多くの脱毛サロンには、「乗り換え割」というものがあるのを知っていますか?サロンによって割引がある所もない所もありますが、割引がある所では、5万円など結構大きい額を差し引いてくれることも。
でも乗り換えってそう気軽にポコポコできるものでもありませんよね。そんなに簡単に今の契約を解約できる感じもしないですし、一回通い始めた脱毛サロンを変えるのも面倒な感じもします。そのため、契約金額が大きければ大きいほど、迷うものです。
では、どんなところに注意すれば、お得に気兼ねなく乗り換えできるのでしょうか。そもそもどんな時に乗り換えしたくなるものなのか、一緒にチェックしてみましょう!
サロンの『乗り換え割』をチェック
乗り換え割ってどんなもの?
乗り換え割って、いろんなサロンのHPのトップ・・・にはあまり書いてないかもしれませんが、割引があるよ!というキャンペーンのついでに書いてあったりします。サロンの公式HPの中でも、料金プランや、お得な割引をまとめているページには載っているのですが、なかなか気付きにくい場合もあります。
例えば、全身脱毛と共にスリムアップできる事をウリにしているキレイモでは、他のサロンからの乗り換えである事が証明できれば、なんと最大で5万円も割り引いてくれるのです。(または豪華賞品のどちらかが選べます)
これってかなりの額ですよね!12回パックプランは、本来なら212,040円なのですが、それが16,2040円で受けられる計算になります。
でも、最大ってことはパック料金の額によっても割引額が上下する事になりますので、実際に乗り換える時に事前に電話などでいくら割り引かれるかは相談しておく方が良いでしょう。予想と違う割引値段だったらがっかりする事になりますものね!。
乗り換え割をしてもらえるためには何が必要?
例えば先ほど書いたキレイモの場合、【他のサロンでも回数制の契約をしていて残り回数がある時に、キレイモのパックプランに乗り換えた場合に割引してくれる】という条件があります。他のサロンでもそれぞれに条件があるので、詳しくはホームページなどで小さく書いてある文字もチェックしなければならないのですが、サロンに聞けば電話でも答えてくれます。実際に乗り換えようとサロンに行った後で条件が満たされていなくて割引がなかった、なんてことになると悲しいですよね・・・。こちらでざっと把握したあとはしっかり細かな部分まで確認してから乗り換えましょう。
ただ、多くの場合、次のような条件を満たしていれば乗り換え割が適用になる事が多いです。
持っていくと割引してくれるものの例 ・前通っていた、あるいは今通っているサロンの契約書 |
これらの、他のサロンに確かに通っていたという事が証明できるものが必要という事です。両方あればベストですが、最低でも会員カードがあれば証拠になります。どちらもうっかりなくしやすいものでもありますので、しっかり管理していつでも出せる状態にしておきましょうね。もしなければ、乗り換え割が適用にならないという悲しい状態になりかねません。
どうして脱毛サロンを乗り換えるの?
よくよくサロンを下調べしていったとしても、乗り換えたいと思う時がきてしまうのはなぜなのでしょうか。もちろん、100%満足しているなら乗り換えないものですが、人にはいろいろ事情もありますし、サロンも実際に通うと何かが違っている・・という事もあり得ます。乗り換えた事がある人がよく感じている様々な乗り換え理由は、だいたい次のようなものです。
乗り換え理由1:思ったより効果が感じられない
効果を感じられるかどうかは、人それぞれの感覚の違いもあります。でもそもそも、「12回くらいでツルツルになりますよ」などと説明されていたのに、ほんの少し薄くなっただけの状態であれば、ものすごく効果が薄く感じてしまいますよね。こうした説明の不得手な、あるいは不十分なスタッフが原因で効果を感じられない時もありますし、そもそも施術機械のパワーが弱すぎる場合もあります。もちろん、個人差の部分で、ものすごく毛が濃くて太い体質の場合はなかなか思ったような効果が得られない事もあります。
いずれにせよ、「これでいいのかな?」なんて思いながら安くはないお金を払い続けるのは、かなりの苦痛を感じます。思い切って、もう少しパワーのある機械を使っているサロンにするとか、違った施術方式を試したいと思ったとしても不思議ではありません。
脱毛のやめ時についても、人によってそれぞれなので、ある程度イメージをしておき、サロンのスタッフに浴す耐えておくことなんかも必要だと思います。やめ時の考え方はこちらでまとめてありますので参考にしてみてくださいね。
乗り換え理由2:予約がとれない
脱毛サロンと言えば、口コミでも大なり小なり、ほとんどのサロンで予約がとれないという不満の声が上がっています。これは施術直後に取る予約の事ではなく、キャンセルせざるをえなかった場合に振り替え日の予約がとれないというものが大半ではあります。
