女性であれば、長くて美しい爪に憧れますよね。
スラットした指先のきれいに整えられたネイルは、男性にも人気が高いです。
ですが、家事やちょっとした作業の時にうっかり爪が折れてしまったり、欠けてしまったり!
せっかくきれいに伸びてそろっているのに、1本だけ短くしなければならないときは、ショックですよね。。。
でも、切ってしまうその前に、できることはないでしょうか?
今回は、爪が折れた時の応急処置について、リサーチしてみました!
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Contents
折れた!時の応急処置
まずは応急処置の種類と方法を見ていきたいと思います。
あくまでも応急処置なので、処置した後はネイルサロンできれいに補修してもらうのがおすすめです。
ただ、爪の先の部分だけがひび割れたり折れた時にのみの応急処置ですので、もしヒビや欠けが大きく、血が出ているような時は、ばい菌が入ってしまうといけませんので、消毒をして、きちんとケアするようにしましょう。
酷い時には、病院へ行くのをお忘れなく。
一番手っ取り早い方法は絆創膏
<手順>
- 爪の油分を除光液でオフ
- 絆創膏のガーゼのないテープの部分を、爪の亀裂よりも少し大きめにカット
- 爪の亀裂の上にカットしたテープを貼る
- 上から透明なトップコートを塗る
もしも亀裂が大きい場合には、テープを2層、3層にして重ねるといいそうです。
☆絆創膏の代わりに、マスキングテープを使う事も可能です。
瞬間接着剤でつける
<手順>
- 爪の油分を除光液でオフ
- 爪楊枝の先端に接着剤をつける
- 皮膚につかないよう注意しながら爪に塗る
- 乾くまでピンセットなどで押さえる
- 乾いたら、表面に出た接着剤を爪やすりで削る
小さな亀裂の場合には、これでしばし応急処置を。
ティッシュとトップコートを使う
<手順>
- 爪の油分を除光液でオフ
- ティッシュを1枚にして亀裂の大きさにカット
- 爪にトップコートを塗り、上にカットしたティッシュを重ねる
- 乾いてきたらトップコートを塗り重ねる
ティッシュはトップコートを塗ると色が目立たなくなりますが、なるべく目立たない色のティッシュにするといいでしょう。
大きなヒビにはコットンと接着剤
<手順>
- 爪の油分を除光液でオフ
- コットンの綿を少量とり、こより状にする
- ヒビで空いた隙間にこよりを挟む
- 爪楊枝に接着剤をつけこよりにしみこませる
- 乾いたらトップコートを塗る
- 乾いたら、でこぼこした部分を爪やすりで削る
ヒビにコットンのこよりを挟むときは、なるべく爪の表面にはみ出してしまわないよう、細めのこよりにするのがきれいに仕上げるコツだそう。
接着剤はなんでもOK?
ネットで「爪 接着剤」などで検索すると、ゾロゾロと補修キットがいっぱい出てきます。
強力瞬間接着剤とブラシがセットになっているものや、パウダーとグルーのセット、補強コートとのセット、使いやすさ抜群の専用接着剤などなど。
爪専用なだけあり、どれも使いやすい工夫がされている上に、ベースやトップコートも強めのものが入っているので、いつも伸ばしている方は、1セットくらいは常備しておくと安心です。
いずれも、ポチっとすればすぐ届くとはいえ、あらかじめ購入していない場合は、「あ、やっちゃった!」と思ったすぐそばにはないものですよね。
そこで、前述したような接着剤での応急処置に使える接着剤というと、考えられるのはご家庭に常備されている事が多いアロンアルファなどの、工業用瞬間接着剤ではないでしょうか。
ネイル専用でなくても、OKです。
とにかく、応急処置となりますので、爪以外の場所にベタっとくっつけないように気を付けて塗るのであれば、木工用ボンドだろうが、アロンアルファであろうが、なんとかなります。
木工用も、白いじゃないかと思われるかもしれませんが、乾くと透明になります。
ただ、どうしてもボコボコしやすいのと、接着面が少ないので、乾くと剥がれやすいのが難点ですので、綺麗にしっかり対処したいのであれば、やはり瞬間接着剤の方が良いでしょう。
ただ、ジェルタイプと液体タイプで比べると、液体タイプの方が凹凸になり辛く、綺麗に仕上がるようです。
また、除光液を使うと接着剤まで溶けてくるので、ひび割れ箇所には、水溶性ネイルなど、除光液なしでオフできる物でおしゃれする方が良いかもしれません。
爪の仕組みについて
そもそも爪とはどういった構造になっているのでしょうか?
