指や手首を動かしたときに感じる違和感、しびれ。
もしかすると腱鞘炎のサインかも?!
悪化すると痛みや曲げられないといった症状にも発展し、手術でしか治せなくなることも。

最近気になるその症状、放っておいても大丈夫?

 

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手がしびれてる?これってもしかして腱鞘炎?!

手や手の指に違和感を感じる。
これは「腱鞘炎になりかけていますよ」という体からのサインかもしれません。

腱鞘炎になると、症状が進むほど痛みやしびれがひどくなり、動かすと痛かったものが動かすのをやめても痛むようになり、最悪手術が必要になることもあります。

腱鞘炎の正体は腱と腱鞘の間に起こる炎症です。
この炎症によって、痛みなどの症状が現れます。

その炎症を引き起こす主な原因は「使い過ぎ」。
漫画家さんなどのペンを持つ職業やピアニストといった手首を酷使しやすい職業でよく聞かれますが、手を使って家事をすることの多い主婦にも実は多い腱鞘炎。

また赤ちゃんの抱っこで腱鞘炎になるなど、使い過ぎによる腱鞘炎は意外と身近なもの。
さらにはパソコンでの入力作業が多いといったことが原因になることもあります。

そのほかでは、妊娠中、出産後、更年期の女性が特にかかりやすいとされ、女性ホルモンの影響によって腱鞘炎が引き起こされることも。

腱鞘炎になるとどんな症状がでる?

腱鞘炎の始まりは、指や手首を動かしたときに感じる違和感のほか、手首の腫れ、うまく動かせない、動かすとだるいなどの症状が見られます。

本格的に腱鞘炎になってしまうと、初期症状として動かしたときに一瞬痛みが走ったり、痛いとは感じるものの具体的にどこがといまひとつ特定できない痛み方が現れます。

また親指から手首にかけて、冷えたように感じたり逆に熱くなったように感じたりといった感覚と合わせてしびれが起こることがあります。

腱鞘炎と間違われやすい病気に「手根管症候群」というものがあり、この場合は手のひらの親指側、一番お肉が盛り上がっている辺りに症状がでることが多く、この位置の違いが見分けるポイントのひとつになります。

腱鞘炎の症状として場所ごとによく言われるものが3つあります。

ばね指

指に起こる症状で、手のひら側の指の付け根の痛みや、指を伸ばすときに引っかかりを感じるといった症状が現れます。
悪化させると指が伸ばせなくなってしまうことも。

ドゥケルヴァン病

親指の付け根から手の甲にかけて痛みがでるドゥケルヴァン病。
親指を握りこむことで痛みが強くなるという特徴があります。

テニス肘

肘の周囲でおこる痛みやしびれ。
肘から手首にそって痛むことが特徴で、日常生活ではフライパンなどを持ち上げたときに痛みが出ます。

 

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腱鞘炎の治療は?何科を受診すればいいの?

腱と腱鞘の間に起こる炎症である腱鞘炎、何科を受診すれば良いのでしょうか?

消炎鎮痛剤や湿布を処方してもらうためにもやはり整形外科が最適

「使い過ぎによる炎症」と聞くと整骨院なども思い浮かぶことがありますが、動かさずに休めながら炎症を抑えることが必要な腱鞘炎では整形外科を受診するのが正解。

痛みがひどい場合には内服薬が出されることもありますが、基本的には湿布を出されることが多いそう。
症状によってはステロイド注射なども使用されることがあります。

また病院なら整形外科が正解である腱鞘炎、整骨院でも治療は可能。

整骨院での治療は、薬を処方することはできないため痛みや炎症を薬で押さえるというものではなく、筋肉の緊張をやわらげる超音波やマッサージなど。
そのほかテーピングやサポーターでの固定、骨格のゆがみが影響している場合にはその矯正などといったアプローチでの治療になります。

腱鞘炎に予防方法はある?

「使い過ぎ」が最多の原因となる腱鞘炎では、予防・治療は「休めること」がまず一番です。

そのほかに、ツボ押しやストレッチなどによる対策もできますので、手首が気になったり疲れを感じたときに試してみると良いでしょう。

腱鞘炎予防のストレッチ

指や手首、手首から肘にかけてのストレッチで疲れをためないことで腱鞘炎の予防ができます。

指であれば、指を手の甲側へ1本ずつゆっくり反らしましょう。
2~3セットほど、反らしすぎないように気をつけながら行います。



動画で紹介されているのは腕の内側のストレッチ。
手のひらの向きを反対にすると、腕の外側のストレッチになります。
息を吐きながらゆっくり伸ばして行きましょう。

ツボ押しやマッサージで疲労を改善

親指の付け根部分に痛みが出ることもある腱鞘炎では、この部分のマッサージも有効です。

親指の根元部分、一番お肉の盛り上がっているところや、親指と人差し指の間の部分をもみほぐしたりといったことでも疲労をためないためには効果アリ。

腱鞘炎で痛みがあるときにもおすすめなのは、左右の手首の内側にあるツボ「大陵(だいりょう)」。
手首を曲げたときにちょうど折れ曲がる辺りにあります。



初期の痛みを和らげる効果が期待できるそう。

 

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これって腱鞘炎?と思ったらまずは病院へ

腱鞘炎は悪化すると強い痛みが出るだけでなく、腱鞘が弱って断裂してしまう事態に発展することも。

「休めること」「使わないこと」が一番だと言われる腱鞘炎の治療、早い段階で治療を始められれば痛みによる日常生活への支障や、治療のために使えずに不便な思いをする期間も短く済みます。

予防や痛みの緩和のためのストレッチやツボはありますが、「疑わしいな」と感じたら早めに受診するようにしましょう。

 

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