VIO脱毛は年々人気が高まりつつあります。とは言え、普段はそんなにおおっぴらに話す内容でもないので、実際にどのくらいの人が脱毛しているのかってわかりにくいですよね。見る機会もないですし、仮に温泉に行ったりしてもジロジロ見ないですから。

それに、そもそもVIOってどこを指す言葉なのか、脱毛した事で得られるメリットはどんな事があるのでしょうか。脱毛の必要性を感じている人も感じていない人も、一度は確認してみたい基本的なあれこれをご紹介しましょう。

VIO脱毛はどれくらいの人がしているの?

VIO脱毛って、実は30代以下の女性の6割以上がしていると言われています。といっても、美容系の雑誌や会社のアンケートによって結果は違っていて、多い所では75%を超す所もあります。アンケートは主に読者を対象としていますので、美容系の雑誌に興味のない人を含めるとどのくらいになるかは不明です。

とはいえ、美に興味のある女性の中で半数以上が自己処理を含めたなんらかの脱毛を経験しており、しかも男性のパーセンテージも年々増えているとの事で、なんと3割くらいの人は経験者なのだとか。これは数年前に比べると驚くほど増えている状況なのです。

年代によっても違いがあるとはいえ、年々VIO脱毛の人気が高まり、処理をしている人の割合が増えているのは間違いありません。

VIO脱毛とは?

VIOってどこのこと?

そもそも、VIOって興味がないと何のことやらわからないアルファベットの羅列ですよね。VIO脱毛は、女性や男性の性器付近に生えている毛を脱毛する事を指します。

Vは下着やビキニを着けた時に太もも付近ではみ出かねないVの字にあたるラインの事を指します。いわゆるビキニラインです。また、前側にある毛すべてを含んでVラインと呼んでいたりもします。

Oはお尻の穴周りの丸い範囲の事を指すのでOラインと呼ばれています。人によって生えている人も生えていない人もいるのですが、見えにくい場所であるだけに水着を着た時、おしりの割れ目あたりからはみ出ているのを人から指摘されると結構ショックですよね。また、タンガなどのセクシーな下着をつけているのに毛がはみ出ているのを彼氏に見られでもしたら、かなり落ち込んでしまうかも・・・。

Iは、前側のVからお尻のOまでを繋ぐラインで、女性で言えば性器の割れ目の周辺を指します。

ハイジニーナとは

ちなみにVIOの毛すべて処理してしまってツルツル無毛にする事を「ハイジニーナ」と言います。ハイジニーナは衛生的に優れ、日本でもはやりつつあり、多くの有名人もハイジニーナスタイルであることを公言しています。ただし、いったんサロンで脱毛した後は毛を生やしたいと思っても戻す事ができませんので、決断する時はちょっと勇気がいります。

また、VIO脱毛=ハイジニーナにするという事ではありません。VラインやIラインの一部など、ちゃんと事前にどんな所をどれだけ残すのか希望を聞いて残してくれます。例えば、まったくの無毛にしてしまうと温泉やサウナで恥ずかしいという人もいますし、彼氏が少しはあった方が好きだから残すという人もいます。

多くの人はそうやって自然な形で毛を残す脱毛法を選んでいます。

VIO脱毛の方法は?

VIO脱毛と言った場合は、必ずしも永久脱毛を意味しているわけではありません。

シェービング処理をしている人もいれば、ブラジリアンワックス脱毛、サロンでの光脱毛、医療レーザー脱毛など様々で、VIOの部位を何らかの脱毛処理していることをVIO脱毛と言います。

そもそも日本でVIO脱毛が知れ渡ったのは、まだ意外と最近で、アメリカのTVドラマSex and The Cityで有名になったと言われています。ですから、まだほんの10年程度。ドラマの中で主人公が行っていたブラジリアンワックスってなんだ!?から始まって、日本にも専門サロンができていますね。

ブラジリアンワックスは一時的な脱毛で、光脱毛やレーザー脱毛になると半永久的な脱毛になるため、将来どうしたいか(一生毛が生えてこない方がいいのかどうか)を考えて脱毛方法を選択したり、費用面、体質的にどちらが自分に合っているかで脱毛方法を選んでいるようです。その辺の事情については、こちらの記事でもご紹介していますので、参考にしてみてね。

>>サロン脱毛 VS ブラジリアンワックス どっちがおすすめ?

>>ブラジリアンワックス脱毛に興味あり!痛くないの?

