンマットなどは、キッチンで使われるもののうちでも方位ごとのカラーを取り入れやすい部分ですよね。
鍋などの調理器具では、方位にかかわらず赤い鍋などポイントで赤を使うのが良いなどといった話もあります。

では調整役として活用したいキッチンマットではどうなるでしょうか?

冷えてしまいがちな北のキッチンでは、白・アイボリーホワイトのほかオレンジやピンクなどの暖色系が良いとされます。
また小花柄やレースとも相性の良い方位ですので、白地に暖色系の花柄のマットでも良いでしょう。

北東

鬼門である北東の方角は雑然としていることを嫌います。
白やアイボリーホワイト、クリーム色などの柔らかい白のほか茶色とも相性が良く、柄はチェックや格子柄がオススメです。

キッチンに最適な方位とされる東は水を与え木を成長させるイメージをもつ方位です。
「水」につながる淡い青や白、「木」につながる淡いグリーンをベースに赤・白・青のどれかをポイントに入れると良いといわれていますが、さらに雲のモチーフが使われているとさらにパワーアップするのだとか。

東南

風をつかさどるほか、成長して満開の花をつける木のイメージをもつ東南はオレンジや黄色との相性が良い方角です。
明るい印象のオレンジや黄色の花柄のキッチンマットなども良いですね。

南国イメージと相性の良い南はグリーンとの相性もバツグン。
もともと火の気をもつ方位ですので、火の気が強すぎると感じたら抑える効果のある紫などのキッチンマットで調整ができます。

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南西

土を表し貯蓄向きの方角ともいわれる南西のキッチン。
黄色や茶色とも相性が良く、ベージュやアイボリーホワイトも有効。
黄色地に白の柄ものなどでも、明るく優しい色合いでまとめるのがおすすめです。

西

金運に関連する西のキッチンは黄色との相性がバツグン。
ただし浪費傾向になる危険性もありますので、淡い黄色や明るい黄色よりは濃い黄色で落ち着きを持たせて。

北西

主人の方位ともいわれ仕事運や出世運に影響の強い北西のキッチン。
真っ白よりもアイボリーホワイトやベージュなどで高級感のあるキッチンマットがおすすめです。
そのほかクリームやオレンジとも相性のよい方角です。

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東がベストなキッチン、方位ごとの特徴にも注意

油などの汚れやゴミも出やすいキッチン。
方角としては東にあるのがベストといわれ、西のキッチンは浪費傾向になるなどの悪影響が出やすいともいわれます。
どの方位であっても注意すべきなのは、清潔に保つこと。

金運にも健康運にも影響の強い場所ですから、方角ごとの特徴をおさえて悪い影響がでないように整えたいですね。

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