爪は硬くてしなやかな感じもあって、軟骨っぽいような気もしますが、実は皮膚が角質化したもの。「ケラチン」でできているのです。
爪が伸びる理由
爪は、甘皮の下にもあり、ここを爪母基(そうぼき)と呼びます。
爪母基にある爪母細胞が活発に細胞分裂を繰り返すことによって、新しい爪が生まれ伸びていきます。ですので、この爪母が何らかの原因で傷つくと、正常な爪が生えてこなくなってしまいます。また、事故などによって爪母が失われると爪が生えてきません。
どうして爪があるの?
爪は手の指と足の指先にあります。爪は指先を保護しているのです。
そのため、物をつかむのに指先に力を加えやすかったり、地面をけったりしやすくなっています。
栄養を与えれば丈夫になる?
お肌のお手入れをすると、肌が美しくなりますね。
それと同じように、爪もお手入れをすると丈夫になるのでしょうか?
結論としては、折れにくい爪を作ることはできます。
それは後で述べたいと思います。
爪の伸びる早さってどれくらい?
一般に、爪は1か月で約3~5mmほど伸びると言われています。爪全体が生え変わるのには、4~6か月。新陳代謝の度合いによって活発であれば早く伸びますし、そうでなければなかなか伸びません。
オトナと比べると子供は新陳代謝が活発なので、より早く伸びると言われています。
夏の方が爪が伸びやすい?
同じ人でも新陳代謝がアップすると爪は早く伸びます。「冬よりも夏の方が爪が早く伸びる」と言う話を聞いたことないですか?それウソじゃないんですよ。
理由は、冬よりも夏の方が代謝が高いから。
爪を伸ばしている時には、早く伸びていいのですが、ネイルの塗り直し回数や頻度を考えると、夏の方がちょっと手間がかかるかもしれませんね。
爪が折れる原因
それでは、爪はどういう時に折れてしまうのでしょうか?
外部からの強い衝撃があった時に折れますが、ちょっとの衝撃でも折れてしまったり、強い爪と弱い爪があります。その違いとは何でしょうか?