>>気になるレーザー脱毛の痛みはどの程度?痛みを減らす方法

VIO脱毛のメリットとデメリット

VIO脱毛をする場合、現代の社会事情もあって様々な利点があります。でも周りのみんながしているからと合わせていきなりハイジニーナにしてしまうとあとで後悔してしまう事もあり得ます。特にVラインは自然な形やデザインを選んで残す事もできますので、しっかり自分の考えを固めてから行うようにしましょう。

VIO脱毛のメリット

メリット

・将来的には自己処理がほぼいらなくなる
・大胆な水着でも綺麗に着こなせ、肌の露出に自信が持ててオシャレできる
・衛生的で清潔さを保てるので生理中の不快感が減る
・彼や夫に喜んでもらえる
・将来介護を受けることになった場合はスタッフの手間が減り、衛生的で安心
・デリケートゾーンの肌がきれいになる

サロンで行う施術の場合、10~18回くらいでツルツルピカピカになって自己処理がほぼ不要になってきます。この回数の脱毛をこなすには、毛周期の関係もあって、早くても2年くらいかかるのが難点ですが、それ以降は自己処理に煩わされずに済むのは、ものすごく気持ちよいメリットです。

自信をもってオシャレな下着や水着を着用できますし、デリケートゾーンが衛生的で美しい肌にもなってきます。そうすると彼氏にも堂々と見せられますよね。

30代より若い世代では、男性の美容意識も高まりつつあります。そのせいか、彼女の大事な場所が雑然としていると幻滅するという人も徐々に増えているようです。彼氏に嫌われたくないという動機からVIO脱毛を行う人も結構いるのです。彼氏や夫が外国人の場合、海外ではVIO脱毛が一般的な国出身だったりすると、VIO脱毛をお願いされるというケースもあるそうですよ。

また、現代日本は高齢化社会ですよね。現在介護に携わっている人たちの多くはVIOが綺麗にしてあると介護が楽だと感じているようです。そのこともあり、自分も将来を見越して今からツルツルにしておきたいと思う人も増えているのです。いわゆる介護脱毛というものです。衛生的で蒸れにくく、匂いも付きづらい環境を自分で早めに作っておきたいという想いも確かにあるのです。

VIO脱毛に関する疑問はこちらでも紹介していますよ。

>>全身脱毛の恥ずかしい疑問に回答!VIO・ニオイ・剛毛など

>>VIOシェービングのコツを解説!脱毛前の自己処理に

VIO脱毛のデメリット

デメリット

・無毛にしてしまうと温泉に行くときなど、後で生やしたいと思っても生やせない
・他の部位よりは太く長い毛であるため、痛みを感じやすい
・周りの人の考え方によっては受け入れられず、恥ずかしい思いをする事もある
・施術をする時に(特に最初は)恥ずかしい
・施術前の自己処理に時間や手間がかかる

VIO脱毛で一番のデメリットといえば、いろんな意味での恥ずかしさではないでしょうか。

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まず、施術に行くと他人に自分の大事な場所を見せることになりますので、当然最初は恥ずかしいです。ただ、何度か通ううちに平気になるものではあります。また、温泉文化のある日本では、裸体を他の女性に見られる機会は結構多いものですよね。温泉旅行に行ったはいいけれど、自分だけ毛がなくてなんとなく恥ずかしい気がしたとか、ジロジロみられて恥ずかしい、などの経験をした人もいるようです。

人に合わせたいという性質の強い日本人ならではの羞恥心かもしれませんが、人によってはかなりのダメージになりかねませんので、特にハイジニーナにするのは慎重に検討する事が必要です。とはいっても、もうすぐツルツルにするのなんて当たり前!な時代が到来するかもしれませんけどね。

そして痛みは、ワックス脱毛よりはマシとはいえ、他の部位よりは熱や痛みを感じる人もいるようです。毛が太く、黒々としていますので熱による毛根ダメージ型の脱毛機械なら照射パワーによっては痛く感じるかもしれません。

そして意外と大変なのが、施術前の自己処理です。施術完了までに数回サロンに通わなくてはならないのですが、そのたびに事前に1ミリ以下くらいの短さまでカットしておかなければなりません。何回かした後はわずらわしさから解放されるのですが、シーズンオフなどで必要性をあまり感じていない時期に自己処理を行うのはちょっと面倒かもしれませんね。

こちらも参考にしてみてね。

>>全身脱毛の恥ずかしい疑問に回答!VIO・ニオイ・剛毛など

>>脱毛の施術中はどんな服装やかっこうをするの?VIOが恥ずかしい

>>VIOシェービングのコツを解説!脱毛前の自己処理に

その他の脱毛に関する疑問や不安はこちらからどうぞ。⇒脱毛の基礎知識


 

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