でも、わずかながら施術直後に次の予約をとりたいのに、適性な間隔を開けて予約を取ろうとするとどうしても取れず、さらに期間を開けないといけなかったという事もあります。予約システムがしっかりしていない場合もありますし、小規模の所なのにキャンペーンを打ち出しすぎて新規のお客様を増やした結果、既存のお客様の予約が取り辛くなったなんていう事もあります。
ある程度、工夫することで予約が取れないということは避けられますが(参考『脱毛始めたら予約が取れないときの対処法』)、それでも思ったように予約が取りにくい場合もあるかと思います。サロンそれぞれ悩みどころではあるので様々な工夫はしているのですが、どうしても希望時間に取り辛いなら、もう少しフレキシブルに予約を取りやすい所へ移りたいと思うかもしれませんね。中には、二か所のサロンを併用する人もいます。
乗り換え理由3:支払い料金をもう少し安くしたい
脱毛回数が多ければ多いほど、施術部位が多ければ多いほど、脱毛サロンに支払う総額は高くなりますよね。しかも、割と老舗のサロンや大手でも、料金体系がわかり辛かったりもします。カウンセリングを受けて納得して払っているとはいえ、新しくキャンペーンを打ち出してもっとお得になっていたり、今自分が施術している部位が驚くほど安いサロンができた、なんて噂を聞けば心も動きます・・・。最近はいろんな割引合戦になっていたりするのが現状ですから。(参考『学割だけじゃない、高校生や大学生が脱毛をするとお得』)
人間、誰でも質が同じならできるだけ節約して安いものを選びたいものです。倒産するサロンもありますが、新しいサロンも増えつつありますし、脱毛技術も進歩して価格競争もそれだけ激しくなってきています。乗り換えたいと考えるのは自然な流れと言えるでしょう。
乗り換え理由4:施術部位を変えたい(全身から部分・部分から全身など)
最初は部分脱毛から試してみたものの、回数が残っているけれどもう満足してしまい、できれば全身脱毛に切り替えたいという場合があります。また、最初はワキと腕・足だけでいいと思ったけれど、あまりにもツルツルすべすべになるので他の部位も脱毛したくなるということも多いです。同じサロンで切り替えられれば良いのですが、他のサロンの方が施術範囲が広いとか、今脱毛が終わっている部位以外も施術してくれるなどの情報がわかれば、そちらに乗り換えたくなりますよね。
また逆に、全身で契約していてあらかた満足したけれど、部分的にしつこく残っている部分があるので、残っている回数分全身をするのももったいないので部分脱毛に替えたいという場合もあります。部分脱毛に替えるなら、他のサロンの方が安く費用を抑えられる事もありますし、そもそも全身脱毛専用のサロンだったなら、部分脱毛できないので他所へ移らざるを得ない場合もあります。
乗り換え理由5:痛すぎる!
サロンでの脱毛は、クリニックよりは痛みが少ないと一般的に言われています。でも、脱毛機械は照射する光の強さや仕組みから、人によっては痛みを感じる場合があります。サロンによって採用している脱毛方式も違えば、使う機械も違いますので、痛みをほとんど感じないものから、ちょっと敏感な肌質の人だと強い痛みとして苦痛を感じる場合もあるのです。
どうしても痛みがつらいなら、多少脱毛効果が落ちたとしても照射パワーを落としてもらったり、医療機関であれば麻酔を使ってもらう事も可能なのですが、それでも痛さが我慢できないようなら思い切って他のサロンで使っている機械を試すのもありです。
最近の脱毛方式には、痛くない!という評判のものもありますので、体験脱毛などをしてながら自分はどの程度なら痛みを耐えられるのか、どの脱毛方式が向いているのか、確認してみるのが一番です。
痛くない!と評判の脱毛サロンでおすすめは、ディオーネ、ラココです。
乗り換え理由6:冷たいジェルが辛い
脱毛方式によっては高い熱が生じるので、肌の安全と抑毛や美肌を兼ねて、脱毛時に冷却ジェルを塗る場合も多いです。この冷却ジェル、ローションなどと同じくらいだと想像していたら大間違いで、かなりヒヤッとします。それもそのはず、体感温度でマイナス〇度と、常温よりはるかに低い温度なのです。冷え性の人なんかだと結構つらいです。そのため、この理由で他の方式のサロンに乗り換えられる方もいるのです。
乗り換え理由7:施術可能な範囲がサロンによって違う
施術できる範囲って、意外とやってみないと分からないものでもあります。カウンセリングを受けてなんとなくわかったつもりになっていても、実際に施術を受けると、あれ?ここまでは範囲に含まれないのか、という事もよくあります。
また、メラニン色素に反応するタイプの機械の場合、ちょっと日焼けしている所や、ホクロのある所、シミのある所、色素沈着していたり痣がある所などは施術できません。そういった部分も毛があって気になっている人は、他の脱毛方式を使った機械に乗り換えたいと考えます。
脱毛方式によっては、多少の日焼け肌、色素沈着でもOKなものもあります。例えばSHR脱毛とかバルジ脱毛と呼ばれる脱毛方式です。
>>SHR脱毛の仕組みとSHR脱毛をしているおすすめサロンは?