原因その①:除光液、洗剤
除光液に含まれるアセトンは、水で溶かすことのできない液体を溶かす“有機化合物”で、さまざまな油脂を溶かすことができます。
例えば、ペンで書いてしまった汚れを除光液で落とすことができるのをご存知ですか?それほど協力に油脂を溶かすので、マニキュアを落とすために使っているうちに、爪先の油を奪い、乾燥させてしまいます。
油分を失って乾燥した爪は、折れたり割れやすくなるのです。
また、毎日の食器洗いで使う洗剤も同様です。洗剤も指先の油分を奪います。また、洗剤の刺激により、爪の表面に細かいひび割れが生じ、さらに乾燥を悪化させてしまうことも。
つまり、爪には乾燥が大敵なのです。
対策:
除光液も、食器洗いも、まったくしないというわけにはいきません。除光液でネイルオフする場合には、ゴシゴシこすらず優しく落としてあげるようにしましょう。また、食器洗い洗剤を天然洗剤に変えたり、冷水よりはぬるま湯にして指先への刺激を少なくしてあげるようにします。
どちらも終わったら、ハンドクリームやネイルオイルなどで油分の補給を忘れずに。
ネイルオイルは、乾燥する時期には一日に何度かケアしておけば、割れや二枚爪の予防にもなりますし、これから生える準備中の爪にも良い環境になりますので、持ち運べて手軽に使えるサイズのこちらなどがおすすめです。
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— 織平真緒 (@maoorihira331) 2015年11月18日
原因その②:栄養不良
爪はケラチンでできています。皮膚と同じで、たんぱく質が不足すると爪は弱ってしまいます。
ダイエットや忙しい生活をして食事内容が偏ってしまうと、たんぱく質が不足して折れやすい爪になってしまうのです。
栄養不良の状態の爪は、縦にスジが入っていたり、表面がボコボコした爪が生えてきた場合には、栄養状態を改善してあげましょう。
対策:
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体内に摂取されたたんぱく質はアミノ酸に分解され、ケラチンに再合成されます。
そのため、必須アミノ酸を含むたんぱく質やケラチンへの合成を促す栄養素をとるように心がけましょう。
具体的には、以下のような食材を意識してみるといいですよ。サプリメントで摂取するのもおすすめです。
- 必須アミノ酸・・・あじ・サケ・大豆・鶏肉・豚肉
- ビタミンA・・・レバー・かぼちゃ・ニンジン・ほうれん草
- ビタミンB2・・・レバー・うなぎ・たまご・乳製品
- ビタミンE・・・アーモンド・かぼちゃ・タラコ
- 鉄・・・レバー・ひじき・あさり・小松菜
原因その③:病気
- 爪白癬(つめはくせん)
いわゆる「爪水虫」のこと。爪の表面が白くなって濁ったり、黄色っぽくなったり、爪がボロボロと割れたりしてきたら疑ってみましょう。 - 爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)
爪の表面が薄くはがれてしまったり、縦に割れてしまいます。湿疹、甲状腺機能障害、マニキュア、凍瘡、腫瘍などが考えられますが、加齢によっても起こりえます。 - 爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)
「二枚爪(にまいづめ)」はこの一種です。爪の先端だけが割れたりはがれたりして薄く層状なってしまいます。
上記のどれかに思い当たったら、皮膚科を受診してみましょう。
原因その④:血行不良
20代や30代の若いひとでも、二枚爪に悩まされている人が増えているそうです。
それは、冷え性などの血行不良により代謝が下がってしまっていることと、指先の爪まで栄養が行き届いていないことが原因と考えられています。
対策:
冷え性改善のために、ゆったりとお風呂に使ることで血行が良くなります。
また、適度な運動をして筋肉をつけると、筋肉がポンプとなって血液をすみずみまで行き届かせ、栄養をめぐらせてくれます。
ダイエットも大事ですが、きちんとした栄養をとって筋肉を保つことも重要なんですね。
折れにくい爪の育て方
ここまでで、爪が折れる原因としては大きく以下の4つということが分かりました。
- 除光液や洗剤による乾燥
- 栄養不良
- 病気
- 血行不良
病気の場合を除き、その他の原因の反対のことをすれば爪を丈夫に育てることができると言えます。つまり、以下のことに気を付ければ結果として爪は丈夫になります。
- バランスの良い食事
- 爪先の乾燥に気を付けてハンドクリームやネイルオイルをこまめに塗る
- 爪先にマッサージで血行促進
- 適度な運動や入浴で冷え性を改善し代謝を高める
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まとめ
肌も髪も爪も、きれいな人はとっても印象がいいですよね。
もともとの顔の作りが美人でも、肌が荒れていたり爪がボロボロだと、自信が持てないかも・・・。
それに男の人は意外と指先を見ているそうですよ。
ささくれとかも気を付けねば!
管理人も、日頃ハンドクリームを塗ることはしているのですがネイルオイルは日中オイリーな指先になりそうなので嫌煙していました。
でも、夜寝る時に使うといいそうです。
なるほどですね。