急にデートにとか、急に海にとか、急に水着にとか!
やばい、ムダ毛の処理していない~。
なんて言うときに、即効性のある脱毛しなくちゃとなれば、脱毛テープもおすすめです。そこで、今回は脱毛テープのコツや注意点などをお伝えします。
その他、脱毛に興味のある方はこちらの参考にしてくださいね。
Contents
脱毛テープの使い方
脱毛テープの基本的な使い方は、たったの2ステップ。
脱毛テープの使い方 1. しっかり貼る |
これだけお手軽でほかの方法よりも「もち」が良いなら、もう脱毛テープ一択でしょう!・・・と、言いたいところですが実はコツがあるのが脱毛テープなんです。
押さえてキレイに!基本の使い方とコツ
脱毛テープの使い方そのものは至ってシンプル。
脱毛したい部分にテープをしっかりと密着させて、ムダ毛の生えている向きと反対に向かって一気にはがす!
と、これだけなんですね。
しかし単純にそうしただけでは、キレイにはできなかったり誰しもが想像するであろう痛みとの格闘で「ムダ毛処理=阿鼻叫喚タイム」に。そうならないための、脱毛テープの使い方とコツをご紹介しましょう。
コツ1:シートは小さく
脱毛テープには商品によって大きさがいろいろありますが、なんとなく大きなシートで一気にベリッと行った方が早そうです。ところが脱毛テープで効率よくキレイにムダ毛処理しよう!というときにオススメなのは、シートが小さいものを選ぶか小さく切って使うこと。
処理する部位にもよりますが、毛の流れって実はそんなに単純ではないんですよね。お風呂上がりなどにムダ毛をよーく見てみると分かりやすいんですが、例えばスネの毛なんかでも全部が真下を向いているわけではなく、場所によりちょっとずつ向きが違ったりします。
これに大きなシート1枚で同じように対応できるかというと、至難の業なんです。
そこで、小さめのシートを使うか、自分の毛の流れに合わせてシートを小さく切って合わせやすくしてしまうことで処理ムラを防ぐことができます。
コツ2:毛穴オープン
キレイに抜くにも痛みの軽減にも有効なのが、温めて毛穴を開かせてから脱毛テープを貼ること。毛穴が閉じている状態では毛をしっかり押さえこんでいるので抜けにくいのですが、毛穴が開いていれば抜けやすくなり痛みも少なくなります。
濡らしたタオルを電子レンジで30~40秒ほど温めて作った蒸しタオルで20秒ほど温めるだけでも、毛穴を開いて抜けやすくすることはできます。
でもちょっとメンドクサイ、というあなたにには、お風呂上がりのタイミングがおすすめ。お風呂で温まったことで毛穴が既に開いている状態ですから、脱毛テープを使うには準備万端な状態なんです。
コツ3:キッチリ貼る
意外と難しいのがこの「キッチリ貼る」というところ。
脱毛テープと肌の間に空気が入ってしまっていれば、その部分は処理ムラになってしまいます。また水分や油分が肌に残っている状態で貼った場合にも、脱毛テープが密着せず毛を抜くには力が足りない・・・という状態に。
水分や油分をしっかり拭きとるのは必須だし、シートは毛の流れに合わせるだけでなく貼った上から空気が抜けて密着するようこすりつけてあげると失敗が減りますよ。
またヒジやヒザの付近など、肌に余裕のある部位は特に「肌を伸ばして貼る」というのが重要です。肌がピンと張った状態で貼った方が、テープがよりしっかりと毛に密着します。
コツ4:脱毛テープを温める