乗り換え理由8:スタッフの対応が悪い
これはもうどんなサロンの店舗でもあり得ることですが、自分を担当してくれているスタッフとの相性がとことん悪かったり、まだ研修途中などで雑なスタッフの対応に不満が高まってきた場合は、やはり他のサロンへ行きたいと思いますよね。教育が行き届いている店舗では不満を持ちづらいのですが、そんな店舗でもまれに、かなりいい加減な技術しか持っていないスタッフもいるようです。
最悪なのは、何回も打ち漏れをされてしまうこと。打ち漏れは時間の無駄でもありますし、万が一打ち漏れを認めてもらえなければお金の無駄にもなりかねません。とことんサロンと話し合うという気概のある人なら別ですが、たいていの人はそんなトラブルは避けたいですよね。それなら、さっさと乗り換えた方が気楽という考え方もありますよね。
通常は、打ち漏れの場合きちんとサロンでの対応方法が決まっています。どのように打ち漏れを見極めたらいいのかなど、知っておくと申告もスムーズですね。
>>脱毛したけどもしかして打ち漏れ・・・?人気サロンでの対応
乗り換え理由9:期間が長すぎて不満
ツルツルピカピカの肌になるまで頑張ろうと思うとそれなりに時間がかかるのが脱毛です。でも、2年もたつのに少しずつしか進まず、まだ1年余りも通わなくてはならないなど、やたらと長期化してしまうと嫌になりますよね。今どきの最新の機械なら、照射時間も短い上に完了までの期間も短いと評判になっています。どのくらい差があるものなのか、試してみたいと考えても不思議ではありません。
また、最近よく見かける「月額制」や「月謝制」のサロンの場合、月々の支払いが低価格なのでお得感があるのですが、よく見ると1回の脱毛で全身の1/12しか施術してくれなかったり、1/4しか施術しないなどという場合があります。そうなると、全身1回の脱毛を終わらせるのに1~1年半もかかる場合があり、さらにツルツルになる12回の脱毛を目指すとなると、なんだか気が遠い感じが・・・。
もちろん、使い方によってはこうした月額制サロンも使いやすいので、最初に月額制でお安くお試し脱毛をしてから、しっかりと本格的に全身脱毛に取り組む!という人もいます。
乗り換え理由10:引っ越し先に同サロンの店舗がなかった
これは利用者側の事情になりますが、長い期間脱毛サロンに通っているうちに、家庭の事情や卒業などで引っ越しせざるを得ない状況もあります。引っ越し先の近くに、今通っているサロンの系列の店舗があれば良いのですが、ないという事もあります。また、あったとしても店舗移動ができない場合もあります。せっかくいい感じにムダ毛が減ってきたから脱毛は続けたいという場合にも、乗り換えは必要になるのです。
乗り換え割をしているサロンのお得度検証!