商品によっては使えない方法ですが、脱毛テープをドライヤーなどで温めることでムダ毛を粘着部分にしっかりホールドすることができます。粘着部分がムダ毛をしっかりと捕まえておいてくれれば、はがすときに毛がテープからはがれて肌に残ってしまった・・・という失敗を回避できます。
ただし商品によっては肌の温度だけでも粘着力が弱まったりワックスが残ってしまうものもありますから、パッケージの説明をチェックしてみましょう。またモノによっては、温めてさらに貼った上から保冷剤などで冷やすと効率アップ!というものもありますよ。
コツ5:引っ張らないで「一気にめくる」
脱毛テープで毛を抜こうというと、勢いよく一気にテープを<引き上げるようにはがすと>いうイメージもありますね。しかし実はこれ、肌を痛める危険性が高くなるばかりで、意外と肝心の毛が抜けないんですよ。
脱毛テープは低い位置でめくり取るように勢いよくはがした方が、毛はしっかり抜け肌へのダメージも少なく済みます。
小さいころの遠足やなにかで、サツマイモなんかの「地面に埋まっているもの」を収穫した経験がある人にはイメージしやすいかもしれません。まっすぐ上に向かって引き抜こうとしたときと、少し角度をつけて斜め上に引き上げたとき。後者の方がラクに抜けるのはムダ毛も同じなんです。
かといって、「痛いの怖いな~」とゆっくりそろそろ~っとめくっても、テープから毛がはがれてしまいうまく抜けません。
脱毛テープをはがすときは「勢いよく一気にめくる」ようにすると、ムダ毛の収穫率(?)がアップしますよ。
脱毛テープのメリット・デメリット
脱毛テープの3つのメリット
脱毛テープで処理する3つのメリット ・キレイな状態が長続きする |
脱毛テープでムダ毛処理!といったときの一番のメリットといえば、やっぱり「もちの良さ」ですよね。
カミソリでの処理では持つ人でもだいたい1週間で限界がきますが、脱毛テープの場合には1カ月近く気にならない程度の状態をキープできる人が多いようです。しかも脱毛テープの場合は抜いているわけですから、次に毛が生えてきたときにチクチクしません。
カミソリなど表面に出ている毛を処理する方法だと、次にまた表面に出てくるのは「この間刈り取った続きの毛」なので太さもあるので目立つわチクチクするわ・・・。脱毛テープなら「抜いた」ぶん、出てくるのは「新たに生えました」という先の細い毛なのでチクチクすることもありません。
コスパ的にも、例えばバレリーナのイラストが目印のエピラットならAmazonでは大きめサイズの14枚入りでも700円ほど。腕や足だけなら多少失敗しても1箱あれば大抵間に合う量ですし、それで1カ月ほども持つのなら悪くないですよね。
脱毛テープのデメリット
処理後のもちがよく、手軽でコスパも良い脱毛テープですが、デメリットもあります。
脱毛テープのデメリット ・抜けない、処理ムラができる |
脱毛テープは、粘着部分についているワックスで毛を絡めとり、はがすことで引き抜くという仕組みで脱毛できるもの。そのぶん産毛のような細い毛は、抜けるのではなく途中で切れてしまったり、カミソリで処理したあとに目立ち始めた毛のような短い毛は抜けずに残ってしまいやすいのが難点です。
また肌の上に貼ってはがすぶん、毛と一緒に肌表面が少なからずはがれてしまいます。そうなると肌のバリア機能が低下してしまいますから、細菌が入って炎症やかゆみのモトになることがあります。
脱毛後は、どんな脱毛方法でも肌ケアが重要になります。一般的な肌ケアやトラブル内容はこちらで確認してみてください。
>>脱毛後のケアでトラブル防止!正しいケア方法と9つのNG集
脱毛テープの副作用ってないの?
自己処理ではどれも肌を痛めやすいことが問題になるムダ毛処理。脱毛テープでは肌トラブルなど、どんな副作用の心配があるのでしょうか。
ありがち!脱毛テープ後の肌トラブル
脱毛テープによる肌トラブルで特にありがちなのは、このふたつです。
脱毛テープでありがちな肌トラブル ・成分によるかぶれ |
かぶれに関しては、絆創膏でもかゆくなりやすいという人もいますよね。その場合には肌質的に脱毛テープは避けた方が正解、ではあるのですが・・・。脱毛テープの場合、どちらかといえば成分的な問題より「肌に残ってしまったとき」にかぶれなどの肌トラブルを起こしやすいのが特に注意したい点です。
商品にもより差はありますが、ベタつきやワックス残りがよく話題になるものではヴィートがあります。
その商品特性からヴィートには拭き取りシートが付属しているのですが、取り切れずに残ってしまい処理後に肌が赤くなったりかゆくなったりという人も多いようです。
そのほか脱毛テープには香料や着色料が使用されていることが多く、そうした成分が合わずにかぶれや炎症を起こしてしまうこともあります。
また毛を引き抜いた衝撃や肌表面がはがれてしまうことによって赤くなってしまうことがあります。人によっては、うっすら血がにじんでいる・・・ということも。脱毛テープでの除毛後の肌は乾燥やバリア機能の低下によって細菌が入り込んでしまう可能性も高まるため、それによって炎症やかゆみがでてしまうこともあります。
直接肌に触れるものなので、どうしても成分が肌質に合わないという人もいるでしょう。その場合には、敏感肌用の商品などもありますからそれを試してみると良いでしょう。
やり方次第で肌トラブルを防ぐ
肌トラブルの原因にもなるワックスが肌に残ってしまうという理由は、商品の問題だけでなくやり方によるものもあります。
貼ってから長い時間放置していたり、ゆっくりはがすことでワックスが肌に残りやすくなります。そのため、脱毛テープで除毛するときには、あくまでも手早く・勢いよくというのがお約束です。こうすることで処理ムラを防ぎ、ワックス残りによる肌トラブルも防ぐことができるのです。
ワックス残りはどうしたらいいの?
うっかりワックスが肌に残ってしまった場合、濡らしたタオルや蒸しタオルなどで拭き取りたくなりますが、商品によってはかえって取れにくくなってしまいます。そうした商品の場合には、意外にも衣類についたホコリを取るのと同じ要領で、ガムテープで軽く弾ませるようにたたいてあげるとキレイに取れますよ。
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脱毛テープおすすめの箇所
脱毛テープには得意な部位と苦手な部位があります。
得意な部位 | 足や腕などの肌が平らに張っている部位 |
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苦手な部位 | VIOなどのデリケートな部位やワキなどの毛が太くしっかりした部位 顔など肌の特に薄い部位には使用できない |
脱毛テープが得意なのは、足や腕などの肌が平らに張っている部位です。
逆に苦手なのはVIOといったデリケートな部位やワキなどの毛が太くしっかりした部位。また顔など肌の特に薄い部位には、はがすときのダメージから肌トラブルを起こしやすいため使用できません。VIOやワキは毛がしっかりしている分痛みも出やすく、特にVIOに関しては場所がら肌トラブルを起こしやすくもあります。
ワキの場合は痛み以外に「形が複雑」というのも、脱毛テープで処理するには難しいところですよね。肩などもそうですが、丸みのある部分にはテープを小さく切って対応することはできるものの、脱毛テープで処理するには少し手間がかかります。
その点腕や足なら、体の中では平らな部位ですし、テープを貼るにも一気にはがすにもやりやすい部位と言えるでしょう。範囲が広いぶん、効率的でもありますね。
ただし腕や足であっても、一度でまったく処理ムラがない状態にできるとは限りません。顔やVIOに比べれば肌の厚さや強さもあり脱毛テープ向きな部位ではありますが、同じところに何度も使えば肌をどんどん痛めてしまうことになるのでNG。
処理ムラができてしまったときには、残ってしまったところだけ毛抜きで処理しましょう。
お出かけ前の脱毛テープは余裕をもって
いずれにせよ、「海に行く前日に脱毛テープをする」のはやめておいた方が無難です。毛が抜けたあとの毛穴が炎症をおこしたりしては、見せられなくなってしまいます。できれば、海にいく3~5日前には処理をしておくようにしましょう。
どうしても「明日海に行くんだけど・・・」という場合には、当日だけもてばいい「シェービング」も選択肢にいれてみてはどうでしょうか?専用シェーバーを使えば、肌トラブルを避けることもできて、なおかつきれいになれます。
特に、水着を着る場合にはVIO用のヒートカッターやシェーバーがあると便利です。
シェービングの方法や、おすすめシェーバーもご紹介していますので、こちらも参考にしてくださいね。
>>脱毛前シェービング♪ワキ・足・腕のボディ用シェーバーの選び方
いっそのこと永久脱毛に興味のある人はこちらもどうぞ。⇒脱毛の基礎知識