サロン名 | 乗り換え割 額・率 | 条件など |
---|---|---|
キレイモ | 最大5万円または豪華商品 | 他社で回数制⇒キレイモの回数パック12回以上を契約した時適用 契約書か会員カード提示 最終施術日から2ヶ月以内 |
コロリ―(colorée) | 25000円 | 契約書か会員カード提示 全身美容脱毛コース指定コース6回以上 ミュゼからの乗り換えでも割引適用 |
恋肌(こいはだ) | 最大5万円 | 契約書か会員カード提示 全身脱毛スピードパックプラン |
STLASSH(ストラッシュ) | 最大30%(6万円) | 自己申告のみで可能 (リベンジ脱毛割引という名前)全身脱毛コースパックプラン 月によってキャンペーンが変わるので直前に要チェック |
脱毛ラボ | 最大54000円 | 会員カード提示 回数パックプランスピードコース 前サロンで残っている回数を下取りでき、最大10万で下取りしてくれるというものもある。ただし途中解約は対象外。乗り換え割と併用はできない。 |
ラココ | 最大10%(金券) | 契約書提示 金券プレゼント |
シースリー | 最大1万円 | 全身脱毛コース |
銀座カラー | 最大60000円 | 会員カード提示 新・全身脱毛コース、全身パーフェクト脱毛コースのスピード脱毛コース |
アリシアクリニック | 最大2万円 | 契約書か会員カード提示 他の割引と併用可能 どのコースでも可能 |
トイトイトイクリニック | 15000円 | 契約書か会員カード提示 100円のトライアル脱毛もある |
※最大〇円、〇%となっているものは、契約金額に応じて割引額が変わってきます。回数や金額が多ければ多いほど額が大きくなるので、最大のコースを契約した場合と考えてください。
乗り換え割の注意点
注意1:乗り換えたら満足度が高まるかを調べる
当たり前のようですが、意外とチェック不足になりがちなのが今のサロンとの違いです。乗り換え割の額や支払額だけで飛びつくのではなく、たとえ料金を安く抑えたかったという理由から乗り換えるのであっても、今のサロンで満足している部分、不満な部分を考えて、満足している部分はそのままで不満な部分を解消してくれるようなサロンを探さなくては結局また乗り換える事になりかねません。自分がどこまでなら妥協できるのか、もっと満足したい部分はどこなのかは、しっかり考えてから乗り換えましょう。
注意2:脱毛方式が違えば効果の出方も違う
現時点で日本で脱毛をする場合、サロンで採用されている脱毛方式がIPL方式、SSC方式、SHR方式、THR方式、NPL方式、FHR方式、ハイパースキン方式などです。それぞれに特色があり、高熱で毛根にダメージを与えるもの、バルジの働きを止めるもの、休止期にある毛をターゲットとしているものなど様々です。
サロンを乗り換える時、同じ方式でないと効果が出ないとか脱毛が完了しないというわけではありませんが、その特色から今までの効果とは違った効果の現れ方をするため、満足度の上下が激しくなります。今までは2週間もたてばぽろぽろ抜けていたのに乗り換えたとたんに抜けなくなったとか、その逆もあり得ます。どんなメカニズムで効果が表れるのかなどしっかり調べ、カウンセリング時に説明を受けるなりして、納得の上で契約するようにしましょう。
脱毛方式のメカニズムについては、こちらで確認しておくといいですよ。
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注意3:少なくとも2ヶ月以内には乗り換えサロンを訪れる
解約する前に、乗り換え予定のサロンのカウンセリングを受けるなら良いのですが、もし解約してしまったあとに乗り換えたいサロンを予約する場合は、できるだけ早く動く事をおすすめします。というのも、乗り換え割が適用されるためには、キレイモのように2ヶ月以内に最終施術日があった事が条件となっている所もあるからです。
もちろん毛周期の関係もあって、効果的に継続して脱毛をしていきたいなら、施術方式が同じであれば同じ間隔で通うという目的もあります。サロンの予約自体が取れにくい場合もありますし、カウンセリングした結果、他の所の方がよさそうだと思った場合にも、早め早めに動いておけば選択肢が増えます。カウンセリングだけでも複数のサロンを訪れておき、実際によさそうだと目星をつけた所の一回目の予約が取れた段階で前のサロンの解約をするくらいのタイミングがベターかもしれません。
注意4:中途解約ができるかどうかはカウンセリング時に確認しておく
ほとんどの脱毛サロンで、中途解約に関する注意事項は初回のカウンセリング時に説明してくれます。返金保証がついている所も多いので、しっかり聞いておきましょう。返金される場合は、最大2万円で残り回数分の金額の10%にあたる解約手数料を取られる所がほとんどです。
手数料を差し引いた額が返ってくるとはいえ、残りの金額と乗り換えた場合の契約金額や乗り換え割金額などと合わせて比較し、本当に得になるのかどうかを考えてから乗り換えるようにしましょう。
注意5:契約書や会員カードは捨てない
うっかりなくしやすいものではありますが、前のサロンで結んだ契約書や、作ったカードは必ず保管しておき、乗り換え時に提示できるようにしておきましょう。これがないと、乗り換えであるという証明ができません。稀に自己申告だけで良い所もありますが、ほとんどが必要なのだという事は覚えておきましょう。
これから脱毛を考えている人なら
これから脱毛を考えているなら、コスパや実際の効果はとっても気になるところですよね。そんな方にはこちらの記事もおすすめです。
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